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2017年2月28日 (火)

構造に合わせて

Prevention294 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。新築中の物件でのシロアリ対策です。

この物件の最大の問題点は建物の構造で、パッシブソーラーシステム構造です。そのため、家屋内での薬剤の使用は厳禁です。床下を含めた家屋内で薬剤を使用しようものなら、強制的に室内で薬剤を拡散させるようなものです。そのため、室内側以外での対策を考える必要があります。

個人的な見解としては、構造さえ問題なければシロアリ対策は不要と思います。しかし、お施主さまと設計事務所は何らかのシロアリ対策をして欲しいとのことから対策を実施しました。とはいえ、シロアリの想定活動範囲のうち、要所要所に薬剤の土壌灌注処理を行いました。海外では建物外周全ての土壌に対して灌注処理を行う場合がありますが、高濃度大量処理は土壌汚染の原因です。要所要所だけに処理しても、薬剤の特性を生かせば問題ありません。

とはいえパッシブソーラーシステム構造でのシロアリ対策は、構造が重要です。侵入するとすれば局所的ですので、定期的な点検調査がポイントとなります。

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