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2017年2月14日 (火)

大顎から同定

Identification06 昨日は、窓枠に土のようなものがついているとご相談を頂いた兵庫県内の物件にお伺いしました。

早速現場で状況を調査すると、窓枠の土のようなものが確認されました。この土のようなものは、アメリカカンザイシロアリが糞を固めて作った蟻道のように見えました。その一部を崩し、内部を確認すると、シロアリの活動が確認されました。

上手く職蟻を採取できたことから、大顎を採取し同定を行いました。その結果、アメリカカンザイシロアリの大顎であることがわかりました。

アメリカカンザイシロアリは蟻道を構築しないとされていますが、それは実際の現場をみたことがない学者の意見であり、実際の現場では蟻道を構築することもあるのです。書籍の情報が必ず正しい訳ではなく、ましてやウェブサイトの情報の中には誤った情報が多くあるので、その情報が正しいかきちんと見分ける必要があるのです。

ちなみにこの家屋の室内側では、糞の排出等は見られていないようです。しかし、見えない場所での発生も考えられることから、改めてシロアリ調査を行うこととしました。アメリカカンザイシロアリ対策では見える場所だけでなく、普段見えない場所まできちんと点検調査することが重要です。

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