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2017年2月15日 (水)

ベタ基礎にヒノキの土台

Inspection903 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。この物件では、洋室フローリング面で僅かにシロアリ被害らしきものが確認されているとのことです。

早速床下側から点検調査を行うと、土台に蟻道の構築が確認されました。写真にもある通り、この物件の床下構造はベタ基礎です。

多くのハウスビルダーさんや建築士の先生方は、シロアリ対策としてベタ基礎は絶対的なものとお考えの方がおられるようです。何度もこのブログで紹介していますが、ベタ基礎は、シロアリ対策の手段の一つとして有効な手段ではありますが、絶対的ではありません。侵入する事例も多く見られています。

ちなみに、この物件で用いられている土台はヒノキです。ヒノキもシロアリに対して有効と言われており、それを信じるハウスビルダーさんも多くおられます。確かにヒノキは他の木材に比べて食害を受ける程度は低いものの、シロアリの侵入をシャットアウトする訳ではありません。シロアリはヒノキを食害せず、上部にある食べ易い木材を食害します。

だからと言って、一般的に行われている薬剤大量散布によるシロアリ防除処理をお薦めすることはありません。早期発見すれば、部分的な対応で十分可能です。わざわざ高額な薬剤を処理することは、イエシロアリ地域であれば仕方ない部分があるものの、ヤマトシロアリしか生息していない地域では明らかに過剰なシロアリ対策です。

当社では、定期的なシロアリ調査によって早期発見に努め、シロアリ侵入初期での部分的な薬剤処理で安全を確保したシロアリ対策を提供します。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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