« 流出するシロアリ | トップページ | こんなところにまで »

2017年3月26日 (日)

蟻害ではなく腐朽

Rot03 連日、いつもお世話になっているハウスビルダーさんの物件にお伺いしました。これだけ多くの雨漏れとシロアリ被害が確認された結果、ハウスビルダーさんとお施主さまが相談されて建物全体の調査を行うこととなりました。

とりあえず建物四つ角の通し柱について調査すべく、壁を壊して内部の状態を確認した結果が右の写真です。これを見られたハウスビルダーさんから、腐朽単独の被害なのかシロアリ被害も含まれているのか判断を委ねられました。

この被害はシロアリによるものではなく、腐朽単独の被害です。腐朽だからと言って放置してはいけません。また、腐朽の程度にもよりますが、防腐剤の塗布だけでは不十分な場合もあります。防腐剤は腐朽菌の進行を抑制するものであり、木材の強度を復活させるものではありません。今回の被害はかなり腐朽が進行していますので、木材の入れ替えや補強などの対策が必要です。それらを補完するために防腐剤の処理は有効となるのです。

|

« 流出するシロアリ | トップページ | こんなところにまで »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/200707/65064221

この記事へのトラックバック一覧です: 蟻害ではなく腐朽:

« 流出するシロアリ | トップページ | こんなところにまで »