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2017年3月10日 (金)

増築された部分で

Inspection908 昨日は以前シロアリ駆除でお世話になったお施主さまからの紹介で、大阪府内の物件にお伺いしました。勝手口の枠にシロアリ被害と生息が確認されたことから、シロアリ調査でお伺いした次第です

右の写真がその被害の様子で、現時点ではシロアリの姿は確認されていません。この物件の築年数は結構年数が経過していますが、増築が2度行われています。今回被害が確認されたのは、最も新しく増築された部分です。

この増築部分には、床下点検口がないという致命的な欠陥があります。増築した業者には、床下の管理を行う意識が欠落しており、当たり前にしなければいけないことができていないということになります。基礎にコンクリートブロックが使われており、隙間だらけでシロアリに侵入して下さいと言わんばかりの構造です。

とは言え、床下換気口から確認できる範囲にはシロアリ侵入の形跡はなく、部分的な駆除処理で十分対応可能と判断されました。なお、最も古い建物の床下についてシロアリ調査を行った結果、床下地面に群飛孔が確認された他、地面に放置された木片にシロアリ被害が確認されました。この程度であれば床下全体の処理の必要性はなく、定期的なシロアリ調査で対応可能と判断されました。

お施主さまの意向としては長期的に建物を保全するのではなく、コスト面を加味したシロアリ対策を希望されており、当社のスタンスと一致するものでした。シロアリ対策は、高額な薬剤全面処理だけでありません。シロアリ駆除とシロアリ調査を組み合わせたシロアリ対策もあるのです。但し、実施可能なシロアリ防除業者は限定的ですので、ご注意下さい。

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