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2017年4月29日 (土)

蟻道を再生させること

Reproduction01 右の写真は、昨日ご紹介したシロアリ駆除の現場で撮影した1枚です。布基礎面に、シロアリが構築した蟻道が地面から土台にかけて伸びています。

シロアリ調査の段階で、蟻道の一部を壊して生息確認を行っています。その際、重要なのは蟻道の壊し方です。

安易に蟻道を壊すと、シロアリは蟻道を再構築することなく、放棄していまいます。そうなると、薬剤処理をしてもコロニー(巣系集団)を駆除することができません。コロニーの駆除ができていない場合、薬剤処理ができなかった場所などから再侵入するケースもあるのです。

シロアリのコロニーを駆除する場合、集団の動きを利用して薬剤処理します。薬剤特性などを考慮して処理を行うと、コロニーが上手く駆除できるのです。すると、必要以上の薬剤も必要なく、無駄な薬剤を使うこともありません。

薬剤の大量散布では、概ねコロニーの駆除は困難です。コロニーの中枢へ薬剤が届く前に、忌避して逃亡します。駆除を掲げながら、本当に駆除できているのは一握りのシロアリ技術者がいるシロアリ防除業者だけですので、ご注意下さい。

シロアリ駆除は、シロアリ調査の段階から始まっています。きちんシロアリ調査できることが、きちんとシロアリ駆除ができることに繋がっているのです。

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