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2017年4月12日 (水)

保護色

Inspection910 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、兵庫県内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。

この物件は築100年を超える古民家で、現在リフォームのため一部解体工事中です。概ね床板の撤去が終わったことから、シロアリ調査を実施し具体的なシロアリ対策の立案が今回の目的です。

既に建築士の先生の調査で、複数のシロアリ被害や蟻道の構築が確認されているとのことです。それらを含め小員がシロアリ調査を行った結果、建築士の先生が気付かれなかったシロアリ被害や蟻道の構築を確認することができました。その1例が右の写真で、基礎面に蟻道の構築が確認されています。

蟻道が基礎面の色と異なる場合は見易いのですが、まるで保護色のような蟻道もあります。なかなか慣れないと、これら保護色に近い色をした蟻道はとても見難いのです。ちなみにこの蟻道を非破壊シロアリ探知機で調査すると、シロアリの活動が探知されました。古民家だから既にシロアリは放棄していると考えてはいけません。きちんと調査し、その結果からどのような対策が有効かを考える必要があります。当然ですがこの後どのような構造になるのかも重要ですので、お施主さまや建築士の先生、工務店さんと打合せを行い、より効果的なシロアリ対策を立案したいと思います。

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