« 梁から垂れ下がる蟻道 | トップページ | 発生想定ポイント »

2017年4月24日 (月)

蓄積したデータから見えるもの

Lyctidae345 右の写真は、先日アフリカヒラタキクイムシ対策としてライトトラップを設置している物件から回収した捕虫紙です。

写真の赤い部分は、正の走光性により誘引捕獲されたアフリカヒラタキクイムシです。写真の黒い部分は、天敵であるシロオビカッコウムシです。

シロオビカッコウムシの生態については研究者が少なく、よくわかっていないことが多い昆虫です。シロオビカッコウムシはヒラタキクイムシ類を捕食することから、シロオビカッコウムシの生息はヒラタキクイムシ生息数の減が期待されるものと考えていました。

しかしこの物件ではこの捕獲数の傾向が続いており、アフリカヒラタキクイムシの捕獲数はなかなか減りません。在来種よりも繁殖数が多く、繁殖力が強いため捕食が追い付かない可能性もあります。天敵で防除できるかと期待したのですが、あくまで抑制程度であり過度の期待は禁物のようです。

|

« 梁から垂れ下がる蟻道 | トップページ | 発生想定ポイント »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/200707/65192040

この記事へのトラックバック一覧です: 蓄積したデータから見えるもの:

« 梁から垂れ下がる蟻道 | トップページ | 発生想定ポイント »