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2017年4月10日 (月)

補虫紙検定

Lyctidae342 昨日は、前日までのアフリカヒラタキクイムシ対策でのライトトラップの捕虫紙検定を行いました。

ライトトラップの設置は小屋裏及び天井裏で設置していますが、室内側では目視で対応できるため壁内等見えない場所での発生を把握するために設置しています。

対策を始めて7年が経過、築10年以上の物件ですが、まだアフリカヒラタキクイムシの捕獲が確認されています。室内側での被害は確認されていませんので、壁内等で発生していることとなります。

モニタリングを行っている中では、きちんとした対策を施すと経過に伴い減少傾向となるのが一般的です。しかし、室内側では被害が確認されていないにも関わらず、増加する場合があります。壁内にある生息箇所で増殖していることを表しており、何も対策をしないと大きな再発につながります。

一番誤解されている点は、新しい木材しか発生しないと思われている点です。木材が古くなるとヒラタキクイムシ類の餌となるでんぷん質が変性すると考えられていますが、10年程度では変性しません。実際に15年以上経過した物件でも、未だに大量発生しているのです。いずれにしてもきちんとモニタリングを実施した上で、最適な対策を講ずることが重要です。モニタリングを実施せず、駆除完了したと判断することほど怖いものはないのです。

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