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2017年4月27日 (木)

今年最初の

Lyctidae346 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。フローリングから、木粉の堆積が確認されている物件で発生しているのは、外来種のアフリカヒラタキクイムシです。

この物件では、昨年のこの時期に初めて木粉の堆積が確認されました。虫体採取、同定した結果、アフリカヒラタキクイムシであることを確認しました。被害が拡大する前にフローリングの全面撤去をお薦めしましたが、ハウスビルダーさんは部分撤去で対応することとなりました。

その後、晩秋から初冬までコンスタントに、木粉の堆積が確認されました。その都度、薬剤注入を繰り返していますが、あくまで対処療法であり根治までは相当時間を要するものと考えられます。

ちなみにこの事例での問題点は、国産無垢のフローリングからアフリカヒラタキクイムシが発生している点です。これは、国内流通段階で輸入木材から発生したアフリカヒラタキクイムシが産卵したものと考えれます。こうなると手の打ちようがなく、輸入段階での対策が必要であると考えれますが、実際には難しいでしょう。

アフリカヒラタキクイムシが発生している物件で、市販の殺虫スプレーを注入するだけで対応可能と安易に考えられる事例を多く見受けます。これは大きな間違いで、初期対応を失敗すれば大きな被害に繋がるため、ご注意下さい。

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