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2017年6月13日 (火)

1本の蟻道から

Inspection933 昨日は、5月上旬に羽アリが発生したとご連絡を頂いた滋賀県内の物件に、シロアリ調査でお伺いしました。

羽アリの発生した箇所は窓枠で、初見で窓枠上部までシロアリ被害が確認されています。床下側からの点検調査では、当該箇所の基礎面に蟻道の構築とヤマトシロアリの活動が確認されました。

窓枠上部にまで被害が広がっていたものの、侵入経路はこの1本の蟻道だけです。床下の状態を観察すると、土台などの床組は殆ど被害はありません。築年数はある程度経過しているため、薬剤処理の影響というよりも木材の質により食害していないものと考えられました。

一般的なシロアリ防除業者がこの床下を調査した場合、薬剤の全面処理を勧めます。しかし被害は部分的であり、被害が確認された以外の箇所ではシロアリが侵入しそうな兆候すらありません。そのため全面処理の必要はなく、部分駆除でのシロアリ対策は可能です。その場合は、きちんとコロニーを駆除することが重要です。

シロアリ予防をしないと再侵入するのではないかと言われる場合もありますが、経験上コロニーをきちんと駆除すればそうそう侵入するものではありません。シロアリ侵入の不安があれば、定期的な点検調査で対応可能です。

当社では薬剤の全面処理はお薦めしていません。必要なシロアリ対策のみ提案するのが、当社のポリシーです。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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