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2017年7月12日 (水)

古民家でも

Inspection943 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。これから改修計画を立てる前に、床下状況調査の一環としてシロアリ調査のご依頼を頂いた次第です。

古民家は年数が経過しているため、シロアリ被害は確認されます。ポイントはそのシロアリ被害が新しいのか古いのか、現在生息しているのかしていないのか、生息していない場合今後侵入する可能性があるのか同かをきちんと見極める必要があります。

早速床下側から点検調査を行った結果、広範囲にシロアリ被害が確認されました。一部ではシロアリ防除処理も行われた形跡がありましたが、シロアリの侵入及び生息も多数確認されました。写真の部位はその一部で、束石に形成された蟻道の一部を壊したところです。活動中のヤマトシロアリが確認されるとともに、周辺には羽アリが落とした翅が多数確認されました。比較的新しいものであることから、今年群飛したものと判断されました。

羽アリが発生した箇所は、当該床組部分からの発生ではありません。この周辺に空中蟻道の群飛孔が多数確認されています。空中蟻道の数からすると、数年前から相当数発生しているようです。

これは過去に行われた、薬剤大量散布によるシロアリ防除処理が影響しているものと考えられます。コロニーを意識したシロアリ駆除が行われなかったことにより、再侵入や新たな発生を誘発しているものと考えられました。

シロアリ対策の基本はシロアリ駆除であり、コロニーを意識した処理を行わないとシロアリ駆除はできません。薬剤を大量に散布しただけでは、シロアリのコロニーの駆除はできないのです。当社では、シロアリ駆除をベースとしたシロアリ対策を実施しています。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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