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2017年9月30日 (土)

在来工法の浴室

リフォームにより確認されたシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。リフォーム中の浴室で、シロアリの被害と活動が確認されたとのことです。

このハウスビルダーさんではこれまでの経験と当社からの助言により、在来工法の浴室をリフォームする際、シロアリ対策を実施することとなっています。解体中にシロアリが確認されれば駆除を意識した処理を、シロアリが確認されなかった場合には侵入防止処理を実施しています。

今回の生息と被害は、床下側から調査すると浴室基礎面に蟻道の構築が確認されなかったことから、浴室基礎内側からの侵入と考えられました。既に浴室には土間コンクリートが打設せれていたので、シロアリ駆除処理では土間コンクリート下の土壌中にコロニーがあると想定して処理を行いました。

シロアリ対策は、現場の状況に応じて臨機応変に対応しなければなりません。同じ構造の物件であっても建っている場所が異なれば、シロアリの侵入パターンや活動範囲は異なります。それを無分別でマニュアル施工するのはナンセンスであり、無駄に薬剤を使用する要因となります。

当社では、シロアリ調査により具体的なシロアリ対策を提案をしますが、薬剤の大量散布に頼ることはありません。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年9月29日 (金)

粘着式ローラー

ダニ類生息状況調査 昨日は継続的に対応している兵庫県内の宿泊・レクレーション施設にお伺いしました。この施設では基本的にIPMで管理を行っています。

IPM管理では6ヶ月以内ごとに1回、定期に統一的に調査を実施し、当該調査の結果に基づき発生を防止するため必要な措置を講ずることとなっており、発生のし易い場所では2ヶ月に1回、その生息状況等を調査し、必要に応じ、発生を防止するための措置を講ずることとなっています。この施設では、メインとなる害虫はゴキブリですが、クライアントの要望からダニの調査を行っています。

本格的なダニの調査を行う場合、電気掃除機に調査用集塵袋を取り付け採塵し、その塵中のダニを調べます。しかしこの方法では時間と労力を要するため、粘着式ローラーで採取し、顕微鏡による調査を採用しています。

この調査で多く採取されるコナダニ類やヒョウヒダニ類は、体長が小さく透明なので見難いのですが、刺咬性のダニを対象とした調査ですので実体顕微鏡クラスで対応は可能です。きちんと生息状況を調査した上で対策を立てる必要があり、これもIPMの一つです。

当社では害虫対策をIPMの手法で害虫対策を行っておりますので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2017年9月28日 (木)

浴室で発生した羽アリ

浴室で発生した羽アリ 右の写真は、先日浴室から羽アリが発生したとご連絡を頂いた物件から採取した羽アリです。この物件は、10年以上前にシロアリ駆除処理を実施した物件で、その後定期的な点検調査を実施しています。

この物件では初夏にも浴室で羽アリが発生し、調査にお伺いしています。その際発生した羽アリは、トビイロケアリの羽アリで駆除処理を実施しています。

今回発生した羽アリを同定した結果、オオハリアリの羽アリでした。肉食性の本種は、シロアリの天敵として知られている種です。名前の通り腹部に針を持ち、毒針であるため刺されると痛い種類です。

浴室内で徘徊している可能性も考えられるため、出入りしている付近をご確認頂くようお願いをしました。活動範囲を把握した上で処理範囲を確認するのが目的です。

クロアリも問題となる種が多いため、防除対象となるケースが多くなっています。シロアリ対策と同様に、必要最小限の薬剤量で行います。クロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年9月27日 (水)

しつこく続く被害

しつこく続く被害 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。昨年から、在来種のヒラタキクイムシ対策を実施している物件です。7月に全く別の場所で成虫脱出孔と木粉の堆積が確認されたのですが、今回も新しく成虫脱出孔と木粉の堆積が確認されたとのことから、お伺いした次第です。

今回確認された成虫脱出孔は、昨年発生の確認されたフローリングですが、これまでの成虫脱出孔と離れた箇所での発生です。

お施主さまは木粉の堆積が気になるため、成虫脱出孔にセロハンテープを貼り付けられたそうですが、セロハンテープに孔をあけられたとのことです。残念ながらセロハンテープ程度であれば、ヒラタキクイムシ成虫は十分穿孔可能です。ヒラタキクイムシに対しては、より効果的な対策を実施する必要があります。

ヒラタキクイムシ類の駆除について、安易に紹介されているウェブサイトやホームページがあります。あまりにも無責任で、年月が経過するほど被害が甚大となるケースが多いのです。ヒラタキクイムシの種類が違えば駆除方法も異なりますし、建築材料や発生木材の種類によっても駆除方法は異なるのです。

ヒラタキクイムシの再発を防ぐ方法は、現状ありません。どこまで駆除を完璧にできるかがポイントなのです。当社では、ヒラタキクイムシ駆除のご相談を承っておりますが、現地調査の実施が必須です。なお、現地調査は有料となっておりますので、阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照のうえ、お問合せ下さい。

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2017年9月26日 (火)

被害部注入処理

被害部注入処理 昨日はシロアリ駆除処理のため、滋賀県内の物件にお伺いしました。5月に窓枠周辺から羽アリが発生したため、お伺いしてシロアリ調査を実施しています。

羽アリの発生した床下側基礎面に蟻道の構築と、シロアリの活動が確認されました。その他の床下でもシロアリ被害が確認されていますが、こちらは便所基礎の内側から侵入しており、基礎面に蟻道の構築は確認されませんでした。

被害は比較的限定的であり、お施主さまのご要望もあり、生息箇所や被害箇所のみ薬剤注入処理を実施しています。

今回羽アリの発生した窓枠周辺の床下部では、蟻道の構築は確認されているものの、土台などに床組には殆ど被害がなく、床上部の窓枠に被害が確認されましたが、窓枠下部の窓台に被害はなく、上部のまぐさに被害が確認され、お施主さまからの聞き取り調査でも当該箇所から羽アリは発生しています。

少し変わった被害の出方の要因となったのは、以前にこの物件ではシロアリ駆除予防処理が行われていることと考えられました。使用された薬剤はピレスロイド系化合物を用いたマイクロカプセル剤だったことと、きちんとしたシロアリ駆除処理が行われていなかったことが原因と考えられました。シロアリ駆除に対して正しい知識と技術があれば、コロニーの駆除が実施され、このようなことにならなかったと考えられました。

当社のシロアリ対策はシロアリ駆除が基本であり、無駄な費用と薬剤曝露リスクの向上する薬剤大量散布のシロアリ防除処理はお薦めしていません。薬剤大量散布を希望される方は、他のシロアリ防除業者にお問い合わせ下さい。当社では安全に対して配慮し、必要最小限の薬剤量でシロアリ対策を行います。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年9月25日 (月)

確認しながら

被害部薬剤注入処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、奈良県内の物件にお伺いしました。5月にヤマトシロアリの羽アリが発生し、シロアリ調査済みの物件です。駆除の環境が整ったことから、駆除処理でお伺いしました。

問題はこの物件で構造で、少しややこしい構造となっています。建物本体はパッシブソーラーシステム構造ですが、羽アリの発生した部分はサンルームテラス部分でパッシブソーラーシステム構造でない部分です。床下はベタ基礎構造ですが、ねこ土台(基礎パッキン工法)による換気などはなく、床下高も殆どありません。

シロアリの侵入経路ですが、非破壊シロアリ探知機を用いた事前のシロアリ調査結果から、2系統が確認されました。1つは基礎面と化粧モルタルの隙間からの侵入、もう1つは毛玄関ポーチコンクリート接合部からに侵入です。処理は被害部から侵入経路にかけて処理し、コロニーの駆除を意識して実施しました。

薬剤を注入した際も非破壊シロアリ探知機を用いて動きを確認しながら、想定通りの処理を行うことができました。少し多めとはなりましたが、2リットルの施工液を使用しました。

シロアリ駆除は何十リットル、何百リットルも薬剤をするものではなく、必要最小限で処理するのがプロの仕事です。当社では、シロアリ駆除をベースとしたシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年9月24日 (日)

シロアリ被害箇所から

オオハリアリ羽アリ発生箇所 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、京都府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。店舗内木材から羽アリが発生したとのことですが、発生箇所がシロアリの被害を受けているのではないかとのことでした。

早速現場で調査を行うと羽アリ発生箇所は地面に近い場所で、木材にシロアリ被害が確認されました。被害箇所から発生した羽アリの死骸を捕獲頂いていたので種類の同定を行った結果、オオハリアリの羽アリでした。

オオハリアリは肉食性のあり、シロアリの天敵として知られています。シロアリ被害部に侵入し、シロアリを捕獲して餌としているのです。ここで注意が必要なのは、天敵のオオハリアリによってシロアリが完全駆逐されるケースは少ないということです。シロアリは蟻道を構築することで、オオハリアリの侵入を防ぎ被害を最小限に努め、侵入を防いでいる間にシロアリは逃亡します。決して駆逐された訳ではなく、蟻道という壁を隔てて生息しているケースもあるのです。

もう一つ注意が必要なのは、オオハリアリ自身です。オオハリアリの腹部には毒針があるため、人を刺すケースがありますが、刺されると相当痛いため注意が必要です。

いずれにしてもオオハリアリは駆除することが望ましく、必要に応じてシロアリ対策も必要です。オオハリアリが駆除されることにより、シロアリが再侵入するため適切な対策が望ましいと考えます。当社ではオオハリアリなどのクロアリ調査、駆除、対策を実施しています。お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年9月23日 (土)

発生源対策

発生源対策 昨日は蚊の対策で兵庫県内の物件にお伺いしました。昨年実施した対策が好評で、今年も継続して対策を実施しているマンションです。

蚊の対策で重要なのは、幼虫の生息域対策です。水たまりがあると、蚊の成虫が産卵し、ボウフラが湧きます。水たまりのある場所を調査し、薬剤処理することが重要です。

この物件では、立体駐車場内には排水ピットと地下防火水槽、敷地内には多くの雨水桝や排水桝があり、これらが処理ポイントとなります。毎月薬剤処理を実施しており、蚊の活性が非常に高くなる時期であり効果の持続性が心配でしたが、今回処理中には咬まれませんでした。当社事務所にある駐車場では周辺に発生源があり、先日はわずか1分程で5箇所も咬まれました。きちんとした対策を実施すれば、問題のないレベルに発生を抑えることができるのです。

蚊対策では幼虫生息域対策を行うことで、成虫の発生源対策にもなるのです。蚊対策は一度の処理で完了する訳ではなく、定期的な対策が必要です。モニタリングや聞き取り調査で、今後の発生状況に合わせて処理を行う予定です。

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2017年9月22日 (金)

新たな場所から

アフリカヒラタキクイムシの成虫脱出孔と堆積するフラス 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの兵庫県内の物件にお伺いしました。昨年から対策を実施している、アフリカヒラタキクイムシの発生が確認されている物件です。

この物件では、昨年の春に木粉の堆積が確認されました。具体的対策を始めたのが初夏で、以降コンスタントに木粉の堆積が確認されています。今年は春先からコンスタントに木粉の堆積が確認されていましたが、初夏にはあまり発生がなく、秋の気配が感じられるこの季節になり、広範囲に木粉の堆積が確認されました。

これまでに経験してきたアフリカヒラタキクイムシ被害ですが、初年度よりも2年目や3年目の方が大きくなる傾向にあります。今回の事例も同様な傾向にあり、今年や来年にかけてまだまだ被害の拡大が続くものと考えられます。

それでもきちんと対処しないと虫孔が何百、何千とあいてきますので注意が必要です。被害が軽微な物件もありますが、これは木材の質がポイントです。でんぷん質を多く含む樹種ほど、被害は甚大となります。

ハウスビルダーさんの意向もあり、対処療法しかできないのが現状です。食害速度が速く、繁殖力の大きいアフリカヒラタキクイムシは、初期対応が重要です。アフリカヒラタキクイムシは在来種と生態が異なりますので、まず同定が先決です。その後は、被害状況や生息状況から具体的対策を立案します。ヒラタキクイムシ類の同定、現地調査は有料となります。お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年9月21日 (木)

屋外からの侵入と

想定侵入経路への薬剤処理 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。この物件はサクラアリの羽アリが発生し、駆除処理を行っている物件です。

今回のご相談はゴキブリで、死骸を一度送付頂ていますが、確認されているのはクロゴキブリです。お施主さまからの聞き取り調査では、浴室や洗面でよく見掛けるとのことです。

早速現場で調査を行うと、外部侵入と内部で産卵孵化している可能性が考えられました。外部侵入に対しては侵入経路への薬剤処理を、内部繁殖についてはベイト剤の施工を実施しました。これで少しの間様子を見て貰うこととしましたが、周辺環境を確認すると高い確率で外部侵入しているようです。

外部侵入については限界がありますので、建築士の先生にもご協力を頂き物理的な対策を考えることとなりました。但し、今回の調査と施工で最も重要と感じたのは、環境対策です。ゴキブリの生息し難い環境をつくる、即ち整理整頓清潔清掃の4Sをどれだけ徹底できるかですが、これが実は一番難しいかもしれません。

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2017年9月20日 (水)

5月中旬に発生した羽アリ

被害材内部で確認されたアメリカカンザイシロアリの糞 昨日はシロアリ調査で、兵庫県内の物件にお伺いしました。5月中旬に羽アリが発生した物件で、砂粒状のものが堆積されるので、アメリカカンザイシロアリではないかとお問い合わせ頂いた次第です。

早速現場で被害部を調査すると、被害材内部に砂状の糞が確認されました。糞を持ち帰り生物顕微鏡で確認した結果、アメリカカンザイシロアリの糞であることが確認されました。

非破壊シロアリ探知機を用いて調査した結果、被害部周辺のみの生息でした。被害部から薬剤注入し、被害部の広さを確認しながら処理を行いました。

この地域はアメリカカンザイシロアリの生息が確認されていますので、調査段階でほぼアメリカカンザイシロアリであると考えられましたが、同種の西インドカンザイシロアリの可能性もあるため、簡単にアメリカカンザイシロアリと判断してはいけません。

また、被害は当該箇所のみと思い込んではいけません。生態を考慮し、どのような侵入経路で入ってくるのかを考えて調査及び駆除を繰り返す必要があります。当社ではアメリカカンザイシロアリ対策を行っています。アメリカカンザイシロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年9月19日 (火)

リフォーム終了後に発生した甲虫

確認されたのはジンサンシバンムシ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。先日リフォームが完了した物件で、天井付近にヒラタキクイムシのような虫が飛んでいるとのことです。

現場にお伺いし採取して頂いていた虫体を確認した結果、シバンムシ類であることがわかりました。事務所に持ち帰り生物顕微鏡で同定した結果、触覚の形状からジンサンシバンムシでした。

ジンサンシバンムシは小麦粉や乾燥麺類などの乾燥貯蔵食品を食害しますが、ドライフラワーやペット用固形飼料など多岐に渡って食害します。

現場では虫孔も確認されなかったことや和室が設けられていないことから、発生源を持ち込んだものと考えられました。害虫が発生すると、直ぐに薬剤散布と考える方や防除業者がありますが、先ずは害虫の同定を行い発生状況など調査を実施した上で対策を考えることが重要です。

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2017年9月18日 (月)

在来種

ヒラタキクイムシ虫孔 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。先日調査済みの物件で、在来種のヒラタキクイムシの虫孔とフラス(糞)の堆積が確認されています。

虫孔の傾向としては、数は多いものの限定的であるため、被害としては軽微なものと判断されました。

お施主さまとハウスビルダーさんの意向から、撤去を伴わないヒラタキクイムシ対策をご希望されたことから、物理的対策と化学的対策を組み合わせて実施させて頂きました。

在来種は概ね被害が軽微となる傾向がありますが、過信は禁物です。でんぷん質を多く含む広葉樹系木材を使用すると、被害は大きくなります。幸い、今回のフローリングはでんぷん質が比較的低い部類の木材であったと考えられます。

今回対策を実施させて頂きましたが、あくまで今回の対策は対処療法です。現時点で確認されていない箇所から虫孔が確認する場合がある旨を説明し、今後発生が確認された場合再度対策を実施しなければならないことをご説明させて頂きました。ヒラタキクイムシ対策に完璧な対策はありません。調査を実施し、状況に応じた対策を考えることが重要です。

当社ではヒラタキクイムシ対策を行っていますが、現地調査を実施していない段階では具体的な対策はご提示できません。現地調査につきましては有料となっておりますので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照ください。

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2017年9月17日 (日)

成虫脱出孔

成虫脱出孔だけでは種類の同定はできません 昨日は住宅管理会社さんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。昨年ヒラタキクイムシ対策でお伺したマンションです。

この物件では、壁のラワン合板に小さな穴が確認されました。調査結果から、在来種のヒラタキクイムシで、被害部の撤去や薬剤処理など複合的な対処をしています。今回入居者さまが退去された際、冷蔵庫裏の壁で成虫脱出孔が確認されたとのことです。再度生息しているヒラタキクイムシを調査した結果、今回も在来種でした。

外来種のアフリカヒラタキクイムシと比べ、在来種のヒラタキクイムシの被害は軽微な傾向にあります。但し、樹種によっては被害が大きくなるので注意が必要です。

当社ではヒラタキクイムシ対策を行っていますが、現地調査を実施していない段階では具体的な対策はご提示できません。現地調査につきましては有料となっておりますので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照ください。

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2017年9月16日 (土)

生息部注入処理

生息部注入処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。5月に羽アリが発生したため、シロアリ調査を実施した物件です。

この物件は、数年前にリフォームを実施しているとのことです。その際にはシロアリ被害は部分的にあったものの、シロアリの生息がなかったことから、何も対策をせずリフォームを進行させたとのことです。

ところがリフォームから数年が経過したところで、床面の巾木の隙間から羽アリが発生したとのことです。ヤマトシロアリの羽アリが飛来して営巣し、巣が成熟して羽アリを出すまでには相当時間がかかります。リフォーム後数年で羽アリが出るケースは、地中にコロニーがありそこが発生源のなる場合です。即ちリフォーム時には既に地中のコロニーがあったことを示しているのです。

シロアリ被害があったものの、シロアリが生息していないケースは多々あります。中には目視範囲内に確認できないだけで、被害部の奥で活動する事例は多いのです。ちなみにこのハウスビルダーさんでは、数年前にも同様のケースがあったことからリフォーム時には事前のシロアリ調査を実施しています。

今回はシロアリ駆除処理と併せて、お施主さまのご希望により侵入防止処理を実施しています。シロアリ駆除処理については必要最小限の薬剤で処理を行っていますが、侵入防止処理も一般的な薬剤大量散布ではなく、こちらも処理箇所を限定し必要最小限の処理を行っています。当然ですが、駆除で使用する薬剤と侵入防止処理で使用する薬剤は異なり、規定通りの濃度では処理せず安全性に配慮した処理を行っています。

当社ではシロアリ駆除を基本としたシロアリ対策を実施していますが、ご要望により侵入防止処理も行います。但し、お住まいの方の安全に配慮した処理をお薦めしています。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年9月15日 (金)

住宅医スクール2017東京

住宅医スクール2017東京 昨日は一般社団法人住宅医協会主催の住宅医スクール2016東京の講義で講師を務めさせて頂きました。

ご依頼頂いた講義内容は『防蟻対策の実務-シロアリ駆除と予防法の実例』です。聴講される方は、建築士の先生や工務店さんなど現場でシロアリを見る機会のある方々です。そのため、シロアリの生態についてはいろいろと勉強されておられるようですが、実際の現場でシロアリがどのように動くのかなど、現場ベースでのシロアリ生態の話しをさせて頂きました。

また、シロアリ被害現場写真をメインに、シロアリ防除がどのように行われるのかをご紹介しました。シロアリ駆除については、一般的に行われている薬剤大量散布による駆除と予防の同時施工と、シロアリフォーラムメンバーらが行っているピンスポットでの駆除をご紹介させて頂きました。

これまで聞いてきたシロアリの生態など、実際の現場では全く異なっていることなど説明が広範囲となり、結果的に1時間半の講義の中で説明できませんでした。しかも、質疑応答の時間が取れなかったことなど、次回以降の課題にしたいと思います。

毎年聴講頂く方は変わりますが、いつも皆さん熱心に聴講頂いています。講義する側としては、こんなに嬉しいこうとありません。今後も更に精進し、中身のある講義にしていきたいと思います。当社では、シロアリに関するセミナーを行っておりますので、お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年9月14日 (木)

薬剤処理

薬剤処理 昨日は継続的に対応している兵庫県内の宿泊・レクレーション施設にお伺いしました。この施設では基本的にIPMで管理を行っています。

IPM管理では6ヶ月以内ごとに1回、定期に統一的に調査を実施し、当該調査の結果に基づき発生を防止するため必要な措置を講ずることとなっており、発生のし易い場所では2ヶ月に1回、その生息状況等を調査し、必要に応じ、発生を防止するための措置を講ずることとなっています。

施設管理者の方と相談し、当該施設では発生のし易い場所について、2ヶ月毎に薬剤処理を行っています。処理については生息するであろう箇所へ、可能な限り薬剤量を減らして処理を行っています。

前回、森林性のゴキブリであるモリチャバネゴキブリが確認されたとのことでしたが、1回の目撃情報だけで、以降目撃情報はないとのことでした。前回は、目撃事例があったため処理範囲を少し範囲を広げて薬剤処理を行いましたが、今回は必要最小限の通常範囲へと戻しました。当社では害虫対策をIPMの手法で害虫対策を行っておりますので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2017年9月13日 (水)

新たな成虫脱出孔

成虫脱出孔から排出するフラス 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。昨年から対策を実施している、アフリカヒラタキクイムシの発生が確認されている物件です。

この物件では、昨年の春に木粉の堆積が確認されました。具体的対策を始めたのが初夏で、以降コンスタントに木粉の堆積が確認されています。今年は春先からコンスタントに木粉の堆積が確認されていましたが、初夏にはあまり発生がなく、盆期間中の旅行の間に複数の箇所で木粉の堆積が確認され、今週に入りまた広範囲に木粉の堆積が確認されました。

今回の発生の特徴は、これまでに何度か発生の確認された箇所からの発生でした。薬剤を成虫脱出孔から注入すると、その答えがわかりました。隣接する成虫脱出孔から薬剤は流出せず、フローリングの隙間から薬剤が流出しました。内部で食害孔が繋がっていないものの、フローリングと下地合板の間に隙間がある証拠です。見た目の成虫脱出孔の数にとらわれては駄目で、フローリングの裏にも成虫脱出孔があると考えるべきです。実際にフローリングを撤去した際、フローリングの裏面に成虫脱出孔を見るケースは非常に多いのです。それらを加味した上で、対策を行う必要があります。

ハウスビルダーさんの意向もあり、対処療法しかできないのが現状です。食害速度が速く、繁殖力の大きいアフリカヒラタキクイムシは、初期対応が重要です。アフリカヒラタキクイムシは在来種と生態が異なりますので、まず同定が先決です。その後は、被害状況や生息状況から具体的対策を立案します。ヒラタキクイムシ類の同定、現地調査は有料となります。お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年9月12日 (火)

侵入防止処理

リフォーム時侵入防止処理 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。リフォーム中の古民家ですが、リフォーム前には広範囲にシロアリの生息と被害が確認されていました。

事前のシロアリ調査でシロアリの生息範囲があまりにも広範囲であったことから、リフォーム前に駆除処理を実施しています。駆除処理からリフォームまで設計に時間を要しましたが、やっとリフォームが進行し、今回侵入防止処理でお伺いしました。

当初、床下は土が露出した状態で、当初計画も露地でしたが、最終計画で土間コンクリートを打設することとなりました。土間コンクリートはシロアリが侵入し難そうな構造に見えますが、基礎と土間コンクリートの接点部分にクラック(ひび割れ)が入り、そこがシロアリの侵入経路となります。今回はそれらクラックの入りそうな箇所に薬剤処理を施しました。また構造上問題のある箇所については、少し特殊な処理を施しました。

リフォーム時は、最も効率のよいシロアリ対策を施すチャンスです。単に規定通り薬剤処理を施すのではなく、建物の構造と相談しながら、より良い対策を施すことが必須です。そのためには、リフォームの設計段階からシロアリ対策上必要な助言をすることも重要です。当社ではリフォーム時のシロアリ対策や相談を受け賜わっています。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年9月11日 (月)

駆除完了

餓死したイエシロアリ兵蟻 昨日は大阪府内の物件にお伺いしました。ブリングシステムを、継続して実施しているイエシロアリ案件です

設置からまもなく2箇月を迎えようとした今回の点検調査ですが、ブリングシステム内のイエシロアリに変化が見られました。イエシロアリ兵蟻も干からびて乾燥状態にありました。職蟻から餌や水が貰えなくなったため、このような状態となりました。

兵蟻は職蟻から餌を貰いますが、職蟻がいなくなった結果、兵蟻も餓死し駆除完了となった次第です。

ブリングシステムはこれまでのベイトシステムと異なり、能動的なシステムです。イエシロアリの生態を考慮されたシステムで秀逸です。設置から2ヶ月も要さないうちに、駆除完了となりました。但しどんな秀逸なシステムであっても、誤った使い方では性能を発揮することができません。

ベイトシステムは、そのイエシロアリの生態を利用したシステムです。そのため、イエシロアリの生態を理解することが非常に重要であり、当社ではイエシロアリの飼育及び観察、薬剤試験を行っています。イエシロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年9月10日 (日)

厄介な構造

シロアリの動きを探知する非破壊シロアリ探知機 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。店舗内のドア枠にシロアリ被害と生息が確認されているとのことから、シロアリ調査でお伺いしました。

早速現場を確認するとドア枠には、比較的大きなシロアリ被害が確認されました。非破壊シロアリ探知機を用いて調査を行った結果、僅かにシロアリの活動を探知しました。市販の殺虫スプレーを大量に撒かれたようですが、活性の高さが勝っており活動しているシロアリが居るようです。

問題は当該箇所の構造で、このドア枠の手前までは床下があり、過去のリフォームによって土間コンクリートが打設されています。その床下部分の基礎面に蟻道の構築もなければ、最も近い土台部分にも被害がありません。このドア枠のあった部分は以前タイルがあり、床下のない逆ベタ基礎のような構造なのです。考えられる侵入経路としては、タイル目地の隙間からと考えられました。

いずれにしても被害部は当該箇所だけですので、駆除処理だけで十分対応可能です。不必要なシロアリ予防処理は、薬剤曝露リスクを向上させるとともに費用も高額になるため無駄が多いのです。当社ではシロアリ調査により、シロアリ駆除をベースとしたシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年9月 9日 (土)

小屋裏の足音

天井裏で確認されたイタチの糞 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。天井裏で小動物の足音がするとのことから、調査のためお伺いした次第です。

早速天井点検口から天井裏を調査すると、断熱材の上に大量の糞が確認されました。足跡を確認した結果、侵入はイタチでした。

イタチ対策の基本は、侵入防止です。イタチの雄は狩猟動物ですので、狩猟免許を保有し、登録していれば、捕獲狩猟は可能です。捕獲するだけでその後安全な場所へ放獣するのであれば捕獲は可能ですが、何匹捕獲されるかわかりません。それよりも侵入を防止する方が効率的です。

侵入経路を調査した結果、概ね侵入経路が判明しましたので、ハウスビルダーさんに閉塞して頂く予定です。その後、確認作業を行ったあと、殺虫殺菌作業を実施する予定です。

イタチや地域猫(野良猫)で最近問題となっているのは、マダニです。SFTS(重症熱性血小板減少症候群)を有するマダニが寄生している可能性があるため、十分注意が必要です。

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2017年9月 8日 (金)

巣に近い場所

被害部から流出するシロアリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。この物件では、5月に浴室から羽アリが発生し、シロアリ調査を実施しており、今回はシロアリ駆除のためお伺いした次第です。

この物件では浴室基礎面に蟻道の構築がなかったことから、浴室基礎内側からの侵入であると判断されました。シロアリ駆除処理としては、浴室土台からの注入処理を行いました。被害部からは薬剤と共に流出するシロアリが確認されました。流出したシロアリを確認すると、この土台が巣と化していたようでした。個人的には、リフォーム予定でこの土台を撤去するのであれば、巣を確保できただけに残念です。

ちなみにこの物件では、当該箇所のみシロアリ駆除処理をしています。シロアリ調査の段階で他の場所ではシロアリ侵入の形跡が見られなかったことから、シロアリ予防処理を行わず定期的な点検調査で対応することとしています。

当社では、シロアリ調査によって必要なシロアリ対策を立案し、不必要な薬剤大量散布は行いません。有料にはなりますが、シロアリ調査で必要な対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年9月 7日 (木)

複数のコロニー

壁内注入処理 昨日はシロアリ駆除のため、滋賀県内の物件にお伺いしました。この物件は、シロアリフォーラムメンバーである仙北シロアリの早坂さん経由でお問合せを頂き、一度シロアリ調査でお伺いしている物件です。

この物件では、2階窓枠周辺から羽アリが発生しました。シロアリ調査の結果、当該窓枠周辺で非破壊シロアリ探知機に反応が得られ、羽アリが壁内を登ったのではなく、当該周辺木部に生息しているものと考えられました。

その他シロアリ調査の結果では、浴室土台でシロアリの生息と被害が確認されました。浴室側からの水漏れが要因の一つと判断されました。その他、別の床下で1本だけ蟻道が確認されたという状況です。

この物件でのシロアリ対策は、部分的なシロアリ駆除で十分と判断しました。一つ一つのコロニーをきちんと駆除すれば問題ありません。過剰なシロアリ対策に費用を掛けるのであれば、屋根や壁などの雨漏れ対策や浴室リフォームに費用を掛けて欲しいからです。家にとって何が重要か、何が優先すべき課題なのか、点検調査結果からきちんと導かれるべきものなのです。

一般的なシロアリ防除業者にかかると、床下全面に薬剤の大量散布を行い、高額な費用が請求されます。下手をすれば、炭などを含めた床下調湿材や床下換気扇を勧めてきます。これは明らかに家に対する費用の掛け方が間違っています。

当社では、高額で過剰なシロアリ対策は提案しません。有料にはなりますが、シロアリ調査で必要な対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年9月 6日 (水)

安易な対策と放置がもたらすもの

勝手口で確認された蟻道 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。今年の5月に勝手口で羽アリが確認されたとのことから、シロアリ調査でお伺いしました。

早速現場でお施主さまからの聞き取り調査を行った結果、数年前にも羽アリが出たとのこと。その際は、市販されているシロアリ用殺虫スプレーを噴霧、その後は出ていなかったとのこと。今年の5月にまた羽アリが出たので、また侵入したと思い同じ殺虫スプレーを噴霧したものの、不安になりハウスビルダーさんに相談された次第です。

床下側からの点検調査の結果、基礎面に蟻道の構築が確認され、土台、大引や根太などの床組に被害が確認されました。被害の範囲は比較的広く、かなり以前から侵入及び生息していたものと考えられました。

シロアリ用殺虫スプレーで駆除できるのは、撒いたその範囲で活動するシロアリです。シロアリは集団で活動し、コロニーを形成していますので、見えた場所だけに生息していることはありません。

羽アリが発生した時点で多くの場合、シロアリが侵入してから数年が経過しています。その間、家屋に被害を与えているのです。重要なのは被害が確認されたり、羽アリが発生した場合、速やかにシロアリ調査を実施することです。早期の被害であれば、極僅かな薬剤量で対処できますので、シロアリ駆除費用も安価で済みます。但し、シロアリを正しく理解していないシロアリ防除業者は、何が何でも床下全面に薬剤を撒こうとするため注意が必要です。

シロアリ調査を行い、シロアリの侵入経路と活動範囲を把握し、最適なシロアリ対策を提案するのは当社のスタイルです。可能な限り、必要最小限の薬剤量でシロアリ駆除を行います。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年9月 5日 (火)

新築家屋で確認された虫

確認されたのはチャタテムシ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。数箇月前に新築した物件で、室内に白っぽいダニのような虫が徘徊しているとのことから、現地調査にお伺いした次第です。

早速現場でお施主さまからお話しをお伺いすると、和室が一番よく見掛け、洗面でも見掛けることがあるとのことです。

訪問前からチャタテムシと想定し、押入から調査を行いました。粘着式ローラーでそれらしい虫を捕獲し、お施主さまに確認したところこの虫であるとのことでした。自作の電動捕虫管で捕虫、同定を行った結果、予想通りチャタテムシでした。

チャタテムシはカビを餌とする昆虫である旨をお施主さまに説明、対処方法をご説明させて頂きました。何でもかんでも薬剤を撒くのではなく、チャタテムシの生態を考慮した対策を行う必要があるのです。薬剤ありきで対応するのでは、環境的対策も重要なのです。

当社では、薬剤ありきで害虫対策を行いません。対象となる害虫の生態を考慮しながら対策を行います。家屋害虫調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年9月 4日 (月)

あるべきものがありません

シロアリ被害の兆候が見られなかった床板 昨日は、畳がブカブカするとご相談を頂いた大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。

大手ハウスメーカーが建築した建物で、他物件ですがこれまでに幾つも点検調査を行ったことがあります。しかし、この物件では床下点検口がありません。洗面所に床下点検口があったのですが、配管が邪魔となり床下へ侵入できません。

問題となった畳を上げたところ、違和感はありませんので、特に慌てる必要はないと判断しました。

お問合せを頂いた経緯ですが、お施主さまが化学物質にやや過敏とのことです。ハウスメーカーからシロアリ予防処理の提案を頂いたことがあるそうですが、先述の通りお断りしたそうです。それでも畳のブカブカが気になったとのことから、建築士の先生に相談したところ小員をご紹介頂いた次第です。当社の基本方針である点検調査を基本とし、不必要な薬剤は処理しない旨について説明させて頂き、ご納得頂きました。今後は床下点検口を新設した上で、シロアリ調査を行うこととしました。

薬剤を撒く必要のない物件で、薬剤を撒くことを当社は絶対に反対です。定期的な点検調査を行い、早期発見に努めれば問題ありません。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年9月 3日 (日)

活動は兵蟻のみ

活動は兵蟻のみとなったシステム内 昨日は大阪府内の物件にお伺いしました。ブリングシステムを、継続して実施しているイエシロアリ案件です

設置から2箇月が近付き、今回の点検調査でブリングシステム内のイエシロアリに変化が見られました。イエシロアリ職蟻が見当たらず、兵蟻のみの活動となりました。兵蟻の動きも緩慢で、既に攻撃性はありません。

兵蟻は職蟻から餌を貰いますが、職蟻がいなくなると餓死するしかありません。兵蟻がまだウロウロしていますので、オーナーさんは納得いかないでしょうから、兵蟻が餓死すれば駆除完了です。

ブリングシステムはこれまでのベイトシステムと異なり、能動的なシステムです。イエシロアリの生態を考慮されたシステムで秀逸です。但しどんな秀逸なシステムであっても、誤った使い方では性能を発揮することができません。

ベイトシステムは、そのイエシロアリの生態を利用したシステムです。そのため、イエシロアリの生態を理解することが非常に重要であり、当社ではイエシロアリの飼育及び観察、薬剤試験を行っています。イエシロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年9月 2日 (土)

生息場所から

土壌灌注処理 右の写真は、先日シロアリ駆除でお伺いした際撮影した1枚です。先日シロアリ調査でお伺いした物件で、ウッドデッキに被害が確認されています。

この物件はパッシブソーラーシステムですので、万が一シロアリが侵入すると厄介です。床下の空気を室内へ取り込むシステムですので、床下への薬剤散布は厳禁です。そのため、ウッドデッキに侵入したシロアリは、速やかに駆除しなければなりません。

シロアリ駆除は薬剤を撒けば終わりと考えられている方が多いようですが、実際にはそう簡単ではありません。シロアリは集団で生活していますので、見えているシロアリを駆除しても意味はあまりありません。この集団を駆除することが重要ですが、そのためには薬剤の選択、処理方法や処理濃度、処理量が重要となります。

このウッドデッキは撤去予定ですので、急遽処理を行うこととなりました。それでも集団の駆除には少し時間がかかる旨をハウスビルダーさんに説明させて頂きました。シロアリ駆除はシロアリ調査結果から、適切な薬剤の選択、処理方法を最適化することが重要です。当社のシロアリ対策は、シロアリ調査及びシロアリ駆除をベースとしています。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年9月 1日 (金)

ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボトップページ画像 今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回のトップページ画像は、大阪市内の物件で確認されたヤマトシロアリです。

この物件では、ヤマトシロアリの羽アリの発生があった物件です。大手シロアリ防除業者によって床下調査が行われましたが、床下には全くシロアリ被害、侵入及び生息は確認されなかったとのことです。結局この大手シロアリ防除業者は、羽アリの外部侵入と判断されました。それでも、安心のため床下への薬剤散布を勧めてきたのです。

これはシロアリ調査がまともにできていない証拠で、シロアリの侵入経路や活動範囲の把握などの基本動作を知らない証拠です。残念ながら一部のシロアリ防除業者のシロアリ調査は、薬剤を撒くための理由を探すための調査であり、シロアリを探す調査ではないのです。同じシロアリ防除業者として恥ずかしいとしか言いようがありません。

この事例では、天井裏にしかシロアリは生息していません。きちんと駆除処理を行い、生息の要因となった雨漏れ対策を行えば問題ありません。ましてやシロアリ被害、侵入及び生息のない床下には薬剤を撒く必要はありません。シロアリに不安を覚えるのであれば、定期的な点検調査を行い、早期発見に努めれば問題ないのです。

当社では、シロアリ調査によって侵入経路や活動範囲の把握を行い、最適なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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