« 侵入防止処理 | トップページ | 薬剤処理 »

2017年9月13日 (水)

新たな成虫脱出孔

成虫脱出孔から排出するフラス 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。昨年から対策を実施している、アフリカヒラタキクイムシの発生が確認されている物件です。

この物件では、昨年の春に木粉の堆積が確認されました。具体的対策を始めたのが初夏で、以降コンスタントに木粉の堆積が確認されています。今年は春先からコンスタントに木粉の堆積が確認されていましたが、初夏にはあまり発生がなく、盆期間中の旅行の間に複数の箇所で木粉の堆積が確認され、今週に入りまた広範囲に木粉の堆積が確認されました。

今回の発生の特徴は、これまでに何度か発生の確認された箇所からの発生でした。薬剤を成虫脱出孔から注入すると、その答えがわかりました。隣接する成虫脱出孔から薬剤は流出せず、フローリングの隙間から薬剤が流出しました。内部で食害孔が繋がっていないものの、フローリングと下地合板の間に隙間がある証拠です。見た目の成虫脱出孔の数にとらわれては駄目で、フローリングの裏にも成虫脱出孔があると考えるべきです。実際にフローリングを撤去した際、フローリングの裏面に成虫脱出孔を見るケースは非常に多いのです。それらを加味した上で、対策を行う必要があります。

ハウスビルダーさんの意向もあり、対処療法しかできないのが現状です。食害速度が速く、繁殖力の大きいアフリカヒラタキクイムシは、初期対応が重要です。アフリカヒラタキクイムシは在来種と生態が異なりますので、まず同定が先決です。その後は、被害状況や生息状況から具体的対策を立案します。ヒラタキクイムシ類の同定、現地調査は有料となります。お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

|

« 侵入防止処理 | トップページ | 薬剤処理 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/200707/65782510

この記事へのトラックバック一覧です: 新たな成虫脱出孔:

« 侵入防止処理 | トップページ | 薬剤処理 »