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2017年12月31日 (日)

2017年度総括

2017年ももいよいよ今日1日を残すこととなりました。今年1年を振り返ってみたいと思います。

ここ数年の同じ傾向が続いていますが、外来種であるアフリカヒラタキクイムシの被害が増加しています。フローリングや壁での被害事例が多く、合板の中で繁殖していると考えられます。国内で一般的に生息していない種ですので、外部から飛来し繁殖することは皆無と考えて差し支えありません。しかし、昨年から経験している事例では、国産の無垢広葉樹フローリングで発生が確認されました。これは、物流倉庫や運搬中に海外製合板で繁殖したアフリカヒラタキクイムシの成虫が、国産の無垢広葉樹に産卵、繁殖したものと考えれます。

アフリカヒラタキクイムシが国内で初めて見つかった頃、日本では冬季の寒さの影響から越冬できないのではないかと意見された研究者の方がおられましたが、昆虫の対応力は予想以上で、瞬く間に被害が広がり高い繁殖能力を見せつけられました。この結果を考慮すると、製造後の保管倉庫や流通倉庫、運搬中のコンテナなどでの繁殖には何の問題もありません。製造段階では高温処理を施すため、合板の中に生息する幼虫等は死滅するでしょうが問題はその後にあり、流通段階での対策をメーカーさんがどうされるのか今後注目したいと思います。

発生初期であれば、薬剤処理や物理的対策、モニタリング等複数の対策を組み合わせることで対応は可能です。しかし、素人処理による薬剤処理(無知な防除業者による処理を含む)や不適切な被害部撤去及び部材交換では、殆どのケースで再発します。アフリカヒラタキクイムシの被害と繁殖は、目視可能な範囲以外にも広がっているということを理解した上で対処する必要があります。特に再発後の対策には、時間と費用を要しますことをご理解頂いた上で阪神ターマイトラボのウェブサイトからお問い合わせ下さい。

また、温暖な地域に生息するイエシロアリの対策を多く行いました。近畿地区では和歌山県南部の沿岸では一般的に生息するイエシロアリですが、今年は大阪市街中心部での発生が確認され、対応を行いました。

仕様書に基づいた薬剤処理は、建物の構造を考慮せず、シロアリの侵入経路や生息場所も加味せず、規定通り薬剤を撒けばよいというものです。言わばシロアリに対して空爆的に薬剤を撒き散らすものですが、これではシロアリの巣系駆除はできていません。シロアリの侵入経路や生息場所を調査し、それに最適なシロアリ対策を構築することが重要です。

技術のない作業者でもその通りに処理すればよいというマニュアル主義が、シロアリ調査や駆除に必要なスキルを欠如させる大きな要因です。依然として薬剤大量散布主義に頼る限り、本当のシロアリ駆除には辿り着けません。

シロアリ駆除は、マニュアルで対処できるものではありません。シロアリの侵入パターンに法則はなく建物の構造も多種多様ですので、徹底的な調査を行い、薬剤の 選定や処理方法など現場に応じた処理をすることが重要です。今後も精度の高いシロアリ調査をベースに、独自の施工技術で必要最小限の薬剤量でシロアリ駆除ができるよう精進したいと思います。

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2017年12月30日 (土)

飼育と現場で教えられる生態

水を飲むアメリカカンザイシロアリ 昨日ご紹介したアメリカカンザイシロアリは、一般的に記載されている生態と異なることが多くあります。

昨日も記載しましたが、アメリカカンザイシロアリの羽アリは特定の時期に発生するものではなく年中発生します。有翅虫(羽アリ)は落翅後、高い確率で新たなコロニーを創出します。

アメリカカンザイシロアリは水を必要とせず、木材中の水分だけで生息するとされています。しかし飼育するとよくわかりますが、水を与えるとアメリカカンザイシロアリは積極的に飲みに来ます。実際の現場を見ると、屋外部分に露出した垂木などよく被害を受けています。これら箇所は雨が掛かる部分であり、木材の含水率は高い状態となります。アメリカカンザイシロアリも生きて行くためには水分は必須なので、これら箇所から水分を取るのです。

あと現場で何度か経験がありますが、擬職蟻は被害木材の外に出て徘徊しています。理由はわかりませんが、被害を与えている木材が小さい野縁や野縁受けで見かけます。飼育中のアメリカカンザイシロアリも、大きな木材よりも小さな木材ほど表面を徘徊します。外敵が少ないことも、徘徊する要因かもしれません。

飼育して観察すると、新しい発見があります。薬剤試験を行うと、効果をアピールされている薬剤に効果が期待できないことがわかります。真剣にシロアリ対峙している業者は、シロアリを飼っています。あなたがシロアリ対策をお願いした業者に、シロアリは飼っていますかと聞いてみて下さい。

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2017年12月29日 (金)

今年度のアメリカカンザイシロアリの羽アリ

当月発生したアメリカカンザイシロアリ有翅虫の死骸 年末の大掃除に併せ、アメリカカンザイシロアリ飼育ケース内の掃除を今年も行いました。今年度は昨年度と同様に現場での事例が多く、飼育日記をご紹介することが殆どできませんでした。実際には、アメリカカンザイシロアリの羽アリが発生した調査記録を取っています。

今年度は、2月、3月、5月、8月、12月に羽アリの発生が確認されました。いずれも小発ですが、5月は10数匹の羽アリが確認されました。羽アリが纏めて発生し群飛と判断するのであれば、小員が飼育する個体では5月となります。しかしアメリカカンザイシロアリの場合、羽アリが脱翅するとかなりの確率で生き延び、新たなコロニーを創出します。小発であっても、年数の経過とともに生息数と被害が大きくなることを考慮すると、群飛に着目してもあまり意味がないものとなります。

アメリカカンザイシロアリの駆除となると、生態を考慮することと生息調査が大きなカギとなります。糞の排出場所から薬剤注入処理を行い、駆除完了とするシロアリ防除業者がいるようですが、それだけではアメリカカンザイシロアリ対策にはなりません。アメリカカンザイシロアリの生息状況を徹底的に調査することが必要ですが、調査するにあたってはアメリカカンザイシロアリの生態を理解する必要があります。

知識不足のシロアリ防除業者は前述の通り、糞堆積場所へ薬剤注入処理をするだけです。アメリカカンザイシロアリの生態を理解していない、或いは理解しようとしていない証拠です。知識不足のシロアリ防除業者は文献に書かれている通り、羽アリは6~9月の日中に群飛すると考えています。実際の現場で調査すればわかりますが、広島や神戸の現場で2月に羽アリを確認しているのが本当の真実なのです。

アメリカカンザイシロアリの生態はまだまだ不明で、各種資料に記載されていることが正しいとは限らないのです。当社ではアメリカカンザイシロアリの飼育を通じて生態研究を行うとともに、独自の薬剤試験等行い、アメリカカンザイシロアリの駆除方法の研究を行っています。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2017年12月28日 (木)

補虫紙検定

補虫紙検定 右の写真は、先日お施主さまから送付頂いたライトトラップの捕虫紙です。外来種のアフリカヒラタキクイムシが発生している物件で、モニタリングとしてライトトラップを設置しています。

設置期間は春から半年間で、数匹のアフリカヒラタキクイムシ成虫が捕獲されました。昨年同期よりも大きく捕獲数は減りましたが、捕獲数がゼロになった訳ではありません。

この物件で実施された対策ですが、お施主さまの判断で被害部の撤去及び交換が行われています。しかし、室内側で成虫が複数確認されたことから、ご相談を頂いた次第です。既に対策を始めてから数年が経過していますが、室内側での成虫は確認されていません。

室内側で成虫や成虫脱出孔が確認されなくなったので、完全駆除と判断するのは危険です。適切なモニタリングを実施し、発生状況を確認した上で対策を考える必要があります。

室内側では被害が確認されていなくても、成虫が確認される事例は多くあります。安易な部材交換や薬剤処理は的外れで、無駄な費用の投資です。生息域を考慮し、対策を立てることが必須です。ヒラタキクイムシ類対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月27日 (水)

大掃除で見つかる被害

大掃除で見つかったシロアリ被害 右の写真は、いつもお世話になっているハウスビルダーさんから送付頂いた1枚です。大掃除のため家具を移動させたところ、シロアリ被害が確認されたとのことです。

お施主さまのお話しでは、移動させ被害が確認された時点でシロアリらしきものは確認されなかったとのことでした。シロアリの姿が見えなかったことから、もう既に生息していない状態かと考えられたようですが、念のためハウスビルダーさんに相談されたとのことです。

ハウスビルダーさんは、シロアリが生息していなくてもきちんとシロアリ調査は必要ですと進言頂いたそうです。この時期、被害部に生息していないのはよくある現象で、シロアリの活性が低下しているのが要因です。

いずれにしても、年明けに改めてシロアリ調査を行うこととなりました。シロアリ調査により被害状況を精査し、必要なシロアリ対策を提案したいと思います。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月26日 (火)

動きを考えること

侵入し易い場所は幾つかあります 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。新築物件での防腐防蟻処理でお伺いした次第です。

新築時の防腐防蟻処理は建築基準法でも定められていますが、条件が整えば薬剤処理をしなくてもよいことになっています。しかしながら、これら条件を整えるためのコストと、薬剤処理によるコストを比較した場合、後者の方がコスト的に有利であることから、多くが薬剤処理を選択されています。

薬剤処理は協会の標準仕様書に基づいて行われます。基本的にはシロアリの侵入想定箇所や生息想定箇所に薬剤処理しますが、色々な構造に対応するため、基礎の内側や床組の全てに薬剤処理が行われます。本来であれば、建物の構造に応じて必要な箇所だけ薬剤処理を行えばよいものを、わざわざ全部にするのが一般的な防腐防蟻処理です。

小員も協会の標準仕様書に準じて処理を行いますが、シロアリの動き方を考慮し、より必要な箇所には多めの薬剤処理を行っています。撒く必要のない場所へ撒くよりも、必要性のある場所へ撒く方がまだ現実的であると考えたからです。

当社では新築防腐防蟻処理も実施していますが、少しでも実効性のある処理で対応させて頂いています。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月25日 (月)

セアカゴケグモ騒動は何処へ

床下に生息するセアカゴケグモ 右の写真は、先日シロアリ調査でお伺いした床下で撮影した1枚です。被写体は、毒クモで一世風靡したセアカゴケグモです。

小員の事務所や自宅がある兵庫県では、毒アリとしてヒアリが話題となりました。セアカゴケグモも、マスコミなどのメディアで毒クモとして危険と連日にように騒がれました。

1995年に大阪府内で発見され、小員の地元の西宮市では2000年頃に発見されたと報告がありました。その頃、薬剤メーカーの研究員をしていましたので、海外の文献を参考にセアカゴケグモの生息場所を探すと、何の変哲もない公園に生息していたのを記憶しています。それは西宮市が発表する以前でしたので、実際にはもっと以前から侵入していたものと考えるべきでしょう。

いまでは、西日本を中心として広範囲に生息しています。しかし、咬まれて大事になった事例はあまりありません。それはセアカゴケグモが大人しい蜘蛛で、積極的に咬む蜘蛛ではないからです。生態を理解し、正しく怖がって対処すべきなのです。メディアのいい加減な情報に惑わされないよう、ご注意下さい。高額な割に効率の悪い駆除処理にお金を使うことはお薦めできません。

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2017年12月24日 (日)

空き家には要注意

空き家はシロアリ被害が広がり易いので注意が必要です 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。中古物件を購入されお施主さまと、改築のための打ち合わせをするため現場を確認したところ、和室畳にシロアリ被害らしきものがあったことからシロアリ調査及び床下点検のご依頼を頂いた次第です

床下側からの点検調査を行った結果、広範囲にシロアリ被害が確認され、部分的ですが活動中のヤマトシロアリも確認されました。

被害の度合いとしては比較的大きなもので、当該事例のような空き家でこのような傾向が見られます。その原因は人間が活動していないことが理由として挙げらます。人が活動することによって、床組が振動しシロアリ活動範囲を狭めます。ところが、空き家ではこのようなことがないため、被害は拡大傾向となるのです。

中古物件を購入される際、長年空き家となっていた物件に住むこととなった場合など、リフォーム前にシロアリ調査を行い適切なシロアリ対策を立案することが必要です。但し、シロアリ対策は薬剤処理だけでなく、シロアリ調査及び床下点検による管理もシロアリ対策の一つです。

当社ではシロアリ調査結果を元に、本当に必要なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月23日 (土)

生息部注入処理

生息部注入処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。先々月にシロアリ調査を実施した物件で、広範囲にシロアリの生息と被害が確認されています。

今回はシロアリ駆除処理に加えて、お施主さまとハウスビルダーさんの意向からシロアリ侵入防止処理を実施しました。

シロアリ駆除処理は、シロアリ被害部やシロアリ生息部から薬剤注入処理を実施しています。活性の落ちる時期ですので、薬剤濃度を調整して処理しました。単純に薬剤を注入すれば良いというのはなく、巣系の駆除を意識した処理が必要です。

薬剤を大量散布することによるシロアリ防除は、シロアリ駆除ではありません。薬剤を大量に散布することで、シロアリを寄せ付けなくさせているだけです。巣系の駆除ができていませんので、薬剤の残効性がなくなれば再侵入します。だから保証期間終了後に再施工を勧めるのです。きちんと巣系の駆除ができていれば、再侵入するケースは極めてレアです。

当社のシロアリ駆除処理は、巣系を意識した処理を行います。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月22日 (金)

シロアリ調査の目的

シロアリ未活動の蟻道には薬剤処理は不要 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。便所入口付近がブカブカするとのことから、シロアリ調査でお伺いした次第です。

床下側から点検調査を行った結果、複数の箇所でシロアリ被害や蟻道の構築が確認されました。便所入口土台は大きな被害でしたが、シロアリ駆除処理跡が確認されました。元々あった被害箇所の強度が時間経過とともに低下したものと判断されました。

お施主さまに確認すると、シロアリ駆除予防処理を実施して以降、数回のシロアリ予防処理を実施しているとのことでした。処理方法に疑問が残るものの、現時点でシロアリの侵入及び生息は確認されませんでした。

お施主さまはシロアリ予防処理は必要と思われていたようですが、小員からシロアリ調査及び床下点検内容を報告、薬剤処理は不必要である旨を説明させて頂きました。今後のシロアリ対策として、定期的なシロアリ調査及び床下点検をお薦めさせて頂き、お施主さまもお喜び頂けました。

シロアリ予防処理は目に見えるような効果がなく、対費用効果でも不安を感じられるかたが殆どです。ハウスビルダーやシロアリ防除業者の多くはシロアリの不安を煽り、シロアリ予防処理を勧めます。挙句の果てに、シロアリ予防処理をしないと他の保証まで打ち切るという暴挙に出るケースもあります。

イエシロアリの場合、短期間で被害が拡大するためシロアリ予防処理も有効な場合もあります。しかしヤマトシロアリであれば、定期的なシロアリ調査及び床下点検を実施していれば、何の問題もないのです。早期発見すれば、薬剤は極僅かな量で対応可能であり、高額なシロアリ予防処理は不要なのです。

当社では、安全と安心を第一にシロアリ対策を考えます。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月21日 (木)

定期点検調査

非破壊シロアリ探知機を用いた点検調査 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。新築から築10年が経過した物件で、シロアリ調査及び床下点検のご依頼を頂き、お伺いした次第です。

この物件の基礎構造はベタ基礎ですが、浴室は在来工法となっています。床下側からの点検調査では、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。ポイントなる浴室土台付近で水漏れ等もなく、シロアリが侵入しそうな雰囲気は確認されませんでした。

念のため床上側からの点検調査として、非破壊シロアリ探知機を用いて点検調査を行いましたが、シロアリの侵入及び活動は確認されませんでした。

この物件では、新築時に薬剤処理を実施していません。ベタ基礎構造では、シロアリ侵入リスクが小さいため、本来薬剤処理など不要なのです。代替のシロアリ対策としては、定期的なシロアリ調査及び床下点検が有効です。高額な薬剤処理費用は不要で、薬剤曝露リスクもないため、安全なシロアリ対策なのです。

当社では、点検調査を主体としたシロアリ対策を提案しています。シロアリ調査及び床下点検結果から、より最適なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月20日 (水)

閑話休題

迷惑電話対策 普段、日中は現場仕事が殆どであるため、事務所に頂いた電話は携帯電話へ転送されるように設定されています。しかし、事務所には迷惑ファクシミリ(ファックス)着信や勧誘電話が頻繁にあります。

床下作業中は電話を取ることができませんし、床上作業中は作業が滞るため留守番機能にしています。そのため、多い日は迷惑ファクシミリ着信だけで伝言メッセージが一杯になります。

これまで使用していた事務所の電話機に、迷惑電話拒否機能がありました。30件の電話番号を登録することができたのですが、30件では到底追い付きませんでした。今回、電話機の交換に伴い新しい機種を選定していたところ、パナソニックの電話機が300件の迷惑電話番号登録ができるとのことから、買い換えました。迷惑ファクシミリ着信や勧誘電話をその都度登録する必要がありますが、転送に伴う電話代を考慮すると得策でしょう。

電話機を交換してから、既に数件の迷惑電話拒否をしたようです。事務所で仕事をしている場合でも、迷惑電話対応の無駄な時間を削減できるため嬉しい限りです。

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2017年12月19日 (火)

ベタ基礎のシロアリ対策

シロアリ侵入リスクを探すこともシロアリ調査の重要な役割です 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。

この物件は築10年が経過していますが、基礎構造はベタ基礎でシロアリ侵入リスクの少ない家屋です。但し、ベタ基礎だからといってシロアリが侵入しない訳ではありません。過去の事例では、基礎屋外側、玄関コンクリート接合部、配管隙間、型枠金具、基礎化粧モルタル内部など多岐に渡ります。

今回のシロアリ調査では、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。当然ですが薬剤処理の必要はなく、定期的にシロアリ調査及び床下点検を実施すればシロアリ対策となります。わざわざ高額となるシロアリ予防処理など必要ないのです。

ちなみに今回のシロアリ調査では、写真のような型枠の残った部分が確認されました。これらもシロアリ侵入の要因の一つですが、今回の調査では侵入するリスクは低いと判断されました。

シロアリ対策は薬剤処理だけでなく、定期的なシロアリ調査及び床下氏点検を行うことで早期発見、早期対策が可能となるシロアリ対策となるのです。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月18日 (月)

徘徊

徘徊するルリアル 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、京都府内の物件にお伺いしました。とある施設の厨房で、クロアリが徘徊しているとのことです。

早速現場で調査するとクロアリの徘徊が確認されたことから、クロアリを採取し同定した結果、ルリアリでした。

本来であれば徘徊する季節ではありませんが、厨房という熱源があるため徘徊しているものと考えられました。

このようなケースで難しいのは巣の位置です。ルリアリは地中の営巣するケースもあれば、壁内に営巣するケースもあります。構造的に調査を進めることが困難ですので、ルリアリの動きを確認しながら作業する必要があります。

施設ですので作業日時は限定されますが、巣系の駆除ができるよう工夫して処理したいと思います。クロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月17日 (日)

ドライブレコーダー更新

ドライブレコーダー更新 約3年前にドライブレコーダーを取り付けましたが、内臓している電池が寿命らしく毎日日時設定が必要となり、今回更新しました。

雑誌で紹介されていた商品を3ヶ月前に注文したのですが、併せて注文した商品が中々入荷せず、やっと入荷したので取り付けた次第です。

ピラーを開け、ピラー内部に配線を通して取り付けを行いました。シンプルな操作で安価なものでしたが、雑誌で高評価であった通り機能性として満足できるものでした。

注文が早かったため入手できましたが、テレビのニュースで暴走する車のニュース以降品薄状態だそうです。ドライブレコーダを取り付けている車が増えましたが、ドライブレコーダーによって見られている意識が高くなり、安全運転がより広がることを期待したいと思います。

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2017年12月16日 (土)

寒くなったが活動中

蟻道内で活動中のヤマトシロアリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。窓枠にシロアリ被害が確認されていることから、シロアリ調査でお伺いした次第です。

床下側からの点検調査では、広範囲に蟻道の構築やシロアリ被害が確認されました。蟻道内部では活動中のシロアリも確認されました。

シロアリは冬場になると冬眠すると思われている方が多いようですが、基本的には一年中活動しています。冬場になると活性は大きく低下しますので、動きは鈍くなるものの活動しています。

シロアリ対策を行う場合、シロアリの生態を考慮することは非常に重要です。仕様書に従い薬剤を撒くという方法は、シロアリの生態を考慮せず、絨毯爆撃するようなものです。シロアリ調査によって侵入経路と生息範囲を把握し、生態を考慮し、薬剤の特性を生かす処理を行えば、薬剤はごくわずかで十分です。薬剤を大量散布しなければ、薬剤曝露リスクも低下しますので、安全性は向上するのです。当社では徹底したシロアリ調査を実施した上で、最適なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月15日 (金)

糞の堆積

堆積したアメリカカンザイシロアリの糞 昨日はアメリカカンザイシロアリ対策で兵庫県内の物件にお伺いしました。継続的に、アメリカカンザイシロアリ対策を実施している物件です。

この物件では、先月勝手口枠で糞の堆積が確認され、薬剤注入処理を行いました。しかし、また糞の堆積が確認されたとのことです。

早速現場で調査すると、糞は写真の通り隅で固まるように堆積していました。高所から発生した場合散らばりますが、固まるような堆積なので、低い場所での堆積と考えられます。更に調査を進めましたが、フローリング等周辺に活性の確認される被害はありませんでした。非破壊シロアリ探知機を用いて点検調査を行いましたが、活動を探知することはできませんでした。

アメリカカンザイシロアリが駆除できたとしても、被害部には糞が詰まった状態にあります。振動等によって被害部から糞が排出される場合もあるため、生息虫が糞を排出しているとは限らないのです。今後も当該箇所については、注意を払い定期的な点検調査が必要です。

アメリカカンザイシロアリは基本的に対処療法が原則で、長期的なスパンで対策を考える必要があります。アメリカカンザイシロアリを理解していないシロアリ防除業者は、糞排出孔から薬剤注入を行い、糞が排出されなくなったので駆除完了と安易な判断を行うことが多いようです。

アメリカカンザイシロアリの予防は現実的に困難ですが、早期発見、早期対応することが現実的なアメリカカンザイシロアリ対策と言えます。アメリカカンザイシロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月14日 (木)

処理すべき場所

玄関での薬剤注入処理 昨日はシロアリ対策のため、大阪府内の物件にお伺いしました。この物件は定期的にシロアリ調査、床下点検を実施しています。

この物件では、10年前にも部分的に薬剤処理を行っています。今回も写真の箇所に薬剤処理を施しています。

薬剤処理を行った背景ですが、この地域では高密度でイエシロアリの生息が確認されています。そのため、部分的な薬剤処理を行いました。

この物件はベタ基礎構造なため、侵入可能な箇所は限定的です。だから薬剤処理も限定的な対応でよく、薬剤全面処理はナンセンスなのです。部分処理と定期的なシロアリ調査、床下点検で十分対応可能なのです。

当社では、建物の構造やシロアリの生態から最適なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月13日 (水)

対策完了

モニタリング用ライトトラップ 昨日はアフリカヒラタキクイムシ対策で大阪府内の物件にお伺いしました。この物件はマンションで、複数の部屋で発生が確認されており、対策としては薬剤処理に加え物理的な対策を施し、ライトトラップによるモニタリングを実施しています。

この物件では、フローリングや壁面で成虫脱出孔が多数確認されていました。概ね薬剤処理と物理的対策で、室内側での発生は抑制されています。モニタリング用として天井裏に設置したライトトラップでも、アフリカヒラタキクイムシは捕獲されませんでした。室内側から見ることができない壁内や天井裏での発生はないと判断し、対策完了と判断させて頂きました。

間違ったアフリカヒラタキクイムシ対策として、安易な被害部の撤去が挙げられます。発生初年度等であれば、被害材の撤去等をメインに薬剤処理等を組み合わせれば対応できるケースが殆どです。但し、被害状況等きちんと調査を実施した上でないと、実効的な対策とはなりません。

アフリカヒラタキクイムシ対策を行うにあたっての大前提は、調査でありその手段は目視とライトトラップによるモニタリングが基本となります。当社ではこれら結果を踏まえて次の段階の対策を立案します。ですのでお問合せ頂いた時点で、駆除可能などうかは判断できませんし、費用も不明です。駆除可能かどうかの判断や費用は、モニタリング結果を踏まえてからとなりますことをご容赦ください。なお、現地調査につきましては有料となっておりますので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトからお問合せ頂きますようお願いいたします。

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2017年12月12日 (火)

増築部の予防処理

増築部の予防処理 昨日はシロアリ対策で、大阪府内の物件にお伺いしました。ヒラタキクイムシ対策を実施している物件で、増築するとのことからシロアリ対策でご相談を頂きました。

勿論、ヒラタキクイムシ対策も必要なため、リフォーム業者さんに指定した材料等を使用して頂いております。シロアリ対策については、事前に図面を確認調査させて頂いた段階でシロアリ対策が必要と判断させて頂きました。

写真を見てもわかる通り、基礎がコンクリートブロックで作られています。シロアリ対策の場面から見た場合、かなり危険な構造と言えます。そのため、部分的ではありますがシロアリ対策を施しました。

シロアリ対策の基本は建物の構造であり、構造で対処できない部分について補填するのが薬剤処理です。補填なのですから薬剤大量散布は、愚の骨頂です。構造的に問題のある部分を調査し、対処することが重要です。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月11日 (月)

職蟻の同定

アメリカカンザイシロアリ擬職蟻の大顎 昨日はシロアリ調査のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。玄関枠から土のようなものが噴き出しており、シロアリを捕まえてあるので見て欲しいとのことです。

早速現場で確認すると、既に掃除されており土のようなものがありません。被害部は打診で、空洞のようなものが確認されました。

採取して頂いていたシロアリを確認したところ、職蟻でした。事務所に持ち帰り、大顎を確認したところ、アメリカカンザイシロアリの擬職蟻であることが確認されました。

お施主さまに報告し、アメリカカンザイシロアリに関する資料や今後の対策に関する資料を送信させて頂きました。アメリカカンザイシロアリ対策は短期的ではなく、長期的に問題ない程度に抑制することが重要です。そのため、定期的なシロアリ調査を繰り返す必要があり、長期的な対策となるのです。アメリカカンザイシロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月10日 (日)

薬剤吹付処理

薬剤吹付処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で大阪府内の物件にお伺いしました。この物件は先々月にシロアリ調査を行なっており、侵入防止処理でお伺いした次第です。

この物件では浴室リフォームの際、シロアリ被害が確認されました。お施主さまとハウスビルダーさんの意向から、侵入防止処理を実施することとなりました。シロアリ防除業者がシロアリ侵入防止処理を行う場合、薬剤の大量散布することで、床下周辺を薬剤漬けにすることで侵入を防止しますが、これはシロアリ予防処理と呼ばれます。しかし、薬剤の大量散布はお住まいの方への薬剤曝露リスクを向上させるとともに、費用も高額となります。

当社のシロアリ侵入防止処理は、シロアリの生態を考慮し、薬剤の特性を生かした処理を行うことで、薬剤使用量を大きく低減させます。薬剤使用量の削減は、お住まいの方への薬剤曝露リスクを低減させ、安全性を確保します。処理には時間と手間を要しますが、薬剤使用量を低減させていますので、処理コストも下げることができます。これでも、薬剤大量散布と同等の侵入防止効果は得られるのです。逆に考えると、薬剤の大量散布は無駄でしかないのです。

当社では薬剤大量散布に頼らず、安全性と費用を考慮したシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月 9日 (土)

配管からの水漏れ

配管からの水漏れ 右の写真は、先日シロアリ調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。床組の木材が濡れた状態にあります。

このシロアリ調査を行う前の数日間に、降雨はありません。そのため、この木材の濡れは配管からの水漏れによるものです。大量に漏れている訳ではないので、配管同士の接続部分の劣化ではないかと考えられました。

シロアリ調査のため床下へ潜り込んで点検調査を行いますが、シロアリ被害や生息を見つけるための点検調査だけではなく、床下の健康状態を確認するのが当社のシロアリ調査です。

シロアリ防除業者が行うシロアリ調査には、なんとか工事代金を取ろうとするために、何の問題もない床下へ薬剤処理を勧めたり、床下環境改善商品(床下換気扇や床下調湿材・調湿炭など)を売りつけたりします。これは無料調査による弊害であり、無料調査に要したコストを工事で回収しようとする常套手段です。

当社ではシロアリ調査を有料としており、発生したコストをきちんと頂きます。そのため、不必要な工事はお薦めせず、本当に必要な対策のみ提案させて頂きます。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月 8日 (金)

薬剤注入処理

出入口からの薬剤注入処理 昨日はアリ駆除のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件は先月に調査した物件で、トビイロケアリの徘徊が確認されています。

お施主さまが市販の薬剤を処理された関係で、活動範囲はかえって広がっていることが確認されました。そうなると処理は広範囲となり、床下側から処理を行うとともに、床上側からも処理を行いました。

写真の部位は便所入口で、床下側からの処理が困難な箇所です。トビイロケアリの出入口となっている箇所で、厳選した薬剤を最適な濃度と処理量で処理を行いました。

季節的には駆除の難しい時期で、薬剤の大量散布すれば当面侵入を阻止できるでしょう。しかし、きちんと巣系の駆除をしないと結果的に再発してしまいますので、巣系を意識した処理が重要です。当社のクロアリ駆除は、巣系を意識した処理を行っています。クロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月 7日 (木)

想定活動範囲

想定活動範囲 昨日はいつもお世話になってるハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。先々月に調査した物件で、サクラアリの羽アリが発生した物件です。

サクラアリは小型のアリで、晩秋から初冬にかけて羽アリが発生します。前回の調査でサクラアリの営巣場所は屋外側で確認されるとともに、床下側でも確認されました。

サクラアリ駆除処理として、営巣箇所周辺に薬剤処理を行うとともに、想定活動域に対して薬剤処理を行いました。ここでポイントとなるのは、どの薬剤を使うか、どの濃度でどれだけの量を処理するかです。

市販のアリ用毒餌剤は、概ねサクラアリに対して効果が劣ります。これは毒餌剤に含まれる誘引成分が、サクラアリに対して著効ではないためです。また、毒餌剤の剤型もサクラアリに一致していないことが挙げられます。対象となる害虫の生態に合わせて処理することが重要で、薬剤は単に撒けばよいというものではないのです。

当社では、サクラアリなどのクロアリ駆除対策を行っています。クロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月 6日 (水)

シロアリ被害のあった場所

シロアリ被害のあった場所 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。この物件は介護保険事業所で、定期的に床下点検、シロアリ調査を実施しています。

この物件は5年前の春に、浴室及び洗面でヤマトシロアリの羽アリが発生した物件です。必要最小限量の薬剤を用い、シロアリ駆除を行いました。

ご年配で身体に支障がある方が大勢入居されています。このような施設で、一般的に実施しれている高濃度殺虫剤大量散布は、安全性面から避けるべきです。技術があれば、駆除には必要最小限の薬剤量で対応十分ですので、シロアリ予防については薬剤の大量散布ではなく、定期点検による早期発見で対応可能です。

今回の点検調査では、過去に処理した箇所への再侵入、新たな箇所への侵入等確認されませんでした。きちんと駆除処理ができていれば、新たな侵入はそうそうあるものではありません。シロアリ対策は薬剤の大量散布だけではなく、薬剤を撒かずに対処する方法もあるのです。当社では、点検調査を主体としたシロアリ対策をお薦めしています。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月 5日 (火)

羽アリが出た構造に

発生したのはオオハリアリ羽アリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。この物件では、秋の羽アリが発生したとのことです。

死骸を採取して頂いていたので虫体を同定した結果、オオハリアリ雄の羽アリでした。オオハリアリはシロアリの天敵とされている肉食性のアリで、シロアリ被害や生息が確認される事例が多くなっています。

但しこの物件の問題は構造で、床下の高さが殆どない転ばし床構造です。基礎は逆ベタ基礎(土間床)構造で、設計者はシロアリやオオハリアリは侵入しない筈だと思われたのでしょうが、建物には隙間がありそこから侵入するのです。

とりあえず床下点検口を新設し対応する予定ですが、羽アリの発生した箇所と生息場所は必ず一致する訳ではありません。設計される方に言いたいのは、何のために床下はあるのかです。床下は地面と室内の間のワンクッションであり、この空間でシロアリや湿気と対峙する必要があるのです。シロアリ対策に対峙する立場の人間からすると、侵入できない床下空間などありえないのです。動物や昆虫は環境に順応する生き物です。人間の浅はかな知恵など全く役に立たないのです。

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2017年12月 4日 (月)

虫体同定

発生はコクゾウムシ 右の写真はハウスビルダーさんから同定依頼を頂き、送付頂いた虫体です。

今回頂いた虫体は、新築物件で発生したとのことです。この虫体はあまりにも特徴が有り過ぎで、これはコクゾウムシです。米びつ内で発生する虫として有名です。

ハウスビルダーさんにお願いしたのは、虫体の送付方法です。写真の通りセロハンテープに貼られると、剥がすのに一苦労です。今回は布テープに捕獲されたものの上からセロハンテープを貼り付けいますので、まともに剥がすことはできませんでした。

今回は同定し易い昆虫でしたが、テープで貼り付けられた虫体を同定するのはかなり困難です。次回からは小箱に入れ、虫体が潰れないよう送付頂くようお願いをしました。

家屋害虫対策の原理原則は、発生している昆虫の同定です。同定をせず、とりあえず薬剤を撒く悪質業者には気を付けましょう。

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2017年12月 3日 (日)

定期点検調査

非破壊シロアリ探知機によるシロアリ調査 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にシロアリ調査、床下点検でお伺いしました。

この物件はパッシブソーラーシステム構造で、建築基準法に定められた床下の高さが確保された住宅です。床下側から点検調査では、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。床下側から点検調査できない箇所については、非破壊シロアリ探知機を用いて点検調査を行いましたが、いずれも問題ありませんでした。

シロアリに対する知識の乏しいハウスビルダーさんやシロアリ防除業者が点検調査する場合がありますが、パッシブソーラーシステム構造でのシロアリ被害調査や駆除処理をした方でないとシロアリ被害等の早期発見はできません。一般的な住宅とパッシブソーラーシステム構造住宅では、シロアリの侵入経路や被害の広がり方など異なるのが理由です。

当社ではパッシブソーラーシステム構造でのシロアリ調査、駆除、対策等を行っています。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月 2日 (土)

垂れ下がる蟻道

大引から垂れ下がる蟻道 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。この物件では、玄関周辺にシロアリ被害が確認されているとのことです。

床下側から点検調査を実施した結果、広範囲にシロアリ被害と生息が確認されました。この物件は築年数が少し経過した物件で、過去にシロアリ調査を含めたシロアリ対策を実施したことがないとのことです。

湿気も滞留しており、シロアリにとって生息に整った環境だったようです。右の写真のように大引から垂れ下がった空中蟻道も確認され、何度も群飛が繰り返されたようです。

ここまで生息密度が高くなると、単なる駆除処理だけでなく侵入防止処理を組み合わせた方が効率的です。床面積も比較的狭く、侵入防止処理と組み合わせても費用は大きく変わりません。

シロアリ対策は現場の状況に応じて、臨機応変な対応が必要です。その前段階として、シロアリ調査が極めて重要で、シロアリの被害と生息状況、侵入経路を精査し、最適な対策の立案が必要なのです。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年12月 1日 (金)

ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボトップページ画像 今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回のトップページ画像は、リフォームによって解体された浴室の様子です。

浴室窓枠を中心に被害が広がっています。在来工法の浴室を解体すると、高い確率でシロアリ被害が見つかります。シロアリの生息が確認される場合もあれば、確認されない場合もあります。

シロアリの生息が確認された場合、シロアリ対策を当然ながら施します。問題は生息していないから問題なしと判断し、何も対策を取らずにリフォームされる場合があります。シロアリはリフォーム時の振動等のストレスで地中に逃げる場合があり、それらが再侵入するケースがあるためシロアリ対策はできるだけ行うべきです。

だからと言って、床下全面に薬剤大量散布する必要はありません。シロアリ調査を行い、必要に応じて対策を取ればよいのです。シロアリ予防しないと、シロアリが侵入すると指摘される薬剤大量散布主義のシロアリ防除業者がいますが、定期的に点検して早期発見に努めれば問題ありません。浴室にシロアリ対策に間違いがなければ、きちんとコロニー(集団)を駆除できるはずです。再侵入するということは、駆除処理が適切でないということとなります。

当社では、薬剤の大量散布に頼らず、必要な場所にのみ対策をお薦めしています。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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