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2018年1月 5日 (金)

構造的シロアリ対策相談

代表的なシロアリ侵入ポイント 昨日は住宅医セミナーを聴講頂いた関東のハウスビルダーさんから相談があり、構造的なシロアリ対策のご相談で来阪頂きました。関東からの来訪ですので、弊社事務所ではなく大阪梅田での打ち合わせとなりました。

太陽熱を利用したシステムで、シロアリ対策をどうすればよいかとご相談を頂いた次第です。シロアリが侵入するか否かは建物の環境よりも、建物の構造が重要な要素となります。侵入できないような構造にすることは大切ですが、後天性な要因により侵入経路が新たに発生する場合があるため、定期的な点検調査と点検調査のできる環境づくりが必要となります。点検調査できない構造もありますが、点検調査の方法は多岐に渡りますので、工夫することが重要です。

既にシロアリ被害がある場合のご相談も頂きましたが、シロアリの侵入経路と生息範囲を点検調査により精査できていれば、極僅かな量の薬剤で駆除処理が可能です。点検調査の精度は、シロアリの生態と建物の構造を理解しているかが重要となるのです。一般的に実施されている薬剤大量散布は、本当のシロアリ駆除ではないのです。

今回のご相談でも話題となりましたが、長期優良住宅で概ね薬剤処理が必要な点です。ましてや5年毎に点検調査を実施し、防腐防蟻処理を行う必要があります。きちんと定期的な点検調査ができていれば薬剤を撒く必要もないのです。それは新築時にも言えることで、わざわざ費用を支出させるための制度としか思えません。

シロアリ対策は、薬剤処理ありきではありません。シロアリフォーラムメンバーでは、基本的に点検調査主体のシロアリ対策であり、薬剤を撒かなくてもシロアリ対策はできているのです。いい加減現実を見たシロアリ対策を国策として考えて欲しいものですね。

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