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2018年2月28日 (水)

侵入防止処理

部分的薬剤処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。先日シロアリ調査を実施した物件でのシロアリ対策でお伺いした次第です。

この物件では、事前のシロアリ調査でシロアリ被害跡や蟻道跡が確認されました。古い跡も多かったのですが、比較的新しい跡も調査時点で確認されました。

お施主さまとハウスビルダーさんの意向から、建物全体へのシロアリ侵入防止処理を実施することとなりました。この物件では、床下へ新たに防湿土間コンクリートが打設されました。そのタイミングで薬剤処理を施しました。

薬剤は協会仕様書の規定量(薬剤大量散布)ではなく、部分的な処理を施しました。建物の構造とシロアリの生態を考慮すれば、薬剤の大量散布は不要です。当社ではシロアリ調査結果から、必要最小限の薬剤処理量で実施するシロアリ対策をベースに構築します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年2月27日 (火)

不明瞭な目的

意味のない床下の炭 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。

この物件は数年前にリフォーム工事を行った物件で、その際シロアリ被害はあったもののシロアリが生息していなかったことから、シロアリ対策未実施のままリフォーム工事を完了させたとのことです。

その後相談を頂き、薬剤処理によるシロアリ対策は必須ではなく、早期発見、早期対応のためのシロアリ調査を行うこともシロアリ対策であると説明、今回のシロアリ調査となった次第です。シロアリ調査の結果、結論的には古いシロアリ被害が確認されたものの、新しい被害、侵入及び生息は確認されませんでした。

ちなみにこの物件では、洗面に写真のような木炭が撒かれていました。建築士の先生に確認すると、お施主さまが敷き込まれたとのことです。このケースでの木炭は意味がなく、目的が不明瞭です。地面に直置きされているため、吸湿能力は直ぐに破過を迎えますので、吸放湿効果はなくなります。シロアリは炭を嫌うから床下に敷き込むのが効果的と言われる方がおられますが、こちらも何の根拠もありません。炭に蟻道を構築することもあれば、炭を齧るケースもあります。挙句の果て、炭を蟻道の材料としても使います。科学的根拠のないものは、詐欺としかいいようがないのです。

今回の事例でもよくわかりますが、薬剤処理していないからといってシロアリが侵入する訳ではありません。シロアリ調査で精査すれば、薬剤処理の必要がないと判断されれば、薬剤処理を実施せず定期的に点検調査すれば問題ないのです。

当社ではシロアリ調査によりシロアリの侵入経路と生息範囲を精査し、適切なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年2月26日 (月)

消費速度上昇

活性の上がってきたイエシロアリ 飼育中のイエシロアリは、冬場でも活動しています。

立春を過ぎた2週間程前でも、水取場へのブリッジ内で活動している様子が確認されましたが、雨水を過ぎた頃から活動する数が増え始め、昨日などは動き自体も早くなってきました。

昆虫は変温動物ですが、在来種であるヤマトシロアリは比較的低温でも活動することが知られてきました。一方、南方系の外来種であるイエシロアリは、寒さに弱いと考えられてきました。

飼育室内の温度ですが、今年の最も下がった室温は3℃でした。それでもイエシロアリは寒さに耐えて活動しています。意外と適応能力が高いものと考えられます。

阪神間では海岸線沿いでイエシロアリの生息が確認されていますが、結構内陸部でも確認されています。また、予想だにしない山の中腹部でも生息が確認されています。一般的な常識とされていることを考慮すると、生息できないと考えられている場所です。それでもイエシロアリは活動しており、環境に対応できるだけの能力を有しているのです。

シロアリは飼育することで、色々なことが見えてきます。シロアリを飼育したことがないシロアリ防除業者は、薬剤を撒いて金儲けすることだけしか考えていないのでご注意下さい。

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2018年2月25日 (日)

定期点検調査

再構築されていない蟻道跡 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。2年前にシロアリ駆除処理を実施した物件での、シロアリ定期点検調査でお伺いしました。

この物件では、玄関枠から羽アリが発生しました。非破壊シロアリ探知機を用いた調査では玄関周辺で活動を探知したことから、玄関周辺のシロアリ駆除処理を実施しました。

床下側からのシロアリ調査では、玄関上がり框周辺で蟻道が確認されました。コンクリートブロックの隙間に蟻道を構築し、上がり框周辺に被害を与えていたことから、当該箇所もシロアリ駆除処理を行っています。

シロアリ調査の結果、その他の箇所ではシロアリ被害、侵入及び生息は確認されなかったことから、シロアリ予防処理は実施していません。そこで今回施工から2年が経過したことから、点検調査でお伺いした次第です。

点検調査の結果、被害部及びその周辺に被害の拡大、蟻道の再構築及び新たな侵入は確認されませんでした。その他の箇所についても、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。

羽アリが発生したりシロアリ被害が確認された場合、建物全体に薬剤処理が必要と思われている場合が殆どです。シロアリ防除業者は、施工金額が高額となる建物全体の薬事処理を勧めます。しかし実際には、部分的なシロアリ駆除処理を適切に行えば、建物全体への薬剤処理は必要ありません。シロアリ予防処理の代わりに、定期点検調査を実施し早期発見、早期対応すれば問題なく、無駄な薬剤と費用は必要ないのです。

当社ではシロアリ調査によりシロアリの侵入経路と生息範囲を精査し、適切なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年2月24日 (土)

解体中物件

解体中物件で確認されたシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。リフォーム中の物件でシロアリ被害が確認されたことから、調査を実施し、具体的な対策立案のためお伺いした次第です。

早速現場で調査すると、土台や柱等の広範囲にシロアリ被害が確認されました。中には古いシロアリ被害であると判断されましたが、比較的新しいシロアリ被害も確認されました。

ハウスビルダーさんとお施主さまと相談の上、シロアリ駆除処理を行うとともに建物全体のシロアリ対策を実施することとなりました。

リフォーム時には建物全体へのシロアリ対策は、比較的安価で対応できます。どのようなシロアリ対策を実施するかは、事前のシロアリ調査による判断されます。必要最小限の薬剤で、より効果的なシロアリ対策を策定するのがシロアリ調査の重要な役目です。マニュアル通りに薬剤を撒くことだけがシロアリ対策ではないのです。

当社ではシロアリ調査によって精査し、最適なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年2月23日 (金)

殺菌殺虫処理

小屋裏での殺菌殺虫処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。

この物件では、天井裏にイタチが住み着いていたようです。ハウスビルダーさんからどのように対処すればよいか相談を頂き、具体的対策について説明、ハウスビルダーさんによって侵入経路の閉塞対策が実施されました。

イタチは糞尿の被害以外に、糞尿の中に病気の原因となる細菌等が含まれている場合もあります。また、吸血性のダニが生息している場合もあるため、対策が必要です。ちなみに当該物件では、ハエの発生が確認されています。イタチが持ち込んだネズミや鳥などの死骸に湧いたようです。そこで今回は、小屋裏や1階天井裏で殺菌殺虫処理を行いました。

侵入経路の閉塞が正しく行われていれば、再侵入することはありません。イタチ対策の原則は侵入経路の閉塞ですが、きちんと調査によって侵入経路を特定することは言うまでもありません。

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2018年2月22日 (木)

畳の下では

畳の下で確認されたシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。リフォーム予定の物件で、和室の畳を上げたところ、シロアリ被害が確認されたとのことです。

早速現場で調査すると、畳下敷用シートにシロアリ被害が確認されました。ハウスビルダーさんの話しでは、畳を上げた際にはシロアリが活動されたとのことでしたが、現在では確認されません。これはシロアリの生態から当然のことであり、風の流入即ち空気の流れがあれば逃亡するのは当然の動きです。

だからと言ってシロアリは逃げた訳ではなく、一時的に地中へ逃げ戻っているだけです。再侵入することもあれば、他の場所へ侵入することもあります。そのためには適切なシロアリ駆除が必要となります。

シロアリ駆除は大量の薬剤を床下へ撒くことではありません。シロアリ調査によって、シロアリの侵入経路と生息活動範囲を把握し、適切な薬剤を駆除に最適な量と濃度で処理することです。決して大量の薬剤は必要としません。少量の薬剤で駆除できないのは、駆除技術の欠落とシロアリに対する知識不足です。

当社ではシロアリ調査によって精査し、最適なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年2月21日 (水)

セミナー聴講

セミナー聴講 昨日はイエシロアリ駆除用ベイトシステムを開発販売されている廣瀬産業さんの商品説明会を聴講しました。イエシロアリ駆除用ベイトブリングシステムの商品説明のほか、公共木造建築物でのホウ酸製剤が使用不可の件の紹介やイエシロアリ駆除再発に関わる裁判事例などが紹介されました。

ブリングシステムは小員も使用している非常に秀逸なシステムで、イエシロアリの生態をきちんと理解した上で開発されています。シロアリを如何に効率よく駆除するかを考えられたシステムで、今後もイエシロアリでこのシステムが有用な物件があれば、使用して行きたいと思います。

公共木造建築物でのホウ酸製剤使用不可については、廣瀬産業さんが独自に実施した試験結果が元となり効果の弱さから使用不可になりました。これはより現場に近い試験での結果であり、当然と言えるもので国土交通省の正しい判断によるものです。今後も正しい判断で国には対応して欲しものです。

イエシロアリ駆除再発の裁判事例は、よく廣瀬産業さんが丁寧な対応された結果でした。小員も裁判事例に何度か対応したことかがありますが、時間と手間が係るのにボランティアとなりかなり苦労しました。ご苦労が共感できる内容でした。

廣瀬産業さんのセミナーは、シロアリ駆除を単なる儲けの手段として捉えず、技術者として必要なスキルを磨く内容となっていますので、今後も参加して行きたいと思います。

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2018年2月20日 (火)

薬剤処理

生息想定場所への薬剤処理 昨日は継続的に対応している兵庫県内の宿泊・レクレーション施設にお伺いしました。この施設では基本的にIPMで管理を行っています。

IPM管理では6ヶ月以内ごとに1回、定期に統一的に調査を実施し、当該調査の結果に基づき発生を防止するため必要な措置を講ずることとなっており、発生のし易い場所では2ヶ月に1回、その生息状況等を調査し、必要に応じ、発生を防止するための措置を講ずることとなっています。

当該施設では、以前の業者が管理していた時にはゴキブリの目撃事例の報告があったそうです。しかし、当社が担当して以降はゴキブリの目撃事例はないとのことです。勿論、薬剤処理のよるところもありますが、当社のポリシーとして処理ポイントを絞り込み、規定量よりも薬剤処理を減らしています。それ以上に、厨房責任者の方とコミュニケーションを取り、環境対策が最も重要である旨を説明、実行して頂いている点が大きいもの思います。

その結果、管理が行き届いておりゴキブリ目撃事例はありません。今後も、この状態を継続していきたいと思います。

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2018年2月19日 (月)

屋外で活動するシロアリ

屋外で活動するシロアリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。外壁にシロアリ被害らしきものがあるため、シロアリ調査の依頼を頂いた次第です。

早速現場で状況を確認すると、外壁面にシロアリが構築した蟻道が確認されました。蟻道の一部を壊して調査すると、活動中のヤマトシロアリが確認されました。

建物自体は土間床(逆ベタ基礎)構造で、お施主さまのお話しによると、室内側でのシロアリ被害はないとのことです。対策は屋外の限定的な部分で対応可能で、大量の薬剤は必要ありません。薬剤の特性を生かす使い方を行うことで、巣系の駆除を行うことが重要です。

当社では現場の状況に応じて、最善のシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年2月18日 (日)

流出するシロアリ

流出するシロアリ 昨日ご紹介した現場では、活動中のシロアリが確認されました。

被害部に薬剤注入処理を行うと、薬剤の流出に合わせてシロアリが流出しました。シロアリの生息場所へ処理を行うため、土壌灌注処理を実施した結果、土の中からもシロアリが流出しました。それが右の写真です。

寒い時期ですが、シロアリは活動しています。被害部にも多く生息していますが、シロアリの巣系は地中にあるため、工夫して処理することが重要です。

今回の土壌灌注処理では、ニンフの流出が多く確認されました。かなりの巣の成熟が考えられます。お施主さまは見られていませんが、これまでには何度か群飛しているものと考えられました。

現場は色々な情報を提供してくれます。それを見逃してしまう業者は、ただの薬撒き屋でしかありませんのでご注意下さい。

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2018年2月17日 (土)

被害部注入処理

被害部注入処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。先日シロアリ調査を実施した物件での、シロアリ駆除処理です。

この物件は床下のない土間床(逆ベタ基礎)構造で、シロアリ被害は外壁にある柱で確認されています。ベランダデッキと繋がっているため、シロアリ被害は2階のベランダデッキまで確認されています。

シロアリ駆除処理としては、被害部から薬剤注入処理を行いました。可能な限り低圧で、少しずつ被害木材内部へ薬剤を注入します。動力噴霧器などの高圧な状態で注入すると、無駄に薬剤が流出する上、想像以上に被害木材内部へ薬剤が入りません。正しい処理をすれば、薬剤の必要量は少ないのです。

薬剤の特性も考慮しながら処理すると、巣系のシロアリまで駆除できます。薬剤の大量散布ではシロアリが逃亡し、巣系の駆除はできませんのでご注意下さい。シロアリ駆除は事前のシロアリ調査結果を元に、立案されることが重要なのです。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年2月16日 (金)

垂木で確認された生物

正体は変形菌類 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。大規模リフォーム中の物件で、シロアリ被害らしきものが確認されたとのことから、シロアリ調査でお伺いした次第です。

早速現場で被害状況の調査を行うと、シロアリによる被害で間違いありません。被害状況から一見古そうに見えましたが、現在進行形の被害であり、季節的要因でシロアリの姿が確認できないだけであり、今後再侵入する可能性が考えられました。後日、適切なシロアリ対策を提案することとなりました。

今回の調査では、もう一つお問合せがありました。屋根の垂木の表面に、ダニのような虫が確認されているとのことでした。それが右の写真で、木材表面に虫がくっついているかのようですが、これは動きません。この正体は変形菌類(粘菌類)です。

変形菌類は以前にもこのブログで紹介していますが、微生物を食べる動物的性質と、キノコのように子実体を形成して胞子で増える菌類的性質を併せ持つ生物です。古い家屋の木材表面によく見られます。人に危害を与える生物ではないので、そのまま放置しても問題ありません。

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2018年2月15日 (木)

越冬する女王蜂

越冬する女王蜂 右の写真は、昨年シロアリ調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。床下でアシナガバチが越冬しています。一瞬、止まったまま絶命しているのかと思いましたが、僅かに動く触角が確認されました。

床下は屋外よりも温度変動が少なく、風の動きも緩慢で、越冬するのに好都合なのでしょう。床下ではアシナガバチ以外にも、いろいろな昆虫が越冬します。

近年では、床下を部屋の一部と見なす傾向があります。しかし、本来の床下は地面と室内を隔離するために設置された空間です。このワンクッションがあることで湿気をコントロールし、虫やカビが直接入らず、点検調査可能な空間として存在していると考えています。

高温多湿な国土に対応するため、先人が知恵を出して作り出した空間です。点検調査によって早期発見することで、床下という空間の持つ意義が最大限発揮されるのです。シロアリ技術者の使命は薬剤を撒くことではなく、建物をシロアリから守ることなのです。薬剤を撒かなくてよい環境であれば、撒かないのは当然のことなのです。

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2018年2月14日 (水)

スズメバチの巣

床下で確認されたスズメバチの巣 右の写真は、昨年末にシロアリ調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。床下の床板裏面に、スズメバチの巣が確認されています。巣の形状からするとヒメスズメバチと考えられます。

この物件ではシロアリ調査前に、管工事業者さんが床下に入られた際、この巣を見つけて慌てて出てこられたそうです。

管工事業者さんは、慌てる必要はありませんでした。スズメバチの巣は5月頃から女王蜂によって作られはじめ、夏の終わりにはピークを迎えます。その後は新しい女王蜂が生まれ出ていくと、働き蜂は役目を終え天寿を全うします。そのため、冬に見かけるスズメバチの巣は空となっているのです。

この場所は、スズメバチにとって営巣し易い場所の一つだと考えられます。今後この物件ではシロアリ侵入防止処理を施す予定ですので、当面はスズメバチの営巣はないでしょう。

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2018年2月13日 (火)

密接な関係にある水とシロアリ

水とシロアリは密接な関係にあります 右の写真は、先日シロアリ調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。シロアリ被害が、2階のベランダデッキまで広がる様子が確認されています。

これは、当該箇所が水が溜まる構造であることが原因です。シロアリは水の供給源があれば、2階であろうが3階であろうが登っていき活動して被害を与えます。

当該箇所までの経路は常に濡れている状態ではありませんが、シロアリは蟻道さえ構築すれば乾燥に対応できるのです。

建築される方や設計される方へのお願いですが、乾燥をシロアリ対策するのは止めて下さい。基本的には構造的な工夫を行い、必要に応じて薬剤で対応するものです。一般の方には、雨漏れを放置しないで下さい。放置すれば生物劣化は必ず進行しますので、早期対応が重要となります。

シロアリ被害が確認された場合には、シロアリ調査が重要となります。シロアリの侵入経路や活動範囲を精査することで、より効果的で具体的な対策を立案します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年2月12日 (月)

立春を過ぎたイエシロアリ

冬場でも活動しているイエシロアリ 右の写真は、飼育観察中イエシロアリです。巣では水取場へのブリッジが設置してあるため、シロアリが移動する様子を観察することが可能です。

夏場では、多くのシロアリが水取場へ移動する様子が確認されます。この冬場になると移動する職蟻は僅かとなります。シロアリも生きて行くために必要なエネルギーをとる必要があり、活性の大きく劣る冬場でも活動はしているのです。

冬場にシロアリ駆除処理を行う場合は、これら活性が大きく低下することを考慮する必要があります。シロアリ駆除処理は、年中同じ処理方法でよい訳ではなく、時期によっても処理方法が異なります。それでも原則は同じで、必要最小限の薬剤量で対処するのが当社のスタイルです。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

流行には勝てずインフルエンザB型を罹患し、予定していた仕事は延期となりました。先週後半から異変を感じていましたが、B型なのでそう発熱がなかったことから手当が遅れました。なんとか祝日でも空いている医院にお伺いし、イナビル吸入粉末剤を頂きました。早期対応が重要といつも言っていながら、自分の体調に対して対応が遅れました。自分の体もシロアリ対策も早期対応できるよう努めたいと思います。

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2018年2月11日 (日)

アメリカカンザイシロアリの羽アリ

先日発生が確認されたアメリカカンザイシロアリ羽アリ この寒い時期ですが、飼育中のアメリカカンザイシロアリ飼育ケース中に変化が見られました。有翅虫(羽アリ)の発生が確認されました。

文献や資料、他社のウェブサイトなどでは6~9月に羽アリは発生するとされています。しかし、実際の現場では2月に徘徊する有翅虫(羽アリ)を確認したことがありますし、神戸や西宮の物件では5月に羽アリが発生します。アメリカカンザイシロアリに対して、特定することは実際の現場とは異なるものなのです。

シロアリは飼育観察すると、その生態が見えてきます。生態を理解すると、どのように対処するのが効果的なのかが見えてきます。当社ではシロアリの飼育観察を通じて、効果的にシロアリ駆除方法の開発に努めています。アメリカカンザイシロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年2月10日 (土)

土間床構造でのシロアリ被害

土間床構造でのシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。外壁リフォームを行う予定の物件で、シロアリ被害が確認されたとのことからシロアリ調査でお伺いした次第です。

早速現場で状況を確認すると、外壁でシロアリ被害が確認されました。最も被害の甚大な箇所では、ベランダ付近まで被害が確認されました。

この物件の問題は構造であり、床下のない土間床(逆ベタ基礎)構造です。シロアリの侵入経路は一般的な床下側からではなく、屋外基礎面に蟻道を構築しての侵入です。

土間床構造は地面から近いため、蟻道を構築すれば簡単に侵入できます。土間床の多くは蓄熱を目的としていますので、シロアリにとっては好都合です。乾燥状態なのでシロアリは生息や活動ができないと考えられる方がおられるようですが、それはシロアリの生態をご存じない方です。シロアリは蟻道を構築さえすれば、乾燥など全く役に立ちません。また、シロアリは水を運ぶことができますので、木材の乾燥も意味がありません。乾燥がシロアリ対策と言われる方は、現場を知らなさ過ぎです。

シロアリは、私たちの想像以上の行動をします。その動きに合わせて対策を行うことが、本来のシロアリ対策です。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年2月 9日 (金)

浴室解体

土台はかなり被害を受けています 昨日は、シロアリ対策で兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件は昨年末にシロアリ調査を実施した物件で、広範囲にシロアリ被害が確認されました。

今回はリフォームに伴うシロアリ対策で、浴室が在来工法からユニットバスへ変更されるのに伴い、対策実施でお伺いした次第です。

浴室に隣接している洗面では被害が甚大でしたが、浴室の被害は予想よりも軽度でした。それら被害部位に薬剤処理を施しました。土間コンクリートが打設されましたが、この構造では再侵入のリスクが高いのです。

リフォームはまだ継続されており、リフォームの終盤には侵入防止処理を施す予定です。かなり生息密度の高い物件ですので、工夫しながら対処したいと思います。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年2月 8日 (木)

必ず撤去して下さい

不要なシートは撤去しましょう 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。過去にシロアリ調査でお伺いした物件で、定期的な床下点検調査が目的です。

この物件は、布基礎構造の物件で床下は土壌露出状態です。で前回のシロアリ調査で、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されていません。そのため、シロアリ対策として薬剤全面処理ではなく、定期的なシロアリ調査をお薦めしています。その背景としては、居住者さまの中にアレルギー体質の方がおられるため、薬剤は使用したくないとの意向でした。

今回の床下点検調査では、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。薬剤を撒かなくてもシロアリが侵入しない事例は多く、早期発見できた場合に部分処理で対応すれば十分なのです。そのため、定期的なシロアリ調査は重要になるのです。

今回の床下点検調査では、床下に持ち込まれたシートが確認されました。床下でのクラック補修作業のため持ち込まれたようですが、シートは放置してはいけません。シート自体が紙製であり、シロアリの餌になります。また土壌表面に放置されることにより、土壌中の水分が蒸発できずシートに結露します。その結露水がシロアリを呼ぶ原因となるのです。

シロアリ調査や床下点検調査では、シロアリ以外にも床下の環境、健康状態を調査します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年2月 7日 (水)

再侵入及び新たな侵入はありません

きちんと駆除できれば全面処理の必要はありません 昨日はシロアリ定期点検調査で、大阪府内の物件にお伺いしました。この物件は3年前にシロアリ駆除処理を行っています。

シロアリ被害は浴室入口枠周辺で確認されました。その際に実施したシロアリ調査では浴室周辺のみシロアリ被害が確認され、その他の箇所ではシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。浴室の劣化が激しかったことから、浴室リフォームを推奨、その際に部分的なシロアリ対策を提案し、対策を実行しました。

それから3年が経過したことから、定期点検調査を実施しました。今回の点検調査では、新たなシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。

シロアリ対策は、床下へ薬剤を全面的に薬剤を散布するのが当然だと考えるのが、世間一般的な常識です。しかしシロアリの生態を理解し、薬剤の特性を理解して処理すれば、部分的な処理でもきちんと駆除することができ、再発することもないのです。薬剤を大量に使用しながらも再発させるのは、マニュアル処理の弊害です。薬剤の大量散布にシロアリ駆除技術はありません。部分処理はできないというシロアリ業者に駆除技術はありませんのでご注意下さい。

当社では、高額で無駄な薬剤全面処理はお薦めしていません。シロアリ調査によって、必要なシロアリ対策を策定し、提案させて頂きます。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年2月 6日 (火)

必要な場所

薬剤は必要な場所へ処理すべきです 右の写真は、シロアリ侵入防止処理を実施している様子です。処理している構造は、布基礎+土間コンクリートです。

床下がコンクリートで覆われていると、一見シロアリは侵入しないと考えられるケースが多いようです。一般の方は勿論、ハウスビルダーさんや建築士の先生など家屋に係わる方であっても、シロアリは侵入しないと考えられるそうです。

リフォームを紹介するテレビ番組でも、布基礎にコンクリートを流し込んだものを『ベタ基礎』と呼んでいました。ベタ基礎と土間コンクリートでは、シロアリに対するリスクは天と地の差です。ベタ基礎でもシロアリが侵入している事例を多く見ていますが、土間コンクリートでは想像以上に侵入事例は多いのです。

薬剤処理は、布基礎と土間コンクリートの接点部分に処理すればよいのです。平米何リットルという大量の薬剤は必要ありません。薬剤の無駄使いであり、無駄な費用を発生させるだけにしか過ぎないのです。

シロアリ対策は、シロアリの生息状況や建物の構造に対応する形で対処すべきものです。それらを無視し、一括りにするマニュアル処理は如何なものでしょうか。当社ではシロアリ調査によって、本当に必要なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年2月 5日 (月)

対策打ち合わせ

ヒラタキクイムシ成虫脱出孔 一昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。

建築士の先生とお知り合いの方が、中古マンションを購入されたとのことです。そこでリビングのフローリングに小さな穴を見つけられたことから、知り合いである建築士の先生にご相談され、当社に調査依頼を頂いた次第です。

穴の直径は1mm前後、フローリングであることを考慮すると、ヒラタキクイムシ類の成虫脱出孔と考えられます。虫孔から被害材内部にある死骸を採取し、同定した結果、在来種のヒラタキクイムシでした。

築年数が古いと広葉樹中のでんぷん質が変性し、ヒラタキクイムシの幼虫が成長できないと記載された資料や情報をよく見掛けます。これまでの現場調査での経験から言うと、築30年が経過した家屋の合板からヒラタキクイムシが発生し、虫孔や木粉(フラス)の堆積を確認した事例があります。木材中のでんぷん質が変性するのは、短期間におこる訳であないことを注意しなければなりません。

当面の対処ですが生息していないケースもあるため、成虫発生期まで様子をみることとしました。在来種であるヒラタキクイムシの場合、発生しても薬剤処理と物理的対策を組み合わせることで対処できるケースが多いので、発生状況を把握することの方が重要となります。

同じヒラタキクイムシ類でも、外来種のアフリカヒラタキクイムシでは対策は全く異なります。いずれにしても現場での状況調査が基本です。調査結果を元に有効な対策を立案しますが、当社のヒラタキクイムシ調査は有料調査です。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトからお問合せ頂きますようお願いいたします。

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2018年2月 4日 (日)

確定申告関係書類

確定申告関係書類 再来週には確定申告の受付が始まりますが、昨日確定申告に関する書類が届きました。この書類が届くと、急いで確定申告の準備をしなければと焦ります。

証拠書類の整理や会計ソフトへの入力が主な準備となりますが、昨年からの案件、今年の入ってからのシロアリ調査や駆除施工の日程調整、ヒラタキクイムシ対策の日程調整などまだまだ現場の案件も多く抱えており、確定申告だけに注力できないのが現状です。

昨日も、兵庫県内の物件での部分シロアリ対策のあと、ヒラタキクイムシ対策に関する打ち合わせなど、なかなか確定申告に注力できない日々が続いています。それでも申告締切日に間に合うよう、上手く時間を活用して対応していきたいと思います。

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2018年2月 3日 (土)

部分侵入防止処理

部分侵入防止処理 昨日は、シロアリ対策で兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件は事前のシロアリ調査で、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されていません。基礎構造はベタ基礎ですので、シロアリの侵入し難い構造と言えます。しかし、ベタ基礎でもシロアリが侵入する事例は多く、ベタ基礎でシロアリ対策を行うのはリスクが高いので注意が必要です。

この物件では玄関周辺で致命的な問題があり、これまでにシロアリが侵入していないのは不幸中の幸いです。お施主さまにはこの点をご説明し、玄関周辺のみ薬剤処理を施しました。

玄関はその構造を考慮し、薬剤の投薬点を考えなければなりません。薬剤の種類と有効成分投下量を最適化することで、薬剤処理量を抑制しながら最大限の効果を発揮させることができるのです。マニュアル主義では、薬剤の種類は考慮しませんし、規定量処理することが前提となりますので、無駄な薬剤を撒いているだけにしか過ぎません。

当社では事前のシロアリ調査により、最適なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年2月 2日 (金)

発生したのは外来種

発生したのは外来種 右の写真は、いつもお世話になっている建築士の先生から同定依頼のため送付頂いた虫体です。

同定した結果、外来種のアフリカヒラタキクイムシでした。建築士の先生を通じて木粉の堆積状況や虫孔の存在等状況を確認頂いたところ、昨年購入した家具の付近にきな粉のような粉が積もっているとのことでした。

状況から判断すると、室内へ持ち込まれた家具から発生したものと考えられます。すぐに家具を廃棄、できれば役所に相談して焼却処分して貰うよう提案させて頂きました。

今回のケースでは、室内で繁殖している可能性は否定できません。当社での生態観察や試験研究の結果からフローリング表面からの産卵も可能ですので注意が必要です。当面の間は木粉の堆積や虫孔に注意頂くようお願いしました。

アフリカヒラタキクイムシ対策は初動が最も重要であり、調査段階での判断や対策の立案が必須です。なお、ヒラタキクイムシ調査につきましては、有料調査となります。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトからお問合せ頂きますようお願いいたします。

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2018年2月 1日 (木)

ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボトップページ画像 今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回のトップページ画像は、飼育中のカンモンシロアリの有翅虫(羽アリ)が群飛する様子です。シロアリフォーラムメンバーである福岡のサトーシロアリ技研さんから頂いたコロニーで、一昨年の1月末に群飛しました。

カンモンシロアリはその名の通り山口県と福岡県の関門海峡周辺に生息するシロアリです。現地では2~3月に羽アリが発生すると報告されています。カンモンシロアリはヤマトシロアリの亜種で、羽アリの外観はヤマトシロアリとそっくりですが、生態は大きく異なり、軒先など高い場所に被害が及ぶケースもあります。

シロアリは、その種類によって生態が異なります。一般的にシロアリ駆除処理やシロアリ予防処理はマニュアルに沿って行われますが、マニュアル処理ではシロアリの種類は考慮しません。マニュアル処理では高濃度の殺虫剤を大量散布することで、シロアリ駆除予防を行います。大量処理なのでシロアリを駆除することは可能ですが、安全性が高いとは言い切れません。大量散布は、お住まいの方への薬剤曝露リスクを向上させます。当社では、このような薬剤大量散布によるシロアリ対策をお薦めしていません。

当社では、事前の点検調査によってシロアリの種類や生息域などを特定し、最適なシロアリ対策をご提案します。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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