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2018年2月26日 (月)

消費速度上昇

活性の上がってきたイエシロアリ 飼育中のイエシロアリは、冬場でも活動しています。

立春を過ぎた2週間程前でも、水取場へのブリッジ内で活動している様子が確認されましたが、雨水を過ぎた頃から活動する数が増え始め、昨日などは動き自体も早くなってきました。

昆虫は変温動物ですが、在来種であるヤマトシロアリは比較的低温でも活動することが知られてきました。一方、南方系の外来種であるイエシロアリは、寒さに弱いと考えられてきました。

飼育室内の温度ですが、今年の最も下がった室温は3℃でした。それでもイエシロアリは寒さに耐えて活動しています。意外と適応能力が高いものと考えられます。

阪神間では海岸線沿いでイエシロアリの生息が確認されていますが、結構内陸部でも確認されています。また、予想だにしない山の中腹部でも生息が確認されています。一般的な常識とされていることを考慮すると、生息できないと考えられている場所です。それでもイエシロアリは活動しており、環境に対応できるだけの能力を有しているのです。

シロアリは飼育することで、色々なことが見えてきます。シロアリを飼育したことがないシロアリ防除業者は、薬剤を撒いて金儲けすることだけしか考えていないのでご注意下さい。

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