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2018年3月15日 (木)

リフォーム現場ではマスクの着用を

カビ臭の確認されたリフォーム現場 昨日ご紹介した現場で、大工さんより指摘されました。『水谷さん、安全性の高い薬剤を使われているのに、マスクされるんですか?』とのことです。

マスクといっても一般的なシロアリ防除業者が着用する防毒マスクではなく、防塵用のマスクです。着用する理由は二つあり、その一つはこの時期の外出時には花粉症対策で着用しています。

もう一つの理由はカビで、特に古民家の床下にはアスペルギルスやクラドスポリウムなどがあり、多くのカビはマイコトキシンと称する多種の毒素を産生します。また、喘息のアレルゲンとして知られていますので、できれば吸い込みたくありません。そのため、防塵マスクを着用するのです。

建築士の先生やハウスビルダーさん向けの研修会でもよく話をしますが、床下点検調査時には上記の理由から必ず防塵マスクをするようお願いをしています。話しが変わりますが、木工作業の木工粉塵はIARC(国際がん研究機関)のヒトに対する発がんリスク評価でGroup1に該当し、発癌性があるとされています。そのため、作業中でも防塵マスクの着用をお願いしています。

研修会でもシロアリ薬剤は、危険というイメージをお持ちなようです。危険度は、毒性の強さ(Hazard)と曝露量(Exposure)から判断すべきです。だから安全性が高いと言われている薬剤であっても、大量散布は曝露量が多くなるため注意が必要なのです。

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