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2018年3月20日 (火)

隙間に

薬剤穿孔注入跡付近で確認された蟻道 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。玄関の付け框周辺にシロアリ被害が確認されているとのことです。

早速現場を調査すると、付け框周辺でシロアリ被害が確認され、非破壊シロアリ探知機を用いた調査でもシロアリの活動が探知されました。

床下側からの点検調査では、玄関周辺でシロアリの構築した蟻道とシロアリ被害が確認されました。しかしその蟻道や被害周辺では、薬剤処理された跡が確認されました。

お施主さまに確認すると、8~10年程前に玄関周辺で羽アリが発生したことからシロアリ駆除予防処理を実施して貰ったとのことです。ここでポイントとなるのは、シロアリ駆除予防処理後8~10年で被害が確認されるということは施工ミスです。

保証期間は施工後5年かもしれませんが、薬剤の残効性は5年で突然なくなる訳ではありません。シロアリ駆除予防処理で処理された薬剤は、薬効が切れたからといって侵入し急激に被害を広げる訳ではありません。再侵入してから最低でも数年が経過していると見るべきであり、僅かに残留している薬剤と接触すれば効果が得られます。使用された薬剤はネオニコチノイド系薬剤の中で最も使用されているものですので、処理に間違いがなければ効果が得られるはずのなのです。

処理跡を見れば一目瞭然、被害がなくシロアリの経路とならない場所へ処理されています。これは正しいシロアリ駆除処理ではなく、マニュアル処理の弊害でコロニーを意識していない処理です。ですので結果的に処理後10年以内に再発しているのです。

シロアリ駆除は、シロアリの動きを調査し侵入経路と生息範囲を特定し、シロアリの生態を考慮した上で薬剤処理する必要があるのです。使用する薬剤の種類と特定し、処理濃度と処理量を工夫してシロアリのコロニーを駆除することが、本来のシロアリ駆除なのです。

当社では、シロアリ駆除をベースとしたシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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