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2018年4月30日 (月)

浴室から発生した羽アリ

僅かに兆候の見られた浴室入口 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。浴室から羽アリが発生したとのことから、シロアリ調査でお伺いした次第です。

早速現場を確認すると、浴室天井の明かり取りのためのすりガラスに大量の翅が確認されました。羽アリ死骸を捕獲頂いていたので虫体を調査確認した結果、ヤマトシロアリの羽アリでした。

お施主さまのお話しによると昨年も確認されたとのことでしたが、体色が黒いためシロアリの羽アリと思わなかったとのことです。今年の発生時にインターネットで色々と調べた結果、シロアリの羽アリではないかとハウスビルダーさんに相談された経緯です。

問題はこの物件の構造で、パッシブソーラーシステム構造となっています。天井で暖められた空気を床下に送り込み床面を暖めるとともに、室内もその暖めた空気を取り入れるシステムです。そのため、一般的なシロアリ防除業者が実施する薬剤散布は厳禁です。揮発した薬剤(有効成分や有機溶剤、界面活性剤等)が室内に流入し、長期間曝露状態になります。低濃度とはいえ長期間曝露状態になるのは危険で、シックハウス症候群や化学物質過敏症の原因となる可能性があるため注意が必要なのです。

またこの物件の基礎構造はベタ基礎で、シロアリの侵入リスクが極めて低いのに侵入している点も問題です。設計図面を見ながら侵入想定箇所を絞り込み、どのようなシロアリ対策が有効であるかを立案しました。

建物構造が複雑になればなるほど、シロアリ駆除も難しくなります。ましてや床下側からの点検調査ができない構造になれば、更に困難を極めます。しかしながら、シロアリの生態と建物の構造を考慮し、薬剤の特性を生かす使い方ができればシロアリ駆除は可能です。決してマニュアルに沿ったシロアリ防除の仕様書、手順書では対応できません。

当社では、マニュアルによるシロアリ防除処理は行っていません。マニュアル処理は高濃度殺虫剤の大量散布であり、お住まいの方への薬剤曝露リスクを向上させます。当社では事前のシロアリ調査により、シロアリの侵入経路と生息範囲を精査し、必要最小限の薬剤量で駆除します。特にパッシブソーラーシステム構造では、極限まで薬剤使用量を削減して、安全と効果を両立したシロアリ駆除を提供します。パッシブソーラーシステム構造でのシロアリ調査、対策、駆除のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年4月29日 (日)

定期点検調査

非破壊シロアリ探知機による点検調査 昨日は、シロアリ対策で兵庫県内の物件にお伺いしました。大型連休も始まり、あまり遠方は対応できないため、比較的近い物件での対応です。

この物件は基礎外断熱構造で、9年前に基礎外断熱部分からシロアリの羽アリが発生しました。外壁のサイディングを撤去し、被害状況を確認した結果、幸いにも壁内の被害は軽微でした。基礎外断熱部分に対して必要最小限の薬剤量で駆除処理を行い、以降定期的な点検調査を実施しています。

点検調査にはシロアリ監視ステーションによる管理と、非破壊シロアリ探知機を用いた点検調査を実施しています。今回の点検調査では、シロアリの侵入及び生息は確認されませんでした。

ターミメッシュなどのシロアリ対策の取られていない基礎外断熱構造は、シロアリ被害が拡大し易い条件にあります。そのため、早期に調査及び対策されることをお薦めします。基礎外断熱のシロアリ調査、対策、駆除のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年4月28日 (土)

順調な喫食

完食されたブリングベイト 昨日は、シロアリ対策で岡山県内の物件にお伺いしました。イエシロアリの生息及び被害が確認されている物件で、半月程前にブリングボックスを設置、ブリングベイトを投入しています。

遠方であることから、お施主さまにご協力を頂き、ブリングベイトの喫食状況を確認頂いており、今回追加投入のためお伺いした次第です。

確認して頂いた時点では完食していませんでしたが、今回の点検時ではブリングベイトが完食されていました。気温上昇に伴い、イエシロアリの活性も高くなってきたようです。

一般的に行われているベイト工法は建物外周部に埋設するため、ベイトステーションにシロアリが侵入するのを待つ受動的な方法となっています。ブリングシステムはシロアリの活動域に設置する能動的な方法であるため、効率よくシロアリ駆除することが可能です。但し、どこにでも設置すればよいというものではなく、事前の調査で設置場所の最適化が必須です。

ベイトシステムはイエシロアリの生態を利用した方法であり、イエシロアリの生態をよく知る必要があります。当社では生態研究のため、イエシロアリの飼育観察や薬効試験を実施しています。イエシロアリ調査、対策、駆除のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年4月27日 (金)

羽がたくさん落ちている

シロアリの羽アリは大量に羽を落とします 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。玄関に羽がたくさん落ちているとのことから、シロアリ調査のためお伺いしました。

先週、玄関で大量の羽が落ちているのを見かけたとのことでしたが、昨日も羽の生えた虫が大量に出てきたため、市販の殺虫スプレーを吹きかけたとのことです。その死骸が右の写真で、ヤマトシロアリの有翅虫(羽アリ)です。

ヤマトシロアリの羽アリは、日中(正午前後)に発生します。羽アリは比較的短時間のうちに翅を切り落とし、落翅虫となって逃げ場を求めます。羽だけが大量に残されるため、外出から帰宅して気付くケースが多いのです。

このように羽アリが大量に落ちるケースは、浴室、洗面、玄関、窓際などで見られます。羽アリが発生するということは、周辺にシロアリのコロニー(集団)があると考えて間違いありません。羽アリが出なくなったからと言って放置したり、市販の殺虫スプレーを撒いただけでは被害は更に進行し、場合によってはまた翌年発生する場合もあります。

大量の翅を放置することは危険で、シロアリ調査を実施し対策を立てることが重要です。一般的な薬剤大量散布では、薬剤費用や人件費等で施工金額が高額となります。当社お薦めの必要最小限の薬剤量で処理する方法では、一般的な施工金額よりも安価となります。但し、シロアリ調査を行わなければ、ピンポイント駆除ができませんのでご注意下さい。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年4月26日 (木)

こちらも発生期

成虫脱出期となったアフリカヒラタキクイムシ 右の写真はいつもお世話になっているハウスビルダーさんから依頼で、兵庫県内の物件にお伺いした際撮影した1枚です。フローリングから木粉の堆積が確認されている物件で、発生しているのは外来種のアフリカヒラタキクイムシです。

この物件では、一昨年のこの時期に初めて木粉の堆積が確認されました。発生種がアフリカヒラタキクイムシであったため、被害が拡大する前にフローリングの全面撤去をお薦めしましたが、ハウスビルダーさんは部分撤去で対応することとなりました。以降、薬剤処理や物理的対策でこれまで対応しています。

ちなみにこの事例での問題点は、国産無垢のフローリングからアフリカヒラタキクイムシが発生している点です。これは、国内流通段階で輸入木材から発生したアフリカヒラタキクイムシが産卵したものと考えれます。こうなると手の打ちようがなく、輸入段階での対策が必要であると考えれますが、実際には難しいでしょう。無垢のフローリングは、一般的な合板のフローリングよりも薬剤による対策の効果は弱く、駆除は困難を極めます。それでも地道に処理を続けるしか、現状方法がありません。

アフリカヒラタキクイムシ対策に正解はなく、発生状況や環境に合わせて対処するしかありません。そのため、調査段階での判断、その調査結果を元に立案する対策が非常に重要です。なお、ヒラタキクイムシ調査につきましては、有料調査となります。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトからお問合せ頂きますようお願いいたします。

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2018年4月25日 (水)

夜に発生した羽アリ

夜に発生した羽アリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。店舗内で羽アリが発生したとのことから、シロアリ調査でお伺いしました。

お店の方にお話しを聞くと、羽アリは夜の8時頃発生したとのことです。発生した羽アリを確認した結果、ヤマトシロアリの羽アリでした。

床下側からの点検調査では、シロアリの侵入や被害、生息などは確認されませんでしたが、床下のない構造部分があったことから、これらが発生源であると考えられました。

そこでポイントになるのが、羽アリの発生時間です。通常ヤマトシロアリの羽アリは正午前後に発生します。しかし当該物件では20時頃に発生しており、タイムラグが生じています。このようなケースでは、羽アリに生息箇所と発生箇所が離れている場合が多いのです。そのため、シロアリ対策に工夫が必要となります。

シロアリ対策は、シロアリの生息状況や羽アリの発生状況に合わせて処理する必要があります。当社ではシロアリ調査を徹底的に実施し、より安全で具体的な対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年4月24日 (火)

群飛の季節

翅を落としたヤマトシロアリの羽アリ 昨日は継続的に対応している兵庫県内の宿泊・レクレーション施設にお伺いしました。この施設では基本的にIPMで管理を行っています。このブログで何度もご紹介している通りです。

作業の帰りにガソリンスタンドに寄った際、見後の写真の昆虫を見つけました。ヤマトシロアリの落翅虫(翅を落とした羽アリ)で、雌雄がペアリング状態にあります。

この状態で営巣場所を見つけると新しい王と女王になり、新たな巣を作ります。羽アリは大量に発生しますが、新たな巣を作ることができるのは僅かな確率です。殆どが、他の昆虫や鳥などの捕食者に食べられてしまいます。

営巣場所は多岐に渡り、特定の場所につくる訳ではありません。巣は環境や成熟によって移動し、常に固定されている訳ではないのです。シロアリ調査では侵入経路や生息範囲を精査し、ある程度巣の位置を推定し対策を考えます。

薬剤大量散布では、巣の位置を推定するなどありません。とにかく薬剤を大量に撒くことが重要なのです。それではお住まいの方への薬剤曝露リスクは高くなる上、施工金額も高額になります。薬剤の大量散布に頼らなくても、シロアリ対策は可能です。シロアリ対策の詳細、シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年4月23日 (月)

室内で発生した羽アリ

室内で確認されたヤマトシロアリ羽アリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、京都府内の物件にお伺いしました。室内で羽アリが発生しているとのことから、シロアリ調査でお伺いしました。

早速現場で調査すると、ヤマトシロアリ有翅虫(羽アリ)が確認されました。問題はこの物件の構造で、パッシブソーラーシステム構造です。ややこしいのが、床下の高さが10数cmなので床下へ侵入することができません。部分的にピット状になっている箇所があり、こちらは40cm程度でこちらに床下点検口がつくられてあります。

この床下点検口から確認調査すると、内々の基礎に蟻道の構築と羽アリの徘徊が確認されました。ここでまた問題となるのが、この物件はベタ基礎構造なのです。蓄熱のため二重土間となっていますが、外部からの侵入可能な経路はベタ基礎部分です。設計図面を睨みながら、どのような対策が有効なのかを提案させて頂きました。

パッシブソーラーシステム構造は、薬剤の大量散布は絶対にしてはいけません。そのため、極めて微量な薬剤で対策を立てることが必須となります。当社ではパッシブソーラーシステム構造でのシロアリ対策を受け賜わっています。パッシブソーラーシステム構造でのシロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年4月22日 (日)

被害部薬剤注入処理

被害部薬剤注入処理 昨日はシロアリ対策のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件では、昨年晩秋にシロアリ調査を実施しています。

床面積の大きな古民家で調査依頼に至った経緯は、増築された和室で荷物を移動させたところシロアリの生息と被害が確認されました。

シロアリ調査の結果ですが、建物の広範囲にシロアリ被害が確認されたものの、古い被害が多く古民家でよく見られる傾向でした。シロアリの生息はお問合せ頂いた際の和室以外に、1箇所のみでした。

今回の対策としては、現時点でシロアリの生息が確認されている箇所のみ駆除処理を実施しました。被害部から薬剤注入処理を、必要最小限の薬剤処理で処理を行いました。

シロアリ被害があるもののシロアリの生息が確認されていない箇所については、シロアリ予防などの薬剤処理を実施していません。お施主さまのご希望に合わせ、シロアリ予防処理の代替として定期的な点検調査を実施することとなりました。

当社のシロアリ対策は薬剤大量散布に頼らず、シロアリ駆除を基本として点検調査を主体としたシロアリ対策をお薦めしています。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年4月21日 (土)

補虫紙捕獲数計測

補虫紙捕獲数計測 ここ数日、現場でのシロアリ点検調査などの合間を縫って対応しているのが、ライトトラップの補虫紙検定です。

アフリカヒラタキクイムシ対策の一つとして、ライトトラップによるモニタリングを実施しています。これはアフリカヒラタキクイムシの正の走光性(光に集まる性質)を利用し、被害の見えない箇所で発生しているアフリカヒラタキクイムシの生息数を調査するため、設置して管理しています。

捕虫紙に捕獲されたアフリカヒラタキクイムシの数を数え、シーズン毎の消長を確認調査しています。対策を実施した物件では、目視可能な範囲で成虫脱出孔や木粉(フラス)の堆積はなくなります。しかし、ライトトラップに捕獲される数の多い物件は結構あります。

これは発生源が目視範囲内ではなく、目視不可な壁内等で発生していることを示唆しています。そこで発生源を特定した上で、次の対策を立てることが重要です。

成虫を見かけなくなった、成虫脱出孔が少なくなった、木粉の堆積が見られなくなったなどで駆除完了の判断するのは危険です。特に発生年数が経過したから自然減となる判断は、あってはならないのです。

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2018年4月20日 (金)

非破壊シロアリ点検調査

非破壊シロアリ探知機を用いた点検調査 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件はパッシブソーラーシステム構造で、過去に屋外のウッドデッキにシロアリ被害が発生したとのことです。その際、部分的な駆除処理と被害部の撤去が行われたとのことです。

パッシブソーラーシステム構造は、天井裏で暖められた空気を床下へ送り込み、室内に設けられた通気口を通じて室内に取り込まれるため、冬でも自然の力で暖かい環境をつくるシステムです。そのため床下に薬剤を散布すると、強制的に室内へ取り込まれるため、絶対に撒いてはいけない構造です。安全性の高い薬剤であっても、溶剤や活性剤が含まれているため注意が必要です。また極微量な薬剤を長期に渡って曝露した場合の安全性に確証はなく、化学物質過敏症の原因になる可能性があるため注意が必要です。

パッシブソーラーシステム構造でのシロアリ対策としては、定期的な点検調査による早期発見が有効です。床下に入ることのできる構造であれば、床下側からの目視調査が基本となります。但し、点検調査はただ見るだけではなく、シロアリの生態を考慮しながら点検することが重要です。当然ですが床下側から点検調査できない箇所もあるため、それらは非破壊シロアリ探知機を用いた点検調査を行います。特にシロアリの侵入し易い玄関周辺は床下側からの点検調査ができないため、非破壊シロアリ探知機を用いた点検調査が有効となります。

シロアリ対策は薬剤処理だけでなく、点検調査もシロアリ対策です。薬剤を撒けない物件は勿論ですが、薬剤を撒きたくない方の物件でも対応できます。当社ではお施主さまの安全を考慮し、定期点検調査によるシロアリ対策をお薦めしています。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年4月19日 (木)

定期点検調査

点検調査では床下隅々まで精査します 昨日はシロアリ定期点検調査のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件は築10年を迎える物件で、4年前にお問い合わせを頂いて以来のお付き合いです。前回の点検調査は2年前に実施しています。

お問合せを頂いた経緯は、保証期間が過ぎたころシロアリ防除業者の無料点検調査を受けたところ、薬剤処理勧められ高額な見積を提示されたとのことです。一般的な薬剤大量散布の金額ですが、個人が支払うとなると大きな金額です。

コスト面、対費用効果、幼児がおられ安全性に不安を持たれたお施主さまがインターネットで検索し、お問合せを頂いた次第です。初回の点検調査ではシロアリ被害、侵入及び生息は確認されず、その兆候すら確認されませんでした。これら結果から、薬剤処理によるシロアリ対策ではなく、定期的な点検調査を実施し、早期発見に努めるシロアリ対策を提案し、実施する経緯となりました。

前回は2年前に実施、相変わらずシロアリの侵入する気配や兆候すらありませんので、薬剤処理によるシロアリ対策ではなく、点検調査による対策を継続しています。今回の点検調査でも、同じ結果で今後も定期的な点検調査の実施を推奨させて頂きました。

薬剤を撒く必要がないのに、薬剤を撒くことを是とするシロアリ対策が一般的です。しかし、高額な対策は必要なく、安価な点検調査による対策で十分対応可能です。但し、点検調査により建物の構造を判断したうえでの判断が必須です。

シロアリ対策は、建物の状況が大きなファクターを占めます。薬剤処理が効果的な場面もありますので、点検調査結果を元に適切なシロアリ対策を提案させて頂くのが当社のスタイルです。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年4月18日 (水)

副次的効果を期待した予防処理

床下で確認されたゴキブリの死骸 昨日は、シロアリ対策で大阪府内の物件にお伺いしました。この物件は、シロアリ対策の定期的な点検調査でお世話になっているお施主さまからご紹介頂いた物件です。ちなみにこの物件も定期的な点検調査でシロアリ対策を実施しています。

今回は事前にご相談頂き、シロアリ侵入防止処理を施すこととなりました。約10年前に別のシロアリ防除業者が薬剤処理を施していますが、最近ゴキブリをよく見かけるようになったとのことから、ゴキブリの副次的効果を期待してのシロアリ侵入防止処理を実施しました。

シロアリ防除用薬剤の中には、ゴキブリに著効な殺虫成分もあります。但し、その薬剤を撒いたからといって、ゴキブリに効果がある訳ではありません。ポイントはゴキブリの生態に合わせ、効果的な処理を行わなければ意味がありません。

このようなケースでも、薬剤の大量散布は必要ありません。撒いても意味のないところ、無駄なところに撒かなければよい訳で、そうすることを薬剤使用量を低減することができ、結果的に施工費用も抑えることができるのです。逆に言えば大量に薬剤を使えば、施工費用を高くすることができるということなのです。

当社ではお施主さまの薬剤曝露リスクを考慮し、事前のシロアリ調査により処理ポイントを絞り込み、必要最小限の薬剤量でシロアリ対策を行います。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年4月17日 (火)

薬剤処理

潜伏想定部への薬剤処理 昨日は継続的に対応している兵庫県内の宿泊・レクレーション施設にお伺いしました。この施設では基本的にIPMで管理を行っています。

IPM管理では6ヶ月以内ごとに1回、定期に統一的に調査を実施し、当該調査の結果に基づき発生を防止するため必要な措置を講ずることとなっており、発生のし易い場所では2ヶ月に1回、その生息状況等を調査し、必要に応じ、発生を防止するための措置を講ずることとなっています。

施設管理者の方と相談し、当該施設では発生のし易い場所について、2ヶ月毎に薬剤処理を行っています。処理については生息するであろう箇所へ、可能な限り薬剤量を減らして処理を行っています。当該施設では、殆ど害虫が確認されていないことから、年々薬剤使用量を減らして対応しています。当社では害虫対策をIPMの手法で害虫対策を行っておりますので、お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照の上お願いいたします。

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2018年4月16日 (月)

見えない場所に発生部材が

モニタリングを目的としたライトトラップ 昨日はアフリカヒラタキクイムシ対策で大阪府内の物件にお伺いしました。3年前に被害部を撤去、それに合わせて一部薬剤処理を施しました。その後のモニタリングのため、ライトトラップを設置しています。

今回ランプ及び捕虫紙の交換を実施するとともに、捕虫紙の検定を行いました。その結果ですが、9匹のアフリカヒラタキクイムシの捕獲が確認されました。

被害部を撤去し、見た目に対策は完了したと思っていても、撤去しきれていない被害部が見えない場所にあるのです。室内側で被害が発生しないからと対策を怠ると、再発してしまいます。そのためにも、モニタリングは重要なのです。

当社ではアフリカヒラタキクイムシ対策を実施していますが、対策の第一歩は現地調査です。調査により種類の同定、具体的の立案を行いますが、調査は有料です。お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照の上お願いいたします。

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2018年4月15日 (日)

壁内に溜まる死骸

壁内に溜まるアフリカヒラタキクイムシの死骸 昨日はアフリカヒラタキクイムシ対策で大阪府内の物件にお伺いしました。この物件はマンションで、複数の部屋で発生が確認されており、対策としては薬剤処理に加え物理的な対策を施し、ライトトラップによるモニタリングを実施しています。

この物件では、フローリングや壁面で成虫脱出孔が確認されています。概ね薬剤処理と物理的対策で、室内側での発生は抑制されています。目撃事例もなく、対策完了かと思われましたが、天井裏に設置したライトトラップではアフリカヒラタキクイムシを捕獲されました。室内側から見ることができない壁内や天井裏で発生していることを示していますので、管理会社さまと相談し発生源と考えられる壁面に点検口を設置頂きました。

すると壁内では大量のアフリカヒラタキクイムシ死骸が確認され、壁内にはアフリカヒラタキクイムシ成虫脱出孔も多数確認されました。壁内では想像以上に広葉樹系合板が使われているようです。本来であればこれら広葉樹系合板の撤去が対策となりますが、構造的に撤去することが不可能とのことでした。そうなると当該箇所でどのような対策ができるかを構築することが大きな鍵となります。

安易な薬剤処理では、被害は止まらずかえって被害範囲を広げるケースがあります。アフリカヒラタキクイムシの生態も考慮しながら、工夫することが重要です。いずれにしてもアフリカヒラタキクイムシ対策を行うにあたっての大前提は、調査でありその手段は目視とライトトラップによるモニタリングが基本となります。当社ではこれら結果を踏まえて次の段階の対策を立案します。ですのでお問合せ頂いた時点で、駆除可能などうかは判断できませんし、費用も不明です。駆除可能かどうかの判断や費用は、モニタリング結果を踏まえてからとなりますことをご容赦ください。なお、現地調査につきましては有料となっておりますので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参考下さい。

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2018年4月14日 (土)

複合的対策

捕虫紙検定 昨日はヒラタキクイムシ対策で、大阪府内の物件にお伺いしました。この物件で発生しているヒラタキクイムシは、外来種のアフリカヒラタキクイムシです。

この物件はマンションで、アフリカヒラタキクムシの発生箇所は目視可能な範囲ではなく、壁内や床下などに使用されている下地材から多く発生しています。

お施主さまにも協力を頂き、物理的対策と化学的対策を組み合わせて対応しています。そして、モニタリングと捕獲による生息数減を目的にライトトラップを設置して管理しています。

3年前から対策を開始、今年のモニタリング結果としては、捕獲数は大きく低減することができ、完全駆除が見えてきた段階となりました。アフリカヒラタキクイムシは対策方法を間違えると、大きな被害をもたらします。安易な部材交換は、交換コストが高い割に被害が甚大となるためお薦めできません。適切な対処が求められますが、こうすれば対処できるというマニュアルはありません。必ず現場の状況を確認し、適切な対処方法を立案することが重要なのです。

当社のヒラタキクイムシ対策は現場調査と種の同定が必須です。なお、現場調査と種の同定は有料となりますので阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照の上、お問合せ頂きますようお願いいたします。

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2018年4月13日 (金)

土台の被害

被害部からの薬剤注入処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、奈良県内の物件にお伺いしました。先日シロアリ調査を実施した物件での、シロアリ駆除作業です。

シロアリ調査結果から、被害は屋外土台を中心に確認され、侵入経路は基礎面に構築された蟻道をなっています。シロアリ駆除処理は、被害部から薬剤注入処理を行い、薬剤の流出状況を見ながら処理ポイントを変えています。

シロアリ駆除処理に最適な薬剤を選択、状況に併せて処理濃度と処理量を調整しています。規定通りの濃度で処理するのは、素人でもできるマニュアル主義に沿ったシロアリ防除業者です。シロアリ技術者は現場の状況に併せ、薬剤の濃度と処理量を変えます。不必要薬剤は使用せず、必要最小限の薬剤でシロアリ駆除を行います。

目視での侵入経路は屋外に構築された蟻道と考えていましたが、薬剤注入処理実施時の観察では、屋内側からの侵入も考えられました。土間床構造でもコンクリート接合部はあることから、それらから侵入しているものと判断されました。

シロアリ技術者は調査段階で可能な限り精査し、より効率的なシロアリ駆除を考えます。またシロアリ駆除処理では、薬剤の注入状況に応じて臨機応変に対応します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年4月12日 (木)

放置された被害

外壁に構築されたイエシロアリの蟻道 昨日は、シロアリ対策で岡山県内の物件にお伺いしました。別居されているご家族さまから相談を頂き、お伺いした次第です。

相談頂いた時点から、被害の大きさや羽アリの発生時期からイエシロアリと判断し、調査と同時に駆除を開始することで話しを進めさせて頂いています。

早速現場で調査を行うと、建物外周や塀などに大きなシロアリ被害やシロアリが構築した蟻道とともに、イエシロアリの活動が確認されました。室内側の調査でもシロアリ被害が甚大であったものの、長期の放置されたことが要因と考えられました。調査結果の特徴として1階のシロアリ被害の大きさの割に、2階では殆ど被害は確認されませんでした。

お施主さまの希望は不必要なシロアリ対策が不要であるとのことから、ブリングシステムによるシロアリ駆除で対応させて頂きました。シロアリの活性などを確認しながら、ブリングボックスを設置しました。

イエシロアリはきちんと駆除すれば、当面侵入することはありません。その後、リフォームするのであれば、必要に応じてシロアリ侵入防止処理を行えばよいのです。当社では、原現場の状況に応じてシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年4月11日 (水)

補虫紙解析

補虫紙解析 先日からのアフリカヒラタキクイムシ対策として、ライトトラップによるモニタリングを実施しています。モニタリング内容としてポイントになるのは、補虫紙に捕獲されたアフリカヒラタキクイムシの数です。この数によって今後どのような対策を実施するのか、重要なデータとなるのです。

よくあるケースとして室内側でアフリカヒラタキクイムシ成虫脱出孔が確認されなくなったのに、ライトトラップ捕虫紙に捕獲されるケースです。これは、壁内で使用されている材料で発生している場合が考えられます。発生場所が特定できるようであれば、撤去交換及び薬剤処理で対応可能ですが、発生箇所の特定が困難な場合や撤去交換ができない場所の場合、化学的対策や物理的対策など複合的な対策を行わなければなりません。

アフリカヒラタキクイムシ対策に、絶対的な方法はありません。現場での点検調査から複合的に対策を構築する必要があります。いずれにしても、アフリカヒラタキクイムシ対策は早期対応が重要であり、初期段階での調査、判断が必須です。なお当社の現地調査は有料となっておりますので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参考下さい。

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2018年4月10日 (火)

屋外からの侵入

屋外基礎面に構築された蟻道 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、奈良県内の物件にお伺いしました。外壁でシロアリ被害が確認されていることから、シロアリ調査でお伺いした次第です。

早速シロアリ被害の確認された箇所を中心に調査した結果、屋外側基礎面に蟻道の構築が確認されました。この物件の問題点は、床下のない土間床(逆ベタ基礎)構造です。床下側から点検調査することができないため、シロアリの侵入経路を特定することが困難なケースが多くなっています。しかし、今回のケースでは屋外からの侵入ですので、わかり易いケースと言えます。

土間床構造では、地面と床面が近いためシロアリ侵入のリスクは高くなります。コンクリートだからシロアリは侵入しないという考え方は人間の勝手な都合によるもので、シロアリは人間の考えを忖度しません。屋外は乾燥しているからシロアリは侵入し難いと言われるケースもありますが、蟻道を構築してしまえば乾燥などシロアリ対策にならないことが一目瞭然です。

今回のケースでは、必要な箇所だけ薬剤処理すれば十分です。海外でよく行われているような建物外周部地中への薬剤処理は、環境への影響などを考慮すると実施すべきではありません。部分シロアリ駆除処理と定期的なシロアリ点検調査で、対応は十分可能です。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年4月 9日 (月)

パッシブソーラーシステム構造でのシロアリ駆除

パッシブソーラーシステム構造断熱材の蟻道 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。以前シロアリ調査を実施した物件で、外壁リフォームが終了したことから、シロアリ駆除でお伺いした次第です。

この物件の構造は、パッシブソーラーシステム構造で有名なOMソーラー住宅です。小屋裏や床下の空気を室内へ取り込むことで、温度や湿度を快適な状態につくりだす構造です。

床下構造はベタ基礎で、床下の高さが確保されていない構造です。シロアリ被害の確認された箇所は、通常の低い高さより少しだけ深くなっている箇所でした。

設計のコンセプトはベタ基礎なのでシロアリは侵入できない、床下は暖かく乾燥状態にあるのでシロアリは生息できないのがこの構造です。しかし実際にはシロアリが生息し、活動して被害を与えているのです。

シロアリ駆除処理は、最新の注意が必要です。薬剤を大量散布すると揮散した殺虫成分や溶媒などが室内へ強制流入されるため、絶対に使用してはいけません。駆除処理では薬剤の安全性に最新の注意を払い、処理を行いました。使用した薬剤量は100ml程度で、一般的な処理濃度よりも薄い濃度での使用です。薬剤の特性を理解できていれば、これでシロアリ駆除は十分可能です。この有効成分投下量であれば、安全性は確保されます。

当社ではパッシブソーラーシステム構造でのシロアリ対策を行っています。パッシブソーラーシステム構造でのシロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年4月 8日 (日)

ライトトラップ撤去

ライトトラップ撤去 本日は昨日までご紹介したハウスビルダーさんと異なる物件での、アフリカヒラタキクイムシ対策についてご紹介します。

この物件では、フローリングや洗面壁面からアフリカヒラタキクイムシ成虫脱出孔が確認されました。洗面壁面については、全面撤去した後に下地への薬剤処理を実施しています。復旧時には材料を考慮し修復しています。

フローリングについては、薬剤処理等の化学的防除や物理的防除を組み合わせて処理を行っています。以降、天井裏や小屋裏にライトトラップを設置してモニタリングを実施しています。

対策初年度には数十匹のアフリカヒラタキクイムシ成虫の捕獲が確認されましたが、以降数匹の捕獲となっています。今回お施主さまからライトトラップの撤去依頼があり、対応させて頂きました。

お施主さまには、まだライトトラップにアフリカヒラタキクイムシ成虫が捕獲されており、いつ再発するか不明である旨を説明、再発があった場合必ず連絡を頂くようお願いをしました。

理想はモニタリングで捕獲数がゼロとなることですが、コストもかかることですので当社としては強要していません。最終的に家屋を守るのはお施主さまであり、それに対してアドバイスするのが当社のスタイルです。ヒラタキクイムシ類に関する情報は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参考下さい。

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2018年4月 7日 (土)

発生から10年が経過しても成虫脱出孔は確認されます

発生から10年が経過しても成虫脱出孔は確認されます 昨日は一昨日に引き続き、愛知県内でのヒラタキクイムシ対策でした。いつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、対象は外来種のアフリカヒラタキクイムシです。

複数の物件で発生が確認され薬剤処理等の学的防除と、ライトトラップによるモニタリング兼捕獲目的の物理的防除などを組み合わせて対応を行っています。

アフリカヒラタキクイムシもある一定年月が経過すると、近親交配により生息数が自然減少すると言われる方がおられますが、これには幾つかの疑問を感じます。一つは人工飼育した場合、短期間(1~2箇月)で成虫となりより近親交配が進むと考えられますが、年月が経過しても生育劣化は見られません。二つ目は現場での事例で、今回の現場のように発生から10年以上経過しても生息数は減りません。年度毎の上下はあるものの、決して少ない生息数ではないのです。

これらの結果から、木材中に含まれるでんぷん量に影響しているものと考えます。食害が進み木材中のでんぷん量が減ると、生育不良となります。しかし新たにでんぷんを多く含む木材を見つけ生息できると、生息数は急激に増えるのです。そう考えると、家屋内の木材材料による影響によるものと関連づけができ、一定年月で自然現象するのは生育できる環境がなくなったことと考える方が正しいのではないかと思います。

古い木材になるとでんぷん量が減ると言われていますが、百年も経過すれば減るかもしれません。40年程度では関係ないと考えている根拠としては、築50年の家屋からラワン合板を持ち帰り、アフリカヒラタキクイムシ成虫を放虫し、恒温器中で飼育すると数ヶ月後には成虫の発生が確認されました。年数が経過した家屋だから大丈夫というのは、過信が齎す危険なのです。

アフリカヒラタキクイムシ対策は早期対応が重要であり、初期段階での調査、判断が必須です。なお当社の現地調査は有料となっておりますので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参考下さい。

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2018年4月 6日 (金)

アフリカヒラタキクイムシ対策

ライトトラップによるアフリカヒラタキクイムシのモニタリング 昨日はヒラタキクイムシ対策で愛知県内の物件にお伺いしました。元々はお施主さまからヒラタキクイムシでご相談頂き、ハウスビルダーさんにご協力頂きながら対策を行っており現在に至っています。ちなみにハウスビルダーさんは、外来種のアフリカヒラタキクイムシで困っておられる物件が数件あるとのことから、他のハウスビルダーさんの案件と併せて2泊3日での対応です。

アフリカヒラタキクイムシ発生初期では、被害材の撤去及び交換、薬剤による対策を実施しています。以降、アフリカヒラタキクイムシの特徴的な生態である正の走光性(光に集まる性質)を利用し、ライトトラップによる捕獲、モニタリングを行っています。捕獲結果ですが、徐々に減っていくと考えられがちですが、捕獲数は増減があります。

築年数が経過し、木材が古くなると発生しないと記載されてる資料やウェブサイトを見かけますが、真っ赤なウソです。実際の現場を見れば一目瞭然で、築年数が経過しても発生はずるずると続きます。場合によっては大発生するケースもあるのです。

発生は目視できる箇所だけと限定することは危険で、壁内でも発生しているケースはあります。ライトトラップの捕獲数は統計的に活用し、次の対策に活用します。また生息数の増減を確認することで、アフリカヒラタキクイムシの生態も見えてきます。

今後もモニタリングを継続するとともに、より効果的な対策を立案し実行していく予定です。アフリカヒラタキクイムシの被害は、安易な対策により再発を繰り返す事例が非常に多くなっています。アフリカヒラタキクイムシ対策の第一歩は現地調査ですが、当社の調査は有料ですのでご注意下さい。ヒラタキクイムシ類調査、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年4月 5日 (木)

侵入の兆候はありません

薬剤処理が不必要な床下 昨日ご紹介した物件では、薬剤処理範囲は浴室周辺でした。その他の箇所については、薬剤処理をおこなっていません。その背景としてシロアリ調査を実施し、シロアリ被害、侵入及び生息していないことを確認しています。

一般的なシロアリ防除業者は、シロアリ調査の結果にかかわらず、薬剤全面処理を勧めてきます。無料のシロアリ調査で要した費用を回収するため、薬剤処理を勧めます。

当社のシロアリ調査では、シロアリの侵入経路や生息範囲を精査し、最適なシロアリ対策を提案します。しかし薬剤全面処理を勧めるシロアリ防除業者は、シロアリに生息の有無に関係なく薬剤処理を勧めるため、精査する必要ななく、薬剤処理が必須である理由を探すためシロアリ調査を行うのです。

定期的な点検調査に、否定的な意見を述べるシロアリ防除業者がいます。点検調査で十分対応できるということを証明させると、薬剤処理できなくなってしまうのが原因です。このブログを見て頂いてお分かりかと思いますが、薬剤処理しなくても定期的な点検調査がシロアリ対策として成立しており、これが事実なのです。当社では、お住まいの方の安全と安心を両立させた点検調査によるシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年4月 4日 (水)

部分処理

浴室壁内への薬剤処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。浴室リフォーム中の物件で解体が終了したことから、シロアリ侵入防止処理が目的です。

ハウスビルダーさんからは事前に相談を頂いており、解体時にシロアリ被害の有無を調査頂いています。調査の結果、シロアリ被害や侵入、生息は確認されなかったことから、浴室の解体が終了した段階でご連絡を頂き、侵入防止処理にお伺いした次第です。

シロアリ被害がないのに、シロアリ侵入防止処理を行ったのには理由があります。在来工法の浴室をリフォームした場合、多くはユニットバスが設置されます。その際、浴室基礎内側には土間コンクリートが打設されますが、基礎と土間コンクリートの間には隙間が発生し易く、シロアリの侵入経路となります。そのため、リフォーム時のシロアリ対策は必須と考えています。

シロアリ対策はマニュアルに基づいて処理するのではなく、建物の構造とシロアリの生態を考慮して行うべきものです。当社ではお住まいの方の安全に配慮し、確実で安価なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年4月 3日 (火)

長期優良住宅

配管類も工夫されて設置されています 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。新築中の物件の防腐防蟻処理でお伺いした次第です。

この物件は長期優良住宅仕様なので、薬剤処理か必要となった物件です。耐久性区分D1のヒノキなど、耐蟻性のある木を使えばよいとされています。しかし、現実的に耐久性区分D1の木を使うことが困難なため、薬剤処理となるのです。

耐久性区分D1の木を使っても、実際の現場ではシロアリ被害を受けます。耐久性があるとされている木は、あくまで実験室での結果であり、実際の現場を表しているものではありません。

しかし実際の場面で想定するとベタ基礎が基本ですので、シロアリが侵入するリスクは限りなく少ないのです。それなのに薬剤の大量散布が標準化されているのは如何なものでしょうか。個人的には長期優良住宅はメンテナンスが重要であり、薬剤に頼るのではなく定期的な点検調査によって早期発見に努め、床下の健康診断を行うほうが理にかなっていると思いますが如何なものなのでしょうか。薬剤大量散布で喜ぶのは、シロアリ防除業者と薬剤メーカー、それに付随する方々であり、お住まいの方は喜んでおられないのではないでしょうか。

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2018年4月 2日 (月)

やってはいけない

Inspection1007 右の写真は、先日シロアリ対策の現場で撮影した1枚です。リフォーム終了後にシロアリ侵入防止処理の際、事前調査の際に撮影しました。

床下には、リフォームで放置された木材が散乱しています。シロアリにとって床下へ放置された木材は、格好の餌となります。地面と直に接しているため、土壌中から侵入することができるのです。土壌中から侵入することは、シロアリにとって意味のあるもので、肉食性のアリや雑食性のゴキブリなどの昆虫やヤモリなどの天敵と合わずして餌である木に侵入することができます。

また、本来床束を支えるべきものは束石であるのに、木材が束石となっています。鋼製束なので大引にまで登ることはないでしょうが、基礎際にあるため基礎面に蟻道を構築し、土台に到達することが予想されます。束石とされている木材は直に地面と接しているため、やがて腐れが発生します。木材の体積が小さくなることで床束から離れてしまい、重要な垂直加重を支えることがなくなってしまいます。

今回のリフォーム業者は、お施主さまが契約されたリフォーム業者です。そのリフォーム業者が連れてきたシロアリ防除業者は、ろくなシロアリ調査もせず薬剤大量散布の高額な見積書が出てきたそうです。リフォーム業者もシロアリ防除業者も工事品質が大事であり、金額だけでは計れないのです。

当社ではシロアリ調査により、必要なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年4月 1日 (日)

ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボウェブサイトトップページ画像 今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回のトップページ画像は過去に撮影したヤマトシロアリ羽アリ群飛直前の様子です。兵庫県内の物件で、大黒柱に穴があき兵蟻が護衛をしながらシロアリの羽アリがウロウロしている様子です。

この物件は土台や柱などヒノキを使っており、シロアリに強いという謳い文句の住宅でした。複数の種類の木材が使用されていれば選り好みをすることもありますが、シロアリはヒノキしかなければヒノキを食害します。ヒノキがシロアリに強いというのは、新築時から僅かの期間であり、数年も経過すると忌避成分である精油成分が減少し忌避効果がなくなることで、シロアリの被害を受けるのです。残念ながら、木材の樹種でシロアリ対策するには限界があるのです。

なおシロアリの羽アリですが、阪神間では4月中旬から5月中旬にかけての群飛(羽アリの飛び出す行動)を迎えます。羽アリが発生すると慌ててシロアリ防除業者に連絡し、高濃度殺虫剤の大量散布を行うシロアリ防除処理を行います。この処理ではお住まいの方の薬剤曝露リスクが向上するため、安全とは言い切れません。そして問題になるのが、シロアリ防除費用が高額であるということです。

当社では、一般的なシロアリ防除業者が実施している薬剤大量散布は実施していません。お住まいの方への安全性を確保しながらシロアリへの効果を最大限得るため、必要最小限の薬剤量で対応します。薬剤を大量に使用しませんので、施工金額も抑制することができます。

当社では、シロアリの侵入経路をシロアリ調査によって徹底的に調べ、生息範囲を加味した上で、必要最小限の薬剤量でシロアリ対策を行います。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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