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2018年7月31日 (火)

イエシロアリ駆除完了

イエシロアリ駆除完了 昨日は、イエシロアリ駆除で岡山県内の物件にお伺いしました。4月上旬から、ブリングシステム用いてイエシロアリ駆除を行っている物件です。

前回の点検調査では、イエシロアリの動きが緩慢となり、数週間で駆除が完了するものと考えておりました。その間、業務多忙に加え、大雨や台風の影響から訪問が遅れました。

今回の点検調査では、ベイト剤がカビを覆われ、表面にはイエシロアリ兵蟻の頭部も確認されました。お施主さまと一緒に、屋外部分の蟻道を確認させて頂きましたが、いずれもシロアリの姿は確認されませんでした。これで、イエシロアリ駆除は完了となりました。お施主さまは改めて、ブリングシステムの性能に関心されておられました。

ブリングシステムを含めたベイトシステムは、イエシロアリの生態を利用したシステムです。そのためイエシロアリの生態を理解しておくことが重要で、当社ではイエシロアリの飼育及び観察、薬剤試験を行っています。イエシロアリ調査、駆除及び対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年7月30日 (月)

抑制ができているようです

室内側での薬剤処理 昨日は定期的にシロアリ点検調査を実施している物件にお伺いする予定でしたが、台風のため延期させて頂きました。そこで本日は、先日シミ対策を実施した物件をご紹介したいと思います。

この物件では古民家をリフォームした後、室内でシミをよく見かけるようになったとのことです。シミとはシミ目に該当する昆虫で、体は涙型をしており、丸い方に触覚があります。体表面は銀色をしており、英語では『silverfish』と呼ばれています。家屋内で見られるシミが本を食害していたとされていたため『紙虫』と呼ばれていますが、多糖類や澱粉を含む糊やにかわ、髪の毛やフケなどを餌としています。

人に対して刺したり噛んだりすることはなく特に影響を与えませんが、外見の悪さから不快害虫として扱われます。今回は子供部屋で発生したことから、虫嫌いの女の子の達ての依頼から処理をさせて頂きました。処理からおよそ1箇月が経過しましたが、処理以降見かけることがなくなったとのことでした。

シミの侵入経路について聞かれましたが、リフォーム工事中に家財や荷物を母屋に入れていたことでシミがそれらに侵入、リフォーム終了後に戻した時に持ち込まれたものと考えられました。

いずれにしてもシミの生態を考慮し対策を実施した結果、抑制できているのは評価してよいと思います。ちなみに投下有効成分量は最小限とし、安全を最大限の配慮を行って処理を行っています。室内での処理ですので当然なのです。

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2018年7月29日 (日)

見えない箇所から

捕虫紙に捕獲されたアフリカヒラタキクイムシ 昨日は、アフリカヒラタキクイムシ対策で大阪府内のマンションにお伺いしました。複数の部屋で、アフリカヒラタキクイムシの被害が発生が確認されおり、対策としてライトトラップによるモニタリング(点検調査)を実施しながら、薬剤処理と物理的対策を複合的に実施しています。

被害はフローリングで多く確認されており、一部では壁面等でも確認されています。薬剤処理と物理的対策により、室内側での発生事例及び目撃事例は無くなりました。しかし、天井裏に設置したモニタリング用のライトトラップでは、アフリカヒラタキクイムシが捕獲された部屋が複数確認されました。

ある部屋では、捕虫紙を交換してまだ数箇月で1匹の捕獲が確認されています。室内側で発生が確認されていませんので、壁内にある合板などから発生しているものと考えられます。当該事例では、被害フローリング交換したしたものの、数年後には再発するケースが多く見られています。間違った対策のお陰で、壁内にまで生息域を広げたことでしつこく再発しているものと考えられます。

安易な薬剤処理や被害部材交換は、かえって被害範囲を広げる事例をよく見ます。アフリカヒラタキクイムシ対策は、生態を考慮しながら実施する必要があります。その前提となるのが生息状況調査で、目視調査に加えライトトラップによるモニタリングが極めて有効で、当社では必須項目として採用していす。

当社ではモニタリング結果を元に、アフリカヒラタキクイムシ対策を立案します。そのため、お問合せ時点で駆除可能の判断は困難ですし、費用も算出できません。駆除可能の判断や費用は、調査及びモニタリング結果を踏まえ、具体的対策立案後となります。なお、現地調査は有料となっておりますので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照の上お問い合わせ下さい。

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2018年7月28日 (土)

定期点検調査

シロアリ監視ステーション定期点検調査 昨日は、シロアリ定期点検調査で兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件は基礎外断熱構造で、8年前に基礎外断熱上端部分から羽アリが発生し、メーカーさんからご相談を受け、調査対策を行っています。

この物件では、基礎外断熱構造ですので、床下への薬剤処理は厳禁です。そのため、基礎外断熱部分から部分シロアリ駆除処理を行うとともに、壁内断熱材については被害確認の上、必要に応じて撤去交換を行っています。

予防処理として、一般的には建物基礎外周部土壌に薬剤注入する土壌灌注処理などが行われます。お施主さまと相談、お施主さまの希望もあり、薬剤処理ではなく非破壊シロアリ探知機を用いて点検調査を行うとともに、シロアリ監視ステーションを埋設して点検調査管理を実施することとなり、以降継続的に点検調査を実施しています。

写真のシロアリ監視ステーションでは、設置初年度にヤマトシロアリの侵入が確認されました。しかし、それ以降一度もシロアリの侵入は確認されていません。部分駆除処理に使用した薬剤に触れ、結果的にコロニーが消滅したことで、以降シロアリの姿を見かけなくなったものと考えられました。

シロアリ監視ステーションは、敷地内のシロアリの動きを把握するために比較的多く設置しています。しかし、設置2年目以降シロアリの侵入したステーションはありません。本当に敷地内のシロアリのコロニーが消失したのかを確認するため、確認用の杭も追加で設置してみましたが、こちらも食害を受けることはありませんでした。これらの結果から、敷地内のシロアリは撲滅できたものと判断されました。

但し、シロアリはいつ敷地内に侵入するかはわかりません。地中からトンネルを掘って侵入する場合もあれば、羽アリが飛来し、営巣する可能もあります。シロアリ監視ステーションはそのためにあり、早期発見することで早期対応することが可能となるのです。

シロアリ対策は、建物の構造に合わせて対応すべきものであり、マニュアルで対応できるものではありません。当社では建物の構造、シロアリ調査により侵入経路と生息範囲を把握し、適切なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策のお問い合わせは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年7月27日 (金)

曝露していますが活動しています

薬剤曝露したシロアリが活動した様子 昨日に、引き続き兵庫県内の物件にシロアリ駆除処理でお伺いしました。前日はシロアリ駆除処理として、薬剤伝播性を発揮させるための処理を行いました。この日はハウスビルダーさんとお施主さまのご希望から、侵入防止処理を施しました。

侵入防止処理を行う前に、駆除処理を実施した箇所の調査を行いました。写真はその1箇所で、昨日の施工箇所写真と同一箇所です。

少し見にくいかもしれませんが、蟻道周辺では職蟻及び兵蟻が徘徊しています。この状態であれば、薬剤伝播性を発揮させることが可能です。薬剤処理を行って数時間の間に致死すると、薬剤伝播性を発揮させることはできません。残念ながら薬剤伝播性を謳っている薬剤の中には、薬剤曝露後1時間以内に致死するケースが多いのです。この状態では、薬剤伝播性は発揮できません。

それでもこれら薬剤の中には、使い方で薬剤伝播性を発揮させることができる場合があります。しかし、そのシステムを理解されているシロアリ防除業者は皆無ですし、薬剤メーカーさんの中にもきちんと説明できる人は僅かです。

薬剤メーカーさんのシロアリを見ると、薬剤に曝露させたシロアリを、未曝露のシロアリと混ぜ、数時間後には全頭死亡というデータをよく見ます。これは実験上の結果であり、実際に薬剤伝播性が発揮できることとは、全く関連性はありません。一言でその理由を述べると、現場を再現している試験系ではないということです。

試験系の問題は多く存在し、小員から見ればこの試験系では効果があって当たり前というのが多く存在します。あくまでその試験系で効果があること、それは実際の現場を表したものでないことを覚えておいて頂くと結構かと思います。

当社では研究者としての知見と現場での経験から、独自の試験系で研究を行い、現場でのシロアリ駆除にフィードバックしています。シロアリ調査、駆除及び対策のお問い合わせは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年7月26日 (木)

薬剤伝播性

薬剤曝露したシロアリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、シロアリ駆除処理のため兵庫県内の物件にお伺いしました。5月末にシロアリ調査を実施した物件で、広範囲にシロアリ被害が確認された物件です。

この物件ではシロアリ調査を実施した時点で、床下に侵入できない箇所が数箇所ありました。床下が割合と低く、人通口(床下通気口)が狭いという問題から、ハウスビルダーさんに床下点検口を計8箇所新設して頂きました。

駆除処理ですが、薬剤伝播性を利用してコロニーを壊滅させる処理を行いました。薬剤メーカーさんの資料には、よく薬剤伝播性という文字が出てきます。この薬剤を使えば、巣まで駆除できますというのが謳い文句です。しかし、これには問題があります。薬剤は勝手に伝播することはなく、薬剤を伝播させるのはシロアリです。そのシロアリに薬剤を伝播させるためには、工夫が必要です。

薬剤の大量散布では、薬剤は伝播しません。被害部へ大量に薬剤を流し込むと、薬剤と接触したシロアリは致死します。伝播させる時間がありませんので、巣まで薬剤を運ぶことはありません。その上薬剤の大量散布を行うと、殆どのシロアリが逃亡します。それで家を守ることができるという目的は達成できますが、巣は駆除されていません。

薬効がなくなると、シロアリが再侵入するのは巣が駆除できていないためです。きちんと巣の駆除ができていれば、早々侵入することはありません。当社では、予防処理の代わりに定期的な点検調査を実施していますが、駆除処理を実施した物件で定期的な点検調査でシロアリが再侵入した事例はこれまで1件のみです。それも新しい蟻道で、これまで家屋へ侵入してこなかったコロニーによるものと考えられました。

ちなみに写真は薬剤処理を実施した後の様子で、シロアリは元気に活動しています。シロアリが活動しないと、薬剤は伝播しないのです。当社では、事前のシロアリ調査によりシロアリ駆除処理をベースとしたシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策につきましては阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照の上お問い合わせ頂きますようお願いいたします。

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2018年7月25日 (水)

流出するシロアリ

流出するシロアリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。先日シロアリ調査を実施した物件で、シロアリ駆除のためお伺いした次第です。

この物件では、リフォーム工事の既存部分を解体中にシロアリの生息と被害が確認されました。その時点で現場の写真等を送付頂き、リフォーム工程を変更せず、どのようにシロアリ対策を組み込むか相談し、今回お伺いした次第です。

土が露出していた土間には、土間コンクリートが打設されています。しかし、シロアリは地面から侵入している訳ではありません。シロアリの侵入経路は、壁面です。この物件は傾斜地にあり、建物の半分が地中に埋まっています。その壁面にあるコンクリート接合面のクラックからの侵入です。

被害部に薬剤注入処理を行うと、大量のシロアリが流出しました。ハウスビルダーさんは既にいないものと考えられていたようですが、侵入経路に対しては何もしていませんので、シロアリが生息していても当然と言えます。

シロアリ駆除の基本は、シロアリ調査によって侵入経路と活動範囲を精査し、最適な薬剤と処理方法を用いて処理することです。シロアリの侵入経路や活動範囲は千差万別ですので、マニュアルで処理できるものではないのです。当社ではシロアリ調査によって最適なシロアリ対策を立案し、提案します。シロアリ調査、駆除及び対策は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照の上お問い合わせ頂きますようお願いいたします。

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2018年7月24日 (火)

外部侵入

屋外基礎面に構築された蟻道 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。この物件では、ハウスビルダーさんの定期点検時、屋外に放置された木材にシロアリの生息が確認されたとのことから、シロアリ調査の依頼を頂いた次第です。

早速現場を調査すると、シロアリの生息が確認された木材からはシロアリは既に逃亡し、姿は確認されませんでした。但し、外周基礎部分には写真の通り蟻道の構築が確認されました。

問題は室内側で、この物件の構造は床下が殆どない逆ベタ基礎(土間床)構造となっており、所謂転ばし床構造です。そのため、床下側からの目視による点検調査はできません。そのため、非破壊シロアリ探知機を用いて、壁内のシロアリ活動状況を調査しました。その結果、室内側壁内の一部でシロアリの活動を探知しました。

室内側ではシロアリ被害が確認されていませんが、これは壁にプラスターボードが使われているためで、シロアリはプラスターボードに穴をあけることがあっても食害する訳ではありません。そのため、発見が遅れがちとなるため、注意が必要です。

シロアリはコンクリートで囲まれた逆ベタ基礎(土間床)構造でも侵入するため、過信は禁物です。当該事例の場合、必要以上の薬剤処理は不必要であり、正しいシロアリ調査によってシロアリの生息範囲を特定することができれば、必要最小限の薬剤で対応可能です。薬剤の大量散布することによる、高額な出費の必要はありません。当社では、シロアリ調査により侵入経路と活動範囲を特定し、最適なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査及び駆除、対策は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照の上お問い合わせ頂きますようお願いいたします。

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2018年7月23日 (月)

空隙

泡状薬剤による注入処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。一昨年からアフリカヒラタキクイムシ対策を継続的に対策を実施している物件です。

この物件では薬剤注入処理を対策を実施しており、被害部へ効率的に薬剤注入をするため泡状薬剤による注入処理を行っています。被害部へきちんと薬剤注入できれば、広範囲に泡状薬剤の流出が確認されます。確認されない場合には、薬剤が入っていないため効果は得られないと思っても過言ではありません。

現在市販されているフォーム剤と、自作の泡状薬剤を併用しています。残念ながら市販のフォーム剤は効果がやや劣る傾向となっています。学会などの報告を聞いてみると、アフリカヒラタキクイムシは薬剤の対して強いようで、市販のフォーム剤は効力不足でないかと考えられます。アフリカヒラタキクイムシに対する薬剤処理については、まだ確立されていません。そのため現場での知見をフィードバックして、処理方法を含めて確立したいと思います。

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2018年7月22日 (日)

キッチンカウンターに確認された穴

キッチンカウンターから噴出する蟻土 昨日はいつもお世話になっている住宅管理会社さんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。シロアリ被害が確認されている物件があるとのことから、シロアリ調査でお伺いしました。

早速現場で調査すると、キッチンカウンターに小さな赤が確認され、その穴の周辺から蟻土の噴き出しが確認されました。この物件は低層マンションですが、床下構造は布基礎に地面が露出した状態となっていますが、建物自体は鉄骨構造です。

当然ですが、鉄骨構造だからといってシロアリが侵入しない訳ではありません。床下が露出地面だと、布基礎に蟻道を構築して家屋内に侵入し、木部を食害します。鉄骨構造のマンションだからシロアリは侵入しないという、設計者の過信が生んだ結果と考えられます。

とりあえず今回は、当該住居に対して見積もりを行いました。当然ですが、他の住居でもシロアリの侵入は考えられるため、シロアリ調査を行うことが望ましいと考えれますが、最終的にはオーナーさんの判断になるかと思います。当社としては、シロアリ調査による早期発見、早期対応の有用性を説明したいと思います。

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2018年7月21日 (土)

高圧は薬剤の無駄使い

被害部薬剤注入処理 昨日はシロアリ駆除のため、大阪府内の物件にお伺いしました。いつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、先日シロアリ調査を実施した物件です。

前回のシロアリ調査では、床組にシロアリ被害とヤマトシロアリの生息が確認されました。侵入経路は束石から束柱にかけて蟻道を構築して侵入していました。

シロアリ被害は束柱や土台、大引では比較的軽微であり、根太で大きな被害でした。これは使用されている樹種の違いによるもので、シロアリは食べやすい木から食害します。一般的にはヒノキやヒバなど耐蟻性が高いといわれる木材は、耐蟻性の低い木材と混在されていれば食べにくくなります。シロアリは軟らかく食べやすい木から食べるからです。

もし総ヒノキ造りで家を建てるとどうなるのでしょうか。これは何度も現場で事例をみていますが、シロアリはヒノキを食べるのです。食べ易さの選択肢がなければ、ヒバや黒檀など関係なく食べるのです。

これも多く見る事例ですが、床組に薬剤を浸透させた加圧注入木材が使用されていれば、加圧注入木材は食害せず、床上の薬剤処理されていない壁内の木材や床板、フローリング材を食害します。木材でシロアリ対策を行うのは限界があるのです。

だからと言って、一般に行われている薬剤の大量散布はお薦めできるものではありません。薬剤の大量散布は居住者に対して薬剤曝露リスクを向上させるだけでなく、費用(コスト)も高くなるのです。シロアリ対策の基本はシロアリ駆除であり、シロアリ駆除は生息範囲に薬剤を届けることです。被害部に大量の薬剤を入れることではなく、必要最小限の薬剤を届けてあげれば良いのです。

その際、高圧での薬剤注入処理は薬剤の無駄使いであり、ややもすれば適切なシロアリ駆除はできません。事前のシロアリ調査結果、シロアリの生態と薬剤の特性を理解していれば、極僅かな薬剤量で充分対応は可能です。当社のシロアリ対策は事前のシロアリ調査結果を元に、シロアリ駆除を基本としたシロアリ対策を提案します。シロアリ調査及び駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年7月20日 (金)

大雨の影響もあり

排水ピットへの薬剤処理 昨日は、兵庫県内の物件に蚊の対策で兵庫県内のマンションにお伺いしました。3年前から対策を実施しており、今年も継続して実施しています。

蚊対策の基本は、幼虫であるボウフラへの対策です。ボウフラの生息域を特定するため、敷地内の調査がポイントとなります。ボウフラの水系が生殖場所であるため、排水ピットなどの水溜りを処理ポイントとしています。

これら処理箇所について、適切な薬剤を用いて処理を行いますが、処理量には細心の注意が必要です。ボウフラ対策用の薬剤は防疫用医薬品で、用法用量を守ることで安全性は確保されます。しかし、水系に薬剤を流処理するため、下水を通じて河川や海などの流出することを考慮しなければなりません。

先月も対策を実施していますが、先日の大雨で薬剤は流出により消失していると考えられました。幸いにもまだ蚊は確認されませんでしたので、この状態が継続できるよう細心の今後も注意しながら対策を行いたいと思います。

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2018年7月19日 (木)

土間コンクリートの過信

土間コンクリート床下で確認された蟻道 右の写真は、先日シロアリ調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。室内床面にシロアリ被害が確認されたことから、床下側から点検調査を行っています。

基礎面にはシロアリが構築した蟻道が確認され、土台を通って大引にまで到達しています。この物件の床下構造は、布基礎+防湿コンクリートとなっています。防湿コンクリートとは、布基礎の内側に防湿シートを敷き、その上から土間コンクリートを流し込んだ構造です。

シロアリは布基礎と土間コンクリートの接点部分から蟻道を立ち上げています。一般の方や一部の建築士の先生やハウスビルダーさんの中には、床下がコンクリートだから侵入できないと考えられているようです。しかし、実際の現場で床下調査を行うと一目瞭然、布基礎と土間コンクリートの接点部分にはクラックと呼ばれてひび割れがあるのです。そのひび割れが1mm以上広がると、シロアリは侵入することが可能となります。

土間コンクリートの床下は土の床下に比べ、シロアリの外敵が少ない環境にあります。そのため、シロアリが侵入すると被害が大きくなるのです。更に床下がコンクリートなのでシロアリが侵入しないという過信が、更なる被害を拡大させているのです。

シロアリ防除業者の中には、だから薬剤処理が必要と言われることがありますが、重要なのはシロアリ調査です。シロアリ調査によって早期発見に努めていれば、ここまで被害が大きくなることはありません。当社では、シロアリ調査によって未然にシロアリから建物を守ります。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年7月18日 (水)

押入の奥で

押入の奥で確認された蟻道 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。賃貸物件で、入居者が退去した際、押入でシロアリ被害が確認されたとのことから、シロアリ調査でお伺いした次第です。

押入を確認すると、シロアリの構築した蟻道や被害が確認されました。床下側からの点検調査を実施した結果、床組の広範囲に蟻道と被害が確認されました。蟻道の一部を壊し確認すると、活動中のヤマトシロアリが確認されました。

シロアリ被害はいつも見えるところで発生する訳ではありません。どちらかというと見えない箇所で発生することが多いのです。今回の事例のように、押入の中で被害が進行しているケースが多いのです。

シロアリ調査は、シロアリの侵入経路や生息範囲を調べるために行うものですが、シロアリ調査結果を元にシロアリ対策を立案します。シロアリ調査、駆除及び対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年7月17日 (火)

外部からの侵入

サイディングと水切板の隙間に堆積するアメリカカンザイシロアリの糞 昨日はシロアリ調査で、兵庫県内の物件にお伺いしました。昨年、便所枠でアメリカカンザイシロアリの糞の堆積が確認された物件で、室内側に羽アリが確認されたとのことから、調査のためお伺いした次第です。

室内側でアメリカカンザイシロアリの糞の堆積は確認されませんでしたが、外壁サイディングと水切板との隙間に糞の堆積が確認されました。壁内の柱などの木部に生息しているものと考えられました。

この地区ではアメリカカンザイシロアリの生息が確認されており、当該物件の裏には古い空き家があり、外部から見てもアメリカカンザイシロアリの被害が確認されています。羽アリの飛来、定着によって生息範囲を徐々に広げているのです。

今回の事例では、羽アリがサイディングと水切板から入り込んだことが要因の一つです。これら隙間について、物理的に侵入しない工夫するのも手段の一つです。構造的な対策は、建築士の先生やハウスビルダーさんと相談しながら進める必要があります。

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2018年7月16日 (月)

天井裏の蟻道

天井裏の蟻道 昨日は、いつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。雨漏れによって腐朽が確認された天井を開けたところ、蟻道の構築が確認されシロアリではないかとのことから、調査依頼を頂いた次第です。

早速現場を調査すると、天井裏に蟻道の構築が確認されました。しかしこの蟻道はシロアリが構築したものではなく、クロアリの蟻道です。徘徊しているクロアリを確認すると、クロクサアリであったことから、このクロクサアリが構築したものと考えられました。

クロアリの中には、シロアリのような蟻道を構築する種もありますが、蟻道の強度が異なります。シロアリは多くの場合、強固な蟻道を構築します。しかし、クロアリが構築する蟻道は脆く簡単に壊れます。クロアリの蟻道を、シロアリの蟻道と称して不安を煽る不届きなシロアリ防除業者もいますのでご注意下さい。

なおこの物件では雨漏れ補修工事を実施する際、お施主さまの希望でクロアリ駆除を行いこととなりました。室内でクロアリが徘徊するのは、不快とのことでした。当社ではクロアリ駆除や調査を承っております。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参考の上お問い合わせ下さい。

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2018年7月15日 (日)

減少傾向

減少した木粉と死骸 昨日は、大阪府内の物件にアフリカヒラタキクイムシ対策でお伺いしました。この物件はマンションで、アフリカヒラタキクイムシの被害が複数の部屋で発生が確認されています。対策としては、ライトトラップによるモニタリングを実施しながら、薬剤処理と物理的対策等複合的に実施しています。

被害は主としてフローリングで確認されていますが、一部で壁面などでも確認されています。薬剤処理と物理的対策によって室内側での発生は抑制され、目撃事例もなかったことから駆除完了かと思われました。しかし、天井裏に設置したライトトラップには、アフリカヒラタキクイムシが捕獲された部屋も数部屋確認されました。

これは、壁内にある合板などから発生しているものと考えられました。被害のあるフローリングを安易に交換したしたものの、数年後には再発するケースがこの事例に当たります。だからモニタリングは重要であり、モニタリング結果と現場調査から次に有効な対策を考える必要があるのです。

モニタリングで大量の捕獲が確認された部屋では、壁面に被害が確認されたことから前回点検口を設置して頂いています。その壁内調査結果ですが、大量の木粉と死骸が確認され、発生源は壁内で使用されている合板であることがわかりました。そこで前回、複合的な対策を実施しています。

今回の結果ですが、壁内での木粉の堆積や死骸は大きく減少し、ライトトラップへの捕獲数も激減しました。前回の複合的対策が功を奏したようです。しかし、完全駆除には至っていませんので、更なる工夫が必要です。

被害部材交換や安易な薬剤処理は、かえって被害範囲を広げるケースがあります。アフリカヒラタキクイムシ対策は、生態を考慮しながら実施する必要がありますが、その大前提となるのが生息状況調査で、目視調査に加えライトトラップによるモニタリングが必須です。当社では、モニタリング結果を踏まえ、アフリカヒラタキクイムシ対策を立案します。そのため、お問合せ時点で駆除可能の判断できませんし、費用も算出できません。駆除可能の判断や費用は、調査及びモニタリング結果を踏まえてからとなります。なお、現地調査は有料となっておりますので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参考の上お問い合わせ下さい。

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2018年7月14日 (土)

ホウ酸製剤処理

ホウ酸製剤処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。配管からの水漏れによって新築直後の土台が濡れたとのことから、防腐対策でご相談を頂いた次第です。

現場を調査すると、既に洗い屋さんによってきれいに仕上げられていました。結論的には、ホウ酸製剤による処理を行いました。ベタ基礎ですので、シロアリの侵入するリスクが極めて低いこと、長期に渡り防腐効果を付与させたいことから、ホウ酸製剤を選択しました。

ホウ酸製剤の利点は、ガス化しないことが化学合成系薬剤と異なる点です。安全性については高いのですが、使用量が多いためリスク評価上は決して良いのではありません。

効果面では水分の溶脱がないという前提であれば、高濃度で処理されているため高い防腐効果は付与されます。シロアリに対する効果ですが、処理された木材を食害すれば致死しますが、シロアリは賢い集団ですので直に処理された木材は食害しません。コロニーの駆除能力が不足しているため注意が必要です。設計されている方の中にはホウ酸製剤の特性を理解し、全棟ホウ酸処理される方もおられます。

薬剤は一長一短があり、その特性を理解した上で使用しなければなりません。予防処理では優位性がありますが、駆除処理ではシロアリ調査能力と駆除処理技術がなければ全く役に立ちません。薬剤を使い手の知識と技術がなければ、その薬剤が持つ能力は発揮されません。この薬剤を使えば大丈夫という方がおられたら、信用してはいけないことを覚えておかれるとよいでしょう。

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2018年7月13日 (金)

これまでと異なる発生場所

脱出孔に挟まるアメリカカンザイシロアリ羽アリ死骸 昨日はアメリカカンザイシロアリ対策で、兵庫県内の物件にお伺いしました。これまでに対策を実施している物件で、羽アリが50匹ほど発生したとのことからお伺いした次第です。

これまでは2階の一室で羽アリが発生していたのですが、今回は1階の玄関での発生でした。周辺を調査すると、糞の堆積は確認されませんでした。以前、糞の堆積が確認された勝手口周辺を確認すると、前回の脱糞孔の上部に孔が確認されました。それが右の写真で、孔に羽アリ死骸も確認されました。

駆除処理としては、この孔から泡薬剤注入処理を行いました。すると思いもよらない箇所から泡の流出が確認されました。ちなみに以前の脱糞孔からは、薬剤流出は確認されませんでした。

これがアメリカカンザイシロアリの特徴で、成虫脱出孔や脱糞孔が隣接していても繋がっているとは限りません。繋がっていないということが、コロニーが各々存在していることを表しているのです。そのため、これら孔から薬剤処理しただけで、駆除が完了したと判断するのは非常に危険です。孔が確認された時点で処理することは必須ですが、これは被害を拡大しないための対策です。積極的に駆除処理を行うのであれば、非破壊シロアリ探知機で調査し、生息場所を特定して駆除処理をする必要があるのです。

アメリカカンザイシロアリ対策は駆除処理がベースとなりますが、シロアリ調査がポイントとなりアメリカカンザイシロアリの生態を知っておくことが重要です。当社ではアメリカカンザイシロアリの飼育、生態観察、駆除技術研究を行っています。アメリカカンザイシロアリ調査、駆除及び対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年7月12日 (木)

リフォーム中に確認された蟻道

基礎の接合部から侵入した蟻道 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。リフォーム中の物件で、シロアリ被害が確認されたとのことから、シロアリ調査でお伺いした次第です。

この物件は傾斜地に建っており、玄関は2階にあります。1階は建物半分が地中に埋まった状態にあります。ハウスビルダーさんの話しによると、お施主さまが1階の床が下がってきたとのことから調査したところ、床下には15㎝ほど水が溜まっていたとのことです。その水によって木材が腐朽し、床が下がっていたとのことでした。水が侵入した原因は、土間コンクリートのクラックや基礎面の接合部からと考えられました。改めて土間コンクリートを打設し直したタイミングでシロアリ調査となりました。

蟻道は基礎沿いに確認されましたが、途中方向からの侵入ではありません。基礎の接合部、丁度地中にあたる部分からの侵入でした。蟻道の一部を壊すと、高活性のヤマトシロアリが確認されました。当該事例では適切なシロアリ駆除を行うとともに、侵水対策についてハウスビルダーさんと協力しながら進めたいと思います。

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2018年7月11日 (水)

蟻道はこの奥

蟻道への薬剤注入処理 昨日は、いつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。先日シロアリ調査を実施した物件で、洗面でヤマトシロアリの羽アリが確認された物件でのシロアリ駆除処理でお伺いした次第です。

事前のシロアリ調査では、洗面床下の基礎面に蟻道の構築やシロアリ被害等は確認されませんでした。シロアリの蟻道は、浴室側土台とコンクリートブロック基礎の僅かな隙間で確認されました。シロアリは四方を基礎で囲まれた浴室基礎の内側から侵入し、浴室壁内の木部を食害していたものと考えられました。

シロアリ駆除処理としては、浴室壁面から薬剤注入処理を行うとともに、床下側からはこれら土台とコンクリートブロック基礎の隙間に対して薬剤注入処理を行いました。シロアリ予防処理についてはお施主さまが薬剤に対して不安をお持ちであったことから、処理を行わず定期的なシロアリ点検調査を実施することをお薦めし、今後は薬剤処理による予防処理ではなく、定期的なシロアリ点検調査で対応することとなりました。

お施主さまは当初、薬剤全面処理は避けられないと考えておられたようです。しかしヤマトシロアリであれば、定期的な点検調査で充分対応可能である旨を説明したところ、大変喜んで頂きました。当社のシロアリ対策は、薬剤処理ありきではなく、お施主さまの生活環境や健康状態、シロアリ被害の度合いを加味して提案します。シロアリ調査、駆除及び対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年7月10日 (火)

イエシロアリ生息地域

新築時防腐防蟻処理 昨日はいつもお世話になっている設計事務所さんからの依頼で、和歌山県内の物件にお伺いしました。新築中の物件での、防腐防蟻処理でお伺いした次第です。

ベタ基礎構造でベースが一体化されているため、シロアリの侵入は限りなく低くなっています。それならば、薬剤処理は必要でないかというとそうではありません。この物件は、フラット35Sの適用を受ける予定ですので、耐久性が求められるため、防蟻処理が必要となります。

長期優良住宅仕様と同様に、耐久性区分D1のヒノキなど、耐蟻性のある木を使えばよいのですが、現実的に耐久性区分D1の木を使うことが困難なため、薬剤処理となるのです。

今回の物件ではイエシロアリ生息地域ですので、薬剤処理は積極的にお薦めさせて頂きました。ヤマトシロアリとイエシロアリは同じミゾガシラシロアリ科の昆虫ですが、性格は全く違います。ヤマトシロアリの被害はゆっくりと進行するため、家屋への影響が顕在化するのには長期の時間を要します。しかし、イエシロアリの被害は急激に進行するため、対策が必須なのです。

薬剤処理は年月とともに分解するため、効果は永遠ではありません。だからと言って保証期間の5年が経過したからといって直ぐに薬剤処理する必要はありません。シロアリ調査を実施し、本当の薬剤処理が必要かどうかを見極めることが重要です。シロアリ防除業者の中には、保証期間前にシロアリ予防処理を勧める場合がありますが、これはお施主さまと大切な家のことを考えているのではなく、自社の売上と利益を考えているだけにしか過ぎませんのでご注意下さい。

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2018年7月 9日 (月)

構造に合わせた予防処理

構造に合わせた予防処理 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。リフォーム中の古民家での、シロアリ予防処理でお伺いしました。

この物件は古民家で石場建て構造でしたが、リフォームでも石場建て構造を継続した構造となっています。リフォームは大掛かりな方法で、骨組みを吊り上げ配筋した上でベタ基礎を打設しています。しかし、ベタ基礎とは言え構造的にベタ基礎と石場建ての接合部分には隙間が発生してしまいます。シロアリはこうしたコンクリートの接合部から侵入するため注意が必要です。

現場の状況を調査し、処理ポイントの絞り込みを行いました。お施主さまもおられたことから処理の内容について説明したところ、ゴキブリへの副次的効果が期待できることに喜んで頂けました。

シロアリ対策の基本は建物の構造を理解するため徹底的な調査を行い、シロアリの生態を考慮し、最適な薬剤、処理量、処理方法を選択することが重要です。シロアリ調査、駆除、侵入防止のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年7月 8日 (日)

思わぬ形で

床板で確認されたシロアリ被害 昨日は以前シロアリ対策でお世話になった家主さまからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。賃貸物件で、屋根に蔓系の植物について相談があったことからお伺いした次第です。

屋根の大棟から破風板にかけて蔓系の植物が繁殖しています。植物は花が咲いており、花の形状からノウゼンカズラと考えられました。中庭側には木があり、既に切られたとのことですが、屋根では生き生きと花が咲いています。

床下側から上がっている可能性が考えられたことから、畳を上げるとシロアリの蟻道が確認されました。数日前に退去された方が箪笥を動かしたところ、畳に被害が確認され、その際シロアリの活動も確認されたとのことでした。

ちなみに床下点検口がないことから、工務店さんに協力を頂き床下点検口を新設してもらうとともに、ノウゼンカズラについては緑化管理会社に対応してもらえるかどうか確認してもらうこととなりました。対応できない場合は足場を組んでもらい、小員が薬剤処理することで対応させて頂く予定としました。

床下点検口が新設できた段階で、改めてシロアリ調査を実施する予定です。シロアリ調査によってシロアリの侵入経路及び生息範囲が精査できた段階で、最適なシロアリ駆除及び対策を行う予定です。調査結果次第ですが、可能な限り薬剤使用量を削減し、安全に配慮したシロアリ対策を提案したいと思います。

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2018年7月 7日 (土)

シロアリ被害のない古家

シロアリ被害のない古家 昨日は、いつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大雨の中でしたが兵庫県内の物件にお伺いしました。リフォーム予定の物件で、事前のシロアリ調査を依頼頂いたことからお伺いした次第です。

早速床下側から点検調査を結果、シロアリの被害、侵入及び生息は確認されませんでした。結構年数の経過した家屋であったことから、ハウスビルダーさんも被害はあるものと考えられていたようですが、拍子抜けだったようです。

床下調査のため床下に侵入した際、シロアリ被害はないだろうと予測ができました。その理由は床下の臭いで、クロルデン臭がしたことが原因です。クロルデンは昭和61年(1986年)に禁止された薬剤で、非常に殺虫効果の高かった薬剤です。現在の薬剤と比較すると、単位面積当たりの有効成分投下量が恐ろしく多く、分解しないという特徴を有していました。そのため今でも残効性があり、シロアリは侵入することができません。

建築士の先生やハウスビルダーさんがインスペクションや耐震調査のため床下調査に入られることがあります。古い家屋の場合、クロルデンが残留しているケースがあるため保護具は必ず着用(特にマスク着用)されることをお薦めします。

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2018年7月 6日 (金)

発生場所の移動

前回とは徘徊場所が異なったサクラアリ 昨日は、室内でクロアリが徘徊するとご連絡を頂いた兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件では、一昨年の晩秋にサクラアリの羽アリが発生し、昨年の春に駆除処理を行っています。

早速現場にお伺いし調査を行いましたが、大雨の影響があってか室内での徘徊は確認されませんでした。お施主さまが事前にクロアリは粘着テープで捕獲されていたことから、同定を行いました。その結果、徘徊していたのは前回同様サクラアリでした。

但し、前回と異なっているのは徘徊の確認された場所です。前回徘徊が確認された場所も調査しましたが、徘徊しているサクラアリは確認されず、活動していた兆候も確認されませんでした。

前回発生時の調査では、床下で巣穴や生息が確認され、室内側との侵入経路も明確でったことから薬剤処理を選択しました。しかし、今回は徘徊が確認されなかったことから、調査で活動範囲や侵入経路の明確化はできませんでした。そのため、今回はプロが使用使用するアリ用毒餌剤による対策を選択しました。但し、サクラアリも個体間に差があり、誘引される毒餌剤もあれば、見向きもしない毒餌剤もあります。そのため、数種類の毒餌剤の設置を行いました。今後はお施主さまにご協力して貰い喫食状況を報告を頂く予定です。その結果を元に、今後の対策について対応したいと思います。

当社では、クロアリ対策を行っています。マニュアルに沿った処理ではなく、対象となるクロアリの生態を考慮し、最適なクロアリ対策を提案します。クロアリ調査、対策、駆除のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年7月 5日 (木)

外部からの飛来

堆積したアメリカカンザイシロアリの糞 右の写真は、先日アメリカカンザイシロアリの駆除処理でお伺いした物件で撮影した1枚です。窓枠サッシの下枠に、アメリカカンザイシロアリの糞が確認されています。

アメリカカンザイシロアリの脱糞孔は、屋外向きの枠部分で確認されました。これは他の物件で発生した羽アリが飛来し、窓枠の隙間から侵入して木部に到達、穿孔し木材内部へ侵入しているものと考えられました。

アメリカカンザイシロアリの場合、糞の堆積位置をよく観察する必要があります。窓枠などで堆積する場合は、外部から羽アリが飛来したケースが多く、室内の内側で堆積する場合は、室内で羽アリが発生しているケースが多いため、生息ポイントを徹底的に調査することが必須です。

窓枠は羽アリの侵入ポイントとして一般的ですが、軒の隙間なども侵入ポイントとなります。そのため、生息場所として小屋裏である事例が多くなっており、これら箇所も徹底的な調査が必要です。シロアリ防除業者の中には、見える場所のみの調査であったり、薬剤注入処理を実施するケースが殆どです。きちんとアメリカカンザイシロアリの生態を考慮し、調査や駆除を行うには、ごく一部のシロアリ防除業者だけですのでご注意下さい。

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2018年7月 4日 (水)

続く堆積と発生

新たな成虫脱出孔 昨日はヒラタキクイムシ対策で、兵庫県内の物件にお伺いしました。いつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、外来種のアフリカヒラタキクイムシが発生しています。一昨年から継続的に、アフリカヒラタキクイムシ対策を実施しています。

前回の対策から1ヵ月半ほど経過し、ここ数日間で新たに十数箇所の成虫脱出孔が確認されました。これまでと同様、物理的対策と化学的対策を組み合わせて対策をおこないました。

これら対策を継続的に実施していますが、発生が小康状態にはなかなかなってくれないようです。しかし、少しづつですが発生の度合いは減少傾向にあるようです。

この処理方法で、当面対策を継続する予定です。工夫を凝らした対策を実施を現在検討中ですが、部材への影響などもあり難航しているのが現状です。ヒラタキクイムシ対策は確立された方法がないためく、現場と対峙しながら対策を続けて行きたいと思います。

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2018年7月 3日 (火)

2種類のクロアリ

活動範囲への薬剤処理 昨日は、室内でクロアリが徘徊するとご連絡を頂いた奈良県内の物件にお伺いしました。この物件では、4年前にも室内でルリアリの徘徊が確認され、駆除処理を行っています。

早速、クロアリの徘徊しているとされる付近の調査を行った結果、クロアリの徘徊が確認されました。そのクロアリを採取し、同定を行った結果、ルリアリであることが判明しました。ルリアリの動線を調査し、薬剤の処理ポイントを決定しました。

ルリアリの動線を調査していた際、お施主さまがこちらでも徘徊していますとのことから、採取同定した結果、こちらのクロアリはアミメアリでした。アミメアリは特徴的な外観ですので、調査同定はし易い種となっています。こちらもアミメアリに動線を調査し、薬剤の種類、添加剤の種類と濃度、処理方法を最適化し、処理を行いました。

室内でクロアリが徘徊する事例は多くありますが、家屋内へ侵入するクロアリの種類は多岐に渡ります。クロアリだからこの薬剤を使用すればよいというものではなく、アリの種類、生態や食性などを考慮し、駆除処理することが重要です。

当社では室内で徘徊するクロアリ対策、駆除を承っております。その際、生息活動状況の調査を実施した上で、具体的な対策を立案及び説明提案させて頂きます。クロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年7月 2日 (月)

土を介さず

止水栓ボックス内で確認されたイエシロアリ落翅虫 先日、以前シロアリ駆除を行ったお施主さまのからの紹介で大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。イエシロアリの羽アリが発生したとのことから、シロアリ駆除の依頼でしたが、とりあえずシロアリ調査を行いシロアリ対策の立案が優先課題です。

建物は2階建てですが、1階が倉庫となっているため床下がなく、土間コンクリートが打設された構造です、羽アリは掃き出し構造となったシャッターの両サイドから発生したとのことです。

早速現場で室内側1階及び2階について調査を行いましたが、どこにも蟻道の吹き出しはありません。建物外周からの調査でも、生息の兆候すらありません。小屋裏について点検口から確認しましたが、構造的に見たい場所は見えません。止水栓ボックスの中では、写真のとおりイエシロアリの落翅虫(翅を落とした羽アリ)が活動していました。

結論としては地中からの侵入ではなく、建物上部と考えられました。確定できれば、より具体的な対策を提示する予定ですが、ブリングシステムも視野に入れながら提案したいと思います。

ちなみにお施主さまは、保健所に相談しシロアリ防除業者に来て貰ったとのことでした。ちなみにセントリコン等に代表されるベイト工法を提案したとのことでした。しかし今回のような土を介さないケースでは、建物外周部にベイトステーションを設置しても無意味です。いつまでたっても毒餌給餌させることができず、駆除できません。

イエシロアリだから建物外周にベイトステーションを設置するという発想は、シロアリ駆除をマニュアル化したものであり、現場を見て、きちんとシロアリ調査を行って出したシロアリ対策ではありません。どうやら施工金額は勉強しますと言っているようですので、きちんと言ってあげたほうがよいでしょうが、当社を選んで頂けるかどうかは不明です。マニュアル化されたシロアリ対策は如何にもわかりやすいため、好まれるのかもしれませんね。

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2018年7月 1日 (日)

ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボウェブサイトトップページ画像 今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回のトップページ画像は、神戸市内の物件で確認されたアメリカカンザイシロアリの有翅虫(羽アリ)です。

阪神間では兵庫県で1976年生息が報告されて以降、徐々に生息範囲を広げています。最初は生息した木材を海外から持ち込んだことが原因ですが、羽アリの発生、近隣への侵入・繁殖により生息範囲を広げています。また、無視できないのが人的要素による生息場所の移動です。アメリカカンザイシロアリの被害と生息が確認されている木材を解体やリフォームによって移動させることで、移動先で繁殖する事例も確認されています。

アメリカカンザイシロアリは家屋内木材内部で小集団のコロニーを複数形成します。場合によってはコロニー数が数百にも及ぶ場合があるため、早期発見、早期対応が重要です。アメリカカンザイシロアリ生息の兆候として、砂状の糞の堆積が挙げられます。この糞は室内側だけでなく、小屋裏など特に気温の高くなる場所や雨がかかる軒や垂木などからも排出されます。カンザイと名付けられたため乾燥した木材に生息する考えられていますが、前述の通り雨のかかる軒や垂木に生息しますし、飼育するとわかりますが水を与えると積極的に飲みにきます。

小集団のコロニーを複数つくることから、そのコロニーを一つ一つ丁寧に駆除処理することが重要です。そのため、そのコロニーを調査により見つけ出すことが必須で、場合によって非破壊シロアリ探知機などを活用することが効果的です。いずれにしてもアメリカカンザイシロアリの知識と経験が調査や駆除に必要なのは言うまでもありません。

当社ではアメリカカンザイシロアリの飼育観察を行い、生態研究を行っています。また独自の薬効試験により、効果的な薬剤の使用方法や施工方法の研究を行い、シロアリ調査及びシロアリ駆除にフィードバックしています。アメリカカンザイシロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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