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2018年7月 2日 (月)

土を介さず

止水栓ボックス内で確認されたイエシロアリ落翅虫 先日、以前シロアリ駆除を行ったお施主さまのからの紹介で大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。イエシロアリの羽アリが発生したとのことから、シロアリ駆除の依頼でしたが、とりあえずシロアリ調査を行いシロアリ対策の立案が優先課題です。

建物は2階建てですが、1階が倉庫となっているため床下がなく、土間コンクリートが打設された構造です、羽アリは掃き出し構造となったシャッターの両サイドから発生したとのことです。

早速現場で室内側1階及び2階について調査を行いましたが、どこにも蟻道の吹き出しはありません。建物外周からの調査でも、生息の兆候すらありません。小屋裏について点検口から確認しましたが、構造的に見たい場所は見えません。止水栓ボックスの中では、写真のとおりイエシロアリの落翅虫(翅を落とした羽アリ)が活動していました。

結論としては地中からの侵入ではなく、建物上部と考えられました。確定できれば、より具体的な対策を提示する予定ですが、ブリングシステムも視野に入れながら提案したいと思います。

ちなみにお施主さまは、保健所に相談しシロアリ防除業者に来て貰ったとのことでした。ちなみにセントリコン等に代表されるベイト工法を提案したとのことでした。しかし今回のような土を介さないケースでは、建物外周部にベイトステーションを設置しても無意味です。いつまでたっても毒餌給餌させることができず、駆除できません。

イエシロアリだから建物外周にベイトステーションを設置するという発想は、シロアリ駆除をマニュアル化したものであり、現場を見て、きちんとシロアリ調査を行って出したシロアリ対策ではありません。どうやら施工金額は勉強しますと言っているようですので、きちんと言ってあげたほうがよいでしょうが、当社を選んで頂けるかどうかは不明です。マニュアル化されたシロアリ対策は如何にもわかりやすいため、好まれるのかもしれませんね。

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