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2018年7月13日 (金)

これまでと異なる発生場所

脱出孔に挟まるアメリカカンザイシロアリ羽アリ死骸 昨日はアメリカカンザイシロアリ対策で、兵庫県内の物件にお伺いしました。これまでに対策を実施している物件で、羽アリが50匹ほど発生したとのことからお伺いした次第です。

これまでは2階の一室で羽アリが発生していたのですが、今回は1階の玄関での発生でした。周辺を調査すると、糞の堆積は確認されませんでした。以前、糞の堆積が確認された勝手口周辺を確認すると、前回の脱糞孔の上部に孔が確認されました。それが右の写真で、孔に羽アリ死骸も確認されました。

駆除処理としては、この孔から泡薬剤注入処理を行いました。すると思いもよらない箇所から泡の流出が確認されました。ちなみに以前の脱糞孔からは、薬剤流出は確認されませんでした。

これがアメリカカンザイシロアリの特徴で、成虫脱出孔や脱糞孔が隣接していても繋がっているとは限りません。繋がっていないということが、コロニーが各々存在していることを表しているのです。そのため、これら孔から薬剤処理しただけで、駆除が完了したと判断するのは非常に危険です。孔が確認された時点で処理することは必須ですが、これは被害を拡大しないための対策です。積極的に駆除処理を行うのであれば、非破壊シロアリ探知機で調査し、生息場所を特定して駆除処理をする必要があるのです。

アメリカカンザイシロアリ対策は駆除処理がベースとなりますが、シロアリ調査がポイントとなりアメリカカンザイシロアリの生態を知っておくことが重要です。当社ではアメリカカンザイシロアリの飼育、生態観察、駆除技術研究を行っています。アメリカカンザイシロアリ調査、駆除及び対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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