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2018年8月 9日 (木)

ウッドデッキのシロアリ被害

ウッドデッキの非破壊シロアリ調査 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。ウッドデッキにシロアリ被害があるとのことから、シロアリ調査でお伺いした次第です。

早速現場を点検調査したところ、ウッドデッキの束石から床束にかけて蟻道の構築が確認されました。お施主さまが束石部分に市販されているシロアリハンターを取り付けられていました。

残念ながらこれでシロアリを駆除するのは、殆ど無理でしょう。非破壊シロアリ探知機を用いてシロアリが活動しているかどうか確認した結果も、シロアリは侵入していませんでした。これはヤマトシロアリ生態の特徴であり、非常に憶病なヤマトシロアリは蟻道の壊しかたが悪いと逃亡してしまい戻ってきません。

ちなみにシロアリハンターのようなベイト方式は、ヤマトシロアリに対して不適です。これもヤマトシロアリの生態の特徴です。コロニーが小集団で融合と分断を繰り返すため、一時的に効果があった(駆除された)ように見えてもコロニーが分断しただけで、コロニー自体は維持されます。そのため駆除された後、何度もベイトステーションへヤマトシロアリが侵入を繰り返すのがその理由です。ベイトステーションに入るタイミングに時間を要するのも憶病なヤマトシロアリの特徴で、分断したコロニーが再侵入したにしか過ぎません。ヤマトシロアリにベイト工法は、不適なのです。

ちなみの当該箇所の対処方法ですが、当面何もしません。注意点としては日常的に、床束等へ蟻道の構築がないかどうか確認することです。薬剤処理だけが、シロアリ対策ではありません。早期発見を行いシロアリ調査も、シロアリ対策の一つなのです。当社では本当に必要なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、シロアリ駆除及びシロアリ対策につきましては、阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照のうえお問い合わせ下さい。

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