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2018年10月31日 (水)

古民家のシロアリ被害

土台で確認された蟻道と被害 昨日はいつもお世話になっている設計事務所の建築士の先生からの依頼で、兵庫県内の物件にシロアリ調査のため同行しました。現在リフォーム中の物件で、既存部分の解体中にシロアリ被害が確認されたとのことから、シロアリ対策立案のため調査にお伺いした次第です。

早速現場で被害状況調査を行った結果、建物南側の土台付近にシロアリが構築した蟻道が確認されました。現時点でシロアリの活動は確認されませんでした。シロアリ調査でシロアリが確認されなかった場合、シロアリが侵入していないと判断するのは早合点です。リフォーム中は振動などによってシロアリが被害部から逃亡するケースもあります。シロアリが生息していないと判断し、リフォームを継続する場合も多くあるようです。そのようなケースでは、数年後に家屋内へ再侵入して被害を与えるケースがあります。被害は新しく使用した木材に発生すうrケースが多くなっているのが特徴です。

リフォーム時にシロアリの生息が確認されていなかったので、責任を逃れようとする建築者がおられるようですが、裁判判例で建築者サイドの落ち度と認定されていますので注意が必要です。当該物件では最近までシロアリの活動があったと判断されるこうもくがあったことから、適切なシロアリ対策は必須と判断しました。

シロアリ対策としては一般的に実施されている薬剤大量散布ではなく、シロアリ調査によりシロアリの想定活動範囲を考慮、建物構造を加味して必要最小限の薬剤量で対応することを提案しました。シロアリ対策は、事前のシロアリ調査結果を元に立案するのがとうしゃのスタイルです。シロアリ調査及び対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照のうえお問い合わせください。

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2018年10月30日 (火)

基礎外断熱部分の非破壊調査

基礎外断熱部分の非破壊調査 昨日は継続的にシロアリ点検調査を実施している、兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件は基礎外断熱構造で、9年前に基礎外断熱部分から羽アリが発生しました。

あるメーカーさんのご紹介で、お伺いをしてシロアリ駆除処理を実施しました。お施主さまのご要望で、基礎外側土壌中に薬剤を処理するトレンチ処理は実施していません。そのため、建物外周部分にシロアリ監視ステーションを設置して点検調査するとともに、非破壊シロアリ探知機を用いて基礎外断熱部分の点検調査をしています。

今回の点検調査でも、シロアリ監視ステーション内への侵入は確認されず、基礎外断熱部分の非破壊調査でもシロアリの侵入は確認されませんでした。

基礎外断熱構造で、ターミメッシュなどのシロアリ対策の取られていないケースでは、シロアリ被害が甚大となる場合が多いため、早期に調査及び対策されることをお薦めします。基礎外断熱のシロアリ調査、駆除及び対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照のうえお問い合わせください。

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2018年10月29日 (月)

蟻道

床下換気口に形成された蟻道 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、床下点検調査のため大阪府内の物件にお伺いしました。

この物件はハウスビルダーさんによってリフォームを予定している物件で、リフォームの打ち合わせの際に浴室入口が腐朽しているため、床下の点検調査をお薦めされたことから、今回のシロアリ調査となりました。

床下側からの点検調査結果ですが、浴室土台は浴室側からの水漏れに伴う腐朽だけが確認され、シロアリ被害等は確認されませんでした。但し、洗面床下で基礎面に蟻道の構築が確認され、蟻道内部では活動中のヤマトシロアリが確認されました。

腐朽に誘因されてシロアリが侵入すると言われる方がおられますが、何度となく実験をしていますが、あまり関係ありません。それよりも水分の有無が重要で、この蟻道の構築も水分の影響を受けています。浴室土台ではシロアリ被害が確認されず腐朽が確認されているものの、水分の影響を受けますので漏水対策とシロアリ対策は必要です。

シロアリ調査によって導くのは、必要なシロアリ対策です。薬剤全面処理ありきでシロアリ対策を考えると、過剰な薬剤処理となり高額なシロアリ対策費用が発生します。当社では事前のシロアリ調査によって、その物件に最適なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、シロアリ駆除及びシロアリ対策は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参考の上、お問い合わせいただきますようお願いいたします。

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2018年10月28日 (日)

リフォームよりも先に

古い被害に見えるが活動中のシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんと、大阪府内の物件にシロアリ調査のため同行しました。

この物件はリフォームを予定している物件で、下調査のためにお伺いした際、広縁框部分にシロアリ被害らしきものが確認されたとのことです。現時点でシロアリ調査によって生息が確認されれば、リフォーム工程を見直しシロアリ駆除を先行させなければなりません。そこで床下側からの点検調査を実施した次第です。

床下側からの点検調査結果ですが、シロアリ被害が広範囲に確認されるとともに、活動中のヤマトシロアリも確認されました。結構年数の経過した家屋で、何度となくリフォームが行われているようですが、何故か床下にいろいろなものが入れられており、それらの食害も確認されました。

今後はシロアリ駆除処理を先行して実施し、コロニーが駆除されたのを確認した後、床下の廃材等の撤去を実施、その後お施主さまとハウスビルダーさんのご希望で侵入防止対策を行う予定です。シロアリ対策は常に現場の状況を徹底的に調査し、必要な対策を立案することが重要です。その上で当社では、高い効果と安全に配慮したシロアリ対策をお届けします。シロアリ調査、シロアリ駆除及びシロアリ対策に関するお問い合わせは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年10月27日 (土)

シロアリ監視ステーションの意義

シロアリ監視ステーション定期点検調査 昨日は、兵庫県内のマンションにお伺いしました。シロアリ監視ステーションを継続的に点検調査を実施している物件です。

この物件では、ヤマトシロアリの生息や被害が、植え込み部分に確認されています。鉄筋コンクリート造のマンションではシロアリは侵入できないと考えられがちですが、実際には多くの侵入事例が報告されています。

このマンションでも構造的にシロアリが侵入し易い箇所を設計図面で確認したところ、複数の箇所で侵入経路となりうる箇所が確認されています。シロアリ対策として、薬剤を建物外周部分に処理する方法もありますが、土壌への高濃度薬剤大量処理は雨水などにより地下水へ浸み込むことも考えられることからお薦めできません。そのため、植え込み部などにシロアリ監視ステーションを設置し点検調査による管理を行っています。

これまでの点検調査では、ヤマトシロアリが幾つかのシロアリ監視ステーション内へ侵入したことが確認されています。建物の侵入経路となりうる箇所であれば、何らかの対処が必要となりますが、これまでの点検調査実績ではいずれも建物から少し離れた場所での侵入でした。ベイト工法ではベイトステーション内にヤマトシロアリが侵入すれば、ベイト(毒餌剤)を施薬します。しかしヤマトシロアリは憶病ですので、直に毒餌剤の喫食をしなくなります。これではコロニーは駆除できていませんので、少し時間を経過するとまたステーション内へ侵入します。シロアリの生態に関して知識の乏しいシロアリ防除業者は、新たなシロアリが侵入したと大騒ぎします。これでベイトシステムを継続させるための口実ができたシロアリ防除業者にとっては好都合なのです。

シロアリ監視ステーションはシロアリの動きを把握することが目的で、その動きの応じて対応を考えます。きっちり点検調査によってシロアリの動きを把握しておけば、無駄なシロアリ対策は不必要ですし、シロアリ対策費用も必要最小限で抑えることができます。ベイト工法もイエシロアリでは生態に比較的合っているので、否定はしません。しかし、ヤマトシロアリでのベイト工法は、高額で非効率なため不適なのでお薦めしません。

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2018年10月26日 (金)

住宅医スクール2018福岡

住宅医スクール2018福岡 昨日は一般社団法人住宅医協会主催の住宅医スクール2018福岡の講義で、講師を務めさせて頂きました。

講義内容は、今月実施した東京会場や大阪会場で実施したのと同じ『防蟻対策の実務-シロアリ駆除と予防法の実例』です。防蟻対策を実施するに当たり、シロアリの生態を正しく理解することが重要ですので、九州という地域を考慮し、イエシロアリの内容と多めに講義させて頂きました。現場から得られたシロアリの生態の話しをさせて頂きましたが、いずれも間違えて覚えていたので勉強になりましたという感想も頂きました。

シロアリ駆除や防除方法についてはマニュアル的なものを期待されていたようですが、実際にはシロアリの動きに合わせて処理することが必要であることを紹介させて頂きました。特にシロアリ駆除処理では大量の薬剤を必要としないこと、薬剤の大量散布ではコロニーの駆除ができていないことを説明させて頂きました。

最近では、建築士の先生やハウスビルダーさんがインスペクション(診断調査)のため、床下に潜られます。シロアリ調査を実施する際の注意点、安全に対する配慮なども話しさせて頂きました。

東京会場や大阪会場でも皆さん熱心に聴講頂いており、講義する側としてこんなに嬉しいことありません。今後も新しい知見を随時追加し、中身のある講義にしていきたいと思います。当社では、シロアリに関する講演や社内セミナーなどを承っておりますので、お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年10月25日 (木)

本年度の対策終了

必要な場所への薬剤処理 昨日は蚊対策で、兵庫県内のマンションにお伺いしました。3年前から継続的に実施しており、5月から10月の6箇月間を対策期間としています。

基本的には幼虫であるボウフラ対策をメインとしており、薬剤処理箇所はボウフラの棲み処である水系が中心です。マンションでの水系は事前の調査で処理箇所を絞り込んでおり、消防用貯水槽や排水経路のピットが処理箇所となります。

チカイエカは冬眠しないため、本来であれば年中対策が必要ですが、デング熱などの病原菌の媒介を考慮するとヒトスジシマカの防除が重要であるため、対策期間を半年間としています。

当月で本年度の最終処理となりましたが、今期は僅かに発生が確認されただけで高い防除効果が得られました。マンションの管理人さんも緑化部分管理の際、蚊にさされず済みましたとのことでした。居住者の方からも好評で、来年度も対策の継続予定とのことです。薬剤を撒き散らかすのではなく、処理箇所を絞り込み必要最小限の薬剤量で処理するのがプロの仕事です。

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2018年10月24日 (水)

毒餌剤設置

毒餌剤設置 昨日は、大阪府内の物件にクロアリ対策でお伺いしました。天井側から羽アリの発生した物件で、先日調査を行っており、発生種はヒメアリです。

問題はヒメアリの羽アリは発生したものの、室内側でヒメアリの徘徊は見たことがないとのことです。ヒメアリの巣を特定するのは困難で、屋外に生息することもあれば、屋内の壁内に営巣することもあります。多女王制なので、生息数も多く、難防除種のアリとして有名です。

とりあえず毒餌剤を設置し、様子を見ることとしました。ヒメアリの徘徊しそうな箇所に設置していますが、喫食してくれるかどうかわかりません。それでも、生態的に毒餌処理で巣を壊滅させないことには、また発生してしまいます。とりあえず手掛かりを見つけないことには、次のステップに進むことができません。

クロアリ駆除の基本は、侵入経路と生息範囲を調べることが重要です。今回のようなケースは特に難しい状態ですが、何とか手掛かりを得て対応したいと思います。

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2018年10月23日 (火)

すのこにも小孔が

すのこに確認された小孔 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんから以前ヒラタキクイムシの被害のあった家屋で、押入のすのこに虫孔らしきものがあるので見て欲しいとのことから、大阪府内の物件に調査のためお伺いしました。ちなみにこの物件は以前シロアリ調査でもお世話になっている物件です。

以前のヒラタキクイムシ被害については、当社がシロアリ調査を実施する以前とのことで、新築直後に押入の合板から発生したとのことです。その際、被害部及びその周辺を全て撤去交換されたとのことです。

今回その押入で使用されていたすのこを確認すると、虫孔らしきものが確認されたとのことから、小員による調査を実施しました。具体的には、フォーム剤を注入し内部から木粉(フラス)が排出されればヒラタキクイムシ類、排出されなければ物理的にあけられた孔となります。調査結果ですが、木粉(フラス)の排出が確認されなかったことから、ヒラタキクイムシ類の虫孔でないと判断しました。

木材に小孔があれば必ずヒラタキクイムシ類であると限りませんので、きちんと調査することが重要です。但し、きちんと調査できるシロアリ防除業者や害虫防除業者は極めて限定的ですので、ご注意ください。

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2018年10月22日 (月)

サクラアリの羽アリ

サクラアリの羽アリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんから羽アリが発生した物件があるとのことから、兵庫県内の物件にお伺いしました。

早速現場で状況を調査すると、掃き出し窓付近から羽アリが発生したとのことです。予め羽アリを採取して頂くようお願いしていた虫体を確認すると、羽アリはサクラアリの羽アリでした。

非常に小型の羽アリで、10~12月に発生が見られます。秋から初冬にかけて発生する羽アリは多くないため、殆どがサクラアリの羽アリです。初夏にも小型の羽アリが発生しますが、その多くはトビイロケアリの羽アリ、初秋はキイロシリアゲアリの羽アリが発生しますが、小型の羽アリなのでサクラアリと勘違いをしてお問い合わせを頂くケースがよくありますが、サクラアリはこの時期にしか羽アリを発生させるのでご注意下さい。

サクラアリの発生源と活動範囲を調査するため、床下側から調査を行いました。その結果、床下土壌表面に巣穴が確認され、布基礎を徘徊しながら室内側まで侵入している様子が確認されました。今後はお施主さまの希望に沿って、駆除処理を安全で確実に行う予定です。

クロアリ駆除は、クロアリの種類によって方法や薬剤が異なります。そのため、事前の種類同定は必須であり、活動範囲等を調査した上で最適な対策を提案します。クロアリ駆除のご相談、お問い合わせは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年10月21日 (日)

住宅医スクール2018大阪

住宅医スクール2018大阪 昨日は、一般社団法人住宅医協会主催の住宅医スクール2018大阪の講義で、講師を務めさせて頂きました。

講義内容は、前回東京会場で実施したのと同じ『防蟻対策の実務-シロアリ駆除と予防法の実例』です。防蟻対策を実施するに当たり、シロアリの生態を正しく理解することが重要です。一般的にシロアリの生態と呼ばれている中で、現場で得られた情報を元に誤った生態とは異なる本当のシロアリの生態について説明させて頂きました。

シロアリ駆除や防除方法については、シロアリ被害現場写真などシロアリ駆除処理やシロアリ予防処理どのように行われるのかをご紹介しました。また、シロアリ防除について一般的に行われている薬剤大量散布による駆除と予防の同時施工と、シロアリフォーラムメンバーらが行っているピンスポットでの駆除+定期的な点検調査による予防もご紹介させて頂きました。

前回の東京会場もそうでしたが、今回の大阪会場でも皆さん熱心に聴講頂いており、講義する側としてこんなに嬉しいことありません。毎年講演させて頂いていますので、新しい知見を随時追加し、中身のある講義にしていきたいと思います。当社では、シロアリに関するセミナーや講演を承っておりますので、お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年10月20日 (土)

トラップ調査で思うこと

家屋害虫生息調査用トラップ 昨日は、IPM管理で害虫対策を実施している兵庫県内の宿泊・レクレーション施設にお伺いしました。

IPM管理のため、基本的にトラップ調査を実施し、その調査結果に基づき発生防止のための必要な措置を講ずることとしています。当該施設では立地要件や清掃の行き届きから、ゴキブリ等の衛生害虫の捕獲は確認されていません。

衛生害虫は捕獲されていないものの、不快害虫は捕獲されています。クロアリ類以外にもカゲロウ類などの飛翔系の昆虫やハネカクシ類などの歩行性昆虫なども捕獲されます。昆虫以外ではクモ類、ゲジ類、ヤスデ類などの節足動物なども捕獲されます。

トラップ調査の確認の際、特に気にしているのがトコジラミ(南京虫)です。近年、宿泊施設での生息事例が多く報告されています。トコジラミは吸血性の衛生害虫で、吸血の際刺咬されるとアレルギー反応で強烈な痒みに襲われます。

トコジラミは外部から侵入する昆虫ではなく、人的移動によって建物内へ侵入します。1970年代中頃には、殺虫剤による防除で見かけることはなくなったそうです。しかし2000年代に入ると、宿泊施設を中心に生息が確認されました。移動経路としては、海外からの観光客の荷物に付着して持ち込まれたものと考えられました。当該施設でもインバウンド客が多いようで、今後も注意が必要です。そのためトラップ調査実施の際、トコジラミ生息サインの有無も確認しています。幸い持ち込まれた形跡はありませんが、今後も監視をしていきたいと思います。

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2018年10月19日 (金)

壁内注入処理

壁内注入によるシロアリ駆除処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。少し前にシロアリ点検調査を実施した物件で、洗面所を中心にシロアリ被害と生息の確認された物件です。

問題は洗面の床下には構造的な問題から、床下へ侵入しての処理はできませんでした。そのため、床上からの薬剤処理を行いました。

使用する薬剤、処理濃度と処理量、処理方法を最適化することが重要で、処理された薬剤が壁内でどのように動いているのかをイメージすることが大切です。

シロアリの動きに応じて処理しますので、穿孔箇所もシロアリの動きに連動しなければなりません。そうなると、シロアリ駆除にマニュアルはないのです。シロアリ駆除マニュアル云々を主張するシロアリ防除業者があるようですが、シロアリはマニュアル通りに動く訳ではありませんし、家屋によって構造は違いますのでマニュアルなど役に立ちません。シロアリ駆除マニュアルは薬剤を撒くための方法であって、シロアリを駆除するための方法ではありませんのでご注意下さい。

当社のシロアリ駆除は、事前のシロアリ点検調査によってシロアリの侵入経路と生息範囲を精査し、安全で確実な方法を提案します。シロアリ点検調査及びシロアリ駆除に関するお問い合わせは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年10月18日 (木)

監視ステーション内へ侵入したシロアリ

監視ステーション内へ侵入したシロアリ 昨日はいつもお世話になっている害虫駆除業者さんからの依頼で、シロアリ点検調査のため京都府内の物件にお伺いしました。シロアリについて定期管理を行っている、飲食・宿泊施設です。

この物件では過去にシロアリ被害及び羽アリの発生が確認され、有名なシロアリ防除業者がシロアリ駆除処理を実施されたそうです。しかし、羽アリは数年に渡って発生し、何度も薬剤処理が実施されたとのことです。

店舗サイドから商売上問題とのことから、好意にしている害虫防除業者さんに相談され、当社で数年前から対応しています。

基本的には非破壊シロアリ探知機を用いて点検調査を実施し、シロアリの侵入が確認された時点で、必要最小限の薬剤量で駆除処理を実施しています。それ以外に建物外周部ではシロアリ監視ステーションを設置し、点検管理を行っています。

今回の点検調査では、非破壊調査に問題はありませんでしたが、シロアリ監視ステーションの2箇所でシロアリの侵入が確認されました。ここ数年侵入が確認されていなかったのですが、この周辺では配管を修繕した際、土壌を掘り起こしたとのことです。これによってシロアリの動きがかわり、侵入したものと考えられました。典型的なシロアリの行動パターンと言えます。

ちなみにシロアリ監視ステーションへ、毒餌剤を施薬しました。但し、これでコロニーの全てが駆除できる訳でないと考えるのが正解です。コロニーの分離と融合を繰り返すヤマトシロアリでは、ベイト工法で駆除はほぼ困難です。動きを鎮静化するだけでも、建物内へ侵入するリスクは下がります。原則は、建物内の調査が基本ですので、シロアリが動いているかどうかを見る目的がシロアリ監視ステーションなのです。

ちなみにヤマトシロアリでのベイト工法は、シロアリ防除業者にとって打ち出の小槌です。何度もステーション内へ侵入し、ベイトを喫食させますが、これは分離した同じコロニーが再侵入しているだけです。何度も侵入することで、建物にシロアリが近づいているとベイト工法を継続させるものです。ベイト工法は、ヤマトシロアリの生態とは一致していないので、当社ではお薦めしていません。ベイト工法とシロアリ監視ステーションは、似て非なるものなのです。

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2018年10月17日 (水)

不可思議

落胆と幻滅しかない処理跡 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、シロアリ点検調査のため大阪府内の物件にお伺いしました。

この物件は、ハウスビルダーさんが雨漏れ対策でお伺いしている物件で、お施主さまがシロアリも気になるので見て欲しいとのことから、シロアリ点検調査でお伺いしました。

ちなみにこの物件では20年程前に浴室から羽アリが発生しており、シロアリ防除業者によってシロアリ駆除予防処理が行われたとのことです。

床下側からの点検調査では、浴室周辺にシロアリ被害と穿孔注入処理跡が確認されましたが、新たなシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。定期的に、シロアリ点検調査を行えば問題ない旨を報告させて頂きました。

右の写真は、20年程前にシロアリ駆除予防処理を行ったシロアリ防除業者による処理跡です。便所内の柱に薬剤穿孔注入跡が確認されますが、その処理跡を見て皆さんはどのように思われるでしょうか。私はこのセンスのなさに落胆と幻滅しかなく、このような処理をされるときっと怒ると思います。ちなみに今でも平然とこのような処理をされるシロアリ防除業者がいますので、ご注意下さい。

あとこの床下では、未だに有機リン剤が使用された臭気が確認されました。勿論、有効成分である有機リン剤は分解していますが、分解物の臭気が未だに確認されています。長期に渡って曝露されていることを思うと、恐ろしいことではないでしょうか。

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2018年10月16日 (火)

発泡施工

低床物件での発泡施工 昨日は、以前シロアリ駆除でお世話になった物件にお伺いしました。この物件は、先月の台風21号の高潮の影響で床上浸水となったそうです。床下の殺菌消毒のご相談を頂き、先日現地調査を実施、床下点検口が新設されたことから、お伺いした次第です。

この物件のポイントは、転ばし床構造で床下の高さが殆どありません。調査時点では一部床が剥がされた状態にあり、木材が濡れた状態で工務店が床下の殺菌消毒を薦められたとのことでした。

構造的に薬剤処理を効率的に行うには、発泡施工が効率的に実施可能と判断しました。発泡施工とは、薬剤に起泡剤等の添加剤を加え、泡にするための専用の機械を用いて床下に泡状となった薬剤を送り込む方法です。泡で泡を押すことで、床下の隅々まで送り込み、消泡に伴って床下の部材へ有効成分が付着し、効果を発揮させます。

今回は殺菌消毒のための薬剤と同時に、お施主さまのご希望で防蟻剤を添加し、処理を行いました。発泡施工は、研究員時代に試験研究を重ねていますので、ほぼどんな状況にも対応可能です。

泡状薬剤が床下へ送り込まれますので、ビジュアル的に効果が高そうですが、シロアリ被害のある物件には不適です。あくまでシロアリ予防を目的としていますが、薬剤の全面処理ですので使用する薬剤の安全性には最大限の配慮が必要です。発泡施工に関するお問い合わせは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年10月15日 (月)

フラスの堆積が確認されたものの

フラスが堆積しているものの、虫孔は確認されませんでした 昨日は、以前シロアリ駆除でお世話になったお施主さまのお宅へお伺いしました。桐製の衣装ケースから、木粉の噴出と虫体の確認された案件です。

前回虫体死骸を採取して同定した結果、外来種のアフリカヒラタキクイムシでした。すぐに結果を桐製の衣装ケースだけに生息しているのか、それとも建物に侵入しているのか、それらの調査のためお伺いしました。

衣装ケースは押入に入れられており、桐製のすのこの上に置かれていたとのことです。この状況下では、すのこは勿論、押入の棚板や腰板なども被害を受ける可能性があります。そこでこれら箇所を中心に調査を行いました。

棚板などには写真のとおりフラス(木粉)の堆積が確認されましたが、これは置かれていた衣装ケースから発生したものであり、建材から発生したものではありませんでした。後框に小径の孔が確認され調査した結果、ヒラタキクイムシ類による虫孔ではありませんでした。

アフリカヒラタキクイムシは対策を誤ると、被害は甚大化します。早期被害段階での調査及び適切な対策が必須です。ヒラタキクイムシ類調査及び対策は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参考の上、お問い合わせください。

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2018年10月14日 (日)

もう一つの害虫

床下で確認されたゴキブリ死骸 昨日ご紹介したシロアリ調査の現場では、シロアリとともにもう一つの害虫に悩まされているとのことでした。それが右の写真にあるゴキブリです。

この物件の近所の物件で解体工事が行われた際、大量のゴキブリが見られたそうです。長らくお年寄りが住まわれていたのですが、空き家となって以降室内は生活されていたままの状態が続いたため、ゴキブリの棲み処となっていたようです。解体工事が行われて以降、2日に1度の割合で室内に見かけるようになったとのことです。

ゴキブリは体内に病原菌を保持することができるため、食中毒の原因となります。そのため、防除する場合、衛生害虫というカテゴリーとなり、使用する薬剤は医薬品又は医薬部外品の防疫用殺虫剤を使用しなければならず、薬事法によって用法用量が決められています。

しかしシロアリ防除薬剤の中には、ゴキブリに対して著効な薬剤もあります。このような薬剤を使用した場合、床下で潜伏するゴキブリに対して効果を示すため、室内側での目撃事例は大きく減少します。これを私は副次的効果と呼んでいます。

この物件は賃貸住宅で、オーナーさんの意向を確認すると、シロアリ防除処理によってゴキブリに対して副次的効果が期待できるのであれば、是非お願いしたいとのことでした。当社では、お施主さまの要望に応じてシロアリ対策を考えます。シロアリ調査及び対策のお問い合わせは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いします。

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2018年10月13日 (土)

活動中

蟻道内で活動中のヤマトシロアリ 昨日はいつもお世話になっている害虫防除業者さんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。この物件では、洋室フローリングでシロアリが徘徊していたことから前回にもシロアリ調査で伺いしています。但し、床下点検口がなかったことから、今回新設して頂いたことから、再度シロアリ調査でお伺いした次第です。

床下側から点検調査を行った結果、洋室でない場所でシロアリの構築した蟻道が確認されました。蟻道の一部を壊して調査した結果、活動中のヤマトシロアリが確認されました。問題は洋室側で、シロアリの徘徊された付近にシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。そうなると洋室で徘徊していたシロアリは、床下側からの侵入でないこととは明確となりました。

可能性として壁面から這い出てきたケースや天井側から落ちてきたケースが考えれます。これら箇所について非破壊シロアリ探知機を用いて点検調査を行った結果、ベランダ側壁面でシロアリの活動を探知したことから、当該周辺に生息しているものと考えられました。地面と介さず生息していることから、雨水の影響が考えられました。

今回の事例のように床下側だけのシロアリ対策では、シロアリを駆除することができません。シロアリの生息場所を調査によって特定し、その状況に応じたシロアリ対策が必須です。当社では、シロアリ調査結果に応じ、安全に配慮した最適なシロアリ駆除対策を提案します。シロアリ調査、駆除対策のお問い合わせは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いします。

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2018年10月12日 (金)

入れない場所に蟻道が

入れない場所に確認された蟻道 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ対策でお伺いしました。夏ごろにシロアリ調査を行った物件で、その際床下の配管から水漏れが確認された物件です。ハウスビルダーさんによって修理が行われ、床下も乾きつつあるとのことから、シロアリ対策を実施することとなった次第です。

この物件での問題は、シロアリの被害のある箇所は増築された部分で、配管によって侵入経路が塞がれています。一般的なシロアリ防除業者ですと、蟻道の構築された箇所に薬剤を撒き散らかし、ドブ漬けにします。薬剤に頼った残念な処理方法です。

シロアリの生態と薬剤の特性を理解して処理すれば、薬剤を撒き散らかす必要はありません。薬剤の大量散布に頼ったシロアリ対策では、お住まいの方への薬剤曝露リスクがあるため、安全性場面から当社ではお薦めしていません。当社では、お住まいの方の安全性を優先し、必要最小限の薬剤量でシロアリ駆除を行います。シロアリ調査、駆除及び対策につきましては阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照のうえ、お問い合わせください。

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2018年10月11日 (木)

IPM管理

トラップ調査によるIPM管理 昨日は、兵庫県内の宿泊・レクレーション施設にお伺いしました。この施設では継続的に対応しており、IPM管理で害虫対策を行っています。

IPM管理では6箇月以内ごと、統一的な調査を実施しています。基本的にはトラップ調査を実施し、その調査結果に基づき発生防止のための必要な措置を講ずることとなっています。

この施設では、比較的ゴキブリの生息し難い環境ですので、トラップ捕獲事例はありません。しかし、厨房等外部から持ち込まれる可能性の高い場所では、一部薬剤との組み合わせが必要と判断し、実施しています。

当社がIPM管理する以前に対策をしていた害虫防除業者は、薬剤処理による対策を実施されていたそうです。室内の清掃を担当されていた方は、臭いの問題や濡れの問題でなんとかして欲しいという要望を出されていたそうです。何故この業者がIPM管理ではなく、薬剤処理をされていたかというと、薬剤処理の方が簡単で手間がかからないから、IPM管理では実効性が見えないため金額化できないからと考えておられるのではないでしょうか。

薬剤を撒くことだけが対策ではなく、きちんとIPM管理の趣旨と概要を説明すれば、施設側もわかってもらえます。それをしないのか、できないのかはわかりませんが、本質は害虫の発生を抑制することであり、当該施設ではIPM管理をきちんと行っていれば、問題はないのです。世間では薬剤処理の流れは年々縮小傾向にあり、IPM管理が主流です。なんでもかんでも、薬剤を撒けばよいという時代ではないのです。

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2018年10月10日 (水)

精査

小さな脱糞孔を見つけることも必須です 昨日はアメリカカンザイシロアリ対策のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。前回お問い合わせを頂き、被害状況について大まかな調査を実施、対策の方法等について、提示させて頂いています。今回は、具体的な駆除等対策実施のため、お伺いさせて頂きました。

被害の中心はベランダで、被害部撤去中にも多数のアメリカカンザイシロアリが確認されました。室内側では目視可能な範囲として、2階の押入で多くの糞の堆積が確認されました。

糞の対策が確認された箇所周辺を調査すると、アメリカカンザイシロアリの脱糞孔が確認されます。その脱糞孔から薬剤処理を行い、薬剤の流出経路から被害空隙部を想定します。その上で必要な箇所へ穿孔を行い、薬剤注入処理を行い、生息部に薬剤を注入していきます。

アメリカカンザイシロアリ駆除にマニュアルはなく、現場に応じた処理が必要ですが、最も重要なのは調査です。アメリカカンザイシロアリの脱糞孔周辺に、必ずしも糞の堆積があるとは限りません。徹底的な調査ができるかどうかが、アメリカカンザイシロアリ対策の明暗を分けるといっても過言ではありません。アメリカカンザイシロアリ生態の理解度、現場経験が必須となるのは、言うまでもありません。

当社ではアメリカカンザイシロアリの飼育を通じた生態研究、自社では薬効試験、多数の現場実績でアメリカカンザイシロアリ対策を行います。アメリカカンザイシロアリ調査、駆除及び対策のお問い合わせは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いします。

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2018年10月 9日 (火)

発生した羽アリ

発生したヒメアリの羽アリ 昨日は以前アリ駆除でお世話なったお施主さまからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。天井から羽アリが落ちてきたとのことから、調査のためお伺いした次第です。

発生した羽アリの保管をお願いしておいたので確認を行った結果、ヒメアリの羽アリでした。但し、室内でヒメアリの徘徊は確認されていないとのことです。

先日からの台風で雨漏れも発生し、ヒメアリの生息環境が整う状態ですが、生息場所の特定でできないと対策も少し困難となります。誘引餌を設置し、活動範囲を確認したいと思います。

この物件は生物に好まれた物件で、当社がお伺いする前にはシロアリが発生して、他のシロアリ防除業者によって駆除予防処理が行われています。その後、シロアリ駆除でお世話になった方からのご紹介で、シロアリの定期的な点検調査でお伺いしており、今年も春に点検調査を行っています。数年前にはサクラアリの羽アリが発生、その1年後にはトビイロケアリの羽アリが発生し、各々駆除処理を行っています。この物件では、何か誘引される原因があるかもしれませんね。

当社では、各種クロアリ駆除及び対策を行っています。事前調査によって種の同定を行い、対策を立案します。お問い合わせは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いします。

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2018年10月 8日 (月)

虫体採取

虫孔の確認された衣装ケース 昨日はシロアリ駆除でお世話になり、今年の入りシロアリ定期点検調査を実施したお施主さまからご相談を頂きお伺いしました。木製の衣装ケースに粉が溜まり、小さな虫の死骸があるとのことから、虫体採取及び同定のためお伺いしました。

虫体が確認された材料を確認すると、桐でできた衣装ケースです。表面には直径1mm程度の穴が確認され、周辺には虫体死骸も確認されました。簡易顕微鏡で確認した結果、ヒラタキクイムシ類であることがわかりました。

事務所へ持ち帰り、種の同定を行った結果、外来種のアフリカヒラタキクイムシでした。周辺に木粉の堆積等なさそうなので、発生源はこの衣装ケースであると考えられました。ちなみに持ち帰った死骸の中には、生きている虫体も確認されました。

当面の対策して、当該衣装ケースをポリ袋で密閉し、製造販売元に相談するよう進言しています。責任を明確化するため、虫体同定結果報告書を作成するとともに、再度現地調査を行い被害が家屋側へ広がっていないかどうか調査したいと思います。

ヒラタキクイムシ類は種の同定を正しく行わないと、正しい対策を取れません。安易なヒラタキクイムシ対策は、被害を拡大させるため注意が必要です。ヒラタキクイムシ類に関するご相談は阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。なお、現地調査等は有料となっておりますので、ご注意ください。

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2018年10月 7日 (日)

シロアリ調査で確認されたこと

水漏れが確認された土台付近 昨日ご紹介したシロアリ調査の現場では、もう一つ別の被害が確認されました。それが右の写真で、キッチン部分の床下に当たります。水漏れが確認されており、土台付近が湿潤状態にあります。

このような事例はシロアリ調査で床下に潜った際、数年に一度の割合で見かける事例です。給水系で大量に漏れていると、水道料金の値段が上がるため比較的分かり易いのですが、漏れる量が微量だと水道料金に影響がでないためわからないケースがあります。排水系で漏れていると水道料金に影響を与えませんので、いつまで経ってもわからないという事になります。

水漏れがしていると、濡れている土台付近では腐朽が進行し、木材強度そのものに影響を与えます。土台などの床組は水平荷重や垂直荷重を支える重要な役目を持っていますので、腐朽させないことが重要となりますから、水漏れを起こさない及び水漏れを早期発見することが重要です。

シロアリ調査は、シロアリ被害、侵入及び生息の調査を行いますが、床下の健康状態も調査します。その中で、配管等からの水漏れ調査を行いお施主さまに報告し、適切な対処方法を説明させて頂きます。因みに床下調湿炭や調湿材、床下換気扇は必要ありません。高額で対費用効果の劣る床下環境改善機器類は、利益優先主義のシロアリ防除業者にとって好都合な商品ですのでご注意ください。

当社のシロアリ調査は、シロアリ被害、侵入及び生息の状況に応じてさいてきと考えられるシロアリ対策を提案します。シロアリの生息等が確認された場合、シロアリ駆除をベースとした対策を、シロアリの侵入等確認されていない場合は薬剤処理を行わず、定期的な点検調査によって早期発見に努めるシロアリ対策を提案します。シロアリ調査に関するお問い合わせは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年10月 6日 (土)

リフォームから年数が経過

処理された箇所で確認されたシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっている設計の先生からのご紹介で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。トイレの中にある柱の根本が、シロアリに食べられた跡かもしれないとのことから点検調査でお伺いした次第です。

被害部を確認したところ、明らかにシロアリによる食害が確認されましたが、更によく見ると穿孔処理跡である木栓も確認されました。お施主さまにこれまでのシロアリ対策について確認すると、約30年前に便所で羽アリの発生が確認され、農協でシロアリ駆除予防処理を行ったとのことです。約20年前にトイレのリフォームを行ったとのことから、木栓部分は丁度床面タイル付近の高さになっているようです。

問題はこの被害跡が新しいものなのか、古いものなのかですが、非破壊シロアリ探知機を用いて点検調査を行った結果、シロアリの活動を探知しました。30年前のシロアリ駆除予防処理で使用された薬剤は、既に分解揮散しており効力は完全に消失しているものと考えられました。お施主さまの記憶によると、20年前のリフォーム時に、設計の先生によってホウ酸処理が施されたとのことです。ちなみに床下側からの点検調査では、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。

問題はホウ酸が処理されたにも係わらずシロアリが侵入した理由には、次の2つが挙げられます。ホウ酸製剤は処理量は少ないと効果が不十分となり、食害される研究事例が報告されていることから、処理量不足の懸念があります。もう一つは、ホウ酸そのものにコロニーの駆除能力がなく、処理部を食害したシロアリは致死するものの、やがて処理部を食害しなくなるという事例から未処理部分を食害しているものと考えられました。

ホウ酸は過重を支える木材を守る能力はありますが、シロアリのコロニーを駆除する能力はありません。そのため、ホウ酸の特性を理解した上で、正しく対処することが重要です。当社では安全性の高い薬剤を用いて、必要最小限の薬剤量で処理を行い、安全に配慮したシロアリ駆除及び対策を提案します。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照いただきますようお願いいたします。

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2018年10月 5日 (金)

住宅医スクール2018東京

住宅医スクール2018東京 昨日は、一般社団法人住宅医協会主催の住宅医スクール2018東京の講義で、講師を務めさせて頂きました。

講義内容は例年通りの『防蟻対策の実務-シロアリ駆除と予防法の実例』です。防蟻対策を実施するに当たり重要なのは、シロアリの生態を正しく理解することです。教科書に書かれた過ちを、現場で得られた情報を元に説明させて頂きました。

シロアリの防除方法については、シロアリ被害現場写真などシロアリ駆除処理やシロアリ予防処理どのように行われるのかをご紹介しました。シロアリ防除については、一般的に行われている薬剤大量散布による駆除と予防の同時施工と、シロアリフォーラムメンバーらが行っているピンスポットでの駆除+定期的な点検調査による予防をご紹介させて頂きました。

実際の現場で見てきた真実のシロアリの姿を説明するのに時間を要したため、予定していたカリキュラムの一部が欠落したことは次回以降の課題にしたいと思います。

毎年聴講される方は変わりますが皆さん熱心に聴講頂いており、講義する側としてこんなに嬉しいことありません。内容も新しい知見を随時追加し、中身のある講義にしていきたいと思います。当社では、シロアリに関する講演やセミナーを行っておりますので、お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年10月 4日 (木)

外壁で徘徊するクロアリ

外壁で徘徊するハリブトシリアゲアリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。屋外基礎部分にアリが徘徊し、室内へ侵入しているとのことです。

早速現場で調査すると、外壁基礎部分に小型のアリの徘徊が確認されました。アリを採取し確認しましたが、現場では判明できなかったため、事務所に持ち帰り顕微鏡で確認しました。

その結果、確認されたアリはハリブトシリアゲアリでした。通常、アブラムシの甘露に集まっているのをよく見かけますが、昆虫の死骸などたんぱく質も餌となります。室内に侵入するのは、室内にハリブトシリアゲアリの餌となるものがあるためと考えられました。

餌となるものの管理を徹底すれば、直に侵入は収まるものと考えられましたが、問題はそれができるかどうかです。それができないようであれば、薬剤処理に頼らざるを得なく、費用も発生する旨を説明させて頂きました。最終的にはお施主さまの判断となりますが、将来的にもきちんと管理して頂くことが本質ですが、整理整頓できないので難しいかもしれませんね。

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2018年10月 3日 (水)

浴室リフォーム

浴室リフォーム時のシロアリ対策 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内のリフォーム工事中物件にお伺いしました。在来工法の浴室を解体し、新たにユニットバスを設置するとのことから、シロアリ対策の必要性についてご相談を頂き、シロアリ調査のためお伺いした次第です。

現場調査の結果、現時点でのシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。但し、今回のようなケースでは、部分的なシロアリ対策を施すことが望ましいと考えます。在来の浴室を解体してユニットバスの設置することは、これまでの環境が一変するため、シロアリの動きも変わります。ユニットバス設置のため打設された土間コンクリートは特にシロアリの動きに影響を与えるものとなっています。

当該浴室につきましてはお施主さまとハウスビルダーさんにご相談させて頂き、部分的なシロアリ対策を施すこととなり、薬剤処理を実施させて頂きました。床下側については時間的制約からシロアリ調査を実施していませんが、後日改めて床下側のシロアリ調査を実施する予定です。

リフォーム時にはシロアリ被害が確認されなかったのに、数年後シロアリ被害が発生したため、シロアリ調査及び駆除の依頼を頂くケースが多くなっています。リフォーム開始前や工事中、シロアリ技術者によるシロアリ調査を受け、必要に応じて対策をされることをお薦めします。当社ではリフォーム時のシロアリ調査、駆除及び対策を承っておりますので、阪神ターマイトラボのウェブサイトからお問合せ頂きますようお願いいたします。

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2018年10月 2日 (火)

腐朽だけかと思いきや

雨漏れに伴い壁内腐朽 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。リフォーム中の物件で、雨漏れ跡が確認されたため、その壁を剥がしたところ腐朽が確認されたことから、シロアリの不安があるためシロアリ調査でお伺いさせて頂きました。

床下側からの点検調査では、現時点でシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。但し、床下土壌表面には群飛孔が確認されました。家屋内への侵入は確認されていないものの、地中にはシロアリのコロニーがあると考えられました。

リフォームを伴わないシロアリ対策であれば、定期的な点検調査で十分対応可能と考えられました。しかし、リフォームは家屋の環境を変えるため、シロアリの動きも変わりやすくなりますので、特に注意が必要です。またこの物件ではシロアリよりもクロゴキブリの生息数が多く、副次的効果を期待したシロアリ対策が有効かもしれません。いずれにしても、お施主さまとハウスビルダーさんに、結論を委ねたいと思います。

なお、この台風や大雨で雨漏れしている物件が多いようですが、雨漏れを放置するとこのように壁内腐朽が発生します。またシロアリの侵入の要因の一つとなりますので、できるだけ早く補修されることをお薦めします。

シロアリ対策は、シロアリ調査結果から最善の対策を立案することが重要です。シロアリ調査及びシロアリ対策のお問い合わせは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年10月 1日 (月)

ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボウェブサイトトップページ画像 今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回のトップページ画像は、シロアリの活動を探知する非破壊シロアリ探知機の様子です。

玄関枠にシロアリ被害が確認された物件で、被害に気付かれたお施主さまが被害内部を確認されたところ、シロアリの活動が確認されたとのです。とりあえず市販の殺虫スプレーを大量に噴霧したものの、心配なのでハウスビルダーさんに相談されたそうです。弊社の研修を受講されたハウスビルダーさんは、きちんとしたシロアリ調査を受けるべきと進言され、シロアリ調査を実施することに至りました。

殺虫スプレーを噴霧することでシロアリ駆除ができると思われている方が非常に多いのですが、実際にコロニーを駆除できる事例は殆どありません。今回のケースではシロアリのコロニーは地中にあり、そのコロニーを駆除できるような薬剤や処理方法などを選択することが重要です。

シロアリ防除業者の主流は、協会仕様書に従い薬剤の大量散布する方法です。残念ながらこの方法では、投下有効成分量が多過ぎてコロニーの駆除が完了する前に忌避していまい、コロニーの駆除はできないのです。部分駆除を行わないシロアリ防除業者は、部分駆除ができないと言っても過言ではありません。

シロアリ対策の原理原則は、シロアリ調査によって侵入経路と生息範囲を精査すること、きちんとコロニーが駆除できる方法を主体として、薬剤だけに捉われない複合的な対策で対応することが重要です。シロアリ生息調査、駆除及び対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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