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2018年10月11日 (木)

IPM管理

トラップ調査によるIPM管理 昨日は、兵庫県内の宿泊・レクレーション施設にお伺いしました。この施設では継続的に対応しており、IPM管理で害虫対策を行っています。

IPM管理では6箇月以内ごと、統一的な調査を実施しています。基本的にはトラップ調査を実施し、その調査結果に基づき発生防止のための必要な措置を講ずることとなっています。

この施設では、比較的ゴキブリの生息し難い環境ですので、トラップ捕獲事例はありません。しかし、厨房等外部から持ち込まれる可能性の高い場所では、一部薬剤との組み合わせが必要と判断し、実施しています。

当社がIPM管理する以前に対策をしていた害虫防除業者は、薬剤処理による対策を実施されていたそうです。室内の清掃を担当されていた方は、臭いの問題や濡れの問題でなんとかして欲しいという要望を出されていたそうです。何故この業者がIPM管理ではなく、薬剤処理をされていたかというと、薬剤処理の方が簡単で手間がかからないから、IPM管理では実効性が見えないため金額化できないからと考えておられるのではないでしょうか。

薬剤を撒くことだけが対策ではなく、きちんとIPM管理の趣旨と概要を説明すれば、施設側もわかってもらえます。それをしないのか、できないのかはわかりませんが、本質は害虫の発生を抑制することであり、当該施設ではIPM管理をきちんと行っていれば、問題はないのです。世間では薬剤処理の流れは年々縮小傾向にあり、IPM管理が主流です。なんでもかんでも、薬剤を撒けばよいという時代ではないのです。

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