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2018年11月 6日 (火)

カビは発生するもの

床板裏面で確認されたカビ 昨日はいつもお世話になっている設計事務所の建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ点検調査でお伺いしました。

この物件では、約2年前にリフォームが実施されました。その際にはシロアリ被害等確認されなかったことから、侵入防止等のシロアリ対策は見送られそうです。小員のセミナーを聴講いただいた際、リフォーム後はシロアリの侵入が増える傾向があるという内容に不安を持たれ、シロアリ点検調査の依頼をいただいた次第です。

床下側からの点検調査結果ですが、現時点でシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでしたが、床板の裏側にカビの発生が確認されました。この物件の床下には土間コンクリートなどが打設されていない土が露出した床下です。

土が露出している床下は、その土地によって大きく状況が異なります。地下水源の近い場所では土壌表面からの水蒸気蒸発量が多いため、床下が高湿度状態となります。木材にはカビの餌となる微生物が多くありますので、一定以上の湿度があれば生えるのです。

それではカビが生えることが問題かと言えば、実は大きな問題ではありません。日本は海外と異なり高温多湿に対応するため、床下という空間をつくり室内と分離することで湿気に対応しているのです。

床下の点検調査で湿気が高くカビの発生が確認されているので、床下環境改善策として床下換気扇や床下調湿材(備長炭や竹炭などを含む)を勧める業者がいます。カビと接触することがなければ、何もしなくてよいのです。高額な床下環境改善商材は、耐費用効果の期待できるものではないのでご注意下さい。

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