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2018年12月27日 (木)

送付頂いた写真

大掃除で確認されたシロアリ被害 右の写真は、いつもお世話になっているハウスビルダーさんから送付いただきました1枚です。畳の裏に、蟻道が構築された様子が確認されています。

これは大掃除によって発覚した事例で、床下の土壌中に生息するシロアリが束石に蟻道を構築して床束へ到達、蟻道を構築して大引に到達する事例もあれば、床束を食害しながら大引に到達する事例もあります。被害は大引きから根太や床板へと広がり、やがて床下の接合部から畳へと広がります。

近年の畳は芯に発泡スチロールが使われていますが、シロアリは発泡スチロールが大好きです。当然ですが発泡スチロールを餌とするのではなく、穿孔して生息します。その理由は、発泡スチロールは暖かいことが理由の一つです。また穿孔した内部に蟻土を入れることで、湿気を固定することができるため、シロアリにとってこの上ない環境となるのです。

ここまで被害が広がった原因は、長期間に渡って家具や荷物が固定された状態にあることです。昔の大掃除は、畳を上げて乾燥させていましたが、その時にシロアリ被害が早期発見できたのです。今では大掃除で畳を上げるケースは殆どありませんので、早期発見はシロアリ調査でないと対応できません。定期的な点検調査を実施していれば、ここまで被害は広くならなかったでしょう。シロアリ対策は薬剤処理だけでなく、点検調査もシロアリ対策なのです。

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