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2019年1月31日 (木)

コンクリートブロック基礎の問題

コンクリートブロック基礎はシロアリが侵入し易い構造です 昨日は、連日ご紹介している物件にシロアリ駆除処理でお伺いしました。先日シロアリ調査を実施した母屋でのシロアリ駆除処理と侵入防止処理です。

母屋の主たる構造は石場建てですが、増築された浴室と脱衣場は前回のシロアリ調査では侵入できていませんでした。シロアリ調査後大工さんに床下点検口を新設いただいたので、調査と駆除処理を実施しました。

石場建ての母屋ですらシロアリ被害があったため、四方をコンクリートブロック基礎で囲まれた脱衣場と浴室はシロアリ被害の宝庫でした。被害箇所から薬剤注入処理を行うとともに、侵入防止処理を行いました。

当該敷地内は高密度でのシロアリの生息が確認されていますが、特に被害の酷かった脱衣場及び浴室は、構造的な問題がありました。写真でもわかるかとおもいますが、コンクリートブロック基礎表面に蟻道は確認されていません。いずれも、コンクリートブロックの隙間から侵入しています。コンクリートで一体化された基礎では、蟻道の構築は発見し易いのですが、コンクリートブロック基礎では接合部や隙間から侵入するため、目視での侵入経路の特定は困難です。シロアリ対策の観点から、コンクリートブロック基礎はできるだけ避けていただきたい構造です。

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2019年1月30日 (水)

想定されたとおり

想定とおり被害が確認されました 右の写真は昨日シロアリ駆除でご紹介した現場に隣接する母屋の、シロアリ調査を実施した際に撮影した1枚です。

この母屋についても、想定されたとおりシロアリが構築した蟻道が確認されました。シロアリは湿気を好むため、建物の北側や水廻りが危険な箇所とされています。確かにそれら箇所でシロアリ被害や蟻道の構築をよく見かける傾向があります。しかし、建物の南側や乾燥した箇所でもシロアリ被害や蟻道の構築は確認されます。

乾燥させることをシロアリ対策として有効である記述をよく見かけますが、これはシロアリの生態を理解していない証拠とも言えます。シロアリは乾燥対策として、蟻道を構築します。蟻道を構築してしまえば、蟻道内部は加湿状態となっていますので、外部が乾燥していても何の問題もないのです。この家屋は石場建てで床下には自由に出入りできる通気性のよい床下ですが、建物北側や南側に関係なくシロアリ被害が確認されています。

シロアリ対策は点検調査結果を元に、お施主さまのご希望を考慮して立案提案するのが当社のスタイルです。薬剤大量散布の処理はせず、シロアリ駆除をベースにシロアリ対策を考えます。

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2019年1月29日 (火)

低活性ながらも

蟻道内で確認されたシロアリ 昨日はいつもお世話になっている設計事務所の建築士の先生からの依頼で、奈良県内の物件にお伺いしました。

リフォーム中の物件で、雨漏れ部分を解体してところシロアリが確認されたため点検調査を実施しています。今回はこのシロアリ駆除を行うとともに、シロアリ侵入防止処理を行いました。

当該物件ではシロアリ調査によって、雨漏れ箇所以外にシロアリの被害と生息が確認されたことから、シロアリ駆除処理に加えて侵入防止処理を行うこととなりました。シロアリ被害部から駆除に最適な薬剤の種類、濃度と処理量を最適化して処理を行いました。

この土日は雪がちらつくほど気温が下がりましたが、被害部から注入した薬剤とともにシロアリの流出が確認されました。低活性ながらも、被害部ではシロアリが活動していました。シロアリ駆除に適した季節はありますかとよくお問い合わせをいただきますが、結論的には季節に関係なく処理は可能です。季節に応じて薬剤の種類、処理濃度を処理量を変えることで対応可能なのです。

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2019年1月28日 (月)

作業休業日

シロアリ侵入防止処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ予防処理でお伺いしました。大工さんの作業休業日に実施して欲しいとハウスビルダーさんから依頼をいただき、実施させていただきました。

この物件はリフォーム中で、リフォーム前調査でシロアリ被害が確認されました。シロアリ被害はいずれも古いもので、再侵入するリスクは低いものと考えられました。お施主さまとハウスビルダーさんの意向は、シロアリ被害が確認されたことから、シロアリ侵入防止処理をご希望されました。小員の判断としては、この物件で新たに土間コンクリートが打設されるとのことから、ご希望どおりシロアリ侵入防止処理をお薦めしました。

床下が露出している場合、床下の湿度は土間コンクリートに比べて高くなる傾向にあります。だからといってシロアリが侵入する訳ではなく、シロアリは明確な水を求めます。そうなると土間コンクリートの下は、シロアリにとって格好の水取り場となります。言い換えれば、土間コンクリートはシロアリを誘引する構造物です。但し、全面への薬剤処理の必要はなく、ポイントを絞り込んで処理すれば問題ありません。そうすると薬剤の大量散布に頼らずとも、シロアリ対策は可能なのです。

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2019年1月27日 (日)

ウッドデッキのシロアリ対策

ウッドデッキのシロアリ対策 昨日はウッドデッキのシロアリ駆除処理のため、大阪府内の物件にお伺いしました。いつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、昨年の晩秋に調査済の案件です。

ウッドデッキでは、複数の箇所にシロアリ被害が確認されており、ウッドデッキ下に放置された木材にも被害が確認されています。建築から相当年数が経過していますので、シロアリ被害が確認されいるのは一般的な事例です。

木材は風雨に晒され、木材中にあった精油成分など分解揮散してしまっており、シロアリに襲われるのは必然と言えます。地面と近く、蟻道構築距離が短いため、シロアリも蟻道が構築し易いのです。

そもそもウッドデッキは風雨に晒されていますので、半永久的に持続できるものではありません。気候劣化や生物劣化により早期に劣化する構造であることを理解しなければなりません。今回は駆除処理の依頼をいただきましたが、長期の効果は期待できませんので薬剤処理量を調整し、シロアリ駆除処理だけを実施しています。

高濃度の薬剤を大量散布すると、ある期間残効性が期待できますが、それ以上に環境への負荷があります。環境への負荷を無視すると、将来しっぺ返しを食らいます。ある薬剤メーカーは建物外周にパイプを埋め、そのパイプへ定期的に薬剤を流し込むことをしていますが、明らかに環境への負荷オーバー状態です。個人的には、絶対にしてはならない薬剤処理方法だと思います。

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2019年1月26日 (土)

使われていない離れ

使われていない離れで確認されたシロアリ被害 昨日は、いつもお世話になっている設計事務所の建築士の先生からの依頼で、奈良県内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。雨漏れの修理中にシロアリが確認されたとのことから、調査のためお伺いした次第です。

この物件は母屋と離れのうち、普段使われていない離れです。畳を上げて確認を行ったところ、敷居や畳寄せ、床板など広範囲にシロアリ被害と生息が確認されました。

もともと離れであるため、シロアリによって被害を受ける意識が低ったことから、大きな被害となっています。人が活動する空間では、生活に伴う振動などにより憶病なヤマトシロアリは、床上であまり活動はしません。しかし人の活動のない離れなどでは、振動などにストレスはありませんので、比較的短時間で床上にまで被害を広げます。普段から整理整頓、清掃をしておけば早期発見が可能でしたが、長期間放置状態にあったことからシロアリ被害は広がったものと判断されました。

雨漏れ工事途中であることから日程調整を行い、早期に対応する予定です。その際、併せて母屋のシロアリ調査も実施する予定ですが、これまでシロアリ対策やシロアリ調査を実施されてこなかったようですので、被害のある確率は高いものと考えられます。いずれにしても、シロアリ調査結果を元に適切なシロアリ対策を提案したいと思います。

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2019年1月25日 (金)

石場建て構造でのシロアリ対策

石場建て構造でのシロアリ対策 昨日は、リフォーム中の滋賀県内の物件にシロアリ対策でお伺いしました。いつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、昨年の秋に現状把握のための調査を実施、その後先行してシロアリ駆除処理を実施しています。

この物件では、古民家で広範囲にシロアリ被害が確認されていました。今回はシロアリ駆除状況の確認調査を行うとともに、シロアリ侵入防止処理を実施しています。古民家の構造で注意しなければならないのは、石場建てという点です。石場建ては地面と土台が近いため、シロアリ蟻道が構築し易いため、注意が必要です。

当該物件では、シロアリ対策を実施するにあたり問題点があります。敷地内に井戸があり、今後も使用したいとの意向です。そのため、薬剤処理には最善の注意を払いました。毒性だけでなく、土壌吸着係数(Kd)や土壌吸着定数(Koc)、水溶解度、分配係数(logP)などを考慮し、薬剤処理濃度や処理方法を最適化し安全への最大限の配慮を行い処理しました。安全性を高いとされている薬剤を撒くだけではないので、ご注意ください。

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2019年1月24日 (木)

被害がありました

浴室入口枠の被害 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内のリフォーム中の物件にシロアリ対策でお伺いしました。この物件はリフォーム中の物件で、お施主さまからハウスビルダーさんに折角の機会なのでシロアリ予防処理の依頼をいただいたとのことです。

作業前に状況を調査すると、浴室入口及び壁面でシロアリ被害が確認されました。ハウスビルダーの担当者さんによると、解体時にシロアリの姿は確認されなかったとのこと。これはシロアリの生態を表しており、憶病なヤマトシロアリは解体時のストレスで地中の巣系に逃亡しているだけにしか過ぎません。

施工内容としては一般的に行われている薬剤の大量散布ではなく、シロアリの生態を考慮して建物の構造に応じて必要と判断される箇所に処理を行いました。大量散布に比較して、薬剤使用量は大きく低減できており、安全性の高いとされる薬剤を用いていますので、安全性のリスクは低減できているものと考えます。

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2019年1月23日 (水)

過信した構造

土間コンクリートは容易にシロアリが侵入します 昨日は以前お世話になったハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。

この物件では、3年前に浴室で羽アリが発生したことがあるとのことです。浴室の入口枠は既に食害が進行しており、かなりの被害でした。ハウスビルダーさんによって隣接する物入に床下点検口が設けられており、その点検口から点検調査した様子が右の写真です。

床下の高さが殆どない転ばし床で、基礎と土間コンクリートの接点部分から蟻道が数本立ち上がっています。設計図面を確認すると、建物の大半は逆ベタ基礎(土間床)構造ですが、浴室と隣接する物入や玄関ホールは転ばし床構造です。どうやらこの部分だけは、布基礎に土間コンクリートを流し込んだ構造となっているようです。

これはコンクリートの過信が招いた被害で、布基礎+土間コンクリートの構造は容易にシロアリが侵入します。建築直後は布基礎と土間コンクリートの接点部分に隙間はありませんが、時間経過とともにクラックが発生します。ある程度の隙間が発生すると、シロアリが侵入します。床下の乾燥などシロアリとっては問題なく、蟻道を構築してしまえば問題なく侵入できますので、ご注意ください。

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2019年1月22日 (火)

地震後の調査で

過去にシロアリ防除がされている物件で確認された新たな蟻道 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件に同行させていただきました。この物件は昨年秋の地震の影響がないかどうかハウスビルダーさんが点検調査を行ったところ、押入れにシロアリ被害らしきものが確認されたことから、シロアリ調査でお伺いした次第です。

押入れの被害自体はシロアリによるものではなく、製材直後に発生したと考えられるカミキリムシによるものと考えられました。念のため床下の点検調査を行った結果、蟻道構築及びシロアリ被害が複数箇所で確認されるとともに空中蟻道(群飛孔)も複数箇所で確認されました。

この物件では、これら以外にシロアリ防除処理跡も確認されました。お施主さまに確認すると、かなり以前にシロアリ駆除予防処理を実施したことがあるとのことでした。薬剤が効力を失うとシロアリが再侵入する場合は、確かにあります。保証期間終了後直ぐに新たにシロアリ被害が見つかる事例では、数年前から侵入している事例が殆どです。シロアリが侵入しても被害の進行はゆっくりなため、目視できるほど被害が確認される場合はかなり前から侵入しているものと考えられます。ケース毎に原因がありますが、本当のシロアリ駆除ができていない場合が殆どです。ちなみに薬剤の大量散布は、本当のシロアリ駆除ではありませんので、ご注意ください。

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2019年1月21日 (月)

毒グモに似ていますが

ヒメグモ科カガリグモ属のマダラヒメグモ右の写真は、先日シロアリ点検調査のためお伺いした物件で撮影した1枚です。

写真に写っているのはクモですが、よく毒グモではないかとお問い合わせをいただく種類のクモです。このクモは、ヒメグモ科カガリグモ属のマダラヒメグモです。外来種ですが、毒は有していません。

毒グモと言えば、セアカゴケグモやハイイロゴケグモが挙げられます。これらはマダラヒメグモと同じヒメグモ科に属し、体長などよく似ていますが属はゴケグモ属に該当しますので、少し異なります。セアカゴケグモの背面にある模様のパターンがマダラヒメグモとよく似ているため、ハイイロゴケグモではないかとお問い合わせをいただきます。

セアカゴケグモは体色が黒色で、胸腹部背面には菱形が縦に2つ並んだ赤い模様があるので見間違えることはほぼありません。しかし、ハイイロゴケグモは私たちでも簡単に見分けることが難しいので、注意が必要です。いずれにしても素手では触らず、容器などに捕獲した後、専門家に同定してもらい適切な対策を施すことが重要です。ちなみに写真のマダラヒメグモは人に危害を与えることはありませんので、ご安心ください。

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2019年1月20日 (日)

薬剤処理の不必要な床下

定期的な点検調査で対応可能な床下 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、先生の知人の方の物件にシロアリ調査でお伺いしました。

この物件はハウスメーカーが建築した在来工法の住宅で、ハウスメーカーからサイクル施工の案内が来たことから建築士の先生に相談されたとのことです。小員の講演会を聴講された先生は、無理に薬剤を撒く必要はなく定期的な点検調査で対応可能ではないかと考え、小員にシロアリ点検調査を依頼いただいた次第です。

この物件は、布基礎の土壌表面に防湿シートを敷き込み、土壌を被せた状態です。シロアリ調査の結果ですが、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されず、シロアリ侵入の兆候すら確認されませんでした。

このような床下の場合、無理に薬剤処理する必要はなく、定期的な点検調査で早期発見に努めれば問題ありません。ハウスメーカーさんは、保証を盾に薬剤処理を勧めてきますが、大事なのは保証ではなく、家屋が安全で安心な状態を保つことです。シロアリ駆除実施後に数百万円の損害賠償保険付帯した保証書をPRするシロアリ防除業者がいますが、きちんとシロアリ駆除ができていれば、損害賠償保険は必要ありません。ましては施工金額に損害賠償保険の費用が上乗せされており、結果的に施工金額があがる要因ですので、ご注意ください。

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2019年1月19日 (土)

地面と接していることが問題

薬剤局所処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんと、大阪府内の物件にシロアリ調査のため同行しました。この物件では、勝手口屋根の柱根本部分にシロアリ被害らしきものがあるとのことから、点検調査にお伺いした次第です。

早速現場を確認すると、柱根本がシロアリ被害を受けていました。お施主さまに確認すると、数年前にJAさんでシロアリ予防処理をおこなっており、これまでに何度か実施しているとのことでした。

当該被害部を調査しましたが、薬剤処理された形跡はありません。JAのシロアリ防除であれば、ドリルでこれ見よがしにあけられた穴と木栓で塞がれた跡がありますが、それらがないことから当該箇所では薬剤処理を実施していないものと考えられました。

一見放棄された被害の見えますが、新しそうな蟻土もあったことからまだ活動している可能性が考えられました。これは、柱が直に地面と接触しているのが現認です。被害は部分的であったことから、手持ちの薬剤で処理させていただきました。200mlほど処理させていただきましたが、これでコロニーを駆除するには十分な有効成分量です。薬剤の大量散布は必要なく、僅かな量でも薬剤の特性とシロアリの生態を考慮すれば十分対応可能なのです。薬剤を大量散布すれば費用も高額になりますが、局所的な処理では費用も少額で済みます。当社では、不必要な薬剤処理を行わないのがポリシーです。

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2019年1月18日 (金)

雨掛りのバルコニー

雨掛かりのバルコニーで確認された被害 昨日ご紹介した現場では、新たな糞の排出と被害が確認されました。写真の部位がその場所で、バルコニーの巾木に糞の排出と被害が確認されました。

この物件では、反対側にあたるベランダで甚大な被害が確認されました。ベランダですので、極端な雨掛かりではありませんが、当該バルコニーは雨掛かりとなっています。

アメリカカンザイシロアリは乾燥した木材に生息し、木材中の水分で活動するとされています。これはアメリカカンザイシロアリが水を必要としないのではなく、昆虫である以上水分は必須要素です。

アメリカカンザイシロアリは飼育観察するとわかりますが、水をよく飲みます。木材に水分を与えると、積極的に飲みにきます。実際の現場では、写真のような雨掛かりの木材で大きな被害が確認されます。アメリカカンザイシロアリが水分を欲しているのを、如実に表しています。ましては外部から飛来した羽アリのエントリーポイントとして、窓枠周辺は代表的な場所なのです。

アメリカカンザイシロアリの調査を行うにあたって、アメリカカンザイシロアリの生態を知らなければ十分な調査はできません。教科書に記載してあることは生態の一部であり、実際の現場で得られている生態とはまだまだ差があります。飼育や現場で得られた情報を調査の現場にフィードバックして行きたいと思います。

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2019年1月17日 (木)

比較的大きな被害

比較的大きな被害 昨日は兵庫県内の物件に、アメリカカンザイシロアリ対策でお伺いしました。この物件は現在リフォーム中の物件で、昨年の秋にご相談をいただき室内側について調査と同時進行で駆除処理を行っています。今回は、小屋裏の処理のためお伺いした次第です。

小屋裏は冬季でも温度が高く、冬季以外では小屋裏の温度が高く、安全に調査及び駆除はできませんので、冬季の作業となります。

この物件では室内側での被害も広範囲に確認されていましたが、小屋裏では想像以上に被害が確認されました。ちなみに写真の部位は、泡状薬剤を注入した様子ですが、1箇所からの注入でここまで薬剤が流出しています。想像以上に被害が進行しているようです。

小屋裏に被害が多い理由としては、羽アリが飛来した際侵入し易い場所であること、外敵が少ないこと、温度が高く快適であることが挙げられます。アメリカカンザイシロアリの比嘉が確認されている物件で、小屋裏を調査しないシロアリ防除業者があるようですが、生態を全く理解できていない証拠としか言いようがありません。

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2019年1月16日 (水)

パッシブソーラーシステム構造でのシロアリ駆除

侵入経路への薬剤処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、京都府内の物件にお伺いしました。この物件では、昨年のゴールデンウィーク前に羽アリが発生しています。

ハウスビルダーさんからシロアリ調査を依頼をいただき調査を実施していますが、問題は当該物件の構造です。小屋裏で暖められた空気を床下に送り込み室内を暖める、パッシブソーラーシステム構造です。基礎構造はベタ基礎ながらも、設計が古いため床下の高さが15cmほどしかなく、床下へ侵入しての点検調査はできません。シロアリ調査では非破壊シロアリ探知機を用いて、侵入経路を特定しています。

問題はその場所で、壁の僅かな隙間の奥となっています。一般的なノズルでは届きませんので、特注の60cmノズルを用いて処理を行っています。パッシブソーラーシステム構造ですので、使用する薬剤には細心の注意が必要です。安全性の高さは勿論ですが、使用する薬剤の濃度や処理量も注意が必要です。規定されている濃度は恐ろしく高濃度ですので、シロアリに対して効果が得られる最低濃度で処理を行いました。これは、自社での試験結果を元に決定しています。

以前あるシロアリ防除業者から、パッシブソーラーシステム構造でのシロアリ予防処理について相談をいただいたことがあります。ちなみにパッシブソーラーシステム構造では、予防処理のような高濃度薬剤による処理は厳禁ですので、ご注意ください。

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2019年1月15日 (火)

虫体同定

掃除機で採取した虫体死骸頭部 右の写真は、先日シバンムシアリガタバチの発生が確認された物件で採取した虫体死骸の一部です。掃除機にフィルターを取り付け、ゴミを採取、そのゴミを液中に分散させて確認しました。

これは虫体頭部の写真で、触覚の形状からタバコシバンムシと判断しました。よく似た種としてジンサンジバンムシがありますが、触覚に特徴がありますので、判定は容易です。

ちなみにこの死骸頭部は和室畳の隙間から採取されました。タバコシバンムシの生息場所として畳の可能性が高いものと考えられました。対策として畳を中心に組み立てたいと思います。

薬剤を撒くことを前提にすると、処理箇所を絞り込みことはできませんが、対象害虫の同定を行うと処理箇所が絞り込むことができます。そうすれば、無駄な薬剤を撒くことはありませんし、無駄な費用もかかりません。IPM管理で行えば、虫体採取、同定から始まるのです。

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2019年1月14日 (月)

長期優良住宅

新築時防腐防蟻処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、新築物件での防腐防蟻処理で大阪府内の物件にお伺いしました。

税制面でのメリットの多い長期優良住宅が増加しており、今回の物件も長期優良住宅認定制度の住宅です。小員とお付き合いのあるハウスビルダーさんの多くは、新築時の防腐防蟻処理を実施されていませんでした。ベタ基礎構造で、耐蟻性の高い木材の心材を使われていたので、薬剤処理に頼られていなかったようです。小員もこの考え方には賛成で、構造に問題なければ薬剤処理をせず、定期的な点検調査を行うことでシロアリ対策となるからです。

しかし長期優良住宅では薬剤に頼らずに建築しようとすると、かなりの制約があります。そのため、これまで新築時に薬剤処理を実施してこなかったハウスビルダーさんから新築時の防腐防蟻処理の依頼をいただくようになりました。

劣化対策として薬剤処理は確かに効果は認められるでしょうけど、定期的な点検調査を行うことでも対応可能と考えますが、いろいろなしがらみもあり薬剤から脱却したシロアリ対策は程遠いかもしれません。しかし世間の大きな流れでは、必ず薬剤に頼らないシロアリ対策は来ると小員は考えています。

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2019年1月13日 (日)

蟻道から流出したシロアリ

蟻道から流出したシロアリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ駆除処理でお伺いしました。この物件は昨年末、ハウスビルダーさんからシロアリ調査依頼をいただき実施した物件で、広縁にシロアリ被害が確認された物件です。

シロアリ調査の段階で、基礎面に蟻道の構築が確認されました。季節的な要因から蟻道を壊さず調査を行い、使用する薬剤の種類、処理濃度や処理量を決定し、今回処理を行いました。

冬季のシロアリは活性が大きく落ちる傾向にありますが、活動はしています。今回の処理では、被害部から薬剤注入処理を行いますと、蟻道の一部が壊れ内部から活動中のシロアリが流出しました。気温の低下とともに活性の低下する時期ですが、シロアリは活動しています。

夏場の活性の高い時期と冬場の活性の落ちる時期では、薬剤処理の内容が変わります。シロアリの活性に応じて、薬剤の処理濃度と処理量を変えるのが小員のシロアリ駆除の方法です。当然ですが、シロアリ調査結果を元にシロアリの生息状況と建物の構造も加味した上で処理を行います。

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2019年1月12日 (土)

虫体採取

虫体採取 昨日はいつもお世話になっている住宅管理会社さんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。昨年末に虫体死骸を送付いただき、シバンムシアリガタバチであることが判明しています。

シバンムシアリガタバチは人を刺し、刺されるとアレルギー反応により、腫れと痛みを生じるため防除対象となる家屋害虫です。シバンムシアリガタバチは、シバンムシ類の幼虫に寄生しますので、その宿主から対策が必要です。今回はその宿主の種類の特定と、生息場所の特定のためお伺いした次第です。

サンプリングには捕集フィルターを取り付けた掃除機で、吸引捕集を行いました。虫体の採取は困難かもしれませんが、触覚など一部でも採取できれば種別が判定可能です。種類が特定できれば、対策が可能となります。害虫だから薬剤を撒くというのではなく、対象害虫の種類と生息場所を特定した上で対処するのが、プロの仕事だと私は思います。

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2019年1月11日 (金)

被害部薬剤処理

被害部薬剤処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ駆除処理でお伺いしました。

この物件は、昨年末にシロアリ調査を実施しています。リフォーム中の物件で、シロアリ被害が見つかり対策を実施することとなりました。シロアリ調査で、シロアリ被害は勝手口で確認されました。現時点でシロアリの生息は確認されていませんが、地中にはコロニーがありリフォーム終了後には再侵入する可能性が考えられたことからシロアリ対策を実施するに至りました。

地中にあるコロニーから再侵入すると仮定した場合、どこに薬剤処理をしておけば良いかを考えることが必要です。これを考えないと、高濃度の薬剤を全体的に処理しなければならなくなり、大量散布につながります。シロアリの生態と動き、建物の構造を考慮すれば、処理が必要となり箇所は限定的です。処理箇所が限定的になると薬剤使用量は大きく低減することが可能で、それがお住まいの方への薬剤曝露リスク低減につながり、安全性が向上するのです。

薬剤の大量散布はシロアリ防除業者などの業界の都合であり、住んでいる人間のことを考慮すると薬剤を撒かないのが最良です。しかし絶対的に処理が必要な場合もありますので、その場合には必要最小限の薬剤量で処理するのが当社のコンセプトです。必要最小限の薬剤量でのシロアリ対策につきましては、阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照いただきますようお願いいたします。

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2019年1月10日 (木)

十日えびす宵宮祭

西宮神社十日えびす西日本では商売繁盛を祈願するため、えびす神社へ初恵比寿の日にお参りする習慣があります。えびす神社の総本社である西宮神社に、昨日お参りしてきました。

全国ネットで、開門神事である福男選びがニュースなどで紹介されるようになり、認知度が上がってきました。以前はこの走り参りは地元の方が中心でしたが、最近では全国各地から健脚自慢の方が集まるようです。

十日えびすが過ぎると、正月気分を改め仕事集中します。例年は冬季の作業であるアフリカヒラタキクイムシ対策やアメリカカンザイシロアリ対策など小屋裏作業が中心です。しかし近年リフォームに伴うシロアリ調査やシロアリ対策も増加傾向にあり、冬季でもヤマトシロアリ対策も多く予定しています。

確定申告に伴う経理関係も並行して実施しながら、上手く時間調整しながら現場に対応して行きたいと思います。

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2019年1月 9日 (水)

解体したトイレで

解体したトイレの土台で確認されたシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、リフォーム中の大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。季節トイレを解体中に、シロアリ被害らしきものが確認されたことから、シロアリ調査依頼をいただいた次第です。

早速解体されたトイレを確認すると、土台部分にシロアリ被害と蟻道の構築が確認されました。このトイレは在来工法でつくられたため、四方が基礎で囲まれ、内側には土壌が詰められ床下空間のない構造です。四方が基礎で囲まれた構造は、シロアリにとって好都合な構造で、地中から直接木部へ到達できるのが理由です。土中から直接木部へ到達できるということは、外敵と接触するリスクが非常に低いためシロアリにとって安全に餌場まで到達できるのです。

このようなケースでは、薬剤処理は有効です。但し、将来的なことを考慮すると、構造的な工夫も必要です。そのためには、トイレの床下空間を可視化することが重要で、将来的に点検調査できるようにすることは非常に重要です。お施主さまとハウスビルダーさんに理解いただいた上で、ハウスビルダーさんに工夫して貰う必要はあります。シロアリ対策は薬剤処理だけでなく、構造的な対策を組み合わせることも重要です。

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2019年1月 8日 (火)

冬支度

スタッドレスタイヤへの交換 昨日は業務車のタイヤをノーマルタイヤから、スタッドレスタイヤへ入れ替え作業を行いました。阪神間で仕事をしていると雪の影響を受けることは殆どありませんが、兵庫県や京都府の北中部や滋賀県北部などは雪の影響を受けます。当月も積雪の可能性がある場所での仕事が予定されていますので、交換しました。

冬季の活性が低下するシロアリや家屋害虫は、春までオフシーズンとされてきました。シロアリを飼育するとわかるのですが、冬季でも活動しており、家屋内でも見かけるケースがあります。特に近年の高気密高断熱化された家屋では、害虫が年中活動するケースが増えています。寒い地域ほど高断熱化されていますので、害虫が年中確認されることを前提にしなければなりません。

山間部の積雪地域で、スタッドレスタイヤを履かずに走行する車を見たことがありますが、明らかに滑っており後ろを走るのが怖いという経験をしたことがあります。スタッドレスタイヤを履いているからといって慢心せず、安全運転で現場に向かいたいと思います。

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2019年1月 7日 (月)

土間コンクリート打設時

薬剤は必要な箇所へ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ対策でお伺いしました。この物件は現在リフォーム中の物件で、昨年末にシロアリ調査でお伺いしています。

この物件では、ハウスビルダーさんが既存部分を解体している際、シロアリ被害及び生息を確認しています。 小員がシロアリ調査でお伺いした際にはリフォームが進行しており、既に生息部位は撤去されていました。その他の箇所についてシロアリ調査を実施していますが、広範囲にシロアリ被害が確認されていました。これら被害について現場監督は認識されていなかったようで、シロアリ被害事例をレクチャーしました。

今回は既存床下について土間コンクリートを打設していますので、薬剤処理を施しました。土間コンクリートはシロアリの侵入経路は限定的で、接合部が侵入経路となります。そのため薬剤処理はその接合部だけで充分で、余計な箇所への薬剤処理は不要です。無駄な場所への薬剤処理は、不必要な費用を上乗せさせるだけにしか過ぎません。その上、薬剤の大量散布はお住まいの方への薬剤曝露リスクを向上させ、メリットはほぼないと言っても過言でもありません。

シロアリ対策は現場に応じてカスタムメイドすべきものであり、マニュアルに従う処理では薬剤大量散布に頼らざるを得ないのです。当社ではシロアリ調査結果を元に、お住まいの方の安全とローコストなシロアリ対策を両立させたシロアリ対策を立案します。詳細は、阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照いただきますようお願いいたします。

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2019年1月 6日 (日)

シロアリ対策打ち合わせ

かなりリフォームが進行しています 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査と対策打ち合わせのためお伺いしました。リフォーム中の物件で、解体中にシロアリ被害が確認されたため、調査依頼をいただいた次第です。

早速現場にお伺いして調査すると、シロアリ被害箇所が確認されません。どうやら既に撤去されたとのことです。かろうじて被害らしき撤去材の一部が残っていたことから、確認を行うとシロアリ被害で間違いありませんでした。その他の箇所を調査した結果、シロアリ被害はありませんでした。シロアリの侵入はこの1箇所のみでした。

ハウスビルダーさんとお施主さまに調査結果を報告、考えられる対策を説明させて頂きました。ハウスビルダーさんとお施主さまの相談により、最終的にどうするのかの判断をいただく予定です。問題は既にリフォームが進行しており、どのタイミングで対策を行うのかが難しいところですが、方向性が決まり次第具体的スケジュールの立案を行いたいと思います。

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2019年1月 5日 (土)

12カ月定期点検整備

ホンダカーズ兵庫上甲子園店 昨日は業務車の12ヶ月点検を、この車を購入したディーラーであるホンダカーズ兵庫上甲子園店で行いました。現場が始まる前に受けるようにしています。

自家用車は年間走行距離が短いため法廷点検や車検をカーショップで行うのですが、業務車は月間1,000km以上の走行距離があるため、法定点検をディーラーさんで受けています。

法定点検は、不具合がないかを調べることで未然に故障から守ることが目的です。以前は不具合がなくても、部品交換が当たり前でしたが、現在では不具合があれば部品交換を行うスタイルとなっています。

シロアリ業界では残念ながら、旧態依然な体質のままです。シロアリ被害や侵入の形跡がないにもかかわらず、保証期間を過ぎれば薬剤を撒くことを強く勧めます。業界団体そのものが、薬剤大量散布を推奨していることが残念でなりません。防疫分野の業界団体は薬剤の大量散布に頼らないIPM管理化が進んでいるだけに残念でなりません。

当社では、シロアリ被害や侵入形跡がないのであれば定期的なシロアリ調査を行い、早期発見、早期対応で対応することをお薦めしています。これは自動車管理もそうですし、防疫分野と同じ考え方です。事前のシロアリ調査で本当に必要なシロアリ対策を提案するのが、当社のスタイルです。

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2019年1月 4日 (金)

気温が下がっても活動中

冬季でも活動しているイエシロアリ 右の写真は飼育中のイエシロアリです。気温の下がったこの時期でも、活動しています。

イエシロアリは温暖な地域に生息するシロアリで、昨日ご紹介したヤマトシロアリよりも寒さに弱いとされています。私の事務所は安普請なため、冬季は温度が下がります。最高最低温度計を置いており、今シーズンの最適温度は5℃です。ちなみに昨シーズンは2℃でした。

イエシロアリは暖かい地域に生息するシロアリで、阪神間では海岸線沿いに生息が確認されています。しかしこれまでの生息実績では、大阪市内はもとより、内陸部でも確認されています。兵庫県内では、かなり標高のある山中に生息が確認されています。海岸線沿いにしか生息しないという思い込みは、非常に危険です。

以前にも経験がありましたが、イエシロアリが活動しているにもかかわらず、先に調査したシロアリ防除業者はヤマトシロアリと判断しました。テレビなどのメディアでCMしているシロアリ防除業者もあれば、老舗と呼ばれるシロアリ防除業者ですら見間違えました。如何にシロアリのことを勉強していないかがよくわかります。これらシロアリ防除業者にしてみれば、薬剤を撒くことが仕事であって、シロアリの種類や見分けること、生態など必要ないのでしょう。

シロアリを飼育観察すれば、いろいろな生態が見えてきます。その生態の中には、シロアリ駆除につながるヒントがあります。シロアリを飼育していないシロアリ防除業者は、このことに気付いていないのでしょうね。

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2019年1月 3日 (木)

ニンフの活動

集まっているニンフ 右の写真は、京都市内の物件から採取したヤマトシロアリの様子です。冬季になっても、活動が確認されています。

写真をよく見るとわかるのですが、圧倒的にニンフの数が優勢です。ニンフは羽アリになるため早めに行動しているのかと勘ぐってしまいますが、実際のところわかりません。人はついつい生物に法則を求めがちです。しかし生物には傾向や法則性はあっても、法則はありません。別の飼育ケースでは、このようなニンフの集まる現象は確認されていません。

法則があると思い込むことは危険で、ヤマトシロアリは光を嫌うや水を運ぶというのもその実例の一つです。法則に捉われていると、シロアリ動きを勝手な判断をしてしまいがちです。シロアリがどのように動いているかは、シロアリ調査によって判断されるものであり、シロアリだからこのように侵入すると思い込むことほど危険なものはありません。

シロアリの生態は教科書で勉強するものでなく、飼育観察や現場での現象から学ぶものです。これからも飼育観察、現場での精度の高い調査をしたいと思います。

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2019年1月 2日 (水)

小厄

門戸厄神東光寺 昨日は例年通り初詣として、西宮市内にある門戸厄神東光寺にお参りさせて頂きました。門戸厄神さんには西宮へ移り住んでから毎年お伺いしており、ちなみに今年わたしは3年毎に訪れる小厄の年にあたります。

『厄』の本来の考え方は、長い人生には要所要所で節目があり、肉体的、社会的にも様々な変化による区切りがあり、その節目にあたり、あらかじめ心の準備をおこたらないように昔人は「厄年」という習わしからきています。

健康でなければ、良い仕事ができないというのは、わたしの基本理念です。そのためにも、健康に留意して、普段からきっちり管理していきたいと思います。

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2019年1月 1日 (火)

ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボウェブサイトトップページ画像 新年あけましておめでとうございます。新年早々からこのブログにご訪問いただき、厚く御礼差し上げます。新年早々阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新させていただきました。

今回のトップページ画像は、兵庫県内の物件で実施したシロアリ駆除処理の様子です。被害部から、薬剤注入処理を実施しています。

一般的なシロアリ防除業者のシロアリ駆除処理は、薬剤の大量散布によって行われますが、これには多く問題点があります。シロアリ駆除に使用される薬剤の有効成分は、殺虫剤のカテゴリーに該当します。殺虫剤の多くは農薬で使用されている有効成分が使用されていますが、シロアリ駆除での問題点は殺虫成分が使用される際の濃度です。

農薬では極めて薄い濃度で殺虫成分が使用されますが、これは殺虫効果と残留しない濃度から決められています。殺虫成分が分解して作物の収穫後に残らないようにされているため、薄い濃度で使用されています。シロアリ駆除では予防処理と併せて実施しれるため、5年間という長期間効果を示す必要があるため高濃度で処理されます。その濃度を比較すると、農薬と比較いて数百倍という高濃度で使用されます。

農薬で使用されている殺虫成分は、多くの安全性に係わる試験を実施し評価されたものが市販されています。しかしそれは、実際に使用される薄い濃度での評価です。シロアリ駆除場面では高濃度で使用されるため、お住まいの方には常に薬剤曝露リスクがつきまといます。しかし、シロアリ駆除を行うためには、高濃度の薬剤処理は必要ありません。長期の効果を必要としなければ、非常に薄い濃度でも効果はあるのです。

当社では、シロアリ駆除処理を薄い濃度で行います。きちんとシロアリ調査を実施した上で、適切な処理方法で実施することで対応可能ですが、これは自社での試験研究結果から導いたものです。低濃度で薬剤処理を行えば、お住まいの方の薬剤曝露リスクは低下し、その上で安全性の高い薬剤を使用すれば、安全性が向上します。シロアリのコロニーを意識して処理を行うことでシロアリ駆除は可能で、シロアリのコロニーが駆除できればシロアリが新たに侵入するリスクは大きく低下します。そうなれば、定期的な点検調査を実施することでシロアリの侵入防止対策となります。そうなれば薬剤使用量を大きく低減できるため、安全性がより確保できます。当社では、薬剤の大量散布に頼らないシロアリ対策を提案します。

当社のシロアリ対策は、一般的なシロアリ防除業者とは異なるシロアリ対策です。今年もブログで色々な情報などを発信するとともに、阪神ターマイトラボのウェブサイトを更に発展させて行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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