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2019年3月31日 (日)

定着防止薬剤処理

ライトトラップ誘引と薬剤処理は相反します 昨日は、アフリカヒラタキクイムシで継続的に対策を実施している物件にお伺いしました。この物件はマンションで管理会社を通じ、複数の住戸で対策を行っています。

室内側で確認されていた虫孔及び木粉(フラス)の堆積は、薬剤処理及び物理的対策により既に終焉しています。しかしこれでアフリカヒラタキクイムシ対策が完遂と思うのは間違いで、室内側以外に発生していないかどうか調べる必要があります。その手段として、天井裏にライトトラップを設置しています。ライトトラップは昆虫の正の走光性を利用しており、UVランプに誘引されたアフリカヒラタキクイムシを捕虫紙により捕獲するものです。天井裏にライトトラップを設置することで、壁内や天井裏内で繁殖しているかどうかがわかります。

ちなみにこの住戸では昨年1年間で捕獲が確認されており、壁内等見えない箇所で発生しているものと考えられました。ライトトラップを設置して管理している以外にも、小屋裏で薬剤処理を行っています。これはあくまで羽化したアフリカヒラタキクイムシを交尾産卵を抑制させることが目的であり、木材中の生息するアフリカヒラタキクイムシ幼虫を駆除する処理ではありません。ライトトラップの誘引に影響を与えることなく、薬剤を使う必要があるなど幾つもの工夫を凝らす必要があります。単純に薬剤を処理すればよいというものではありません。

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2019年3月30日 (土)

規定通りと言いながら

処理しなければならない箇所 昨日はいつもお世話になっている建築士事務所さんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。新築物件での防腐防蟻処理のためお伺いした次第です。

今回の新築防腐防蟻処理については、認定長期優良住宅の劣化対策に対応するための処理を行いました。内容としては、公益社団法人日本しろあり対策協会の防除施工標準仕様書に準じて処理を行いました。建物の構造を考慮すると過剰な対策ですが規定されている以上、仕様書に準じて処理を行うしかありません。

それでも現場に応じて、より必要な箇所を考慮して処理を行いました。写真はその部位の一つで、玄関周辺となっています。玄関はコンクリート接合部が多く存在する箇所で、コンクリート接合部にはクラックなどの隙間が発生します。シロアリはそれら隙間から家屋内へ侵入します。実際の現場で点検調査を行った際、多くの事例が玄関でシロアリの侵入が確認されています。そのため、玄関周辺は重要な処理ポイントです。

ここで注意が必要なのは、使用する薬剤の種類です。乳剤と呼ばれる製剤では有効成分がコンクリートに吸着し、シロアリへの移行が減衰し十分な効果が発揮できません。よく建築士の先生からお問い合わせをいただきますが、ホウ酸製剤は当該箇所処理にしても全く効果がありません。これはホウ酸の殺虫発現機構の問題です。薬剤の種類を最適化することも重要ですので、ご注意ください。

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2019年3月29日 (金)

土間床構造でのシロアリ被害

土間床構造でのシロアリ被害 昨日は住宅管理会社さんからの依頼で、シロアリ調査のため大阪府内の物件にお伺いしました。この物件はマンションの集会所で、掃き出し窓の枠にシロアリ被害が確認されているとのことです。

早速現場で調査を行うと、写真のとおり掃き出し窓枠にシロアリ被害が確認されました。この被害が上枠にまで広がっている様子が確認されました。ちなみに反対側の枠ですが、現時点で被害は確認されていないものの管理人さんのお話しでは、以前被害があり交換修復しているとのことです。その際、特にシロアリ対策は実施しいていないとのことでした。

壁面のコンセントボックスからファイバースコープでの点検調査を試みましたが、コンセントボックス形状から点検調査できませんでした。そこで非破壊シロアリ探知機を用いて点検調査を行った結果、被害部から少し離れた箇所でシロアリの活動を探知しました。

この物件はマンションですので、この床下構造は土間床(逆ベタ基礎)構造です。シロアリの侵入経路と生息範囲を、特定することが困難な構造と言えます。このような構造の場合、目視等による点検調査が困難であるため、非破壊シロアリ探知機などの機器を用いた点検調査が重要です。

この被害からシロアリ駆除処理を行う場合、被害部への薬剤処理だけでは処理として不十分な場合があります。今回の事例のように被害部と侵入経路が離れている場合、被害部だけでなく侵入経路への薬剤処理も重要なのです。きちんと侵入経路と生息範囲を特定することが、シロアリ駆除には必須なのです。決してマニュアルで駆除できるほど、シロアリ駆除は甘くありませんのご注意ください。

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2019年3月28日 (木)

土間コンクリートのクラック

土間コンクラックから立ち上がる空中蟻道 右の写真は、先日シロアリ調査でお伺いした物件で撮影した空中蟻道です。空中蟻道の多くは羽アリの出口である群飛孔で、少しでも高いところから羽アリが飛び立ちたいがために構築すると考えられています。

この空中蟻道の問題点は床下の構造で、この物件の床下は土間コンクリートなっていることです。床下にコンクリートを流し込むことが、シロアリ対策になると考えられているハウスビルダーさんや設計されている方が非常に多いようです。土間コンクリートを打設すると、その下の土壌は地中からの水分が逃げ場を失い、土間コンクリートの下では水分が滞留します。この水分の滞留が、シロアリを誘引します。問題はここからで、コンクリートにクラックがあればシロアリが容易に侵入することができます。コンクリートは壊れないという神話が、事実ではないことからシロアリの被害を呼んだと言っても過言ではありません。

コンクリートに対する過信は禁物です。定期的に点検調査を行い、床下の健康状態を知ることが重要で、それがシロアリ対策になるのです。シロアリ被害があっても、早期であれば少量の薬剤で駆除が可能です。大量に薬剤散布する一般的なシロアリ対策は、過剰なシロアリ対策であり、高額であるという欠点を有していますのでご注意ください。

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2019年3月27日 (水)

被害部への再侵入

被害生息部への薬剤注入処理 昨日は昨年晩秋にシロアリ調査でお伺いした物件に、シロアリ対策でお伺いしました。前回の点検調査では、便所内の柱部分にシロアリ被害が確認されました。ちなみに床下側からの点検調査では、新たなシロアリ被害、侵入及び生息は確認されていません。

シロアリ被害部には薬剤注入処理跡が確認されましたが、非破壊シロアリ探知機を用いて調査確認を行うとシロアリの活動が探知されました。どうやら被害部の近辺に再侵入した模様です。晩秋では地中のコロニーを駆除する時期としては不適と判断し、お施主さまへ春季での説明をしているのがこれまでの経緯です。シロアリは被害部内深部で活動していますので、必要に応じて小径の穿孔を行い、薬剤注入処理を行いました。

地中のコロニーを駆除するためには、使用する薬剤を厳選する必要があります。その上で薬剤濃度を最適化して処理することで、薬剤の特性を最大限発揮することが可能です。規定量を規定濃度で処理しているようであれば、コロニーの駆除は困難となりますのでご注意ください。

シロアリコロニーの駆除は、シロアリ調査を行い侵入経路と生息範囲を特定した上で具体的対策を立案します。そのため、現場毎に薬剤の種類や処理量、処理濃度が異なります。安易な薬剤処理は高額な予防処理とセットとなっておりますので、ご注意ください。

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2019年3月26日 (火)

活動期に入ったヤマトシロアリ

活動期に入ったヤマトシロアリ昨日は大阪府内の物件に、いつもお世話になっているハウスビルダーさんと同行しました。洗面にシロアリ被害らしきものが確認されているとのことから、シロアリ調査でお伺いさせていただきました。


床上での状況を調査すると、シロアリ被害であることは明白でした。床下側から点検調査を行った結果、床上で被害の確認された洗面は元より和室など広範囲にシロアリの構築した蟻道や被害が確認されました。写真はその蟻道の一つで、蟻道の一部を壊して確認したところ、活動中のヤマトシロアリが確認され、既に活動期に入っている状態でした。


4月に入ると、早いところでは中旬ごろから羽アリが発生します。シロアリが家屋内に侵入していないのに発生するケースもありますが、多くは被害部を介して発生します。ただし、発生した箇所が生息部ではないケースが殆どですので、きちんと侵入経路と生息範囲を把握するための点検調査は必須です。その点検調査結果をもとに、シロアリ対策を立案するのが本当のシロアリ対策です。床面積だけで費用を見積もりするのは、薬剤を撒くだけで技術的根拠はありませんのでご注意ください。

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2019年3月25日 (月)

リフォーム中盤戦

シロアリ侵入防止処理昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、シロアリ対策のため大阪府内の物件にお伺いしました。リフォーム中の物件で、年明けすぐに一度シロアリ対策を実施しています。


リフォームのための解体時に、シロアリ被害が広範囲に確認されたことから、シロアリ調査を実施しています。お施主さまとハウスビルダーさん交えて相談し、シロアリ対策として侵入防止処理を実施しています。今回はリフォーム中盤戦で、部分的なシロアリ侵入防止処理を行いました。


床下には土間コンクリートが打設されていますが、このブログで何度も紹介しているとおり布基礎と土間コンクリートの接点部分にクラックが発生し、シロアリはその隙間から侵入します。土間コンクリートが打設されているので、湿気が低く生息できないと考えておられるハウスビルダーさんもおられるようですが、ヤマトシロアリも水分を移動させることが可能です。床下を乾燥させても、シロアリには全く効果的でないことをご承知いただけましたら幸いです。


シロアリ対策は、現場の状況に合わせて構築されるべきものであり、マニュアル化するものではありません。常に同じ動きをする訳ではない昆虫に対して、マニュアルに従った処理をあてがうのは薬剤を多く撒きたいという発想によるものであり、シロアリの生態を考慮したとは言い難いものなのです。

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2019年3月24日 (日)

解体中に確認されたシロアリ被害

シロアリ被害が確認されていた浴室周辺昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーの建築士さんと、大阪府内の現場にシロアリ調査のため同行しました。リフォーム中の現場で、浴室周辺にシロアリ被害が確認されたとのことから点検調査のためお伺いした次第です。

早速現場で確認すると既に被害部は撤去されており、現時点での状態を確認することはできませんでした。しかし周辺ではシロアリ侵入の形跡は確認されており、シロアリ対策を講ずる必要があると判断しました。問題はこれだけではなく、この他にも2箇所でシロアリが侵入した形跡が確認されました。

建築士さん以外にも現場監督さんも事前に点検調査を実施していますが、これらシロアリ侵入の兆候は意外とわからないそうです。シロアリ調査には知識と経験が必要ですので、シロアリ技術者に依頼されることをお薦めします。但し、大手のシロアリ防除業者だからといって、必ずシロアリ技術者とは限りませんのでご注意ください。

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2019年3月23日 (土)

中古売買物件のシロアリ調査

敷居まで広がっているシロアリ被害昨日はお問い合わせいただいたハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。この物件は中古売買された物件で、シロアリ被害が確認されているとのことから、点検調査のためお伺いした次第です。

床上での被害の中心は増築された和室で、敷居や畳寄せに大きな被害が確認されています。床下点検口が作られていなかったことから、床下点検口を新設して点検調査を行いました。床下側では無数の蟻道が構築され、活動中のヤマトシロアリが確認されました。ヤマトシロアリですが、相当大きな巣系を構築しているものと考えられました。

問題は元々あった建物部分で、床下構造は布基礎+土間コンクリート構造です。問題は床下の高さで、土間コンクリートから大引までの高さが20㎝程しかありません。これでは、大引の下を通って移動することができません。床下収納庫以外に和室の床下点検口から目視可能な範囲を調査した結果、布基礎と土間コンクリートの隙間部分から立ち上がる蟻道が複数箇所確認されました。

問題は、このあとどのようにシロアリ対策を構築するかです。お施主さまやハウスビルダーさんと相談し、最適なシロアリ対策を構築していきたいと思います。

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2019年3月22日 (金)

2019冬仕舞

スタッドレスタイヤとノーマルタイヤ脱着近所の公園では桜の開花も確認され、いよいよ春となりました。すると冬仕舞をしなくてはと、施工車のタイヤを、スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの入れ替え作業を行いました。

今シーズンは幸い積雪道路を走行することはありませんでしたが、降雪を確認しながらの走行は何度かありました。積雪まではいかなくても、降雪状態で走行する際には、スタッドレスタイヤを履いていると安心です。仕事で集中するためには、余計なところで気をつかうのはあまりよくありません。気温上昇とともに現場仕事も急激に増えてくるため、タイヤ交換は僅かな空き時間を見つけて調整しなければなりませんが、今年も無事交換できました。

これまでの現場での実績で、4月第1週に西宮市内の一般住宅でヤマトシロアリ羽アリの群飛を確認したことがあります。通常ヤマトシロアリの群飛は阪神間で、再発物件で4月中旬頃から通常群飛でゴールデンウィークから5月中旬までに発生します。群飛シーズン前ですが、既にシロアリ調査案件やシロアリ駆除案件等を多く抱えていますので、上手く時間調整しながら対応して群飛時期を迎えたいと思います。

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2019年3月21日 (木)

壁内での生息場所

壁内では生息可能な材料が多く使われています

右の写真は、先日アフリカヒラタキクイムシ対策でお伺いした住戸で撮影した1枚です。室内でアフリカヒラタキクイムシの被害が確認されていないのに、天井裏に設置したライトトラップで捕獲が確認される場合、壁内等での生息が考えられます。

アフリカヒラタキクイムシの多くは、広葉樹系材料を用いたフローリングやベニヤ板などの広葉樹系合板に生息及び繁殖しています。近年では室内側での壁面に、アフリカヒラタキクイムシが生息できない石膏材料であるプラスターボードが多く用いられます。そのため、壁面には生息していないと思いがちですが、室内には合板が多く用いられます。写真の場所では、プラスターボードを保持するために合板が使われていますし、枠木には広葉樹系の集成材が使われています。これらにアフリカヒラタキクイムシが生息及び繁殖すると、何年もしてから室内側の建材からアフリカヒラタキクイムシの被害が確認することもあるのです。

アフリカヒラタキクイムシの被害が確認されている場合、室内側での被害が止まったとしても天井裏等でライトトラップによるモニタリングを実施し、生息の有無を点検調査する必要があります。室内側だけの被害有無で駆除完了の判断することは、根拠のない判断材料ですのでご注意ください。

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2019年3月20日 (水)

捕虫カウント数から読み取るべきこと

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昨日は継続的にアフリカヒラタキクイムシ対策を実施している物件から、捕虫紙を送付いただいたことから、アフリカヒラタキクイムシの捕虫数をカウントしました。

すでに室内側では薬剤処理と物理的対策を実施したことから、フローリングからの発生は収まっています。但し、アフリカヒラタキクイムシは見えない壁内等で発生することもあります。この発生を抑制しないと、また再発してしまいます。そのため天井裏にライトトラップを設置して、モニタリングを実施し発生の有無を確認しているのです。

今回の結果ですが、僅かに1匹のアフリカヒラタキクイムシが捕獲されました。これは壁内のどこかで発生していると考えられます。この発生をどのようにして抑制するかは、建物の構造を考慮して実施する必要があります。もちろんですがライトトラップの設置も、捕獲による生息数の削減という効果も期待できるため継続的に設置する必要があるのです。アフリカヒラタキクイムシ対策は、一筋縄には行きませんので、創意工夫が必要なのです。

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2019年3月19日 (火)

リフォーム工事中侵入防止処理

侵入想定箇所への薬剤処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内でリフォーム中の物件にお伺いしました。リフォームの進行具合に合わせてシロアリ対策を実施している物件です。

リフォーム前の点検調査でシロアリ被害が確認されたことから、お施主さまとハウスビルダーさんを交えて相談した結果、リフォームの進行具合に合わせてシロアリ対策を実施することとなりました。

今回は、リフォーム中の処理として2回目となります。元々土壌が露出した状態でしたが、土間コンクリートが湿気対策として打設されています。土間コンクリートを打設するとシロアリ対策になると考えられている設計士さんやハウスビルダーさんがおられますが、土間コンクリート下にはシロアリが寄り易く、隙間さえあれば、容易に侵入するため注意が特に注意が必要です。

処理ポイントは必然的に、シロアリが侵入する可能性のある隙間になります。薬剤は無駄に撒くと、費用もそれだけ上がります。当社では、無駄な費用を拠出せず、シロアリ対策を考えます。

 

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2019年3月18日 (月)

キッチン水漏れの影響は

キッチン床下水漏れ跡昨日は大阪府内の物件に、シロアリ調査のためお伺いしました。いつもシロアリ調査及び対策でお世話になっている、ハウスビルダーさんからの依頼です。

この物件では、以前キッチン配管から水漏れがしたとのことです。それから時間が経過し、お施主さまがシロアリに対する不安を感じ、ハウスビルダーさんに相談されたとのこと。そこで信頼できる方にシロアリ調査をしてもらえばと、当社に点検調査をいただいた次第です。

早速床下側から点検調査を実施した結果、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。写真は水漏れの確認されたキッチンで、水漏れ跡は確認されましたが既に乾燥しており問題ありませんでした。

お施主さまから、シロアリ予防処理がした方が良いかとご質問をいただきました。当社の見解としては、現時点でシロアリの侵入も無ければ侵入の兆候もありませんので、薬剤処理の必要はなく定期的な点検調査で対応可能と説明させていただきました。お施主さまはそれ相応の費用を覚悟されていたようですが、大きな費用の拠出が不要となり安心されたそうです。

家を維持管理する視点から見ると明確な効果が見えない薬剤処理よりも、生物劣化の大きな要因の一つである雨水対策、即ち屋根や壁の維持管理を優先すべきではないでしょうか。床下の定期点検調査で抑制できた費用は、これら雨水対策に費用をかけていただければ結構かと考えます。

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2019年3月17日 (日)

ランプ及び捕虫紙交換

捕虫ランプ及び捕虫紙交換 昨日は継続的にアフリカヒラタキクイムシ対策を実施している、大阪府内のマンションにお伺いしました。このマンションでは複数の住戸で、アフリカヒラタキクイムシの被害が確認されています。

これまでに薬剤処理や物理的対策を組み合わせて対策を実施し、発生状況の確認調査としてライトトラップの設置を行いモニタリングを行っています。半数の住戸でアフリカヒラタキクイムシの発生は収まっていますが、未だ半数の住戸で発生が確認されています。

発生の確認されている住戸では、室内側での発生は確認されていません。壁内での発生が考えられますが、全面撤去しない限り発生源調査はできません。現実的に壁の撤去ができませんので、現時点で取ることができる対策を実施しています。

今回はモニタリングシーズン開始に伴い、ライトトラップの捕虫ランプ及び捕虫紙の交換を実施しました。一部の捕虫紙では昨年と異なる傾向が出ており、完全駆除までまだまだ創意工夫を重ねて行きたいと思います。

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2019年3月16日 (土)

HDDからSSDへ

HDDからSSDへ 研修会用として使用しているパソコンは、11.6型モバイル Lenovo ThinkPad Edge E135で2012年から愛用しています。CPUがAMD E-300(1.3GHz)と非力ながらも、Microsoft Officeを動かすには問題なく、ウェブサイト閲覧もタブを多く開かなければ問題ありません。途中メモリを増設、Windows7からWindows10にアップグレードしたものの、起動に時間がかかるため今回HDDをSSDに交換しました。

効果の程ですが、起動時間は1分以内と劇的な効果が得られました。プレゼンテーションも枚数が多く、立ち上げに時間を要していましたが、こちらも問題ない程度に改善されました。11.6型で、重量も1.5kg程度なので使い勝手は良好です。

以前使用していたパソコンもSSD化したことがありますが、当時と比べるとSSDの価格も大きく下がり、性能を上げるためのコストは随分下がりました。使用を開始してから7年目となりますが、壊れるまで現役として使い続けたいと思います。

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2019年3月15日 (金)

3/14グループ勉強会

3/14グループ勉強会 昨日は家づくりメンバー内での勉強会を行いたいとの依頼いただいたことから、滋賀県の建材店さんの会議室にお伺いしました。住宅医スクールを聴講いただいたハウスビルダーさんからの依頼です。

薬剤に頼らないシロアリ対策を行うためには、シロアリの生態をよく知ることが重要という認識をいただいていたので、現場ベースでのシロアリの生態をご紹介させていただきました。

シロアリ対策ついては、一般的に行われてる方法の紹介及びその方法の問題点、具体的なシロアリ駆除の方法、薬剤の安全性と特性など広範囲に渡って説明させていただきました。その上で、薬剤を使わないシロアリ対策をどう考えるかのご紹介させていただきました。

講演は3時間半を超える内容でしたが、聴講いただいた方から時間があっという間で時間が短ったという感想をいただきました。講演させていただく側として、こんなに嬉しい言葉はありません。今後もよい講演ができるよう、精進したいt思います。

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2019年3月14日 (木)

床下定期点検調査

点検調査で問題のない床下 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、3年前にシロアリ点検調査でお伺いした兵庫県内の物件にお伺いしました。

この物件は、過去にJAでシロアリ駆除及び予防処理を実施しています。JAの下請けシロアリ防除業者から何度も再消毒の案内がありうんざりしていたところ、ハウスビルダーさんに相談、弊社でシロアリ点検調査を受けて見られてはということから、3年前に点検調査を実施した次第です。

3年前の点検調査では、シロアリ被害跡と共に穿孔注入処理跡が確認されました。新たなシロアリ被害及び侵入の形成や兆候が確認されなかったことから、薬剤を撒く必要はなく定期的な点検調査で十分対応可能をお話しさせて頂きました。

初回の点検調査から3年が経過しましたが、今回の点検調査でも新たなシロアリ被害、侵入や生息は確認されませんでした。私たちの仕事は、薬剤を大量散布し高額な費用をいただくのではなく、お施主さまにシロアリに対する不安を払拭し安心して貰うことです。

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2019年3月13日 (水)

虫体未捕獲確認

アフリカヒラタキクイムシ未捕獲を確認したライトトラップ 昨日はハウスビルダーさんからの依頼で、ヒラタキクイムシ対策のため大阪府内の物件にお伺いしました。この物件では、数年前階段に小径の穴が確認され、ハウスビルダーさんから相談を依頼、現地調査を行いました。その結果、発生しているのは外来種のアフリカヒラタキクイムシであることが判明しました。

対策として、階段及び隣接する壁の全撤去、撤去後の部材に対して薬剤処理、修復する材料の指示を行いました。それと同時に小屋裏にはモニタリング用のライトトラップを設置しています。

アフリカヒラタキクイムシは正の走光性(光に集まる性質)を有するため、生息状況の調査には有効な手段です。今回のライトトラップ捕虫状況の結果、アフリカヒラタキクイムシの捕獲は確認されませんでした。小屋裏にライトトラップを設置した理由は、アフリカヒラタキクイムシが暖かい場所を好むことと、壁内等目視調査確認できない場所で発生しているか否かを調査するためです。室内側で開孔や木粉の堆積が確認されないからといって過信してはいけないのです。見える場所だけが生息場所でないことを理解しておかないと、発生はいつまでたっても収まらす、被害が拡大していきますのでご注意ください。

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2019年3月12日 (火)

2018年度確定申告完了

2018年度確定申告完了 会計ソフトの入力も完了し、e-Tax用のID・パスワードを利用して、「確定申告書等作成コーナー」からe-Taxで無事に確定申告を終わることができました。昨年の確定申告の際に税務署職員さんからe-TaxのID・パスワード方式を説明いただき、手続きを行っています。

e-TaxのID・パスワードを取得するためには、税務署で職員による本人確認を行った上で発行されるとのことで、昨年手続きをしたおかげで、今年は税務署に行くことなく申告ができました。

電子申告後、受付結果(受信通知)の確認で、確定申告書BはPDFで出てきたものの青色申告決算書はPDFで出てきませんでした。問題ないのかと思い電話で問い合わせしたところ、問題ないとの回答を貰い一安心でした。

便利なのが納税方法で、QRコードによるコンビニ納付がとても便利でした。利便性があがることは非常に有難いですね。ちなみに昨年、e-Tax用のID・パスワードの説明をいただいた職員さんは以前勤めていた会社で事務をしていた後輩の女性で、世の中は意外と狭いものだと痛感しました。

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2019年3月11日 (月)

勉強会資料作成中

勉強会資料作成中 昨年の住宅医スクールを聴講いただいたハウスビルダーさんから、グループ仲間内での勉強会を行いたいとの依頼をいただきました。シロアリ対策に関する勉強会で、シロアリの生態と行動、シロアリ防除の具体的方法、薬剤の安全性など多岐に渡り、講演は3時間を超える長丁場を予定しています。

建てる立場の方からすれば、シロアリが侵入できない構造にすることが理想ですが、その構造にるためにはシロアリを知ることが重要です。ただし構造では限界があるため、点検調査し易い構造にすることも重要です。これらの参考になるような話しをしたいと考えています。

また薬剤処理について、現状と将来どうなるべきかの話しもできればよいかと思います。安全性についての説明も予定しており、安全性や効能が曖昧な薬剤まがいなものが出回っている状況なども紹介したいと思います。安心で安全な家づくりのサポートが少しでもできるよう、一緒に勉強したいと思います。

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2019年3月10日 (日)

撤去後継続観察

撤去予定のウッドデッキ 右の写真は先日シロアリ調査でお伺いした物件で、被害が確認されたウッドデッキの床下部分です。風通しの悪い箇所に設置され、庭自体の手入れの行き届きが不十分であったことから、腐朽も進行しています。

既に強度も低下していることから、薬剤処理を実施せずに撤去を前提として話しを進めています。今後ウッドデッキを再構築するのであれば、構造的な対策を施せば問題ありません。再構築しない場合は、定期的に点検調査を行うことで対応が可能です。いずれにしても、今後の経過観察することが重要です。

庭に生息するシロアリを駆除することが必須と考える方が多いようですが、庭にシロアリが生息していることは普通のことです。重金属などに汚染された土壌ではシロアリの生息は確認されませんが、健康な土壌であればシロアリが生息していることは普通のことなのです。重要なのは建物内へ侵入するかどうか、家屋に被害を与えるかどうかです。そのために無駄に費用を使い、環境に負荷を与える薬剤処理よりも、早期発見のための定期的な点検調査の方が良いと判断しているのが当社の考え方です。

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2019年3月 9日 (土)

社内勉強会

シロアリ防除業者社内勉強会一昨日、夕方からシロアリ防除に関する勉強会を行いました。シロアリ防除業者さんから、シロアリ調査、駆除及び予防について勉強したいとのことから依頼をいただき、実施の運びとなりました。

シロアリ駆除はかなりマニアックとなるため、簡単なご紹介程度でしたが、調査と予防については少しだけですが詳しく説明させていただきました。

シロアリ防除を行うに当たり重要なのは、相手となるシロアリの生態をよく知ることです。相手をよく知らずに処理しようとすると、意味のない場所へ処理してしまいます。シロアリの侵入する場所や活動する場所へ処理することが重要なので、シロアリの生態を知ることが重要です。

それと同じ位に重要なのが、建物の構造を勉強することです。建物はそれぞれ少しずつ構造は違うため、その構造を考慮しなければなりません。シロアリは隙間を好むため、構造で隙間を考えていけば、侵入経路が見えてきます。分かり易い蟻道ではなく、分かり難い侵入経路を如何に想像できるがポイントです。

今回は時間的制約で説明に限界はありましたが、現場をよく見ること、調査の重要性を理解していただけたかと思います。マニュアルに縛られず、現場に対応できるシロアリ防除業者さんになって欲しいと思います。

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2019年3月 8日 (金)

畳下への薬剤処理

畳下への薬剤処理 昨日はいつもお世話になっている住宅管理会社さんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。

この物件はマンションの一室で、昨年の夏に室内で虫がいるとのことから、調査した物件です。確認された虫はシバンムシアリガタバチで、その後の調査で畳からタバコシバンムシの死骸の一部を採取しました。

対策として畳の交換を実施するとともに、畳下への薬剤処理を行いました。シバンムシの生態を考慮し、薬剤を選択した上で処理を行いました。

室内で虫が確認された場合、その種類を調べて人に危害を加えるか否かを調査することが重要です。虫の全てが人に危害を与える訳ではなく、中には益虫と呼ばれる昆虫もいますので、虫の全てを毛嫌いされないようお願いします。

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2019年3月 7日 (木)

3/6セミナー聴講

2019年度バイエルクロップサイエンスセミナー聴講 昨日はシロアリ防除薬剤メーカーの、バイエルクロップサイエンスのセミナーを受講しました。シロアリ防除分野のマーケットに話しや防蟻剤の適正使用に関する話しがありました。

また外部講師として、研究開発法人国立環境研究所の五箇公一先生の講演とクレーム対応のレクチャーをする会社の方の講演でした。

防蟻剤の適正使用に関する講演は、当たり前の話しをされているのですが、実際には意外と守られていないのと、理解できていないのがこの業界の残念なところでしょう。それ以上にちゃんと聞かなければならないシロアリ防除業者の聴講が半数程度でした。それを指導すべきメーカーの方が半数でしたが、その方々がきちんとシロアリ防除業者に説明して貰えることに期待したいところです。

外部講師の五箇先生の講演内容は、『地球環境変動と生態リスク~我々は生き延びられるか?~』という内容でした。生物多様性の変化が齎すリスクを、テンポよくお話しいただき楽しく聞かせていただきました。上手く笑いを入れながらの内容で、小員もセミナーで講演する際、参考にできることが多くあり、内容と話術の両方で勉強になりました。

バイエルクロップサイエンスさんも、シロアリ薬剤に関する技術的なネタが少なくなり、苦労されているようです。年々、防除業者の参加も減る傾向ですが、点検調査など幾らでもネタがあると思うのは、私だけでしょうか。

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2019年3月 6日 (水)

資料作成中

シロアリ防除研修会資料 確定申告の締め切り日に追われる中、研修会の依頼をいただきました。シロアリ防除処理を行なっている会社ですが、正しいシロアリの生態とシロアリ駆除を勉強したいとのことから、研修会の依頼をいただいた次第です。

シロアリ駆除は、どのような経路でシロアリが侵入しているか、どこでシロアリが活動しているかを点検調査によって精査することが第一歩です。被害を与えている場所、材質、環境などから、どの薬剤が効果的なのか、どのように処理すれば効率的に処理できるのかを考慮し処理する必要があります。現場ぼ状況に臨機応変に対応しなければ、地中などに生息するシロアリのコロニー(集団)は駆除できません。

シロアリは集団で活動する昆虫で、真社会性生活を営んでいます。巣を存続させるためには、一部を犠牲にすることもあります。シロアリを駆除するのに、高濃度の薬剤は必要ではありません。高濃度なのは長期間に渡って効果を発揮させるためで、致死させることを目的とするならば、非常に薄い濃度で十分なのです。

薬剤は何を使うかが重要ではなく、薬剤の特性を生かした使い方をすることが重要です。処理方法次第で短所となることもあれば、長所を生かした使い方となるのです。そのため、シロアリ駆除にマニュアルはなく、いかに現場にシンクロさせることができるかが重要なのです。

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2019年3月 5日 (火)

会計ソフト入力

会計ソフト入力確定申告に向けて順次準備を進めており、あとは会計ソフトへの入力を残すのみとなりました。

伝票枚数がそう多くないため、集中して行えば数日で完了し、全ての帳簿が完成します。しかし現場作業もあれば、講演会も抱えており、時間を上手く調整しなければなりません。

幸いなのが、昨年の確定申告書の際、e-Taxの開始届出を行っており、ID・パスワード方式を受領しています。そのためe-Taxでの申請ができるため、税務署へ行かずに届け出することができるのです。

できれば今週中か、来週の前半には無事に終えたいと思います。残念ながらその間、シロアリ生息調査報告書やシロアリ対策報告書等書類の作成が溜まっており、当分事務仕事に追われる日が続きそうです。

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2019年3月 4日 (月)

暖冬の影響

活性が上がってきたヤマトシロアリ 右の写真は、飼育観察中のヤマトシロアリです。冬季は冬眠する訳ではなく、動きが非常に緩慢となります。

二十四節季の一つである啓蟄(けいちつ)は、今週水曜日となっています。啓蟄の語源は虫蟄啓戸で、虫蟄啓戸(ちゅうちつけいと)とは潜んでいた虫が戸を啓いて地上にはい出るという意味です。毎年観察していますが、啓蟄を過ぎるとシロアリの動きも活発となります。

今年は暖冬の影響により、先週ごろから動きが確認され始めました。例年よりもかなり早い動きとなっています。季節の進行に伴い、喫食速度も上がります。但し、ヤマトシロアリのコロニーの喫食量は僅かです。甚大な被害になるのは、何十年もかかります。

シロアリ対策は薬剤を撒くことではなく、早めの点検調査を定期的に行うことが重要です。早めの点検調査で早期発見できれば、家屋に与える被害や影響はごく僅かです。シロアリ対策は、シロアリの生態を考慮して行うべきもので、金儲け主義の薬剤大量散布はいかがなものでしょうか。

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2019年3月 3日 (日)

古い被害しか確認されませんでした

古い被害しか確認されませんでした 昨日は、いつもお世話になっているハウスビルダーさんからシロアリ点検調査の依頼をいただき、大阪府内の物件にお伺いしました。

この物件では過去に羽アリが発生したとのことから、大阪府内にあるシロアリ防除業者にシロアリ駆除予防処理をして貰ったとのことです。処理から10年以上に経過し、処理したシロアリ防除業者からは再消毒してはと頻繁に連絡がくるとのこと。シロアリ対策について、ハウスビルダーさんに相談されたところ、弊社でシロアリ点検調査を実施した上で、相談されてはいかがかと今回のシロアリ点検調査となりました。

床下側からの点検調査を実施した結果、シロアリ被害跡とともに穿孔注入処理跡が確認されました。現時点でシロアリの侵入及び生息は確認されず、侵入の兆候も確認されませんでした。結論としては定期的に点検調査を行い、早期発見に努めれば問題なく薬剤処理は不要とご説明させていただきました。お施主さまも薬剤処理は高額なので、思案されていたところでしたので、定期的な点検調査によるシロアリ対策を喜んでいただけました。

シロアリ対策は、薬剤を撒くことだけではありません。弊社では安全で安心して貰えるようなシロアリ対策を提案します。ブログ左サイドバーにある、注目リンクの阪神ターマイトラボのホームページをご参考ください。

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2019年3月 2日 (土)

風が当たる場所ですが

風の当たる場所で蟻道を構築しています 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからのシロアリ調査の依頼をいただき、兵庫県内の物件にお伺いしました。

リフォームを計画中の物件で、築年数は結構経過しています。床下側からの点検調査を行った結果、広範囲にシロアリ被害が確認されました。殆どの被害部や蟻道でシロアリの活動は確認されませんでしたが、一部の蟻道でシロアリの活動が確認されました。

写真の部位はシロアリの活動が確認された場所ですが、面白い傾向が確認されました。シロアリは体表面の乾燥を防ぐため、蟻道を構築します。構築中も乾燥するため、本来であれば湿度の高い場所で作りたいはずです。しかしこの場所にはエアコンの室外機があり、運転中には風が当たります。しかも屋外に近い場所なので、乾燥し易い条件にあります。

お施主さまにお話しを聞くと、夏と冬に使用しているとのことです。春と秋には使用していないので、この時期に構築したものと考えられます。よくシロアリ対策で、床下換気扇を勧めるシロアリ防除業者がいます。この結果を見れば一目瞭然、幾ら風を当ててもシロアリは蟻道を構築します。即ち、床下換気扇はシロアリ対策にはならないということです。ちなみに床下換気扇は場合によって、床下の平均湿度を下げることはできますが、カビや木材腐朽菌の発生を抑制するとは言い難いのです。カビや木材腐朽菌が発生するのは、木材中の含水率が大きく影響しますので、単に床下の平均湿度を下げるだけでは対策にならないのでご注意ください。

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2019年3月 1日 (金)

2019年3月度ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボウェブサイトトップページ画像 今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回のトップページ画像は、飼育中のカンモンシロアリの有翅虫(羽アリ)です。シロアリフォーラムメンバーのサトーシロアリ技研(福岡県)の佐藤さんから頂いたコロニーで、先月群飛しました。

カンモンシロアリは名前にある通り山口県と福岡県の関門海峡周辺に生息するシロアリです。関門海峡周辺の生息地では2~3月に羽アリが発生すると報告されています。カンモンシロアリはヤマトシロアリの亜種ですが、羽アリの発生時期は大きく異なります。カンモンシロアリの羽アリの外観はヤマトシロアリと区別がつきませんが、その生態は大きく異なります。ヤマトシロアリでは雨漏れがあった場合、高所まで被害を与えるケースがありますが、雨漏れなどがなければ被害の中心は床下となります。しかしカンモンシロアリでは雨漏れがなくても、軒先など高い場所に被害を与えるケースがあるのです。

シロアリに生態は種類によって異なりますが、残念ながら協会の仕様書はシロアリの種類によって変わる訳ではありません。一般的にシロアリ駆除処理やシロアリ予防処理は協会の仕様書に準じて行われますが、内容としては高濃度の殺虫剤を大量散布してシロアリ駆除予防を行います。大量処理でシロアリを駆除することは可能ですが、薬剤を大量散布するとお住まいの方への薬剤曝露リスクを向上させます。当社では、協会仕様書である薬剤大量散布によるシロアリ対策をお薦めしていません。

当社では、シロアリの種類や生息域を考慮し最適なシロアリ対策をご提案します。シロアリ調査、駆除及び対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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