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2019年4月30日 (火)

玄関で発生した羽アリ

玄関上り框付近床組みで確認された蟻道 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からのご紹介で、兵庫県内の物件にシロアリ調査のためお伺いしました。この物件では、先日玄関で大量の羽アリが発生したとのことから、シロアリ調査にお伺いした次第です。

玄関に残された羽アリの死骸から、発生した羽アリはヤマトシロアリであることが判明しました。それら発生源を調査するため、床下側からの点検調査を実施しました。その結果、右の写真のとおり玄関上り框付近の床組で、蟻道の構築が確認されました。

基礎面に蟻道の構築は確認されていませんので、玄関の三和土側からの侵入と判断されました。これはよくある事例で、床下側から薬剤を撒いても十分な効果が得られないケースがあります。シロアリ調査は、シロアリ被害を見つけるためのものではありません。シロアリがどこから侵入し、その生息や被害範囲はどの程度かを調べます。その結果を元に、どのような薬剤をどの濃度と処理量で処理するかを決めます。これをマニュアルに従って処理すると、シロアリ生息の有無にかかわらず薬剤を注入して行きます。これでは薬剤の無駄遣い、費用の高額化、その上薬剤曝露リスクが向上するという欠点を有しています。

シロアリ駆除はマニュアル化できません。シロアリはマニュアル通りに動く訳ではなく、建物の弱いところを狙ったように侵入します。それだけにシロアリ調査は重要なのです。シロアリ調査を実施する担当者と、シロアリ工事を行う担当者が異なるシロアリ防除業者がありますが、これは典型的なマニュアル主義の業者なのでお薦めできません。

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2019年4月29日 (月)

掃き出し窓付近から発生した羽アリ

掃き出し窓付近床下で確認された蟻道 昨日は以前シロアリ対策でお世話になったお施主さまからの紹介で、兵庫県内の物件にシロアリ調査のためお伺いしました。和室掃き出し窓付近から羽アリが発生したとのことから、シロアリ調査のためお伺いしました。

既に羽アリは飛び立った後でしたが、死骸が残っており確認するとヤマトシロアリの羽アリでした。床下側からの点検調査では、床下換気口に蟻道の構築が確認されました。面白い傾向としては、基礎面に蟻道の構築がないことです。これは床下換気口の基礎にクラックがあり、その内部を通っての侵入です。

ちなみにシロアリ被害や蟻道の構築はシロアリ調査の結果、広範囲に確認されました。お施主さまのお話しを聞くと、数年前に何度か羽アリが発生したものの、ここ数年は確認されていなかったのでいなくなったと思われていたそうです。こうなると部分的な駆除処理で対応することは困難で、ある程度の侵入防止処理も考慮しながらの対策が必要です。

シロアリが生息していたとしても、毎年羽アリが出る訳ではありません。羽アリを出さない年もあれば、床下で発生し知らない間に床下換気口から出ていく場合もあります。また、不在時に羽アリが発生し、浴室や玄関に大量の羽根を残していくケースもあります。いずれにしても、きちんとシロアリ調査を行い、適切なシロアリ対策を施すことが重要です。なおシロアリ対策は、仕様書などで決められた方法ではなく、生息や被害状況の応じて対応するのが当社のスタイルです。お問い合わせは左側注目リンクにある阪神ターマイトラボのホームページからお願いいたします。

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2019年4月28日 (日)

非破壊シロアリ点検調査

基礎外断熱面での非破壊シロアリ点検調査 昨日から世間では10連休が始まりましたが、シロアリ駆除に携わる者にしてみるとヤマトシロアリの羽アリ発生時期となっているため、お問い合わせに対応しなければならないため、暦に関係なく仕事となっています。但し、大型連休は交通渋滞が予想されるため、現場は近場や渋滞のない大阪市内など限定的となります。

昨日はシロアリ定期点検調査のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件は基礎外断熱構造の物件で、10年前に羽アリが大量発生しました。基礎外断熱部分の一部を撤去し内部を天譴調査したところ、断熱材は惨憺たる有様、基礎面には縦横無尽に広がる蟻道が確認されました。

基礎屋外側から薬剤処理処理による駆除処理を実施、シロアリ監視ステーションの設置しています。その後は定期的にシロアリ監視ステーションの点検調査と基礎外断熱面に対する非破壊シロアリ探知機による点検調査を実施しています。

シロアリ侵入防止対策としてトレンチドレンチ処理もあったのですが、家庭菜園を実施されていること、地下水を家庭菜園用散水に使用していることなどから外周部への薬剤処理は実施していません。このような対策の内容ですが、これまでに基礎外断熱面へのシロアリの再侵入はありませんし、今回の点検調査でも侵入は確認されませんでした。シロアリ監視ステーションにはこれまでに数回シロアリの侵入は確認されましたが、特に何も対策を実施していません。それでも、やがて監視ステーション内への侵入はなくなり数年は経過しています。シロアリというものはそのような生態で、庭に生息していても家屋内へ侵入しなければ問題ないのです。屋外に生息するシロアリまで駆除するのは、費用の無駄遣い以外の何者でもないのです。

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2019年4月27日 (土)

便所で確認された羽アリ

非破壊調査で未生息を確認 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんから、昨年シロアリ駆除処理を行った物件で羽アリが出たとのことから、大阪府内の物件にお伺いしました。

この物件は昨年の夏に、ハウスビルダーさんの定期点検調査の際、屋外に蟻道があるとのことからシロアリ駆除処理を実施しています。この物件は店舗で、土間床(逆ベタ基礎)構造で、床下はわずか数cmあるだけの構造です。昨年のシロアリ駆除処理では、屋外に構築された蟻道付近の壁内を非破壊シロアリ探知機を用いて点検調査を行い、生息範囲を特定した上でシロアリ駆除処理を実施しています。

今回羽アリの発生が確認された箇所ですが、昨年駆除処理を実施した箇所と対面側にあるトイレでした。トイレ内を目視による点検調査を行った結果、羽アリの出口となる群飛孔が確認されません。壁内等について非破壊シロアリ探知機による点検調査を実施しましたが、シロアリの活動は探知されませんでした。

お施主さまからの聞き取り調査では、羽アリの発生は夜間とのことでした。これら調査結果等を踏まえると、便器の隙間から発生したものと判断され、現時点で家屋に被害は与えていないものと考えられました。この物件は店舗であり、羽アリの発生は営業に支障をきたすことから、駆除処理を実施することとなりました。このような構造では建物全体への薬剤処理はできませんので、部分駆除処理が基本となります。設計段階できちんと打ち合わせが出来ていれば、このように何度もシロアリが発生することはなかっただけに少し残念な構造と言えるでしょう。

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2019年4月26日 (金)

毎年侵入してきます

侵入種はリルアリ 昨日は、大阪府内の物件にお伺いしました。これまでにシロアリ及びクロアリ対策でお世話になったお施主さまからの依頼で、今回も昨年に引き続き室内側でクロアリが徘徊し出したとのことです。

ちなみにこの物件では、これまでにルリアリやトビイロケアリ、ハリブトシリアゲアリの侵入が確認されています。お施主さまが事前に捕獲していただいていたので、その場で同定したところルリアリでした。

ルリアリは室内徘徊種として知られている種で、動物性たんぱく質を好む種類です。そのため、糖類をベースとした市販の毒餌剤を殆ど喫食しないため効果が期待できません。しかし専門業者が使う毒餌剤には、動物性たんぱく質が含まれた製剤があります。但し、それを使えば効果があるというものではありませんので、複数の製剤を設置して対応しています。

徘徊場所等の調査を実施した上で、設置場所を決めました。お施主さまに喫食状況を確認しながら、喫食が進まないようであれば他の対策を実施する予定です。それにしても毎年この時期になると室内へ侵入するのには、何か理由があるのかもしれませんね。

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2019年4月25日 (木)

古民家で確認された羽アリ

古民家で確認された羽アリ右の写真は先日、いつもお世話になってる建築事務所からの依頼でシロアリ調査にお伺いした際に撮影した1枚です。この物件は古民家に隣接する蔵で、羽アリが発生したとのことです。

早速、蔵の中の点検調査を行うと、床板の一部にシロアリ被害が確認されました。床下点検口がなかったことから、被害部の床板の一部を切断して床下点検口を作成、床下側からの点検調査を行いました。その結果、広範囲にシロアリ被害が確認されました。基礎は石で組み、その隙間をモルタルで埋められている状態でしたが、それら表面に蟻道の構築はありませんでした。石組みとモルタルの隙間を通って土台に到達しているものと考えられました。

お施主さまと建築事務所の担当者さんに報告したところ、お施主さまから蔵自体将来的にどうするか考えていないので、あまりお金をかけたくないとのことでした。小員から駆除処理だけを行い、当面様子を見ることをお薦めしたところ、お施主さまもで同意いただきました。

なお母屋については、時間的制約から点検調査できませんでしたが、駆除処理と合わせて点検調査を実施する予定です。シロアリの被害、侵入及び生息が確認されなければ定期的な点検調査で対応、確認された場合は点検調査結果に応じてシロアリ対策を提案する予定です。

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2019年4月24日 (水)

玄関で確認された羽根

玄関で確認された羽根 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんから、玄関で大量に羽根が確認された物件があるとのことから大阪府内の物件にお伺いしました。

早速現場で調査を行うと、玄関扉付近で沢山の羽根が確認されました。この翅は、ヤマトシロアリ羽アリが落とした翅です。ヤマトシロアリの羽アリはこの時期から5月中旬にかけ、正午前後に発生します。ヤマトシロアリの羽アリは、発生直後はフラフラと飛びますが、やがて地上に落ちると体を激しく震わせて翅を落とします。その後、隙間などに潜り込むため、翅だけが残された状態となります。羽アリ1匹で翅が4枚ありますので、羽根が大量に取り残された状態となるのです。

翅を落としたヤマトシロアリの羽アリは隙間などに潜り込みますが、これは外敵から身を守る行動と考えられています。ゴキブリなどの昆虫、ムカデやクモなどの節足動物、トカゲなどの爬虫類、鳥などに襲われるのを避けるためです。その際、上手く雌雄がペアリングできれば新たなコロニーが創出されますが、殆どの羽アリは捕食者によって食べられてしまいます。

羽アリが発生するということは、シロアリのコロニーが近くにあるということです。羽アリが発生しなくなったからと言って、そのまま放置するのはいけません。きちんとシロアリ調査し、具体的なシロアリ対策を立案することが重要です。

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2019年4月23日 (火)

屋外にシロアリが生息していても、床下にいないケースはあります

屋外にシロアリが生息していても、床下にいないケースはあります 昨日はシロアリ調査のため、和歌山県内の物件にお伺いしました。以前、シロアリ調査でお世話になったお施主さまのご実家、点検調査の依頼を頂きました。

この物件では屋外基礎外側にある犬走に放置されていた木材に、多数のシロアリが生息していたとのこと。お施主さま自身で、木材を撤去した上で薬剤処理をされたとのことですが、きちんと点検調査して貰おうということになり点検調査にお伺いした次第です。

屋外部分については、シロアリの生息気配はありません。お施主さまから『ここから床下に入れるので』と和室の床板を開けると、高さが低い床下が現れました。地面から大引までの高さ20㎝程度で、これでは床下の動線が確保できません。人通口の高さも20cm以下ですので、隣の部屋の床下へ侵入することができません。

とりあえず、シロアリ被害木材のあった犬走側の和室床板を外し、点検調査を行いました。床下の湿気が高く、土壌表面にはカビの発生が確認されましたが、目視調査可能な範囲で布基礎面に蟻道の構築や床組にシロアリ被害は確認されませんでした。和室については床板を外して目視点検調査は可能ですが、洋室やフローリング化されたキッチンでは新たに床下点検口を新設する必要があります。改めて大工さんに新設して貰い、改めて点検調査する予定です。

現時点でシロアリの侵入や生息が確認されていない箇所については、薬剤処理によるシロアリ対策は考えていません。古い家屋で、将来的にどうするか決まっていないことも考慮したというのが理由です。但し、洗面など少し怪しい箇所あるため、点検調査で問題点が見つかれば対応したいと考えています。

屋外にシロアリが生息していたからと言って、床下に薬剤を撒く必要はありません。きちんとシロアリ調査を実施した上で、適切なシロアリ対策を立てることが重要です。シロアリ対策とは、高額な薬剤処理ありきではないのです。

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2019年4月22日 (月)

生息想定部処理

生息想定部処理 昨日は、シロアリ駆除処理のため大阪府内の物件にお伺いしました。先週、シロアリ調査でお伺いした一般住宅で、浴室でヤマトシロアリの羽アリの発生が確認された物件です。予定していたシロアリ調査が急遽延期となったことから、当該物件の駆除処理を先行して行いました。

この物件の問題点は、土間床(逆ベタ基礎)構造で根太が敷き込まれており、床下の高さが殆どない状態です。そのため、明確な侵入経路の確認ができません。ちなみにこの物件での羽アリは、午後の遅い時間に発生しているとのことで、少し厄介な現象です。

シロアリ駆除処理は、シロアリの生息が想定される箇所について注入処理を行いますが、今回のケースでは浴室の構造も重要です。そのため、穿孔処理を行った際の感覚や感触から壁内の状態などを想像し、処理することが重要です。浴室だからといって同じ構造ではないため、マニュアルで処理するものではないのです。現場に応じて対応することが、シロアリ駆除にとって重要なのです。

羽アリはシロアリ生息のサインで、そのサインに対して適切な処理をすることが重要です。当社ではシロアリ調査結果を元に、最適なシロアリ対策を提案します。お問い合わせは、阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2019年4月21日 (日)

これを見逃してはいけません

被害の放置は危険です 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内のリフォーム中の物件にお伺いしました。解体中にシロアリ被害らしきものが確認されたとのことから、シロアリ調査でお伺いしました。

その被害部らしきものが右の写真で、シロアリ駆除に携わっている者からすればシロアリ被害であることは一目瞭然です。現時点でシロアリの姿は確認されていませんが、これまでに侵入及び生息していたことに間違いはありません。よくあるケースとして、シロアリ被害を見逃しリフォームした結果、数年後には被害の再発や羽アリの発生することがあります。何もシロアリ対策を立てないことは、非常に危険なのです。

一般的なシロアリ対策として、協会仕様書に準じた薬剤処理があります。しかしこれは、高濃度の薬剤による大量散布です。協会は安全であると言われていますが、これまでに禁止となったシロアリ薬剤は、使用していた時代に安全であると言われていました。これは安全性に係る新たな知見が見つかったり、安全性の評価が変更になったことが主たる理由です。

このことを考慮すると、薬剤大量散布のリスクは非常に危険です。薬剤を大量散布しなくてもシロアリ対策できるのであれば、それに越したことはない、だから当社では必要最小限の薬剤量でシロアリ対策を行います。シロアリの生態と薬剤の特性を理解して使用すれば、対応可能です。詳細は阪神ターマイトラボのホームページをご参照の上、お問い合わせいただきますようお願いいたします。

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2019年4月20日 (土)

ヤマトシロアリ群飛

群飛により確認された落翅 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、羽アリの発生した大阪府内の物件にシロアリ調査のためお伺いしました。4/18に浴室で羽アリが発生したとのことです。

早速羽アリの発生した浴室を点検調査を行うと、入口枠に被害が確認されましたが、非破壊シロアリ探知機による調査ではシロアリの活動は確認されませんでした。お施主さまからの聞き取り調査で、ここ数年に渡って毎年羽アリが発生しているとのことです。その発生パターンについて更に聞くと、結構分散して発生しているとのことです。

更に面白い傾向として、夕方に羽アリを見るパターンもあれば、昼の見かけるパターンもあるとのことでした。これは複数のコロニーが存在していることを示唆しています。シロアリ調査についても、複数のコロニーがあると仮定して点検調査を実施する必要があります。

但し、この物件の問題点は土間床(逆ベタ基礎)構造で、コンクリート土間の上に直接根太を敷き込んだ上で床板が貼っているため、床下がありません。床下側からの点検調査ができないため、設計図面を確認しながら非破壊シロアリ探知機を活用し、駆除方法を考える必要があります。あと考慮が必要なのは夕方に確認される羽アリで、これも意識して対処しないと再発するため注意が必要です。

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2019年4月19日 (金)

撤去方法

床下側からの撤去を検討 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、アフリカヒラタキクイムシ対策のため兵庫県内の物件にお伺いしました。

この物件では数年前からアフリカヒラタキクイムシが発生していることから、薬剤処理と物理的対策を組み合わせて対策を実施してきています。発生当初フローリングの全撤去を推奨しましたが、アフリカヒラタキクイムシの生態をご存知なかったハウスビルダーさんは、当面薬剤処理等による対策を実施して欲しいとのことから現在に至り、被害は一向に収まることはありません。その主たる原因はフローリングの材質にあり、薬剤処理や物理的対策との相性があまり良くないことが要因です。

ようやくハウスビルダーさんとお施主さまは、全面撤去しかないことにご理解いただき、今シーズン全面撤去することとなりました。フローリングの撤去で問題となるのは、造り付けの家具の下に入り込んだフローリングの問題です。これは家具を撤去するのか、或いは床下側から床板毎撤去するのかなど詳細に打ち合わせを行いました。それでも撤去不可の箇所については、薬剤処理を検討することとなりました。

アフリカヒラタキクイムシの被害でも、薬剤処理と物理的対策で対応できる場合もあります。事前に被害状況や材質などを点検調査した上で、対策を立案することが必須です。アフリカヒラタキクイムシはシロアリとは異なり、一度の処理で対応できるものではありません。長期に渡って対策を実施する必要がありますので、お問い合わせは阪神ターマイトラボのホームページからお願いします。

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2019年4月18日 (木)

再発の兆候はありません

点検口からの目視調査 昨日はシロアリ侵入防止対策のため、大阪府内の物件にお伺いしました。この物件は8年前にシロアリ調査及び駆除を施した物件です。

この物件は鉄骨3階建ての住宅で、シロアリ駆除にはかなり苦慮しました。羽アリは、2階壁面から3階壁面にかけて発生しました。2階にはベランダがあり、防水処理が甘いと判断、ここからの水の供給により営巣していたものと考え、点検口を作成し駆除処理を実施、様子を見ました。しかし、翌年全く違う箇所から羽アリが発生しました。小屋裏から点検調査を実施した結果、複数個所で雨漏れが確認されました。そこで雨漏れ修理を行うとともに、小屋裏からの駆除処理を行った結果、翌年以降羽アリが発生することはなくなりました。その後は、お施主さまのご要望からシロアリ侵入防止処理を施しています。

今回は昨年の台風による雨漏れがあったことや、地震の影響もあるとお施主さまは考えられ、点検調査と侵入防止処理のためお伺いした次第です。点検調査は各所に点検口から、目視等により行いました。水漏れに伴う木部の変色は確認されましたが、既に乾燥している状態でした。なお、雨漏れは直後に修理して貰っているとのことで、きちんと補修されていることが確認されお施主さまも安心されたようです。

侵入防止処理については、羽アリに対する不安からご要望により処理させていただきました。こちらは大量散布による予防処理ではなく、処理ポイントを絞り込んだ処理を行いました。

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2019年4月17日 (水)

落ちてきたシロアリ

被害部から落ちてきたシロアリ 昨日はシロアリ駆除処理のため、大阪府内の物件にお伺いしました。先月シロアリ調査を実施した物件で、建物はマンションの集会室の掃き出し窓枠にシロアリ被害が確認されていました。非破壊シロアリ探知機を用いて調査を行い、侵入経路と生息範囲の把握を行っています。

今回は、前回のシロアリ調査結果を元に薬剤注入処理を行いました。掃き出し窓上部枠については、液状薬剤による注入処理は液垂れの問題があるため使用は避けるべきと判断しました。代替処理方法として、泡状薬剤による注入処理を行いました。養生しながら注入処理を行うと、液垂れの問題は最小限に抑えることが可能です。

ちなみに写真は消泡後に養生を外したところ、被害部からシロアリが苦悶しながら落ちてくる様子が確認されました。その様子は、管理人さんと管理組合理事さんにも確認いただきました。被害だけで生息していないと思われていたようで、とても驚いておられました。

被害部が解放され一見生息していないように見えていても、その奥ではまだ活動している場合があるため注意が必要です。きちんと調査し、その結果に応じて適切な対策を行うことが重要なのです。

 

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2019年4月16日 (火)

粘着ローラーによるダニ調査

粘着ローラーによるダニ調査 昨日は継続的に対応している兵庫県内の宿泊・レクレーション施設へ先週に引き続きお伺いしました。この施設では、IPMによる害虫管理を行っています。

IPM管理では6ヶ月以内ごとに1回、定期に統一的に調査を実施し、当該調査の結果に基づき発生を防止するため必要な措置を講ずることとなっています。ただし、発生のし易い場所では2ヶ月に1回、その生息状況等を調査し、必要に応じて発生を防止するための措置を講ずることとなっています。なお施設での対象害虫はゴキブリですが、クライアントの要望からダニの調査を行っています。

本格的なダニの調査を行う場合、調査用集塵袋を電気掃除機に取り付けて採塵し、その塵中のダニを調べることが基本的な方法です。しかしこの方法では労力と時間を要するため、粘着式クリーナーで採取し、顕微鏡による調査を採用しています。

この調査で多く採取されるヒョウヒダニ類やコナダニ類は、体が小さくて透明であるため顕微鏡で見にくいのですが、刺咬性のダニ類の調査であるため実体顕微鏡クラスで対応可能です。なお調査結果ですが、いずれも刺咬性のダニ類の捕獲は確認されませんでした。IPM管理ですので捕獲が確認されれば薬剤処理等の対処が必要となりますが、捕獲されていませんので薬剤処理の必要はありません。

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2019年4月15日 (月)

侵入防止処理の必要性

シロアリ侵入防止処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ対策でお伺いしました。この物件はリフォーム中で、これまでに2度に渡ってシロアリ対策を実施しています。

この物件はリフォーム中にシロアリ被害が確認されたことから、シロアリ調査を実施しています。シロアリ調査結果を踏まえ、お施主さまとハウスビルダーさんの意向からリフォームに併せてシロアリ対策を実施することとなりました。

建物の自体が広いため、リフォームの進行状況に併せてシロアリ侵入防止処理を行っています。写真のように、後々厄介な構造もあるためシロアリ侵入防止処理を行っています。リフォーム時は、壁内など多くの箇所が可視化されます。既築住宅でのシロアリ調査の基本は床下側からの点検調査ですが、床下側からの点検調査には限界があり、リフォーム時の可視化状態とは大きな差があります。

リフォーム時にシロアリ被害の有無などを調べる点検調査は、ハウスビルダーさんが独自に行われる場合もありますが、経験と知識不足からシロアリ被害を見落とすケースがあります。できるだけ、シロアリ技術者に点検調査を依頼させることをお薦めします。但し、シロアリ防除業者の全てがシロアリ技術者でないのでご注意ください。

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2019年4月14日 (日)

侵入できる可能性のある箇所

侵入できる可能性のある箇所 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件に新築防腐防蟻対策でお伺いしました。この物件はパッシブソーラーシステム構造で、防腐防蟻処理としてホウ酸製剤の使用が決められています。

ホウ酸製剤は安全性が高く、パッシブソーラーシステム構造住宅でも使用することができます。但し、注意しなければならない点が幾つかあります。ホウ酸製剤を取り込んだシロアリは致死しますが、シロアリが必ずホウ酸を取り込むということでないことを理解しておく必要があります。

ホウ酸を取り込んだシロアリは致死しますが、致死していくシロアリから他のシロアリが学習します。ホウ酸の処理された場所を齧ってはいけないことを学習することから、やがてホウ酸処理部位以外の木材に被害を与えます。ホウ酸を取り込んだシロアリは致死するものの、シロアリのコロニー(巣系集団)の駆除はできないことを理解しておかなければなりません。家屋の加重を支える構造材にホウ酸処理をすることは、木材が齧られて強度を失わないという視点からは有効なのです。これらを正しく理解した上で、対応することが重要です。

ちなみに写真の部位は屋外犬走部分に出ている配管で、室内側に貫通しています。現時点では配管とコンクリートに隙間はありませんが、時間経過とともにクラックが発生することでシロアリの侵入経路となります。当該箇所は屋外ですので、合成系薬剤の使用が可能です。構造に合わせて薬剤処理を組み合わせることは、非常に有効な手段です。但し絶対的な原則として、点検調査できる構造にしておくことが重要であることをお忘れないようお願いします。

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2019年4月13日 (土)

ライトトラップ管理

ライトトラップ管理 昨日は一昨日に引き続き、愛知県内でのアフリカヒラタキクイムシ対策でした。今回の多くはハウスビルダーさんと共同で対策を実施しています。既に数年に渡って対策を実施しており、その中心となるのがライトトラップの管理です。

アフリカヒラタキクイムシは光の集まる性質(正の走光性)を有していますので、ライトトラップを設置してモニタリングを実施しています。ちなみに在来種のヒラタキクイムシは、光を嫌う性質(負の走光性)です。ライトトラップを設置することで、アフリカヒラタキクイムシが家屋内で発生しているかどうかがわかります。

ヒラタキクイムシの典型的な被害として、フローリングや壁などの合板に孔があき、木粉が堆積します。よく間違えるのが、これら現象が室内でしか起こらないと考えられていることです。家屋内では、壁内など見えない箇所でも発生することがあるのです。そのため、ライトトラップを設置して家屋内での発生状況を把握を行っています。

数件の物件で対応を行っていますが、未だにアフリカヒラタキクイムシの捕獲が確認されています。室内で被害等は数年前から確認されていないため、壁内のどこかで発生しているものと考えられました。幸いにも天敵であるシロオビカッコウムシの捕獲も確認されていますので、それらに期待しながら、アフリカヒラタキクイムシの捕獲数に応じて対策を実施しています。

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2019年4月12日 (金)

捕獲数の減少

捕獲数が減少に転じてきました 昨日から愛知県内の物件に、アフリカヒラタキクイムシ対策で来ています。写真はその内で最もアフリカヒラタキクイムシの発生数の多い物件で撮影した1枚です。

この物件では室内で虫孔や木粉(フラス)の堆積は確認されておりませんが、室内で飛翔するアフリカヒラタキクイムシは確認されるほど生育密度の高い状態にありました。なお、この物件でのアフリカヒラタキクイムシの発生ポイントは、土壁の中の小舞竹です。

相談いただいた年に生息状況把握のためライトトラップを設置したところ、半年間で捕虫紙に取り切れない程のアフリカヒラタキクイムが捕獲されました。一応、捕虫数を計測した結果、5,000匹を超える数でした。

これが数年継続した状態でしたが、今回は大きく捕獲数の減少が確認されました。ちなみにこの物件では薬剤処理が全くできない構造であることから、捕獲を続けた結果による傾向と考えられました。このまま順調に生息数減に期待したいところですが、これまでの経験から捕獲数が波状となる傾向があるため、まだまだ時間がかかると思います。

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2019年4月11日 (木)

シロアリに対する不安

特に注意が必要な玄関周辺 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にシロアリ点検調査でお伺いしました。この物件は、ハウスビルダーさんが過去にリフォームを実施して物件で、リフォーム時にシロアリ被害がなかったことから、その際にはシロアリ対策は実施していないとのことです。小員のシロアリに関するセミナーを聴講され、きちんと点検調査をしておくことが重要と考えられ、シロアリ点検調査をいただいた次第です。

床下側からの点検調査結果ですが、現時点でシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。これは基礎構造がベタ基礎であることが、大きな要素であると考えられました。但し、ベタ基礎だからシロアリが侵入しないとは限らず、ベタ基礎でもシロアリが侵入している事例は多く確認されています。

ちなみに写真の部位は玄関上框を、床下側から見た様子です。玄関は建築工程上コンクリートが一体化されていない箇所が多く存在するため、コンクリートの接合部から侵入可能です。ですのでシロアリ点検調査では、特に注意をして点検調査する部分となっています。また床下側から点検調査できない玄関枠や隣接する壁、付框など非破壊シロアリ探知機を用いて点検調査をおこないます。

ちなみに点検調査終了後にお薦めするシロアリ対策として、薬剤による予防処理ではなく、定期的な点検調査をお薦めさせていただきました。シロアリが侵入する兆候すらないのに、薬剤処理をするのは業者側が儲けたいから、無料点検費用を回収したいからです。当社ではこのような無駄や不公平感をなくすため、有料のシロアリ点検調査とさせていただいておりますので、詳細は阪神ターマイトラボのホームページをご参照ください。

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2019年4月10日 (水)

化粧モルタル

化粧モルタルから流出する薬剤 右の写真は、先日シロアリ駆除処理でお伺いした大阪府内の物件で撮影した1枚です。この物件では、写真の部位の室内側にある土台コーナー部分でシロアリ被害が確認されました。

シロアリ調査の段階では基礎面に蟻道の構築がなく、一見ではシロアリの侵入経路はわかりません。床下側は地面が露出した状態ですので、通常は布基礎面に蟻道を構築して土台へ到達するはずなのに、土台に被害がある状態です。

このケースでは2つのパターンが考えられ、1つ目は雨漏れ等により土台交差部へ常に水分が供給される状態にあるケースで、被害部が営巣部となります。2つ目は布基礎外側から侵入するケースです。屋外側に蟻道を構築して侵入するケースでは、シロアリ調査段階で簡単に判断できます。しかしそれ以外に、布基礎外側の化粧モルタルの内側から侵入するケースもあり、今回のケースがこれに該当します。

布基礎の表面に施工される化粧モルタルは協力に結合しているように見えますが、先日のブログにも記載した通り、一旦固まったコンクリート(布基礎)と後から上塗りした化粧モルタルは化学反応しませんので、一体化することはなくあくまで物理的にくっついているだけにしか過ぎません。時間経過とともに布基礎から化粧モルタルが浮いたり、地震などでズレが生じたりしてシロアリの侵入経路が確保されるのです。

今回、被害部の僅かな隙間から少量の薬剤を注入しています。その結果が右の写真で、化粧モルタルのひび割れ部分から薬剤が流出しています。シロアリ調査段階でシロアリの侵入経路を把握してこそ、シロアリ駆除が可能であり、決してマニュアルで駆除できるものではないのです。

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2019年4月 9日 (火)

トラップ調査

トラップ調査 昨日は兵庫県内にある宿泊・レクレーション施設に、IPM管理のためお伺いしました。

トラップ調査により対象となる害虫の生息数を調べ、その結果から最適な対策を施します。但し当該物件では、管理が行き届いていることと、地理的要因から最も問題となるゴキブリはここ数年確認されていません。当社で管理する以前は、何度か目撃事例があったそうです。その頃はIPM管理ではなく、薬剤処理が中心だったそうです。

薬剤処理では其処彼処に薬剤を撒き散らかしていたそうですので、施設管理をされている方から濡れなどのクレームが多かったとのことです。しかし、現在では部分的にしか薬剤処理を行いませんので、好評いただいています。

何故、前の害虫防除業者がIPM管理をしていなかったのかは不明ですが、IPM管理でも十分害虫を抑え込むことが可能なのです。薬剤処理が前提としてしまうと、撒くことばかりに意識が行くため、害虫に意識が行きません。これは本末転倒で、害虫の発生を抑制することが害虫管理なのです。

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2019年4月 8日 (月)

床下のコンクリートは過信してはいけません

土間コンクリートで確認された蟻道右の写真は、先日シロアリ調査でお伺いした物件で撮影しました。基礎面に蟻道の構築が確認されています。

この物件の床下構造は、土間コンクリートです。布基礎の内側にコンクリートを流し込んだ構造で、防湿を目的としています。しかし、土間コンクリートがシロアリ対策であると考える一般の方が非常に多いようです。それ以外にも、建築の専門家である建築士の先生、ハウスビルダーさんなども同様に、土間コンクリートがシロアリ対策になると考えておられる方が非常に多いようです。

布基礎はコンクリートでできていますが、そこの生コンクリートを流し込んでも一体化はできません。固まったコンクリートと生コンクリートは、化学反応しないことが理由です。生コンクリートは、乾燥することで固まると考えておられる方が多いようです。これは間違いで、コンクリートは水と化学反応して固まるのです。そのため、化学反応の終わったコンクリートと生コンクリートは化学反応しないのです。

布基礎と土間コンクリートが一体化したように見えるのは、あくまで物理的に接合しているだけにしか過ぎません。そのため、接合部では隙間ができ易くなります。僅かな隙間があれば、シロアリは簡単に侵入するのです。床下がコンクリートなので乾燥しているのではと考えられる方がおられるようですが、シロアリは乾燥に対して簡単に対処します。乾燥がシロアリ対策になるというのは、裸のシロアリを使った試験結果であり、シロアリの集合体での話しではありませんので、ご注意ください。いずれにしても、床下がコンクリートだからと過信せず、早期発見のための点検調査を怠らないようにしてください。

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2019年4月 7日 (日)

調査結果とリンクせず

捕獲数の少ないライトトラップ 昨日は、昨年クモ対策でお世話になった兵庫県内のマンションにお伺いしました。いつもお世話になっている住宅管理会社さんの案件です。

この物件では昨年ユウレイグモが大発生したことから、ご相談をいただきました。ちなみにこの部屋は5階で、侵入経路や被食者が何なのかを調査するため、目視調査以外にライトトラップを用いたモニタリングを行いました。その結果を元に薬剤処理を行いましたが、幼児さんがおられることから安全に配慮し、処理ポイントを限定して行っています。その後の聞き取り調査で、ほぼユウレイグモを見かけることはなくなったとのことでしたが、先月末ごろから数匹みかけるようになったとのこと。前回の薬剤処理から半年以上経過しており、既に残効性は消失しています。それら内容をオーナーさまや住宅管理会社さんに説明し、再施工の許可をいただき処理を行いました。

前回処理からモニタリングは継続しており、天井裏や室内側でライトトラップを設置しています。ちなみに天井裏の捕虫紙には数匹の飛翔昆虫の捕獲が確認されましたが、その数から被食者でないと判断しました。室内側での捕虫紙には数十匹の飛翔昆虫の捕獲が確認されましたが、昨年のユウレイグモの数とはリンクしていませんでした。

薬剤処理自体は、ユウレイグモの生態も考慮しながら処理を行いました。室内全体的に処理できればもっとシャープな効果が期待できたのでしょうが、幼児さんがおられると安全に配慮が必要ですので仕方ないところですね。

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2019年4月 6日 (土)

床下で確認された生息のサイン

床下で確認されたゴキブリの糞 昨日はいつもお世話になっている設計事務所さんからの依頼で、大阪府内にあるリフォーム予定の物件にお伺いしました。リフォームに合わせてシロアリ対策立案のため、シロアリ調査にお伺いしたした次第です。

当該物件の基礎構造は土間コンクリート構造で、床下側からの点検調査では現時点で1個所だけ蟻道が確認されました。但し、基礎の途中で構築を止めており、既に放棄状態にあると判断しました。その他の点検調査結果ですが、床組に写真のような状態が確認されました。写真にある黒い斑点ですが、これはゴキブリの糞です。

写真をお施主さまと建築士の先生に見せながら説明したところ、お施主さまからゴキブリをよく見かけ対処に困っているとのことです。床下で確認されたゴキブリの死骸から、クロゴキブリと判断しました。

クロゴキブリの多くは屋外に生息し、家屋内へ侵入します。生息するのに適した条件であれば居着きます。室内側での目撃事例も多いことから、相当数が定着している可能性があります。今回はお施主さまの要望もあり、シロアリ対策を実施することで、ゴキブリに対して副次的効果を期待する方法を実施することとなりました。

シロアリ防除処理の全てが、ゴキブリに対して効果がある訳ではありません。使用する薬剤や処理個所次第で効果が変わり、ゴキブリの生態を知っていなければ期待した効果は得られません。ちなみにシロアリ防除処理で、ゴキブリに効果があると謳うのは法令違反ですのでご注意ください。

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2019年4月 5日 (金)

被害跡周辺処理

被害跡周辺処理

昨日は、先日シロアリ調査を実施した大阪府内の物件にお伺いしました。いつもお世話になっている、ハウスビルダーさんからの依頼です。

この物件はリフォーム中で既存部分を撤去中にシロアリ被害が確認され、点検調査を実施した際には既にシロアリ被害部は撤去されており現認することはできませんでした。しかしその他の場所について点検調査した結果、複数の場所でシロアリ被害が確認されました。

今回は被害箇所への薬剤処理を行うとともに、シロアリ侵入防止処理を施しました。お施主さまとハウスビルダーさんの意向から、侵入防止処理を実施させていただきました。

シロアリ対策は適切なシロアリ調査結果を元に、お施主さまの要望をお聞きし最適な対策を立案します。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照ください。

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2019年4月 4日 (木)

シロアリ調査で確認された雨漏れ

シロアリ調査で確認された雨漏れ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内にあるリフォーム中の物件にお伺いしました。シロアリ被害らしきものが確認されたことから、シロアリ調査依頼をいただきお伺いした次第です。

床下側からの点検調査を行った結果、古い被害跡と共に薬剤処理跡は確認されたものの、現時点で侵入及び生息は確認されませんでした。但し、今回の点検調査で問題点が確認されました。それが右の写真で、土台コーナー部分に腐朽が確認されています。この原因は、雨漏れによるものです。

シロアリ調査は、シロアリの生息状況を調査するだけでなく、床下の環境も併せて調査します。シロアリについては、侵入経路や活動範囲などを調査し、最適なシロアリ対策を立案するのです。床下の環境調査については、配管からの水漏れや壁を伝わって流れ落ちる雨漏れなど床下の健康状態も点検調査するのが当社のスタイルです。お気軽に阪神ターマイトラボまでお問い合わせください。

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2019年4月 3日 (水)

捕獲数が0となりました

捕虫紙検定 昨日は継続的にアフリカヒラタキクイムシ対策を実施している、大阪府内の物件にお伺いしました。発生しているのはマンションですが、室内側での虫孔やフラス(木粉)の堆積は確認されていません。

この物件では、当初100匹以上のアフリカヒラタキクイムシが発生していたそうです。何か対策はないかとインターネットで探していたところ、このシロアリ調査隊のブログを発見、お問い合わせいただいたのがスタートです。

発生源は壁内と判断、発生源付近に点検口を新設、生息想定部位への薬剤処理と物理的対策を提案しました。お施主さまが是非自分で対応したいとのことから、薬剤処理と物理的対策についてレクチャーさせていただきました。

その後、継続的にライトトラップによるモニタリングを行っており、今回捕虫ランプや捕虫紙の交換を行うとともに、捕虫紙検定を行いました。昨年は3匹の捕獲が確認されましたが、今年は捕獲が確認されませんでした。お施主さまからは、安心のためもう1年モニタリングを継続することとなりました。

壁内で発生している事例で、終焉が近づいたのは大きな成果です。この事例を更に工夫改善して、より効率的な対策方法を模索したいと思います。

 

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2019年4月 2日 (火)

床下の高さ

低い床下は点検調査ができません 右の写真は先日シロアリ調査のためお伺いした、大阪府の物件で撮影した1枚です。床下は土間コンクリートで、土間コンクリートから土台までの高さが低くなっています。ちなみに写真中のライトは166㎜ですので、地面から土台までは20cmを切る高さです。これではこの先へ進むことはできません。

シロアリ調査の原則は、床下の各所へ侵入できることが大前提です。目視以外に打診や触診なども行いますので、侵入できなけばこれら点検調査はできません。建築基準法では、地面から床面までの高さは450㎜と定められています。床板の厚みや土台、大引などの床組を厚みを考慮すると、本来であれば250㎜より低くなることはありません。建築当初からコスト削減のため、床下の高さを低くしたとしか考えられないのです。

床下の高さが低くなるケースとして最近多いのが、リフォーム時に露出して地面に防湿シートを敷き込み、その上に土間コンクリートを打設する方法です。本来300㎜以上あった床下の高さが、土間コンクリートを打設することで250㎜以下となってしまうケースをよく見かけます。某テレビのリフォーム番組でもよく行われていますが、床下へ侵入しての点検調査について全く考慮されていない典型的な事例です。

シロアリ調査は床下側からの点検調査を行うことが主ですが、配管からの水漏れなどもチェックします。勿論、配管業者さんが修繕する際も床下側から作業を行いますが、床下の高さが確保されていないと作業できません。ハウスビルダーの方へのお願いですが、床下での点検調査作業のための動線を考慮して家づくりをしていただきますようお願いいたします。

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2019年4月 1日 (月)

2019年4月度ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボウェブサイトトップページ画像 今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回のトップページ画像は、一昨年現場から持ち帰った被害材で、昨年群飛したヤマトシロアリの有翅虫(羽アリ)です。

阪神間でのヤマトシロアリは、4月下旬から5月上旬にかけて羽アリが発生します。但し、現場の状況に応じて前後し、暖かい環境では4月中旬から発生します。また、再発物件でも通常よりも早めに羽アリが発生する傾向にあります。逆に温度条件の低い環境下では、5月中旬に発生します。

羽アリの発生する時間帯は、正午前後となっています。ヤマトシロアリは光を嫌うとされていますが、明らかに太陽に向かって羽アリは飛び立ちますので、正午前後に発生するものと考えています。しかし、夕方に羽アリを見かけるケースがありますが、これは羽アリが発生したポイントと羽アリを見かけた場所が離れているケースです。ですので発生状況は重要なので、できるだけ正確に記録しておくとよいでしょう。

羽アリが発生した場合、市販の殺虫スプレーを処理される方が多いようですが、見えている羽アリが駆除できただけでしか過ぎません。被害部深部や地中の巣内では活動が継続しており、被害を拡大させる要因となることがありますのでご注意ください。

羽アリが発生場合のシロアリ駆除については、高額な薬剤大量散布は必要ありません。シロアリ調査によって、侵入経路を特定し活動範囲が把握できれば、薬剤の特性を生かした処理が可能です。このケースでは大量の薬剤は必要なく、少量でシロアリ駆除は完結します。安全性の高い薬剤を使用すれば、使用量も少ないため安全性が確保されます。幾ら安全性の高い薬剤を使用しても、数十~百数十リットルも使用すれば、問題ない訳ではないのです。

当社のシロアリ対策は、シロアリ調査によってシロアリの動きを把握し、最適なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、シロアリ駆除及び対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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