« 飲食店舗で発生した羽アリ | トップページ | 発生初期 »

2019年5月22日 (水)

屋外に被害跡がありました

中庭屋外部分蟻道跡 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内のリフォーム物件にシロアリ調査でお伺いしました。現在床組などを解体中の物件で、シロアリ対策が必要かどうかを点検調査して欲しいとのことからお伺いしました。

室内はほぼ解体が終わっており、一部床組が残っている状態です。基礎面や床組を点検調査した結果、シロアリの侵入した形跡は確認されませんでした。床組には薬剤穿孔注入処理された跡があり、過去にシロアリ予防処理が行われてと判断されました。

建物外周部分を確認すると、中庭部分で右の蟻道跡が確認されました。当該箇所にはウッドデッキがあり、既に撤去された模様です。蟻道は比較的新しいものであり、当該地中にはシロアリのコロニーが存在すると考えられました。

室内側でシロアリが侵入していないのは、薬剤処理が行われてることが理由です。木部の臭いから合成ピレスロイド系殺虫剤を有効成分とした防腐防蟻剤が処理されているものと考えられました。合成ピレスロイド系殺虫剤は忌避性が特徴で低濃度でも忌避性を示すことから、侵入を阻止していたものと考えられました。殺虫剤が揮散分解してしまうと、シロアリが侵入するリスクは極めて高くなるのもの考えられることから、シロアリ対策を提案したいと思います。

一般的なシロアリ対策は、高濃度殺虫剤の大量散布です。当社としてはこの方法は、お住まいの方の薬剤曝露リスクからお薦めしていません。薬剤の特性、シロアリの生態や行動学を考慮すると、薬剤処理箇所は限定的で対応可能であり、この方法であれば薬剤使用量を大幅に低減することができるのです。お住いの方の安全性の確保の考え方は、安全な薬剤を使用するのも手段の一つですが、大量散布するとリスクは向上します。当社では、安全性の高い薬剤を必要最小限量使用することで、リスクを低減させる方法を採用しています。詳細は当該ブログ左側の注目リンク、阪神ターマイトラボのホームページをご参考ください。

|

« 飲食店舗で発生した羽アリ | トップページ | 発生初期 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 飲食店舗で発生した羽アリ | トップページ | 発生初期 »