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2019年5月 3日 (金)

パッシブソーラーシステム構造で発生した羽アリ

パッシブソーラーシステム構造で発生した羽アリ 昨日はお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、奈良県内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。先月の中旬に羽アリが発生した物件で、シロアリ調査のためお伺いした次第です。

この物件はパッシブソーラーシステム構造で、小屋裏で暖められた空気を床下に送り込み室内を暖める構造となっています。羽アリは、その床下側から室内側への床吹き出し口から発生したとのことです。このパッシブソーラーシステム構造は、転ばし床構造のため床下の高さは10数センチメートルしかありません。ベタ基礎構造なのでシロアリは侵入し難いと考えられていたようですが、実際にはこのように羽アリが侵入するケースがあります。

床吹き出し口から反射鏡を用いて点検調査を行いましたが、シロアリ生息の兆候は確認されませんでした。侵入の可能性がある場所について、ハウスビルダーさんに床下点検口を新設していただいて改めて点検調査を行う予定です。

パッシブソーラーシステム構造では、薬剤処理は厳禁です。床下に薬剤を処理すると、床吹き出し口から揮散した薬剤や補助成分、有機溶剤が室内に流入し曝露します。それが長期に渡って曝露状態となるため、安全性の高い薬剤であっても影響が全くないとは言い切れないのです。無知なシロアリ防除業者にかかると、床下への薬剤散布を提案してきますのでご注意ください。

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