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2019年6月16日 (日)

穿孔注入処理

薬剤穿孔注入処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で大阪府内の物件にシロアリ駆除処理のためお伺いしました。先日シロアリ調査を実施した古民家で、石場建て構造です。シロアリ調査で石場部分に蟻道の構築が確認されています。

シロアリ被害部に小径の穿孔を行い、薬剤をゆっくりと低圧で注入処理を行いました。その処理を行うと、被害部と蟻道内に薬剤が充満します。薬剤が巣内まで送り込むことが理想ですが、そこまでは困難です。少しでも侵入経路に薬剤を置くことで、薬剤をシロアリ運ばせることが可能です。但し、高濃度の薬剤では運ばせることができませんし、薬剤の種類によっても運ばせることができません。薬剤伝播性を謳う薬剤は多くありますが、処理方法や濃度を間違えると効果は発揮できないので注意が必要です。

薬剤処理を行うと、シロアリの姿は見えなくなります。これは巣まで駆除できたとは限らず、ただ単に追い払っただけにしか過ぎません。保証期間が過ぎた後、再侵入するケースがこれに該当します。巣まできちんと駆除できたのであれば、当面侵入することはないのです。

シロアリ駆除で重要なのは薬剤を撒くことではなく、シロアリ調査でシロアリの侵入経路と生息範囲を把握し、駆除のために必要な薬剤、適切な処理濃度と処理量で駆除することが重要です。無駄な量の薬剤を使用すれば、それだけ費用も高額になることをご承知ください。

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