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2019年6月13日 (木)

想定内と想定外

シロアリの侵入経路である蟻道 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査で再訪しました。羽アリ発生物件で前回シロアリ調査を実施したものの、基礎に人通口がなかったため床下点検口を新設いただいたことからシロアリ調査で再訪した次第です。

新設された床下点検口から点検調査を行った結果、基礎面にシロアリが構築した蟻道が確認され、放置された木材(根がらみ)に羽アリの出口である群飛孔が確認されました。また蟻道の一部を壊して調査した結果、活動中のヤマトシロアリが確認されました。ちなみに当該箇所の床上では羽アリが確認されていませんので、ここで発生した羽アリは、床下換気口から屋外へ飛び去ったものと考えられました。今回羽アリの発生が確認された箇所から離れた場所でシロアリが確認されたことかは、建物の経緯からは想定内の範囲でした。

想定外であったのは、この物件では基礎が完全に独立しており、人通口(床下通気口)がないことでした。ガス配管を通すために作られた穴に手を入れて写真撮影したところ、蟻道の存在を示す写真が撮影できました。更に床下点検口を新設しなければならないようです。

シロアリ対策の絶対条件は、床下が点検調査できることです。そのため、適切な床下の高さと動線が確保されていることが前提です。これらは本来建築基準法で決められていることですが、意外と守られていないケースもありますので注意が必要です。

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