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2019年6月 8日 (土)

コンクリートクラックから発生した羽アリ

羽アリはコンクリートクラックからも発生しています 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、以前リフォームを実施された大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。2年前に和室壁面に羽アリの発生が確認され、今年の5月上旬には勝手口屋外側コンクリートクラックから羽アリが発生するとともに、洗面所壁面でも羽アリが確認されたとのことです。

2年前羽アリの発生した和室は増築部で、床下構造はベタ基礎です。床下側からの点検調査では、シロアリの侵入や被害など確認されませんでした。この結果から、羽アリはシロアリではなくクロアリである可能性が高いと判断しました。お施主さまに聞き取り調査を行った結果、過去に和室でクロアリを見たことがあるとのことから、以前の羽アリはクロアリであると判断しました。

勝手口屋外側コンクリートクラックは、地中にあるコロニーから発生したものと判断されました。建物に極めて近く、シロアリの侵入し易い構造である勝手口が近いことから、当該箇所は適切な対策を実施することとなりました。

問題は洗面でリフォームによって土間コンクリートが打設された箇所と、古い床下が存在している状態です。既存の床下側も構造的にややこしく、基礎がそれぞれ独立しており、人通口がありません。そのため洗面の既存床下へ侵入して点検調査するためには、床下点検口の新設が必要となることから、ハウスビルダーさんにお願いしました。

シロアリ対策の絶対的な原則は、床下が点検調査できるという構造であることです。設計される方には、是非覚えておいていただきたい項目です。

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