« 玄関枠のシロアリ被害 | トップページ | やや緩む喫食 »

2019年7月16日 (火)

室内で発生したアメリカカンザイシロアリ羽アリ

堆積するアメリカカンザイシロアリの糞 昨日は、アメリカカンザイシロアリ対策で広島県内の物件にお伺いしました。定期的にお伺いし点検調査及び駆除処理を実施しているお施主さまからの依頼で、賃貸物件にお伺いしました。先日、室内でアメリカカンザイシロアリの羽アリが大量発生したとのことです。

アメリカカンザイシロアリ対策は、点検調査と薬剤処理を同時進行します。点検調査は基本的に目視と触診で、今回の物件は空き家状態ですので点検調査は容易です。目視では糞の堆積や木材侵入時に見られる木粉を確認し、触診では糞の排出孔を確認します。この物件の特徴は、糞の堆積が1階、2階の各所で確認されると同時に、糞の排出孔が多い割に堆積のない部分が確認されました。

アメリカカンザイシロアリが生息していると考えられる箇所に薬剤を注入処理して行きますが、薬剤の種類は特に問いません。薬剤の特性を生かす使い方に応じて処理方法を工夫すれば問題ないのです。

処理終了後にお施主さまへ確認したところ、この物件は過去に燻蒸処理を行ったことがあるとのことです。そのため糞排出孔が多い割に、糞の堆積が少ないのはこれが理由と考えられました。燻蒸処理ではアメリカカンザイシロアリの完全駆除は可能ですが、予防効果はありません。当該地区のように周辺で生息が確認されるところでは、ある程度の予防処理を考える必要があります。その方法をどう工夫するかがアメリカカンザイシロアリ対策のポイントです。

|

« 玄関枠のシロアリ被害 | トップページ | やや緩む喫食 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 玄関枠のシロアリ被害 | トップページ | やや緩む喫食 »