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2019年7月 9日 (火)

隙間まで徹底的に

土台の隙間に確認された蟻道 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件に床下点検調査でお伺いしました。お施主さまの話しのよると、浴室から羽アリが発生したとのことからお伺いした次第です。

早速現場で発生した羽アリを確認すると、トビイロケアリの羽アリでした。トビイロケアリは小型のクロアリで、この時期によくお問い合わせを頂く種類です。小型のアリなのでよくサクラアリと間違えられ、この時期にサクラアリが出ますとよく問い合わせをいただきますが、この時期の発生するのは、その殆どがトビイロケアリです。

トビイロケアリは腐った木材に営巣することから、浴室壁内や土台などの腐朽箇所に営巣しているものと考えられました。床下側からの点検調査ですが、隅々まで徹底的に点検調査を実施した結果、玄関土台と基礎の隙間にシロアリが構築した蟻道が確認されました。

このような事例はよくあることで、シロアリ被害がなければシロアリは生息していないということではないということです。ですのでシロアリ調査というのは非常に重要で、早期発見すれば被害が拡大する前に抑制することができるのです。シロアリ調査でシロアリ被害が確認されなかった場合、一般的なシロアリ防除業者は不安にあるような言葉を並べシロアリ予防処理を勧めてきます。しかしシロアリ被害がないのに、薬剤処理するのは本当に正解なのでしょうか。当社では、シロアリ被害がなく侵入するリスクが低い場合には薬剤処理ではなく定期的な点検調査をお薦めしています。シロアリ調査で侵入するリスクのある床下の場合、部分的な処理をお薦めします。全面に薬剤処理をしませんので、お住まいの方への薬剤曝露リスクを低減させるとともに、シロアリ対策にかかる費用を抑制します。私がその家の持ち主であれば、どのようなシロアリ対策を施すかという立場に立ってシロアリ対策を提案します。そのためにシロアリ調査は重要で、隙間まで徹底的に点検調査を行うのです。

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