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2019年7月25日 (木)

以外と気付かないもの

玄関上り框のシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっている建築事務所の先生からの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査のため同行しました。玄関枠や上り框にシロアリ被害が確認されているとのことから、点検調査のためお伺いした次第です。

お施主さまから聞き取り調査でお施主さま自身は気付かなかったとのことですが、娘さんが訪問した際にシロアリ被害に気付かれたとのことです。ちなみに娘さんのお宅もシロアリ調査を実施していますが、シロアリの生息、侵入及び被害が確認されていません。そのため薬剤処理を実施せず、早期発見を目的に点検調査管理を行っています。

当該物件について床下側からの点検調査を実施しましたが、幾つかの問題点があります。基礎が原則独立化しており、人通口がありません。床下高はあるものの、通気性が悪く点検調査ができた床下部分で蟻道の構築が複数確認されました。

建物全体でのシロアリ駆除処理は必須ですが、必要範囲内での侵入防止処理も必要です。そのため床下点検口を新設した上での対応となります。ちなみにこの物件は比較的年数の経過した物件ですが、有名な建築士の先生が設計されたとのこと。お偉い先生かもしれませんが床下の動線も考慮できないのは、自分の設計した物件でシロアリは侵入しないという驕りではないでしょうか。意匠も重要ですが、シロアリに強い構造を考えることも重要です。建築の専門家かもしれませんが、シロアリの専門家ではないのでシロアリ技術者の意見をちゃんと聞くべきではないかと思います。

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