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2019年8月 6日 (火)

観察

ブリングボックス内の観察結果 昨日はイエシロアリ対策のため、ブリングシステムで駆除処理を実施している大阪府内の物件にお伺いしました。ブリングボックスを設置してから、5週間が経過しています。

このコロニーは比較的若いものの、ブリングベイトは順調に喫食しています。今回ブリングボックスの中を観察すると、ボックス内に有翅虫(羽アリ)や羽アリが羽を落とした落翅虫が確認されました。ブリングボックスは羽アリの群飛(一斉に飛び出す現象)が確認された後、お施主さまからご連絡をいただき、点検調査後に設置しています。そのため、羽アリの発生が終わった後に設置していることから、ボックス内に羽アリが入るとは思ってもみませんでした。但し、巣が若いと仮定すると、羽アリがずるずると発生することは合点がいきます。

よく観察すると、体の部分がない落翅虫が確認されています。これは、致死した落翅虫が食べられる共食い現象です。共食いというと怖い印象を受けますが、昆虫が脱皮するためのキチン質を摂取するのには、脱皮殻や死骸を食べるのは必然と言えます。ベイト剤の有効成分に使用されている脱皮阻害剤は、こうしたシロアリの生態を利用しているので上手くできた製剤です。問題はその管理であり、特に水系に流出してしまうと甲殻類に影響を与えるため、厳重な管理が求められます。

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