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2019年9月23日 (月)

室内に侵入する大量のクロアリ

侵入種はトビイロケアリ 昨日はいつもお世話になっている住宅管理会社さんからの依頼で、大阪府内のマンションにお伺いしました。室内に大量のクロアリが侵入するとのことから、現状調査のためお伺いした次第です。

室内では広範囲にクロアリが徘徊する様子が、確認されました。徘徊する周辺には、住宅管理会社さんが設置された市販のクロアリ用毒餌剤がありましたが、クロアリはその横を通り抜けるだけで食餌する様子は確認されませんでした。

クロアリ対策を実施する場合、必須なのはその種類を同定することです。相手を知らずに対応するのは絶対に行ってはいけない方法で、生息範囲を広げ被害が拡大するため注意が必要です。ちなみに今回確認されたクロアリは、同定結果からトビイロケアリでした。

トビイロケアリの多くは外部から侵入ですが、壁内に営巣するケースもあります。トビイロケアリは自然界では樹木の腐った箇所に営巣するため、家屋内では壁内で結露や水漏れにより腐朽すると営巣することがあります。実際に雨漏れが確認されている壁内を撤去した際や、浴室解体時の壁内などトビイロケアリの営巣跡が確認される事例があります。

今回はサーモグラフで雨漏れ調査を行いましたが、確認されなかったことから外部侵入と判断されました。この結果から、具体的なトビイロケアリ対策を立案し、住宅管理会社さんへ提案したいと思います。クロアリはその種類によって市販の薬剤では駆除できない場合がありますので、ご注意ください。また、素人判断でクロアリの種類を特定するのには限界がありますので、正しくクロアリの同定できるところで確認してもらうことをお薦めします。

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