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2019年9月16日 (月)

ヒラタキクイムシ類同定

アフリカヒラタキクイムシ雌の腹部 右の写真は、ある薬剤メーカーさんからお問合せをいただき同定を行ったヒラタキクイムシ類の写真です。このヒラタキクイムシは、外来種のアフリカヒラタキクイムシです。

外来種であるアフリカヒラタキクイムシを同定する場合、まずは腹部の確認を行います。アフリカヒラタキクイムシ雌の腹節第4節の房状毛があるため同定が容易で、右の写真がその房状毛です。雌の場合はルーペなどでも確認は可能ですが、雄になるとそう簡単ではありません。雄には房状毛がないため、一般的には頭部側縁の形状で判断します。在来種であるヒラタキクイムシには頭部の前頭楯片と図後頭楯片の間に大きな凹部があるのに対し、外来種のアフリカヒラタキクイムシには凹部がなくフラットなのが特徴です。但し、これはヒラタキクイムシの凹部を見たことがある方でないと区別することは困難です。また、光学顕微鏡がないと区別することは困難で、ルーペなどではほぼ無理です。

ちなみにこの写真はテレビで紹介されていたiミクロンというiPhoneに取り付けて撮影できるスマホ顕微鏡です。思ったよりもキレイに撮影できるため、最近愛用しています。

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