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2019年10月13日 (日)

非破壊シロアリ探知機はシロアリを発見する機械ではない

シロアリの動きを理解して使うこと 昨日は台風19号の接近により、予定していた仕事は延期させていただきました。各地でもたらされた甚大に被害に際し、心よりお見舞いを申し上げます。昨年の台風21号の際には、幸い被害は少なかったものの、ライフラインが絶たれ非常に困った思いをしました。今もライフラインが復旧できていない地域の方には、早期に復旧できるようお祈り申し上げます。

仕事が延期となったことから、先日もシロアリ調査の際に活用しました非破壊シロアリ探知機について述べたいと思います。これまでに通常使用している非破壊シロアリ探知機ターマトラックも、前日デモ機をお借りしたタームレーダーも原理は同じで、電磁波を利用しています。

シロアリ防除業者向けのセミナーや建築関係者向けのセミナーでもお話しさせていただいたことがありますが、この機械を使えばシロアリが見つかると考えておられる方が多いのに驚きました。この機械は調査ポイントにシロアリが生息、活動しているかを調べる機械です。調査ポイントにシロアリが生息しているかどうかを考えられることが必須で、そのためにはシロアリの生態をよく知る必要があります。シロアリの動き方を知っておかないと、意味のないの非破壊調査を繰り返してしまうだけにしか過ぎません。

シロアリの動き方は建物構造の影響を大きく受けるため、教科書で勉強したことは役に立ちません。少量の薬剤で駆除することができれば、シロアリの動きを知ることができます。薬剤の大量散布では、シロアリの動きを知ることはできないのです。

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