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2019年10月 8日 (火)

いい加減なメーカーの人間

侵入種はルリアリ 右の写真は、以前ヒラタキクイムシ対策でお世話になったハウスビルダーさんからの依頼で、現地調査で同行した際に捕獲したクロアリです。ちなみにクロアリの種類は、室内侵入種としてよく知られるルリアリです。腹柄節と前伸腹節の形に特徴があるため、比較的同定し易いクロアリです。

現地調査にお伺いした際、室内に砂粒が溜まるとのことでしたが、訪問当日には全く溜まっていませんでした。砂粒が溜まるという箇所の屋外側で調査すると、ルリアリの徘徊が確認されました。土台水切りとねこ土台の間に入る様子が確認されたことから、壁内への侵入がかんがえられました。砂粒は壁内に営巣するため持ち込んだ砂粒が、振動などによって巾木の隙間から出てきたものと判断されました。

当初ハウスビルダーさんがお施主さまから相談を受けた際、ヒラタキクイムシ類のフラス(糞)と思われるとのことでした。お施主さまと知り合いの薬剤メーカーの方に堆積した砂粒の写真を送付したところ、ヒラタキクイムシのフラスではないかと回答されたとのことでした。

アリが営巣するために持ち込んだ砂粒とヒラタキクイムシ類のフラスを見間違えたことは、害虫駆除技術者からすればあり得ません。薬剤メーカーさんもいい加減で、これを間違える薬剤メーカーの人間がいるのかと驚いたほどでした。害虫駆除の現場で携わる者でも、日々知識吸収に努める技術者もいれば、薬剤を撒くだけしかできない施工の人間もいます。後者では現場調査を実施しても、侵入種は何か、原因や要因は何かなど出てくることはありませんのでご注意ください。

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