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2019年10月22日 (火)

壁の隙間から発生した羽アリ

床下で確認されたサクラアリとその羽アリ 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、京都府内の物件にお伺いしました。先週頃から室内で羽アリが発生しているとのことから、調査のためお伺いした次第です。

羽アリ死骸の保管をお願いしておりましたので、早速確認を行うとクロアリの羽アリの中で羽アリ発生時期が10~11月のサクラアリでした。発生箇所はリビングの壁の隙間とのことから、床下側から点検調査を実施しました。

その結果、基礎面に徘徊するサクラアリとサクラアリの有翅虫(羽アリ)が確認されました。床下の構造はコンクリートですが、基礎と土間が一体化したベタ基礎構造ではなく、布基礎の内側に土間コンクリートを打設した構造となっています。このような構造の場合、布基礎と土間コンクリートの接点部分では、クラック(ひび割れ)が発生しその隙間から家屋内へ侵入しています。

サクラアリは石の下などに営巣する種類のクロアリであることから、土間コンクリートの下の土壌に営巣したものと考えられました。お施主さまは、床下がコンクリートなので侵入しないと思っておられたようですが、このような現象はシロアリでも多く見られます。特にコンクリートの床下では天敵が生息していないことから、意外と被害が甚大となる事例報告がされています。コンクリートを過信することは危険で、常に侵入する可能性があることを理解しておき、早期発見、早期対応することが重要です。

それとサクラアリを駆除する場合、市販のクロアリ用毒餌剤が用いられます。毒餌剤で駆除できるケースもありますが、ちょっとした要因で毒餌剤を食餌しない場合もあります。その場合には専門業者にお願いすることとなりますが、必要以上に薬剤を使用するケースや法外な金額を要求する場合がありますので、ご注意ください。当社でもサクラアリ対策を承っておりますので、お問い合わせは阪神ターマイトラボのホームページからお願いいたします。

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