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2019年10月 1日 (火)

2019年10月度ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボウェブサイト1910トップページ画像 今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回のトップページ画像は、イエシロアリ調査の現場で撮影した1枚です。床束部分に、イエシロアリが構築した蟻道が確認されています。

この床束部分の下に見えるシート状のものは、防湿防蟻シートです。シロアリは、防湿防蟻シートを突き破り侵入しています。防湿防蟻シートについて防蟻試験を実施したことがありますが、侵入防止効果が確認されています。しかし実際の現場では侵入した事例があり、これらは施工上の問題が挙げられます。束石がコンクリートで造られているため、その上に防湿防蟻シートを敷き込み、その上に床束が立てられます。その際、振動等により束石と床束が擦れることで防湿防蟻シートが弱くなるとシロアリはそこから侵入します。

実験室レベルで試験する場合どこまで現場が加味されているは不明ですが、あくまで現場で完璧な施工されることが前提でしょう。しかし実際の現場では、完璧な施工がほぼ無理です。シートを施工する場合、基礎や配管周辺など完全な接着は困難です。シロアリ調査で防湿防蟻シートの現場で床下に潜りますが、シートと基礎が完璧に接着している現場は皆無です。それほど、研究開発と実際の現場では乖離が大きいのです。

よく防蟻材料について試験データが示されていますが、実際の現場を知ってる人間からするとこれほどいい加減なものはありません。試験系を少し変えると、幾らでも効果があるかのようなデータを出すことは容易です。そもそも試験系そのものが実際の現場を想定しているものは殆どないため、自分で試験し評価したことしか小員は信用していません。

自分で試験し評価することで薬剤の特性を掴むことができ、より効果的なシロアリ駆除方法が可能となります。その結果、薬剤使用量を削減でき、安全なシロアリ駆除を提供することができます。詳細は阪神ターマイトラボのホームページからお問い合わせください。

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