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2019年10月 2日 (水)

リスクの高い構造

リスクの高い構造 昨日は、住宅医セミナーで小員の講演を聴講いただいた建築士の先生からの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。リフォーム中の物件でシロアリ被害が確認されたこと、構造的に床下の高さが低いことからシロアリ調査と対策の依頼を受けお伺いした次第です。

現場で被害状況を点検調査した結果、広範囲に被害や蟻道の構築が確認されました。建築士の先生からの報告通り、床下は侵入できる高さがありません。建築士の先生からは、土間コンクリートを打設する予定とのことから、ほぼ転ばし床構造となります。布基礎に土間コンクリート構造は、一見シロアリに対して強いのではないかと思われがちですが実際には違います。土間コンクリートの下の土壌は含水率が向上するため、シロアリが侵入し易い条件となります。布基礎と土間コンクリートの接点部分は一体化されている訳ではないため、それら隙間からシロアリは侵入します。これらを考慮すると、シロアリ対策は必須と判断しました。

土間コンクリートを打設することを想定し、使用する薬剤を選択し処理量を最適化することが重要です。薬剤の大量散布を行なっても、結果的に費用が嵩むばかりで対比用効果としては大きく劣ります。シロアリの侵入を阻止するた、必要な量だけを処理することがシロアリ対策です。住まい手の立場に立ってシロアリ対策が考えることが重要であると私は考えます。

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