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2019年10月 7日 (月)

基礎型枠

型枠部分への薬剤注入処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、先々月シロアリ調査でお伺いした大阪府内の物件に再訪しました。シロアリ調査の結果、広範囲にシロアリ被害が確認されており、シロアリ駆除処理と合わせ、侵入防止処理を行うことと決まったことからお伺いした次第です。

この物件の問題点は複数あり、京都のような縦長のうなぎの寝床構造で建物両サイドにスペースがないため、通気性が悪く非常に床下の湿気が高い状態にあります。それよりも問題だったのが、床下に木材が多いという点です。床下に放置されている廃材も確認されていますが、型枠がそのまま放置されています。写真は布基礎部分で未撤去となった型枠で、シロアリ被害が確認されています。この型枠を侵入経路として、被害は土台まで広がっています。また束石にも型枠が残されており、全ての束石型枠にシロアリ被害が確認されました。

築年数の経過した物件で、近年の家屋ではこのように型枠を残すことはあり得ません。型枠を残すことはシロアリに餌を与えているもので、シロアリを家屋へ呼び込む原因の一つとなります。地面と木材を接する環境は、地中に生息するシロアリにとって好都合な餌場でしかありません。シロアリ対策は薬剤処理だけではなく、構造や環境の方が重要です。家づくりに携わる方は、是非覚えておいていただければ幸いです。

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