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2019年11月11日 (月)

大顎同定

Reti027 右の写真は、先日いつもお世話になっているハウスビルダーさんから送付いただいたシロアリの死骸から採取した大顎です。イエシロアリの生息も確認されている地域で、兵蟻が確認できなかったことから職蟻をウッドデッキから採取して送付いただいた次第です。

シロアリの職蟻から種類を同定する際、大顎の形状を確認することが重要です。イエシロアリは左大顎の第1縁歯は端歯より小さく斜め前方向へ突出するのに対し、ヤマトシロアリは第1縁歯と第2縁歯は同じ形で同方向に突出します。右の写真を見てわかるとおり、左大顎は第2縁歯の形状からヤマトシロアリと判断されます。

ちなみにこの物件はパッシブソーラーシステム構造の一つであるOMソーラーシステム構造で、シロアリ被害は隣接するウッドデッキで確認されているとのことでした。幸いにも被害の主はヤマトシロアリですので、シロアリ調査により侵入経路と被害範囲を把握の上、適切なシロアリ駆除処理で十分対応可能です。

シロアリ防除業者の中には、職蟻から種類を同定できない方がおられるそうです。このような業者はまともなシロアリ駆除処理はできず、薬剤を大量に撒くことしかできないようですので、ご注意ください。

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